サーバーワークス の技術ブログ

SSE-KMS 利用時の S3 バケットキー: 有効化による KMS コスト削減と設定方法

S3のバケットキーを活用し、KMSの利用料金を最大99%削減する方法を解説します。バケットキーの概要と設定方法を分かりやすく説明。
AWS

Amazon CodeCatalystがソフトウェア開発ライフサイクルをどうサポートするのか

はじめに Amazon CodeCatalystとは? そもそもソフトウェア開発ライフサイクルて? ソフトウェア開発ライフサイクルに対してCodeCatalystでどうサポートするのか? 企画・要件定義 設計 開発(プログラミング) テスト 運用・保守・改善 廃棄 迅速な環境構築 Spaceを作成 Projectを作成 作成したプロジェクトの機能を確認 Overview Issue Code CI/CD テストレポート 最後に はじめに こんに

クロスアカウントでDXGWとVGWを関連付ける

AWSで複数アカウント間のネットワークを接続するためのDXGWとVGWの関連付けガイド。設定手順や必要な情報を具体的に紹介します。

AWS Application Migration Service (AWS MGN) でテストインスタンスの起動をスキップしてカットオーバーインスタンスを起動する方法

こんにちは、やまぐちです。 概要 テストインスタンスの起動をスキップする方法について やってみた マネジメントコンソールからテストインスタンスの起動がスキップできるか試す AWS CLI からテストインスタンスの起動がスキップできるか試す まとめ 概要 AWS Application Migration Service(以下 MGN)でインスタンスを起動するにはざっくり以下の流れになります。 レプリケ

【Amazon Connect Salesforce CTI Adapter】着信時にIVR情報を表示する設定と動作

コンタクトセンターへ電話した際、「ご注文の場合は"1"を、返品の場合は"2"を、・・・」のように音声自動応答される、「IVR」と呼ばれる仕組みがあります。 ご用件をお客様に指示していただくことで、接続オペレーターがスムーズに対応できるように設計することができ、結果的にお客様をお待たせする時間を短縮できます。 Amazon ConnectとSalesforce CTI Adapterを組み合

GuardDutyの抑制ルールを作る

Security Hubになりたい山本拓海です。 GuardDutyの抑制ルールを作ります。 GuardDutyの抑制ルールを作る理由 抑制された検出結果はどうなるか 手順 手順0. サンプル脅威を検出する 手順1. 検出結果の画面でフィルターを作成する 手順2. フィルターを作成し「抑制ルールを作成」をクリックする 手順3. 抑制ルールの設定 番外 抑制ルールの削除 おわりに GuardDutyの抑制ルールを作

Amazon Bedrock でClaude 3.7 Sonnet が利用可能になりました

サーバーワークスの村上です。 2025年2月24日(日本時間25日)にAnthropic の Claude 3.7 Sonnet が発表され、Amazon Bedrockでも利用可能になりました。 aws.amazon.com 利用可能なリージョンと料金 特徴①:Reasoning モデルである Reasoning モデルとは プレイグラウンドで簡単にお試し 特徴②:最大の出力量が15倍になった 特徴③:Claude Code(リサーチプレビュー) まとめ 利用可能なリージ

Amazon Cognitoで構築するスケーラブルなWeb アプリケーション② - ALBにAmazon Cognitoによる認証機能を追加する

今回は、MPA(Multi Page Application)のWebアプリケーションを題材にしてAmazon Cognitoの導入していきます。AWSのロードバランサー(ALB)は、Amazon Cognitoと連携しパスごとに認証の設定をすることができます。本記事では、この設定の手順を説明しています。
AWS

【Amazon S3】メタデータを管理したい!オブジェクトタグとオブジェクトメタデータの違いは?

ES課研修中の佐藤(こ)です。 突然ですが、つい最近AWS re:Invent 2024でも発表されていたAmazon S3 MetadataがついにGAとなりました! Amazon S3 Metadata is now generally available - AWS blog.serverworks.co.jp 東京リージョンではまだ利用できませんが、この機能によりオブジェクト単位のメタデータの加工や可視化が一層便利になるのは間違いありません。 この機能を使って「オブジェクトをメ
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PostgreSQL 間のレプリケーションを DMS で行う際にハマったこと

こんにちは😸 カスタマーサクセス部の山本です。 前提として、PostgreSQL 間のレプリケーションは、 PostgreSQL が用意しているツールを使うのが推奨のようです。 DMS の AWS ドキュメントには以下の記載があります。 PostgreSQL 以外のデータベースエンジンから PostgreSQL データベースに移行する場合、 AWS DMS はほとんどの場合、最適な移行ツールです。ただし、PostgreSQL データベ

Amazon Bedrock × PR-Agent でコードレビューを自動化!

はじめに 前提条件 設定方法 1. ポリシーの作成 2. ロールの作成 3.IDプロパイダの追加 4.GitHubシークレット作成 5.リポジトリに設定ファイルの追加 6.動作確認 おわり はじめに ソフトウェア開発において、コードレビューは品質向上のために欠かせません。 しかし、馴染みのないコードをレビューする際には時間がかかり、見落としのリスクもあります。 本記事では、Amazon

スケジュールされたアクションで Amazon ECS サービスを夜間停止させてみた

こんにちは、すえひろです。 検証環境等で ECS サービスを使っている時、「夜間のみ停止したいなぁ…」と思ったことはありませんか? その場合、おそらく手動で Desired tasks を 0 にしたり、EventBridge と Lambda を作成してスケジュールしたりすることが多いと思います。 本ブログでは ECS の「スケジュールされたアクション」という仕組みを使い、自動的に夜間はタスク数
AWS

【Cloud Automator】「EC2: AMIをリージョン間でコピー」アクションに世代管理機能を追加しました

既存アクションの 「EC2: AMIをリージョン間でコピー」に世代管理機能 を導入しました。 この機能により、コピー先のリージョンで保持するAMIの世代数を指定し、不要なAMIの登録解除ができるようになりました。 これまでの課題 課題の解決 導入によるメリット 既存アクションへの影響 利用方法 世代管理を行うための前提条件 既存のアクションで世代管理を設定する場

Cognitoでユーザーごとに異なるアクセス権限を付与する

はじめに 前提条件 システム構成 やってみる S3 DynamoDB ユーザーIDの取得方法(Boto3) おわりに はじめに こんにちは、アプリケーションサービス部 ディベロップメントサービス1課の北出です。 Cognitoでユーザーにアクセス権限を付与するにあたって、あるユーザーが他のユーザーの情報を見れないようにしないといけないといった要件があると思います。 今回は、Cognito

【小ネタ】暗号化された Aurora クラスターのスナップショットの話

こんにちは。テクニカルサポート課の森本です。 お客様からのお問い合わせをいただく中で、Aurora の暗号化されたスナップショットについて調査する機会がありましたのでまとめておきます。 前提 KMS キーへのアクセス権限を意識する場面 Aurora クラスターのスナップショットを取得する際 スナップショットから Aurora クラスターを復元する際 まとめ 前提 Aurora クラスタ