サーバーワークス の技術ブログ

【小ネタ】Amazon Q Developer CLIの/editorでVS Codeを使う方法

こんにちは。 アプリケーションサービス部、DevOps担当の兼安です。 今回は小ネタです。 Amazon Q Developer CLIで/editorコマンドを実行すると、CLI上でエディタが起動し、エディタ上でプロンプトを編集することができます。 この時、起動するエディタをVS Codeにすると、より快適にプロンプトを編集することができるので、その方法をご紹介します。 なお、本記事の内容はOSがL

Amazon Q Developer CLI+Dockerで、MCP Serverを利用してみよう

こんにちは。 アプリケーションサービス部、DevOps担当の兼安です。 今回はAmazon Q Developer CLI+Dockerで、MCP Serverを利用する方法をご紹介します。 本記事のターゲット MCP Serverとは AWS MCP ServersとAmazon Q Developer CLIの設定 MCP ServerのDockerイメージのビルド Dockerイメージのビルド ビルドしたDockerイメージの確認 Amazon Q Developer CLIでMCP Serverを起動 本記事のターゲット 本記事はAmazon Q

【AWS re:Inforce 2025】GuardDuty と Step Functions で作るマルウェア自動隔離 (COM222)

マネージドサービス部 佐竹です。 AWS re:Inforce 2025 に現地参加してきましたので、そのログを順番に記述しています。本ブログは COM222 Serverless threat response for Amazon S3 malware detection の解説です。
AWS

【AWS re:Inforce 2025】セキュリティ人材育成のための AWS Security Champion コース (SEC222)

マネージドサービス部 佐竹です。 AWS re:Inforce 2025 に現地参加してきましたので、そのログを順番に記述しています。本ブログは SEC222 Upskill your team with the AWS Security Champion Learning Plan の解説です。

【AWS re:Inforce 2025】Wiz に学ぶ Cognito を活用した大規模な顧客 ID 基盤移行戦略 (IAM221)

マネージドサービス部 佐竹です。 AWS re:Inforce 2025 に現地参加してきましたので、そのログを順番に記述しています。本ブログは IAM221 Secure and scalable customer IAM with Cognito: Wiz's success story の解説です。

Security Hub の新機能のプレビューを触ってみた

はじめに Security Hubになりたい山本です。 先日、強化されたSecurity Hubのプレビューが開始されました。本ブログでは、新機能について案内されているAWS blogの内容や追加された新機能の紹介と実際に触った感想をレポートします。 元記事: aws.amazon.com 前提 強化されたSecurity Hubが2025年6月17日からプレビュー期間となっております。 aws.amazon.com それに伴い既存のSecurity HubはSe
AWS

Amazon Q Developer CLI: Proプランへの切り替えと確認方法

こんにちは!サーバーワークスで生成AIの活用推進を担当している針生と申します。 Amazon Q Developerのコマンドラインインターフェース(CLI)を使って、FreeプランからProプランへ切り替える手順と、その確認方法について解説します。 ログインとログアウト Step1: 現在のアカウントからログアウト Step2: Proプランが有効なアカウントで再ログイン Proプランが有効化されてい

AWS Configを利用してAWSリソースの設定情報を(ほぼ)網羅的に取得する

こんにちは、久保です。 AWSを利用している場合、CloudFormationやTerraform, AWS CDKといったIaCツールを利用して構成管理されているケースも多いと思いますが、場合によってはAWSの実設定を参照し、設計などの想定した状態と乖離していないか?を確認したいこともあるかと思います。 この記事では、AWS Configを利用してAWSリソースの設定情報を網羅的に取得するシェルスクリプ

【AWS re:Inforce 2025】Meta 社が AWS Network Firewall を採用した理由 (NIS321)

マネージドサービス部 佐竹です。 AWS re:Inforce 2025 に現地参加してきましたので、そのログを順番に記述しています。本ブログは NIS321 How Meta enabled secure egress patterns using AWS Network Firewall の解説です。
AWS

【ESP32入門】AWS IoT Core へ MQTT 接続しメッセージ送信してみた

はじめに 前回、以下の記事で開発環境を作成しました。 【ESP32入門】開発環境をセットアップしてLチカしてみた 今回は、AWS IoT Core を使って、ESP32 から送信されたメッセージを受信するところをやってみようと思います。 前提 Apple シリコン搭載の Mac で動作確認しています。 Python 3系が動作する前提で進めます。 開発環境のセットアップに関しては、前回の記事を参照

【ESP32入門】開発環境をセットアップしてLチカしてみた

はじめに 前提 必要なもの 開発環境のセットアップ Lチカしてみる ポート番号を調べる サンプルプロジェクトの実行 プログラムの削除 Lチカプログラムの中身確認 Main 関数(app_main) 環境変数の読み込み 詰まった点 バージョンによる差異 モジュールが存在しない idf.py コマンドが見つからない (command not found) まとめ はじめに IoT の案件をいくつか担当させていただいたこと
IoT

CodeBuild のリモート Docker サーバの挙動と料金を見てみる

こんにちは、末廣です。 「CodeBuild サンドボックスを使用したビルドのデバッグ」を試しながら「リモート Docker サーバ」の挙動を確認し、どういった開発をしている場合に使えそうか、料金面に着目して妄想してみました。 それではどうぞ。 関連アップデート Docker サーバの設定 ビルドプロジェクトの作成 ビルドプロジェクトの変更(6/13時点の検証結果 デバッグビル

Amazon Q Developer CLIのインストール方法と基本的な使い方

こんにちは!サーバーワークスで生成AIの活用推進を担当している針生と申します。 この記事では、Amazon Q Developer CLIのインストール方法と基本的な使い方を解説します。 Amazon Q Developer CLIとは? Amazon Q Developer CLIは、ターミナル上でAmazon Qの機能を利用するためのコマンドラインインターフェースです。具体的には、以下のようなことが可能になります。 自然言語での対話
AWS

SES のメール送信テンプレートを使用してみる

こんにちは😸 カスタマーサクセス部の山本です。 SES のメール送信テンプレート 送信テンプレートを試してみる 準備 まずは以前からある「ストアドテンプレート」を試す 日本語 作業実施時の注意点 「置換タグ」に指定する内容を誤った際の通知(レンダリング失敗イベントの通知) 確認 2024 年 11 月 4 日に出た「インラインテンプレート」機能を試してみる AWS SESのメ
AWS, CS

AWS STS のセッションタグを使用したDynamoDBとS3の動的なアクセス制御

こんにちは。 アプリケーションサービス本部 DevOps担当の兼安です。 久しぶりにプログラムの話題を取り上げます。 今回は、AWSのセッションタグを使用して、DynamoDBとS3に対する動的なアクセス制御を実装する方法について紹介します。 概要 AWS セッションタグは、一時的な認証情報にタグを付与する機能です。 これを利用することで動的かつ行レベルのようなきめ細か