サーバーワークス の技術ブログ

Terraform Cloudを使ったNew Relic設定のCI/CD

Terraform Cloudを使ってNew RelicのCI/CD環境を構築する方法を解説。GitHub Actionsとの比較や具体的な設定手順を詳しく紹介。

Terraform Cloudで実現する効率的なインフラ管理

Terraform Cloudは、HashiCorp社が提供するマネージドサービスで、Infrastructure as Code (IaC)の代表的なツールであるTerraformを使用したインフラストラクチャ管理をクラウド上で行うためのプラットフォームです。SaaS型のサービスとして提供されており、チームでのTerraform利用を効率化し、CI/CDパイプラインの構築だけでなくセキュアなインフラ管理を実現します。

RDS Data API が Amazon Aurora MySQL でも使えるようになりました

はじめに 3度の飯よりサメ映画が好きなウメキです。 2024年9月30日のアップデートにて、Amazon Aurora MySQL で RDS Data API が Serverless v2、Provisioned でも利用可能になったことが発表されました。 aws.amazon.com 従来は Serverless v1 のみでしたが利用できる範囲がServerless v2、Provisioned に拡充されました。 嬉しいアップデートです! 今回は RDS Data API が利用可能な Amazon Aurora MySQL を作成

【第2回/初心者向け】初めての負荷テスト! Distributed Load Testing on AWS を使ってみた

この記事は、負荷テスト初学者向けに「 Distributed Load Testing on AWS 」を利用して、実際に負荷テストを実施するまでの試験計画までの流れを解説しています。 次回の記事にて、「 Distributed Load Testing on AWS 」を利用して、実際に負荷テストを実施してみた流れについて解説します。 前編のブログにて、『負荷テストとは?』『AWS上での負荷テストの方法』について解説してい

VPCでIPv6プライベートアドレスを利用してみました

AWSのプライベートIPv6アドレッシングが登場。VPCやEC2での適用例を通して、その利便性を探る。
AWS

【New Relic】ミュート終了時にアラート状態の incidents が再通知されるようになった

こんにちはマネージドサービス部 大城です。 短い記事ですが New Relicでうれしい機能がリリースされていたので紹介します。 きっかけ これまで何が課題だったか これまでどうしていたか 過去に設定していたMuting rulesはどうなるのか これから設定するMuting rulesはどうなるのか まとめ きっかけ 運用メンバーから「New Relic の Muting rules の設定画面で新しい項目が追加されて

「エンジニアとして学び続ける」ということについて自分なりに考えてみた

皆さん、こんにちは!今日は、エンジニアとして技術を学習する上で、多くの方が抱えているであろう不安や疑問について、少し考えてみたいと思います。 エンジニアの心に潜む「よくある?」疑問 色々考えて出た3つの答え 1. 他社で通用するかどうかは、他社の人が決めるものだから気にしてもしゃーない 「他社でも通用する技術力」とは曖昧で、移ろいゆく概念 2.

Amazon ECS がタスクを再起動せずにコンテナを再起動する機能を提供( 2024/8/15 のアップデート)

2024年8月15日 の ECS のアップデート これまでのやり方 新しいやり方 公式ドキュメントのリンク 関連のある公式ドキュメントのリンク 検証内容 Container Insights の設定 再起動ポリシーの設定 ECS サービス単体で必須コンテナが「はい」の場合 2024/10/19 背景が分かりましたので追記します。 ここからまた、続きをお読みください。 注意事項 ECS サービス単体で必須コンテナが

AWS資格試験のすゝめ

半年間でAWSの様々な資格を取得した筆者が、効率的な学習法と中心概念を活用した勉強術を共有します。
AWS

【第1回/初心者向け】初めての負荷テスト! Distributed Load Testing on AWS を使ってみた

この記事は、負荷テスト初学者向けの記事の第 1 回として『負荷テストとは?』『AWS上での負荷テストの方法』を解説しています。 次回の記事以降にて、「 Distributed Load Testing on AWS 」を利用して実際に負荷テストを実施するまでの試験計画〜実施までの流れを解説します。 こんにちは!エンタープライズクラウド部クラウドコンサルティング課の日高です。 もし私のこ

【初心者向け】AWS Health イベントをBacklog 課題として自動起票する

本記事は、「AWS Health イベントをBacklog 課題として自動起票する」方法について知りたい方向けの記事です。 こんにちは!エンタープライズクラウド部クラウドコンサルティング課の日高です。 もし私のことを少しでも知りたいと思っていただけるなら、私の後輩が書いてくれた以下のブログを覗いてみてください。 sabawaku.serverworks.co.jp はじめに 自動起票の仕組みの構築

【やってみた】Route 53 Resolverを使ったマルチアカウントにおけるプライベートドメインの名前解決基盤実装

こんにちは。ES課で研修中の田原です。 マルチAWSアカウントで繋がったAWS基盤において、どの様にプライベートドメインの名前解決を実装するのが適切かを調べていた際に、以下のAWSブログ「Route 53 Resolverでマルチアカウント環境の DNS 管理を簡素化する」を発見しました。 aws.amazon.com 非常に興味深い設計内容でしたので、「Route 53 Resolverを使ったマルチアカウントにおけ

【MFA問題】自動処理ワークロード用権限にはIAMロールを使いましょう

垣見です。 IAMのベストプラクティスとしてよく聞く「MFA有効化」は自動処理ワークロード用のIAMユーザーには適用するべきなのか気になって調査した結果、「そもそもIAMユーザーではなくIAMロールを使うべし」という結論になりました。 はじめに 用語 結論 MFA有効化はIAMユーザーのベストプラクティスである IAMロールを使いましょう IAMユーザーよりもIAMロールが推奨さ
AWS

ElastiCache リザーブドノードがサイズの柔軟性と Valkey にそれぞれ対応しました

マネージドサービス部 佐竹です。ElastiCache リザーブドノードが「サイズの柔軟性」の提供を開始しました。これは EC2 / RDS の各 RI で2017年から既に提供されている「柔軟性(Size Flexibility)」が Amazon ElastiCache においてもついに提供が開始されたというアップデートです。さらに追って Valkey にも対応しましたので、これについても解説します。

初めてでも安心!AWS Security Hubの導入から運用までの一連の流れを解説

こんにちは、カスタマーサクセス部の山﨑です。 クラウド環境がビジネスの中心となる中、セキュリティ対策の重要性はますます高まっています。そこで頼りになるのが、AWSが提供するセキュリティ管理サービスである「AWS Security Hub」です。 Security Hub自体はよく耳にするセキュリティ管理サービスではありますが「導入が難しそう」「運用方法がわからない」と感じて