サーバーワークス の技術ブログ

重大度スコア”中”以下のSecurity Hubコントロールを無効化するスクリプトをLambdaで実装する

2022年新卒入社で現在CS課のOJTを受けていた末廣です。 Security Hubのセキュリティチェックで重大度スコア”中”以下のコントロールを無効化するスクリプトをLambdaで実装する検証を行いましたのでブログにまとめます。 Security Hub について 概要 作成物の内容 作成したpythonスクリプト ステップ 1 (15~18行) ステップ 2 (19~33行) ステップ 3 (34~42行) ステップ 4 (43~50行) CloudFormationの

re:Invent 2022 で発表された AWS Glue for Rayを使ってみた!

本記事は2022/12/14時点の情報です。 サーバーワークス DS1課の吉岡です。 re:Invent 2022においてAWS Glue for Rayが発表されました。 この記事ではAWS Glue for Rayの使い方についてまとめたいと思います。 aws.amazon.com はじめに プレビュー版環境 Rayとは 並列分散処理とは SparkとRay Sparkの特徴 Rayの特徴 実際にやってみた コード内容 サンプルコード概要 コードの中身 Rayを用いてのジョ

Windows クライアント端末で AWS CLI を使えるようにする

コーヒーが好きな木谷映見です。 改めまして、Windows クライアント端末で AWS CLI を使えるように準備します。 AWS CLI のインストール AWS CLI 用の IAM ユーザーを作成 Windows クライアント端末に IAM ユーザーのクレデンシャル設定 Windows クライアント端末で AWS CLI コマンドを実行する 参考:Windows クライアント端末から AWS CLI をアンインストールする AWS CLI のインストール 以下

Reachability Analyzer が AWS Organizations に対応しアカウントを跨いだ分析が可能となりました

カスタマーサクセス部 佐竹です。2022年11月28日、ついに Amazon VPC Reachability Analyzer が AWS Organization に対応し AWS アカウントを跨いだ到達可能性分析に対応しました。実際にハマってしまったポイントを含めて本アップデートについて解説します。
AWS, CS

re:Invent での Lab と Workshop の違い(個人的な所感)と、Lab で出会った Instance Scheduler(scheduler-cli)について

AWS CLI が好きなテクニカルサポート課の市野です。 今年の re:Invent にラスベガスでの現地参加ができることとなり、現地でさまざまなセッションに参加してきました。 基調講演のほか、Session Type が Lab とされているものと、Workshop となっているものの双方に参加しましたので、それぞれの(個人的に感じた)違いと、参加した Lab で実施した手順の中で出会った Instance Sched
AWS

AWS Application Composerで開発を加速させる

本記事は2022/12/13時点の情報です。 こんにちは。アプリケーションサービス部の渡辺です。AWS re:Invent 2022にてAWS Application Composer (プレビュー版)が発表されました。サービスの概要と使い方についてご紹介します。 AWS Application Composerの概要 AWS Application ComposerとAWS SAM Accelerateで開発を加速させる AWS Application Composerとローカル端末を同期させたプロジェクトを作成する ローカ
AWS

【CDK】AWS CDKでALB-EC2-RDSの構成を作ってみた

こんにちは、篠﨑です。 CDKを勉強する一環として、基本的なWeb構成をAWS CDKで作成してみました。 ​ せっかくならブログにしてみようということで、書いてみます! ​​ 開発環境 ​ 今回はCloud9を利用します。 CDKとPythonのバージョンは以下の通りです。 ​ CDK: 2.54.0 (build 9f41881) Python: Python 3.8.15 ​ 構築物 ​ VPC関連リソース/EC2/RDSの作成をします。 また、EC2へのログイン
AWS

AWS Cost Anomaly Detection のアラート通知に詳細情報が追加されました

カスタマーサクセス部 佐竹です。2022年12月8日より AWS Cost Anomaly Detection のアラート通知に詳細情報が追加されるようになりました。このアップデートは全アカウントに自動的に反映されており、設定変更なども無しにそのままご利用いただけます。
CS

Amazon EventBridge Pipesを使ってEventBridge内でフィルタリングしてみる

本記事は2022/12/12時点の情報です。 こんにちは!AS部DS2課の松田です。 今回はre:Invent 2022にて発表されたアップデートについて紹介していきます。 はじめに EventBridge Pipesについて 概要図 流れ Lambdaの準備 SQSの作成 EventBridge Pipesの作成 動作確認 おわりに はじめに 今回はre:Invent 2022で発表されたEventBridgeのアップデートについて検証してみたのでブログに記載いたします。
AWS

Savings Plans の推奨事項を更新するボタンがコンソールに実装されました

カスタマーサクセス部 佐竹です。本日は久しぶりに Savings Plans に関するアップデートがありましたのでお知らせとなります。Savings Plans の推奨情報を更新するためのボタンが AWS マネジメントコンソールに実装されました。
CS

NGINX ユーザ会 エンジニアリング勉強会#1 に参加してみた

セールスエンジニアの加藤です。 カタールで開催されているサッカーのワールドカップでは、ABEMA TVでの配信が話題ですね。インターネットのコンテンツは日々リッチ化していくので、インフラの強化が重要視されます。 さて先日、コンテンツの静的配信が期待出来るソフトウェア「NGINX」の勉強会に参加したので、その様子をレポートします。 nginx-eng.connpass.com 勉強会

AWSリソースのタグ設計について考えてみる - 命名規則編-

CI2部 技術2課の山﨑です。 先日書いた2つのブログではそれぞれタグ設計に関する基礎知識、アカウント設計パターン別のタグ設計について整理して考えてみましたが、今回は少し志向を変えてAWSリソースの命名規則について考えてみました。 blog.serverworks.co.jp blog.serverworks.co.jp AWSリソースが持つ命名における3つの特性 AWSリソースの命名規則および命名例 まとめ AWSリソー

AWS CLI のオプションで JSON 形式のポリシーを渡したいとき

コーヒーが好きな木谷映見です。 S3 ゲートウェイ型 VPC エンドポイントを AWS CLI で作成しようとした際、エンドポイントポリシーの指定の仕方で少し迷ったので、手順をまとめます。 AWS CLI で JSON 形式のエンドポイントポリシーを設定したい 構成例 ポリシードキュメントの .json ファイルを作成し読み込むパターン ポリシードキュメントを変数に格納するパターン ポリシ
AWS

【初心者向け】IT初心者がAmazon WorkSpacesのログイン時の通信の流れについてまとめてみた

こんにちは! 現在、テクニカルサポート課でOJT研修中の日高です。 今行っている課題の1つに「Amazon WorkSpacesを構築する」というものがあったのですが、 そもそもログイン時の通信の流れから分からず構築どころではありませんでした(笑) ですので、私のようにIT初心者で「Amazon WorkSpaces」について理解しようとしている方に向けて簡単に「Amazon WorkSpaces(今後表記はWorkSp

【Amazon Connect x WorkSpaces】Connect オーディオ最適化設定

Amazon WorkSpacesにAmazon Connectのオーディオ最適化設定を行い、動作を確認します。 関連ドキュメント 管理者ガイド ユーザーの Amazon Connect オーディオ最適化を有効にする - Amazon WorkSpaces ユーザーガイド Amazon Connect オーディオ最適化のサポート - Amazon WorkSpaces また、Amazon Connect、Amazon WorkSpaces、CTI Adapter for Salesforceのメディアレス設定についてポストしています。 blog.serverworks.co