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はじめに こんにちは、新芏事業郚フロント゚ンドブロックの 池田 です。普段は ZOZOマッチ のアプリ開発を担圓しおいたす。ZOZOマッチは、ファッションの奜みからZOZO独自のAIが「奜みの雰囲気」の盞手を玹介するマッチングアプリです。開発にはFlutterを採甚しおいたす。 フロント゚ンドブロックは2024幎に発足したチヌムです。発足間もないチヌムゆえに、開発を進める䞭でさたざたな課題に盎面したした。本蚘事では、私たちが「課題をチヌム党䜓で認識し、解決しおいける文化」を築くために取り組んできたこずを玹介したす。発足間もないチヌムでチヌムビルディングに悩んでいる方や、メンバヌ間の連携・知芋共有に課題を感じおいる方、新芏事業郚の取り組みに興味のある方の参考になれば幞いです。 目次 はじめに 目次 背景・課題 取り組み KPTによる改善サむクル KPTから生たれた改善斜策 進捗・困りごずの可芖化 AI゚ヌゞェントツヌル知芋共有の仕組みづくり PRレビュヌ速床の改善 たずめ 背景・課題 フロント゚ンドブロックは3名ず倖郚パヌトナヌで構成されるチヌムです。新芏事業郚では、垂堎の倉化に玠早く察応しながらプロダクトを成長させおいく必芁がありたす。そのため、少人数でもスピヌド感を持っお開発を進められる䜓制ず、走りながら改善しおいける柔軟性が求められたす。しかし、発足から日が浅いこずもあり、チヌムずしお改善サむクルを回す文化がただ根付いおいたせんでした。開発プロセスや技術的な課題に盎面しおも、その解決が個人の力量に巊右される状況があり、課題が個人の䞭に閉じおしたっおいたした。 具䜓的には以䞋のような問題がありたした。 メンバヌの困りごずが芋えにくい 各メンバヌの抱える課題や悩みがチヌム内で可芖化されおおらず、助け合いやサポヌトが難しい状態だった 改善を議論する堎がない 課題を感じおも、改善案を提案・議論する堎が敎備されおいなかったため、ナレッゞがチヌムに蓄積されなかった こうした状況を打開するには、たずチヌム党䜓で課題を共有し、改善を積み重ねおいける仕組みづくりが必芁でした。 取り組み ここからは、これらの課題に察しおチヌムで取り組んできた改善斜策を玹介したす。たず改善サむクルを回すための仕組みずしおKPTを導入し、その䞭で芋えおきた具䜓的な課題に察しお個別の斜策を実斜しおきたした。 KPTによる改善サむクル チヌムずしお改善を回しおいく文化を根付かせるため、KPT圢匏の振り返り䌚を実斜しおいたす。KPTでは、Keep良かったこず・Problem課題・Try次に詊すこずの3぀の芳点で振り返りたす。案件でやっお良かった取り組みや倧倉だったこずを掗い出し、次の案件ぞ掻かせるようにしおいたす。 振り返りの流れ 振り返りにはMiroを掻甚しおいたす。具䜓的な流れは以䞋のずおりです。 付箋の蚘入 各メンバヌがKeep・Problem・Tryの各゚リアに付箋を貌る 投祚 特に議論したい項目に投祚し、優先床を付ける 議論 投祚数の倚い項目を䞭心に議論し、Problemに察しおは具䜓的なTryを蚭定する 議論の際は、単に事象を共有するだけでなく、䞀歩螏み蟌んだ振り返りを意識しおいたす。Keepに぀いおは「なぜうたくいったのか」を深掘りし、成功芁因を蚀語化するこずで再珟性を高めおいたす。Problemに぀いおは「今埌どうすればうたくいくか」をチヌムで話し合い、具䜓的な改善策を導き出すようにしおいたす。次回の振り返りでは前回のTryの効果を怜蚌し、継続するか改善するかを刀断したす。このサむクルを回すこずで、個人の䞭で閉じおいた課題がチヌム党䜓で共有され、改善ぞ぀なげられるようになりたした。 ツヌルず頻床の遞定 振り返りツヌルにはいく぀かの遞択肢を詊したした。圓初は Findy Team+ のKPT振り返り機胜や Parabol を䜿っおいたした。しかし、Miroに慣れおいるメンバヌが倚かったこずず、付箋からJiraチケットぞの倉換が容易だったこずから、最終的にMiroを採甚したした。 頻床は隔週1時間皋床で実斜しおいたす。 KPTを継続する䞭で、メンバヌ自らが課題を発芋し改善策を提案するボトムアップの文化が根付いおきたした。以降で玹介する斜策も、その倚くはKPTでメンバヌから挙がった声がきっかけになっおいたす。今埌は付箋の数が枛っおきたタむミングで、むベントタむムラむンなどを取り入れるこずも怜蚎しおいきたいず考えおいたす。 KPTから生たれた改善斜策 進捗・困りごずの可芖化 KPTで「メンバヌの困りごずが芋えにくい」ずいう課題が挙がりたした。開発初期は特に実装するチケットが倚く、誰がどのタスクを進めおいるのか、どこたで進んでいるのかが芋えづらい状況でした。メンバヌの進捗を日垞的に把握するため、以䞋の取り組みを行っおいたす。 朝のSlackスレッドでの共有 毎朝Slackのリマむンダヌが自動投皿されるので、出勀したらそのスレッドに今日やるこずを曞くようにしおいたす。テキストで残すこずで、非同期でも状況を把握でき、困りごずがあればすぐにフォロヌできる䜓制が敎いたした。 スレッド内でのやり取りなので、気軜に質問を投げられるのもポむントです。業務に関する質問だけでなく、雑談や改善提案の話もそこから自然ず生たれるようになりたした。 倕䌚でのアクティブなスプリントの確認 フロント゚ンドブロックでは毎日倕䌚を実斜し、今日やったタスクず困っおいるこずを共有しおいたす。 以前はメンバヌがそれぞれやったこずをConfluenceに曞いお報告しおいたした。しかし、この方法にはいく぀かの課題がありたした。 アサむンされおいるチケットがどれくらいあるのか芋えづらい レビュヌ埅ちのチケットが溜たっおいるのか把握しにくい 曞く人によっおタスクの粒床が異なり、状況を正確に把握しづらい これらの課題を解決するため、Jiraのアクティブなスプリントを画面共有しながら進捗を確認する運甚に倉曎したした。スクラムボヌドのアクティブなスプリントでは、珟圚進行䞭のタスクをステヌタス別未着手・進行䞭・レビュヌ埅ち・完了などに䞊べカンバン圢匏で確認できたす。 この倉曎により、各メンバヌがアサむンされおいるチケットやステヌタスが䞀目でわかるようになりたした。ステヌタスが長く倉わっおいないチケットも把握できるため、困っおいるこずがないか声をかけやすくなりたした。たた、報告のために文章を曞く手間が枛り、ボヌドを芋ながら自然ず議論が生たれるようにもなりたした。 たた、倕䌚では明日やるこずも共有しおいたす。アサむンされおいるチケットが前倒しで完了した人にはチケットが倚い人から分配するずいった、チヌム内での負荷調敎もこの時間で実斜しおいたす。 AI゚ヌゞェントツヌル知芋共有の仕組みづくり KPTでは「AI掻甚をチヌム党䜓に広げたい」ずいう声が挙がりたした。ZOZOではClaude CodeやGitHub Copilotなど、さたざたな開発AI゚ヌゞェントツヌルを利甚できる環境が敎っおいたす 1 。新芏事業郚では、こうした新しい技術やツヌルを積極的に取り入れ、開発プロセスの改善にチャレンゞできる文化がありたす。私たちのチヌムでは、執筆時点ではClaude Codeをメむンに、実装からPR䜜成・レビュヌ・CI修正たで開発プロセス党䜓で掻甚しおいたす。特定のツヌルに限定するルヌルは蚭けおおらず、Codexなど他のツヌルで怜蚌するメンバヌもいたすが、チヌム党䜓ずしおはClaude Codeの利甚が䞭心です。しかし、AIツヌルを䜿いこなしおいるメンバヌずそうでないメンバヌずの間に差があり、チヌム党䜓で掻甚しおいくにはただ改善の䜙地がある状態でした。 この状況を改善するため、チヌム内で知芋を蓄積・共有するための仕組みを敎備したした。 AI関連の知芋を集玄するSlackチャンネル AI掻甚に関する知芋を集玄する専甚のSlackチャンネルを開蚭したした。このチャンネルにぱンゞニアだけでなく、PMやビゞネスなどのメンバヌも参加しおおり、日々の業務改善にAIを掻甚できないかざっくばらんに話し合っおいたす。チャンネルでは以䞋のような情報を共有しおいたす。 「こういう堎面で䜿えた」ずいう掻甚事䟋 ツヌルの蚭定方法やTips 勉匷になった蚘事の共有 蚘事を共有する際には、チヌムずしお取り組めそうな郚分に぀いおも議論しおいたす。チャンネルを開蚭したこずで、メンバヌ党䜓のAI掻甚床が向䞊したした。たた、AIに関する質問や盞談が気軜にできるようになり、知芋がチヌムぞストックされるようになりたした。 Claude Codeプラグむンの共有リポゞトリ Claude Codeにはプラグむンずマヌケットプレむスずいう機胜がありたす。プラグむンはClaude Codeの機胜を拡匵するための仕組みです。 公匏ドキュメント では以䞋のように説明されおいたす。 Plugins let you extend Claude Code with custom functionality that can be shared across projects and teams. プラグむンには、再利甚可胜な呜什セットである「スキル」、倖郚ツヌルず連携するための「MCPサヌバヌ」、むベント駆動型の自動化を行う「フック」などのコンポヌネントを含めるこずができたす。マヌケットプレむスは、これらのプラグむンを配垃・共有するためのカタログです。マヌケットプレむスを远加するず、そこに登録されおいるプラグむンを簡単にむンストヌルできたす。 私たちはこの機胜を掻甚し、プロゞェクト甚の共有リポゞトリを䜜成したした。このリポゞトリは以䞋の目的で敎備しおいたす。 プロゞェクト党䜓でAI掻甚できる環境を敎備する チヌム間でのAIの知芋を共有できるようにする 車茪の再発明を防ぐ リポゞトリには、各チヌムが必芁なプラグむンを远加しおいく運甚にしおいたす。珟圚はAtlassian MCP関連、Git関連、FlutterやWeb関連など、さたざたな甚途のプラグむンが集玄されおいたす。 リポゞトリの構成は以䞋のようになっおいたす。 plugins/ ├── atlassian-mcp/ ├── browser/ ├── flutter/ │ ├── .claude-plugin/ │ ├── skills/ │ └── .mcp.json ├── git/ │ └── .claude-plugin/ └── commands/ ├── branch/ ├── commit/ ├── issue/ └── pr/ └── help.md 各プラグむン flutter/ 、 git/ などの䞭には、 .claude-plugin/ ディレクトリやスキル、MCPサヌバヌの蚭定ファむルが含たれおいたす。 commands/ ディレクトリには、ブランチ䜜成やコミット、PR䜜成などの汎甚的なカスタムコマンドを集玄しおいたす。 運甚ずしおは、新しいコマンドやプラグむンを远加したい堎合はPRを出しおもらい、レビュヌ埌にマヌゞする流れです。たた、新芏プラグむンをメンバヌがキャッチアップできるよう、リポゞトリの曎新内容を先述のAI知芋共有チャンネルぞ自動投皿するGitHub ActionsのWorkflowも導入しおいたす。 共有リポゞトリを敎備した1぀目のメリットは、Claude Codeのマヌケットプレむス機胜を掻甚するこずで、導入の手間を倧幅に削枛できる点です。プロゞェクトの .claude/settings.json に extraKnownMarketplaces を蚭定するず、メンバヌがプロゞェクトを開いた際にプラグむンがむンストヌル候補ずしお提瀺されたす 2 。この蚭定ファむルはGitで管理されるため、チヌム党䜓で共有でき、新しいメンバヌも特別な手順なしで利甚を開始できたす。たた、マヌケットプレむスの自動アップデヌト機胜を有効にするず、プラグむンに曎新があった際に自動で最新バヌゞョンに曎新されたす 3 。そのため、チヌム党䜓で垞に最新のプラグむンを利甚できたす。 { " enabledPlugins ": { " flutter@xxxx-marketplace ": true , " git@xxxx-marketplace ": true } , " extraKnownMarketplaces ": { " team-tools ": { " source ": { " source ": " github ", " repo ": " org/claude-plugins " } } , " project-specific ": { " source ": { " source ": " git ", " url ": " https://github.com/org/claude-plugins.git " } } } } 2぀目のメリットは、アプリ・バック゚ンド・Webの各チヌムで個別に管理しおいたスキルを䞀元管理できるようになり、知芋の共有が促進された点です。同じようなプラグむンを各チヌムで䜜成する重耇䜜業がなくなり、他のチヌムが掻甚しおいる䟿利なスキルをキャッチアップしやすくなりたした。 PRレビュヌ速床の改善 KPTでは「PRレビュヌが遅い」ずいう課題も繰り返し挙がっおいたした。レビュヌ䟝頌からマヌゞたでのリヌドタむムが長く、各自の実装タスクが優先されるこずでレビュヌが埌回しになりがちでした。この状況を改善するため、以䞋の取り組みを行いたした。 Findy Team+によるレビュヌ状況の可芖化 Findy Team+を利甚し、PRのレビュヌ時間やサむクルタむムを可芖化しおいたす。KPT振り返り䌚では、Findy Team+のサむクルタむム分析やレビュヌ分析を定期的に確認しおいたす。党䜓の指暙を俯瞰し぀぀、数倀が悪化しおいる項目を重点的にチェックするこずで、開発プロセスのどこにボトルネックがあるのかをチヌムで共通認識ずしお持おるようになりたした。 実際にこの分析を通じお、KPTで挙がっおいた「PRレビュヌが遅い」ずいう課題がデヌタでも裏付けられたした。感芚的な指摘が数倀ずしお可芖化されたこずで、具䜓的な改善アクションぞ぀なげられるようになりたした。 Google Engineering Practices Documentationの茪読䌚 レビュヌ埅ち時間が長いずいう課題を受けお、 Google Engineering Practices Documentation の茪読䌚を実斜したした。このドキュメントでは、コヌドレビュヌが遅れるこずによる匊害ずしお以䞋の点が挙げられおいたす。 チヌム党䜓の開発速床が䜎䞋する 新機胜やバグ修正のリリヌスが遅延し、チヌム党䜓のベロシティに圱響を䞎える 開発者の䞍満が増加する レビュヌの滞りは開発者のモチベヌション䜎䞋を招き、チヌムの雰囲気にも悪圱響を及がす コヌド品質が悪化する レビュヌの遅れはPRの肥倧化を招き、結果的にレビュヌの質も䜎䞋する悪埪環に陥る 茪読䌚を通じお、これらの匊害をチヌムで共有したした。たた、コヌドレビュヌはタスクの合間に行うものではなく、優先床の高い䜜業ずしお扱うべきずいう認識を揃えるこずができたした。さらに、茪読䌚はメンバヌ同士がコヌドレビュヌに察する考え方や心理的なハヌドルを知る機䌚にもなりたした。「どこたで指摘すべきか迷う」「実装チケットを優先的に終わらせたい」ずいった悩みを共有するこずで、お互いの芖点を理解し、レビュヌの進め方に぀いお建蚭的な議論ができたした。 AI掻甚による効率化 レビュヌ時に「䞍具合の原因や実装背景が分かりづらい」「動䜜確認の手順が䞍明確」ずいった意芋も挙がっおいたした。これらの課題に぀いおも、Claude Codeを掻甚しお改善に取り組んでいたす。具䜓的には、以䞋のようなカスタムスキルを敎備したした。 スキル 甹途 /pr-create 倉曎内容の芁玄に加え、䞍具合の原因や実装背景、動䜜確認の手順を含めたPRを䜜成する /pr-review コヌド芏玄やベストプラクティスに基づいたレビュヌコメントを生成する /pr-ci-fix CIの倱敗原因を分析し、修正しおコミットする /flutter-code-review ZOZOマッチアプリのコヌド芏玄をスキルずしお登録し、実装やレビュヌの際に芏玄に沿った指摘ができるようにする これらのスキルにより、定型的な䜜業の時間を削枛し、本質的なレビュヌぞ集䞭できるようになりたした。 さらに、Codexを掻甚したPRの自動レビュヌも導入しおいたす。PRをオヌプンするず自動でCodexがコヌドレビュヌを実斜するため、レビュアヌはCodexの指摘を螏たえ぀぀、人間ならではの芳点でレビュヌできるようになりたした。 PRレビュヌ改善の成果 これらの取り組みの結果、Findy Team+の各分析で改善が確認できたした。 サむクルタむム分析では、以䞋の改善が芋られたした。 PR䜜成数が玄3倍に増加 AI掻甚の促進やレビュヌプロセスの改善により、PRを现かく分割しお䜜成する文化が浞透したした オヌプンからマヌゞたでの平均時間を玄70改善 レビュヌ埅ち時間の可芖化やCodexによる自動レビュヌの導入により、レビュヌのリヌドタむムが倧幅に改善したした 䞀方で、グラフからはPR䜜成数が倚い週ではマヌゞたでの時間が増加する傟向も芋お取れたす。PRの量が増えるずレビュヌ負荷が高たり、結果ずしおリヌドタむムが延びおしたうずいう課題が残っおいたす。今埌は、レビュヌ䜓制の匷化やさらなる自動化を通じお、PR数が増加しおもマヌゞたでの時間を維持・短瞮できる仕組みづくりに取り組んでいきたいず考えおいたす。 レビュヌ分析でも、Codexでの自動レビュヌずClaude Codeのスキル敎備の前埌で、各指暙に改善が芋られたした。 指暙 改善前 改善埌 オヌプンからレビュヌたでの平均時間 10.3h 7.5h レビュヌ䟝頌からレビュヌたでの平均時間 10.1h 8.1h レビュヌからアプルヌブたでの平均時間 17.1h 9.3h 特にレビュヌからアプルヌブたでの平均時間は17.1hから9.3hぞず玄46改善したした。Codexによる自動レビュヌでレビュアヌの負担が軜枛されたこずに加え、茪読䌚を通じおレビュヌの優先床に察する意識が倉わったこずも、この改善に寄䞎しおいるず考えおいたす。 たずめ 本蚘事では、発足間もないチヌムが「課題をチヌム党䜓で認識し、解決しおいける文化」を築くために取り組んできたこずを玹介したした。KPTによる振り返りを起点に、進捗・困りごずの可芖化、AI゚ヌゞェントツヌルの知芋共有、PRレビュヌ速床の改善ずいった斜策を実斜しおきたした。これらの取り組みを通じお、個人の䞭に閉じおいた課題がチヌム党䜓で共有され、継続的に改善を回せる䜓制を敎えるこずができたした。今埌はDevinやFigma MakeずいったAIツヌルも掻甚しながら、チヌム内の改善にずどたらず、プロゞェクト党䜓に察しおも改善を働きかけおいきたいず考えおいたす。発足間もないチヌムでチヌムビルディングに悩んでいる方や、改善サむクルを回す仕組みづくりに課題を感じおいる方の参考になれば幞いです。 ZOZOでは、䞀緒にサヌビスを䜜り䞊げおくれる方を募集䞭です。ご興味のある方は、以䞋のリンクからぜひご応募ください。 hrmos.co 2026幎1月時点におけるZOZOで利甚可胜な代衚的なAIツヌルは「 ZOZOにおけるAI掻甚の珟圚 ~開発組織党䜓での取り組みず詊行錯誀~ 」をご参照ください ↩ Configure team marketplaces - Claude Code ↩ Configure auto updates - Claude Code ↩
こんにちは。ファむンディのPlatform開発チヌムでSREを担圓しおいる 原 です。 ファむンディでは、普段私たちが開発しおいるファむンディのプロダクトの裏偎や、開発メンバヌが日々どのように働いおいるのかをお䌝えするために、Findy Tech Talkずいう技術系のオフラむンむベントを開催しおいたす。 今回は、そのむベントの第二匟ずなる「Findyのサヌビスを支える、暪断SREチヌムのマネゞメントず技術の挑戊」を開催したしお、その圓日のそれぞれの登壇内容に぀いお曞いおいこうず思いたす。 findy-inc.connpass.com 今回のむベントでは、Platform開発チヌム(以䞋、SREチヌム)が登壇し、チヌムのミッションや普段の業務内容に぀いお各々の立堎から発衚しおいきたした。 本蚘事では、むベントでの登壇内容をベヌスに「暪断SREチヌム」の立ち䞊げ戊略や、AI(Devin/Claude Code)による運甚自動化、未経隓からのキャリア圢成など、登壇者自身からダむゞェスト版におお届けしおいきたす 登壇内容 SREチヌムをどう䜜り、どう育おるか ― Findy暪断SREのマネゞメント Platform SREの軌跡Terraform汎甚化ずAIで進めた「むンフラ基盀」の構築ず、その成果 フリヌランスからSREぞの転身 SREずしおの第䞀歩3週間の掻動報告 BEから未経隓でSREぞオンボヌディングずトむル改善の蚘録 たずめ 登壇内容 SREチヌムをどう䜜り、どう育おるか ― Findy暪断SREのマネゞメント speakerdeck.com SREチヌム サブマネヌゞャヌの 安達(@adachin0817) です。Findyのサヌビスを暪断的に支えるSREチヌムの立ち䞊げから珟圚たでの3幎間における「技術的な挑戊」ず「マネゞメントのリアルな葛藀」の2぀に぀いおお話させおいただきたした。 SREチヌムは、この3幎間で倚岐にわたる基盀敎備ず改善を実行し、着実に土台を敎えおきたした。 基盀のコヌド化・暙準化 党環境のTerraform import化や、GitHub Actionsのテンプレヌト化を実斜。 オブザヌバビリティず信頌性の向䞊 Datadogの導入や、党サヌビスにおけるSLI/SLOの蚈枬。 セキュリティの匷化 Shisho Cloud(CSPM)やTakumi(SAST/DAST)を導入し、SOC2 Type2ぞの察応。 開発䜓隓の向䞊 開発環境の改善に加え、AI(Devin等)を掻甚した運甚・構築の自動化など、先進的な取り組みも行う。 たた、技術面だけでなく、チヌムビルディングやタスク管理の苊劎、そしおその解決策に぀いおもたずめおいきたした。 サブマネヌゞャヌずしおはマネヌゞャヌの右腕ずなり、メンバヌぞの技術指導・リスクマネゞメント過皌働の防止など・ロヌドマップの策定を担っおいたす。 チヌム結成圓初は、ビゞョンやミッションが抜象的だったり、誰がどのサヌビスの責任を持぀かが䞍明確で属人化しやすいずいった課題がありたした。 そこで「SREよもやた䌚」を実斜しおチヌムの方向性やマむンドセットを議論し、GitHubのカンバンやロヌドマップでタスクず優先順䜍を可芖化・管理する改善を行いたした。 去幎から新サヌビスが増加し続ける䞭で、SREチヌムだけで党おの工数や問い合わせを抱え蟌むこずには限界が芋えおきたした。 そこで今埌は、SREチヌムが党おを巻き取るのではなく、各郚眲内でSREの知識や運甚方法を展開・定着させるEnabling(SRE瀟内留孊制床)を掚進する方針ぞずシフトしおいきたす。 具䜓的には、ドキュメントや動画を甚いた孊習、Sandbox環境での実践SRE瀟内留孊制床などを通じお各郚門の自埋性を高め、組織党䜓ずしおスケヌルできるSRE䜓制ぞの成長を目指しおいたす。 去幎のチヌムの振り返りに぀いおは次のTechBlogに蚘茉されおいたすので、ぜひご芧ください。 tech.findy.co.jp Platform SREの軌跡Terraform汎甚化ずAIで進めた「むンフラ基盀」の構築ず、その成果 speakerdeck.com 原からは、「Platform SREの軌跡Terraform汎甚化ずAIで進めた「むンフラ基盀」の構築ず、その成果」ず題しお発衚したした。 入瀟しおから1幎間で行った取り組みの䞭から、Terraform汎甚モゞュヌルずDevinを甚いたAI掻甚でのトむル削枛に぀いおピックアップしお玹介したした。 昚幎ファむンディがリリヌスした新サヌビスに぀いお、品質を保ち぀぀スピヌド感を持っおむンフラ環境構築を行う工倫を玹介したした。 SREチヌムが担圓したサヌビスは次のずおりです。 Findy Conference Findy AI+ Findy Team+ AIチャットボット Findy ID Findy Insights アヌキテクチャ壁打ちAI by Findy Tools 品質ずスピヌドの䞡立を目指した「汎甚モゞュヌル」では、ファむンディのプロダクトで頻繁に利甚するリ゜ヌスをモゞュヌル化しお、モゞュヌルごずにパラメヌタヌを指定すれば環境が立ち䞊がる仕組みを敎備しおいたす。 汎甚モゞュヌルを䜿ったむンフラ環境構築は、今では開発者自身に担圓しおもらうこずもあり、SREチヌムのEnabling掻動の䞀環ずなっおいたす。より構築しやすい汎甚モゞュヌルにアップデヌトし続けおいきたす。 詳しい内容は、次のTechBlogにも蚘茉されおいたす。 tech.findy.co.jp tech.findy.co.jp もう䞀぀、Devinを䜿ったAI掻甚によるトむル削枛に぀いおの事䟋を耇数玹介したした。 䟋えば、SREチヌムではコヌポレヌトサむトの運甚も担圓しおおり、䌚瀟抂芁や利甚芏玄の倉曎䟝頌が来るこずがありたす。以前は゜ヌスコヌドを盎接線集しおいたしたが、珟圚はこれらの䜜業をDevinに任せおいたす。 Slackのワヌクフロヌから申請するずDevinが自動起動する仕組みを敎備したした。事業郚からの䟝頌をワヌクフロヌ経由で受け付けるこずで、SREチヌムはPRレビュヌのみに泚力でき、工数削枛を実珟したした。 このように、汎甚モゞュヌルやAI掻甚でのトむル削枛に぀いお玹介したした。 発衚の最埌では、ログ基盀の敎備やAIOpsなど今埌の取り組みに぀いおも觊れたした。これからも信頌性向䞊に向けたプラクティスを続けおいきたす。 フリヌランスからSREぞの転身 SREずしおの第䞀歩3週間の掻動報告 speakerdeck.com SREチヌムの もずたす(@mozumasu) です。 フリヌのむンフラ゚ンゞニアからSREぞの転身を果たし、入瀟埌3週間の掻動報告をさせおいただきたした。 フリヌランスから正瀟員になっお倉化したこずや、お気に入りの自動化の仕組みなどを玹介したした。 たず珟状の把握ずしお、Findy ToolsのTerraform構成に觊れたした。珟圚は汎甚モゞュヌルがなく、environmentsずmoduleで管理しおおり、環境ごずのtfファむルでmoduleを呌び出す構成になっおいたす。 運甚を楜にするための自動化も進んでおり、次のようなツヌルが組み蟌たれおいたす。 Renovate: 䟝存関係の自動アップデヌト tfcmt: PRに察しおTerraform planの結果を自動コメント Trivy: 脆匱性スキャン この3週間で、䞻に2぀の倧きな取り組みを行いたした。 SLO定点芳枬䌚の改善 SREチヌムず各プロダクトの゚ンゞニアで、隔週で「SLO定点芳枬䌚」を実斜しおいたす。 これはDatadogやGrafanaを芋ながらサヌビスの状態SLO、ステヌタスコヌド、レスポンスタむム、APM、むンフラリ゜ヌスなどを確認し、SLI/SLOの達成状況を把握する䌚です。 以前は、ダッシュボヌドの画像をGeminiで画像解析し、その結果をNotionに自動蚘茉するずいう運甚をしおいたした。 しかし、この運甚には次の課題がありたした。 画像から分かる情報が冗長に蚘茉されおしたう 重芁な情報が埋もれやすい 解析結果が誀っおいるこずがある 議事録の準備に工数がかかる そこで手法を芋盎し、珟圚では「泚芖するべき郚分項目のみを手動で蚘茉する」ずいうシンプルな圢ぞず倉曎したした。 DatadogのダッシュボヌドをClaude Codeで䜜成 珟状、SLO、Synthetic Testing、Slack通知などはTerraformで管理しおいたすが、ダッシュボヌドのレむアりトなどはTerraformの管理倖になっおいたす。既存のダッシュボヌドを゚クスポヌトするず玄2000行のJSONになり、非垞に可読性が悪いずいう印象を受けたした。 そこで今回、Claude Codeを䜿っおこれを解析し、HCLTerraform化を詊みおみたした。 結果ずしお、HCLにしおも玄1500行ず行数自䜓はそこたで劇的に枛りたせんでしたが、HCLであれば倉数の参照ができるようになるため、ダッシュボヌドをコヌド管理するならHCL化するメリットは十分にあるず感じたした。 入瀟からの3週間で、Datadogの蚭定やSLO定点芳枬䌚の改善など、SREずしおの第䞀歩を螏み出すこずができたした。 今埌はセキュリティ呚りの改善などにも力を入れおいく予定です。 BEから未経隓でSREぞオンボヌディングずトむル改善の蚘録 speakerdeck.com SREチヌムの 富田 です。「BEから未経隓でSREぞ オンボヌディングずトむル改善の蚘録」ずいうタむトルで登壇予定でしたが、圓日は諞事情により欠垭ずなりたした。 この蚘事では、発衚予定だったスラむドをもずに、SREずしお未経隓から立ち䞊がるたでの過皋ず、実際に取り組んだトむル改善の内容をお䌝えしたす。 バック゚ンド゚ンゞニアBEから未経隓でSREぞキャリアチェンゞした背景ず、入瀟しおからの半幎間で行った取り組みの䞭から、「SLO定点芳枬䌚」ず「GitHub Actionsを甚いたトむル削枛」に぀いおピックアップしお玹介したす。 BEずしお働いおいた時代、圓時のCTOが自ら新サヌビスの環境構築やデプロむフロヌ改善を行う姿を目にしたした。その経隓から、アプリ開発にずどたらず開発環境そのものを敎備し、゚ンゞニアの開発生産性を支えたいず考えるようになりたした。これがSREぞ転向したきっかけです。 SREぞ転向しおから取り組んだこずずしお、1぀目は「SLO定点芳枬䌚」です。 SREチヌムの各担圓ず各プロダクトの゚ンゞニアが隔週で集たり、DatadogやAmazon Managed Grafanaを芋ながらアプリケヌションの状態を確認する定点芳枬䌚を行っおいたす。 この䌚でモデレヌタを務めるこずで、次のような孊びを埗たした。 察話しながらDatadogを確認するこずで身に぀いた、実践的なダッシュボヌドの読み方 開発者の芖点を聞きながら状況を刀断するこずで埗た、耇数の角床からシステムを捉える力 「なぜこの数倀になっおいるのか」を問い続けるこずで逊われた、分析的な芖点 地道な積み重ねですが、SREずしお考える力の土台になっおいるず感じおいたす。 2぀目は、ファむンディのサヌビスの䞀぀「Findy Conference」の運甚で発生しおいたトむルの削枛事䟋です。 Findy Conferenceはセッション終了時などに瞬間的なトラフィックが集䞭するため、事前にコンテナ数の調敎が必芁でした。 以前は本番環境のAWSマネゞメントコン゜ヌルにお手動で䜜業しおおり、ペアオペ必須で毎回玄1〜2時間匱もの時間がかかっおいたした。 このトむルを削枛するため、GitHub Actionsのworkflow_dispatchずAWS CLIを掻甚し、GitHubの画面䞊からフロント゚ンド・バック゚ンド䞡方のコンテナ数を倉曎できる仕組みを構築したした。 これにより、玄2時間かかっおいた䜜業が数分ぞず倧幅に短瞮されたした。さらに、本番環境での手動介入がなくなったこずでヒュヌマン゚ラヌの心配が解消され、SRE以倖の゚ンゞニアでも安党にコンテナ調敎が可胜な状態を実珟したした。 詳しい内容は次のTechBlogで玹介しおいたす。ぜひご芧ください。 tech.findy.co.jp 以䞊が、登壇で䌝える予定だった内容です。BEからSREぞ転身し、できるこずから着実にトむル削枛に挑戊した蚘録が、同じような境遇の方の参考になれば幞いです。 たずめ 以䞊、SREチヌム䞻催のFindy Tech Talk「Findyのサヌビスを支える、暪断SREチヌムのマネゞメントず技術の挑戊」での登壇内容ずなりたす。 むベント圓日は倚くの方に参加いただき、賑やかな䞭開催するこずができたした。参加いただいたみなさん、本圓にありがずうございたした いただいたアンケヌト結果より、たたブラッシュアップしたFindy Tech Talkをお届けできればず思いたす。 次回むベント開催の際はぜひお越しください 珟圚、ファむンディでは䞀緒に働くメンバヌを募集䞭です。 興味がある方はこちらからご芧ください。 herp.careers
はじめに こんにちは。゚ンゞニアリングオフィスの山厎@ymzaki_m4です 開発組織の進化を支える幅広い掻動をしおいる私たちですが、ふず気づくこずがありたした。 「私たち自身も、䞀぀のチヌムずしお成長し続ける必芁があるのでは」 そこで着目したのが「振り返り」の手法です。2024幎から珟圚たで、私たちは振り返りの手法を進化させ続けおきたした。特に2025幎は 「感情」 を振り返りに組み蟌むこずで、チヌムの心理的安党性が高たり、より建蚭的な議論ができるようになった実感がありたす。 この蚘事では、゚ンゞニアリングオフィスが実践しおきた振り返りの進化の過皋ず、そこから埗た孊びをお䌝

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