サーバーワークス の技術ブログ

Tera Team にて Amazon Linux 2023 インスタンスに接続できない事象に遭遇

こんにちは、2023年12月に入社し、現在研修中の篠原です。 研修では配属前に過去に実際にあった案件・対応をモデルに作成された模擬案件を実施します。 今回は模擬案件中に起こったEC2インスタンスへのSSH接続不可となった事象についてまとめてみました。 利用環境 ターミナル:Tera Term キーペア:RSA暗号方式、ファイル形式 .pem(OpenSSH で使用するファイル形式) AMI:Amazo
AWS

『Rustの練習帳』を片手に Rust で Cloud Automator の環境変数を切り替えるツール作ってみた

サービス開発部のくればやしです。 背景1 本日、Cloud Automator のジョブと後処理の情報を一括で取得できるコマンドラインツールがリリースされました 🎉ジョブ情報の一覧取得はこれまでに多数ご要望頂いていた機能ですので、便利に使って頂けるものと思います。 blog.serverworks.co.jp こちらのツールですが、ご利用に際し、Cloud AutomatorのAPIキーを環境変数に登録しておく

CUR2.0設定時にクエリを利用する方法について

こんにちは!寒暖差で体調を崩してしまった荒井です。 今回は新しいコストレポートである、 使用状況レポート 2.0 (CUR 2.0)の機能について調査してきました。 結論 背景 リリースノートで気になった点 SQLのプレビューまで AWSCLI から CUR2.0 出力設定 コンソール上から確認 まとめ 結論 CUR2.0 設定には SQL クエリを利用することが可能です。 背景 サーバーワークスでは社員
AWS, SQL

【Cloud Automator】ジョブと後処理の情報を一括で取得できるコマンドラインツールをリリースしました

Cloud Automator のジョブと後処理の情報を一括で取得できるコマンドラインツールをリリースしました。 背景 コマンドラインツールの紹介 利用方法 1. インストールスクリプトを実行する 2. Cloud Automator CLI が正しくインストールされたことを確認する 3. 環境変数に CloudAutomator の API キーをセットする 4. ジョブの一覧を取得する 4. IDを指定してジョブを取得する おわりに 背
API

Step Functions タスクをクロスアカウントで実行

はじめに こんにちは。エンタープライズクラウド部の脇江です。 複数のAWSアカウントを利用するマルチアカウント構成が主流となってきていますが、AWSアカウントの数が増えると各AWSアカウントに対して共通する作業に手間がかかってしまうことがあります。 このような作業を自動化していこうと考えた時に Step Functions を使用するケースがあるかと思います。 今回はAWS
AWS

Amazon Route53の名前解決機能を整理してみる

こんにちは。技術2課の加藤ゆです。 最近アレルギー検査をしたら、スギ・ヒノキ・ハンノキ・シラカバが陽性だと判明しました。 あと猫も・・かなしい。断トツでバチバチに陽性だったのはダニ・ハウスダストです。 さて、今回はAmazon Route53の名前解決機能を、DNSの基本的な機能を元に整理してみます。 Amazon Route53とは DNSの機能 ネームサーバー フルサービスリゾルバ

【Amazon EBS】暗号化されていない既存EBSを暗号化する方法

こんにちは!イーゴリです。 今日はEC2の暗号化されていない既存のEBSを暗号化する方法を紹介します。 結論 作業の流れ 手順書 (任意)CMKが必要な場合、AWS KMSでキーを作成する 対象EC2のEBS スナップショットを取得する 非暗号化のEBSスナップショットから暗号化のEBSスナップショットを作成する 無停止で暗号化されたか確認する(余談のため、スキップしても問題ない
AWS

VPCフローログとNetwork Firewallの各ログの内容を比べてみる

ある通信に対するVPCフローログとNFWフローログ・アラートログをキャプチャして内容を比較しました。

CloudFront を使用したマルチホスティングと、CloudFront Functions を活用した動的ルートディレクトリ書き換えを試してみた。

概要図: マルチホスティング Server Name Indication ( SNI ) 本記事の検証内容 1. CloudFront を使用したマルチホスティング 2. CloudFront Functionsを活用した動的ルートディレクトリ書き換え 詳細な構成図 検証 1. AWS Certificate Manager (ACM)を使用して、バージニア北部リージョンでマルチドメイン証明書を作成します。 2. CloudFront配信設定の「代替ドメイン名 (CNAME)」欄に2つのドメイン名を

Amazon Inspector (もしくは Security Hub) 検出結果を Slack / E-mail に通知させる方法

こんにちは!イーゴリです。 今日はAmazon Inspector (もしくは Security Hub) の検出結果を Slack / E-mail に通知させる方法を紹介したいと思います。 構成図 Inspector Security Hub Inspectorの検出結果をSlack / E-mail に通知させる方法 Amazon Inspectorの有効化 Amazon Simple Notification Service (SNS) の設定 SNS トピックの作成 サブスクリプションの作成 (E-mail通知の場合、設定する) AWS Chatbot の設定 (Slack
AWS, Bot

ローコードツールのRetoolとAmazon API Gatewayで作成したHTTP APIの連携手順

こんにちは。 アプリケーションサービス部の兼安です。 今日はローコードツールのRetoolのお話をさせてください。 本記事の対象者について retool.com Retool は Web、 Mobile アプリケーションやワークフローを作成できるローコードプラットフォームです。 直感的な編集インターフェースや生成 AI による開発補助機能、JavaScript や Python といった利用ケースの多い技術スタック

Agents for Amazon Bedrock で Alexa の検証スキル「こけしが趣味の保険代理店の事務アシスタント」を作成!

こんにちは、こけしが趣味の坂本(@t_sakam)です。今回は、re:Invent 2023 で発表された「Agents for Amazon Bedrock」を使って「こけしが趣味の保険代理店の事務アシスタント」という Alexa スキルを検証目的で作成してみたいと思います。 AWS の公式ドキュメントに「保険代理店の事務アシスタント」の例が載っていたので、そちらを利用させていただきつつ、そこに少し強引に「

【New Relic】自然言語でNRQLが生成できるようになったので試してみた

こんにちはマネージドサービス部 大城です 先日、Xを眺めていたら New Relic Japanさんのポストをみつけました。面白そうなのでNew Relicの個人アカウントでやってみました。 新しいデータ分析画面(Query Your Data)では、自然言語を使用してクエリを生成することができるので、NRQLにまだ馴染みがないユーザーも活用いただきやすくなっています。https://t.co/y4OFRsvtxg#NewRelic #オブ

【Vue3】vue.draggable.next で宛先のリストによって処理を変える方法

こんにちは、アプリケーションサービス部ディベロップメントサービス 1 課の滝澤です。 本記事をご覧いただきありがとうございます。 本記事では、vue.draggable.next で宛先のリストによって処理を変える方法についてご紹介します。 はじめに やりたいこと [結論] vue.draggable.next で宛先のリストによって処理を変える方法 具体的な方法 各 draggable に id と move イベントで呼

Windows Serverは「やさしく」操作しましょう

超初心者向け記事です こんにちはマネージドサービス部 大城です 私は運用畑にいて、Windows Serverにリモートデスクトップ接続し操作する作業を普段から行っています。 クラウドが普及する前も、オンプレ環境でWindows 2003から運用してきました。そんな私がWindows Server操作時に気をつけていることを書きます。 ログオン直後は操作しない イベントビューアはやさしく扱う