サーバーワークス の技術ブログ

【AWS re:Inforce 2025】WAF と CloudFront セキュリティ設定 の簡素化とその効果 (NIS203-NEW)

マネージドサービス部 佐竹です。 AWS re:Inforce 2025 に現地参加してきましたので、そのログを順番に記述しています。本ブログは `NIS203-NEW Simplify AWS WAF and Amazon CloudFront Security for Faster Deployment` のセッションレポートです。「簡素化によるイノベーションの加速」の実例を見ていきます。

【初心者向け】Route 53で知らないと凡ミスする部分【ドメイン登録】

配属1年目の石田です! Amazon Route 53でドメイン(.jp)をリクエストする際、「連絡先情報」の入力部分でミスしたので、自らを戒めるために残しておきます。 途中Route 53のポリシーや初心者向けの名前解決の仕組みについても触れているので、お時間と興味のある方はチラ見していってください。 新規ドメイン登録の概要やリクエスト手順については、以下の記事をご参

Docker基礎:Dockerイメージを作ってみた

はじめに こんにちは、25卒の山本です。 最近めちゃくちゃ暑くて四六時中クーラーが欠かせなくなってきましたが、引き続きブログ更新は頑張ります🔥 今回はDockerについて最近初めて触れたので、実際にどのようにしてDockerイメージを作っていくのかまとめたいと思います! 基本概念については素敵な記事がすでにあったのでDockerの基本概念が知りたい方はぜひ読んで

Aurora DSQLのOCC(楽観的同時実行制御)を体験してみる

こんにちは、カスタマーサクセス部 CS2課の畑野です。 先日、大阪万博の来場予約をしようとしたところ、システム上で順番待ちとなりました。 ようやく自分の番が来て来場日時を指定し予約を進めると、「すでに予約枠が埋まっています」とのメッセージが返ってきました。 日時選択時点では枠が空いていたように見えたのに、予約できなかったのは“早い者勝ち競争

Amazon S3上のデータを分析するアーキテクチャ例~HiveとApache Iceberg比較~

サーバーワークスの村上です。 今回はAmazon S3上にあるデータを外部テーブルとして分析する際、どのような方法があるか、主にHiveとApache Icebergを中心に比べてみました。 想定シーン パターン一覧 結論:Hive形式 とApache Iceberg形式の比較 扱うJSONデータ 想定オペレーション 参考比較:Amazon S3内のJSONを直接クエリ(非推奨) パターン①:S3にParquet保存 + Hive形式テーブル AWS

Lambda で 日本語のPDF を作成してみる【TypeScript】

はじめに pdf-lib とは フォントの埋め込みとは 使用するフォントについて 実際にやってみる まとめ はじめに こんにちは、アプリケーションサービス本部 ディベロップメントサービス1課の北出です。 今回は、Lambda 関数内で PDF を作成し、 S3 バケットに出力する方法を紹介します。 言語は TypeScript で PDF 作成には pdf-lib を使用します。 デフォルトのフォントではすんなり

【Cloud Automator】Amazon ElastiCache クラスターのノードタイプを変更できるようになりました

Cloud Automatorに、Amazon ElastiCacheクラスターのノードタイプを変更するアクションが新しく加わりました。 概要 新たに「ElastiCache: ノードタイプを変更」アクションをリリースしました。 このアクションを利用すると、ElastiCacheクラスターのノードタイプを自動的に変更することができます。 利用時間帯に応じてノードタイプを動的に変更したい、夜間や休日の利用していな

【Cloud Automator】RDS Aurora DBクラスターをバックアップできるようになりました

Amazon RDS Aurora DBクラスターをバックアップするアクションがCloud Automatorに新しく加わりました。 概要 今回リリースされた「RDS(Aurora): DBクラスターをバックアップ」アクションにより、AWS Backupを活用したRDS Aurora DBクラスター(以下、Auroraクラスター)のバックアップを簡単に取得できるようになります。 これまでCloud Automatorでは、EC2インスタンスやS3バケットなど、主要
AWS

ETL と ELT の違い - サービス選定時の考慮事項

データドリブンな人間を目指している香取です。 データ分析の世界でよく耳にする「ETL」と「ELT」。ELT の方がモダンでイケてるんでしょ?くらいに思っていたのですが、それぞれ違いやサービス選定時の考慮事項を改めて整理してみました。 ETL と ELT とは? 6つの観点から見る ETL と ELT の違い AWS 上でのデータパイプライン実装例 サービス選定時の考慮事項 コスト セキ

AWS Config Recorder の IAM ポリシーに関するお知らせが来た方へ

マネージドサービス部 佐竹です。AWS Config に関する AWS からの通知 `[アクション推奨] AWS Config Recorder のカスタム IAM ポリシーを確認してください` を受信された方々に向けたブログとなります。通知を受け取られた方は、本ブログを参考に期限までのご対応をお願いいたします。
AWS

Amazon Q Business を Web サイトに組み込む(ユーザ認証編)

こんにちは、やまぐちです。 概要 やってみる Web サイトの作成 Web サイトに埋め込んでみる まとめ 概要 今回は、以下ドキュメントを参考に Amazon Q Business を Web サイトに組み込んでみたいと思います。 docs.aws.amazon.com よく Web サイト内にある、質問を回答してくれるチャットにイメージが近いです。 やってみる Web サイトの作成 今回は、CloudFront + S3 の静的 Web サイト内に A

Amazon Q Developerのコンテキストフックでプロジェクトの設計書をコンテキストに追加する

こんにちは。 アプリケーションサービス部、DevOps担当の兼安です。 今回は、Amazon Q Developerのコンテキストフックを使用して、プロジェクトの設計書をコンテキストに追加してみようと思います。 本記事のターゲット 本記事の検証環境 コンテキストとは Amazon Q Developerのプロファイル Amazon Q Developerのコンテキストフック コンテキストを読み込んだか確認 Amazon Q Developerが

GitHub Actionsでworkflowフォルダ更新を伴うPushが出来ない場合の対処

はじめに Github Actionsでワークフローを実装していたところ、git pushコマンド実行時に以下エラーに遭遇したので備忘録。 ! [remote rejected] upstream-release/v4.3.2-16279331410 -> upstream-release/v4.3.2-16279331410 (refusing to allow a GitHub App to create or update workflow `.github/workflows/browser-extension.yml` without `workflows` permission) …

GitHub Actions で has no history のエラーが出た際の対処

はじめに GitHub Actionsで、「ソースリポジトリの最新リリース内容をターゲットリポジトリに反映させるためのPR」 を作成するコマンドを実行したところ、以下エラーに遭遇したので備忘録。 pull request create failed: GraphQL: The upstream-release/v4.3.2-16280363647 branch has no history in common with main (createPullRequest) 発生したエラーに対応する実行コマンドは以下だった。 このときソースブラ

東京リージョンでGAになったQ in QuickSightで何ができるのか試してみる

さとうです。 先日、Q in QuickSightが東京リージョンでGAになりました! aws.amazon.com 日本語入力は今年になってからサポートし始めていましたが、地理的な制約がなくなることで日本でも導入が増えそうです。 Q in QuickSightについて 概要 料金 分析データと環境の準備 分析テーマ 分析データ 分析環境 QuickSightの準備 データソース/データセットの作成 分析/ダッシュボードの作