サーバーワークス の技術ブログ

AWS Network firewall の HOME_NET 変数が変更可能になったので触ってみた

こんにちは。カスタマーサクセス部の山本です。 夏らしい気温になってきて、半袖を着る機会も増えていきそうですね。 綺麗な川を見ると飛び込みたくなります。 実際にもう 10回ぐらい飛び込んだりもしました。 低い山にも雪の残っていた 5月の初旬に「AWS Network Firewall が Suricata HOME_NET 変数の上書きに対応」というアップデートがありました。 AWS Network Firewall が Suricata
AWS, CS

Well-Architected Framework の Sustainability Pillar(持続可能性の柱)について考えてみる -Part2-

3月よりIE課(インターナルエデュケーション課) に異動しました山﨑です。 今回は先日執筆した「Sustainability Pillar(持続可能性の柱)について考えてみる -Part1-」の第二弾ということで引き続き、Sustinabiliy Pillar について考察していきたいと思います おさらい Cloud Sustainability(AWSクラウドの持続可能性) カーボンニュートラル GHGプロトコルによる二酸化炭素排出量の算

【OSSリーディング】ActiveRecord::RelationがDBにアクセスするタイミングを覗いてみた

こんにちは、サーバーワークス OSS探求部のくればやしです。(「部」は部活の部) 以下の記事ではActive Recordの findメソッドを例に、生成されるモデルのオブジェクトにメソッドがどのように動的に定義されるか等を探っていきました。 【OSSリーディング】Active Recordの内部実装を覗いてみた - サーバーワークスエンジニアブログ find メソッドの場合は、メソッドが実行さ
OSS

Aurora Serverless v2に負荷をかけてスケーリング時の挙動を確認する

こんにちは。 ブッシュクラフトにハマりかけている島村です。 最近は、ロープワークを練習しようと考えています。 さて、今回はAurora Serverless v2(PostgreSQL互換)を使用して、負荷をかけてみます。 負荷をかけた際にAurora Serverlessv2がどの程度の時間でスケールアップ/スケールダウンするのか、AWS公式ブログを参考にしながら 挙動を確認してみたいと思います。 aws.amazon.com A
AWS

AWS Dev Day 2023 Tokyo(1日目)に参加してきた

こんにちは!エンタープライズクラウド部技術2課の日高です! 本日はAWS Dev Day 2023(1日目)に参加してきたので簡単に感想を書いていこうかと思います! AWS Dev Day 2023とは AWS ジャパンが主催する開発者向けテクニカルカンファレンスです。 今押さえておきたい技術領域などを幅広く網羅した様々なコンテンツで構成されています。 開催場所は、ベルサール渋谷ガーデ

API Gatewayのセキュリティポリシーに使いたくない暗号スイートが含まれている場合の対応

エンタープライズクラウド部 小林(嵩) です。 API Gateway 導入に際し、セキュリティ要件に沿わない暗号スイートを無効化するよう相談があった場合の対応例を紹介します。 結論 セキュリティポリシーの比較 対応例 注意事項 まとめ 結論 API Gateway では暗号スイートを自由に選択するような機能はございません。 CloudFront を API Gateway の前段に置くことで、選択できるキュリ

AWS Dev Day 2023 Tokyo - ブレイクアウトセッション 資料まとめ

2023/06/22(木), 23(金) の2日間、AWS Dev Day 2023 Tokyoが開催されています。 aws.amazon.com みなさん、参加されていますか? 私も CfP (Call for Proposals) を提出していたんですが、残念ながら落選してしまいました。6倍近い倍率でした。去年と比べても非常に応募数が多く、大盛況ぶりがここからもわかりますね...!(来年こそは登壇側で参加したいものです) github.com 自分は仕事の予定

Well-Architected Framework の Sustainability Pillar(持続可能性の柱)について考えてみる -Part1-

3月よりIE課(インターナルエデュケーション課) に異動しました山﨑です。 今回はAWS Well-Architected Frameworks の1つである「Sustainability Pillar(持続可能性の柱)」について様々な観点から考察していきたいと思います 現在進行形で学習しているので、必要に応じて本ブログは加筆修正をしていこうと考えています。 続編もありますので、こちらも是非ご覧ください! blog.serv
AWS

AWS Control Tower のコントロールが対応していないリージョンを含む場合のコントロールの有効化について

こんにちは。AWS CLI が好きなテクニカルサポート課の市野です。 本日も、お客様からいただいたお問い合わせに対し社内検証した結果、得られた知見についての投稿です。 お客様のお困りごと AWS Control Tower で、東京リージョン、および、大阪リージョンを管理対象としている環境で、コントロールライブラリからコントロールを有効にした際に以下のようなエラーが発生
AWS

【AWS IAM Identity Center】コマンドラインツールからアクセスするときのアレコレ

エンタープライズクラウド部の松田です。こんにちは。 IAM Identity Centerを使ったコマンドラインツールからのアクセスを試してみたので、方法や注意点などをまとめてみます。 ※ちなみにAmazon Linux 2023で試しています。 発端 アクセス方法 AWS IAM Identity Center credentials を使う 手順1. aws configure sso を実行 手順2. 表示された URL にアクセス 手順3. 認証コードを入力 手順4. AWSアク
AWS

【Cloud Automator】ECSタスクの実行と停止を行えるようになりました

Amazon ECS (Elastic Container Service) のタスクを実行・停止する2つのアクションが、Cloud Automatorに新しく加わりました。 「ECS: タスクを実行 (Fargate)」アクション 「ECS: タスクを停止」アクション 概要 今回リリースされた2つのアクションは、主なターゲットとして「開発環境や検証用途のために、ECSのタスクをFargateで実行している方」を想定しています。 常時稼働が不要なタス

EC2 Instance Connectのアップデートを受けて、EC2インスタンスへのログイン方法を整理してみる

3月よりIE課(インターナルエデュケーション課) に異動しました山﨑です。 6月13日のAWSアップデートでPublic IPを利用することなく、EC2 Instance Connect を用いてSSH/RDP接続ができるようになったというアップデートがありました。 そこで今回はEC2インスタンス(Linux)へのログイン方法について整理してみたいと思います。 aws.amazon.com サマリー ログイン方法の比較表 ログイ

【コスト削減】すべてのリージョンにある利用されていないEBS(EBS Volume)をスクリプトで特定してみる

こんにちは!エンタープライズクラウド部技術2課の日高です。 本日は下記画像のように使用可能になっているものの利用されずに残っているEBS Volume(今後はEBSと表記)を特定するスクリプトを作成してみました。 スクリプトを利用するだけの場合は「作成スクリプトとその使い方」を、スクリプトの詳細を知りたい方は「スクリプトの詳細」をご覧ください。 作成スク

Lambda のコールドスタートと Snap Start 機能 (java向けの機能)を、ドキュメントと公式ブログから確認してみる

こんにちは。🐱カスタマーサクセス課の山本です。 Lambda のコールドスタートと Snap Start 機能 (java向けの機能)を、ドキュメントと公式ブログから確認してみました。 参考リンク 公式ドキュメント:Lambda SnapStart による起動パフォーマンスの向上 公式ブログ:New – Lambda SnapStart で Lambda 関数を高速化 Snap Start 関連のブログです。 試してみた前編: blog.serverworks.co.jp 試して
AWS, Java, CS

Amazon SageMaker Trainingで組み込みアルゴリズムを使って機械学習モデルを作成する

サーバーワークスの村上です。 NBAの2022-2023シーズンが終わってしまいましたね。。感動がいっぱいでした、来年も脳死で課金します。 YOUR DENVER NUGGETS ARE THE 2023 NBA CHAMPIONS 🏆#bRINGItIn pic.twitter.com/aOHqbUYwOx— Denver Nuggets (@nuggets) 2023年6月13日 さて、今回はAmazon SageMaker Trainingで選べるオプションの1つである組み込みアルゴリズムを使って機械学習モデルを作成します。 SageMaker Tr