LabBase の技術ブログ

curl でステータスコードとBodyを一緒に返す

curl コマンドで WebAPI を呼び出すときにリクエストの Body だけでなくステータスコード(201, 403 など)も利用したいことがある。そのような時は、 curl コマンド実行時に -w "\n%{response_code}" を付けて、 HTTP リクエストのステータスコードをコマンドの出力に追加する。 参考: https://everything.curl.dev/usingcurl/verbose/writeout これを後で分割することでレスポンスの Body とステータス

Enum での 比較におけるPartialEqとmatchesの違い

RustのEnumで比較をする場合PartialEqを利用していましたが、matches!も比較に使えます。 比較結果が変わることがあったのでこちらで共有します。 enumの定義 最初にシンプルなenumを定義します。 enum Sports { BaseBall, BasketBall, } シンプルな比較 まずはそのまま比較します。 == と matches! 両方で試します。 let b1 = Sports::BaseBall; // こちらはエラーです。 println!("{:?}", b1 == Sports::BaseBall);

Rustで真面目にフロントエンド開発ができるのか考えてみた

幸運なことに、私は最近バックエンドはほぼ全て Rust で開発しています。一方でフロントエンドは React で開発しているのですが、もし同じく Rust で書けたら Rust 信者の私としてはとても嬉しくないか?と日々思っていました。実はこれは夢ではなく、Rust のプログラムを WebAssembly(WASM)にコンパイルすることで Web ブラウザでも JavaScript から呼び出すことが出来ることからア

入力単語のサジェスト処理をRustで書いてReactから呼び出す

これは株式会社LabBase テックカレンダー Advent Calendar 2022、15日目の記事です。 https://qiita.com/advent-calendar/2022/labbase 13日目の記事は sotabkw さんによる「Reactとアクセシビリティ(a11y)対応」という記事でした。ぜひご覧ください。 https://qiita.com/sotabkw/items/9e78bf1103117b091ee5 今回は、Rustで書いた入力単語のサジェスト処理を紹介します。 概要 編集距離を元に、フォームに入力された
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