サーバーワークス の技術ブログ

トランジットゲートウェイをAWS CLIで設定する

こんにちは、技術4課の城です。 先日、トランジットゲートウェイが東京リージョンにもリリースされました。 というわけで、私も触ってみました。「AWS CLI」で。 備忘も兼ねて、手順を紹介させていただきます。 概要 172.16.0.0/16、172.17.0.0/16の2つのVPCを用意し、トランジットゲートウェイ経由で疎通させてみます。 ※VPC等の準備については割愛しています。 AWS CLIのアッ
AWS

Lambda・SESを使って、添付ファイル付きメールを送信する

渡辺です。 S3バケットにあるファイルをメールで毎月1回送信すべしというお仕事が発生しました。 パッと思いついた実装方法は以下となります。 CloudWatch Events ルールのスケジュール式 で毎月1回Lambda Function を動かす。 Lambda Functionの実装 S3バケットにある指定ファイルを取得する。 SESのメールで添付ファイルとして送信する。 CloudWatch Eventsの部分は特に問題なかったので
AWS

ACM証明書をEメール検証からDNS検証に切り替える

PS課の杉村です。AWS Certificate Manager(以下、ACM)ではEメール検証とDNS検証の2通りの方法でSSL/TLS証明書(DV)を発行することができます。 DNS検証はサービスリリース当初には無かった選択肢ですので、自動更新の理由でEメール検証の証明書をDNS検証に切り替えたい場合があるかもしれません。 参考: AWS Certificate Managerで発行した証明書の自動更新条件 では、一度Eメール検証で発
DNS

My AWS re:Invent Recap

こんにちは、技術2課の小倉です。 遅くなりましたが、2018/11/26-11/30にラスベガスで開催されたAWS re:Inventに初めて参加したので、レポートをまとめました。 AWS re:Invent AWS re:Invent は、グローバルクラウドコンピューティングコミュニティ向けのアマゾン ウェブ サービス主催のラーニングカンファレンスです。このイベントでは、基調講演での発表、トレーニングプログラム

ACM発行の証明書の自動更新条件

PS課の杉村です。 AWS Certificate Manager(以下、ACM)を使うと、無料でSSL/TLS証明書(ただしDV、Domain Validation証明書)を発行することができます。 発行した証明書はElastic Load Balancer(ELB)やCloud Formationにデプロイして使用することができます。 さらに魅力的なのは、毎年(じゃないかもしれませんが)めんどうなあの作業、そう証明書の更新です。 ACMでは一定の条件を満たしていれ

「VRX2018」XR (VR, AR, MR)の世界に行ってきました

皆さん、こんにちは。 サーバーワークス・カリフォルニアオフィスの臼坂です。 この度、サンフランシスコのヒルトンホテルで行われたVirtual Reality、Augmented Reality、 Mixed Realityに関するカンファレンス「VRX 2018」に参加してきました。 VR、AR、MRを総称してXRと言う言い方をしますが、XRの現状と今後についてどのように考えられているのかを調査するとともに、XRが企業のDX
DX

PowerShellでLambdaを実装しよう!~コードの準備からデプロイまで~

技術4課のPowerShellおじさんこと、鎌田です。 先のブログで、PowerShellでLambdaを実装するための準備をしました。さあいよいよ、実装していきましょう。 1.実装の基礎知識 PowerShell Lambdaを実装する時は、専用コマンドでテンプレートからスターターコードを作成し、テンプレート中にあるファイルを編集して、実装します。 テンプレートは以下のコマンドで種類を確認できま

PowerShellでLambdaを実装しよう!~準備編~

技術4課のPowerShellおじさんこと、鎌田です。 日本、いや全世界のPowerShell大好きな皆様、PowerShell使いだって、サーバーレスしたいですよね? Pythonのコードを書いたことがある私でも、PowerShellでサーバーレスしてみたいぞ!ということで、LambdaがPowerShellの実装に対応したことを記念し、実際に実装してみたいと思います! まずは環境準備が大事!ということで、環境作り

Proxy環境下で使うAWS Systems Manager

PS課の杉村です。AWS Systems Managerは本当に便利になってきました。特にEC2では、Agentをインストールすることでログインすることなく様々なオペレーションが実施できます。しかし特にエンタープライズのお客様ではいろいろな制約から、なかなか有効活用できていないケースがあるのではないでしょうか。 「社内LANに存在するすべてのPC、サーバーはインターネットに出る
AWS

AWS Transit GatewayとAlibaba Cloud CENの接続

はじめに 2018年11月にAWS Transit Gatewayが登場しました。 これは複数のVPCを接続するHUBとなるサービスです。 一方、Alibaba CloudではCEN(Cloud Enterprise Network)という同様のサービスが既にあります。 まず、両サービスの構成図を比較してみましょう。 なお、この記事はAlibaba Cloudアドベントカレンダー2018の12日目となります。 AWS Transit Gateway AWS Transit Gateway(VPC およびアカウント接

AWS 機械学習サービスまとめ 2018年版

こんにちは、PS課のミネです。 昨年のre:invent 2017ではSageMakerが発表され、今年のre:invent 2018でもAmazon PersonalizeやAmazon Forecastなどが発表されました。AWSの機械学習サービスもかなり充実してきたのではないでしょうか。 今回はそれぞれのサービスの概要とユーズケースをまとめたいと思います。 何があるか そもそもAWSの機械学習サービスに分類されるサービスには何がある

【祝・東京リージョン対応】Amazon Connectできること・できないこと

クラウド型コンタクトセンター Amazon Connect がいよいよ東京にやってきました。 【祝・東京リージョン対応】みんなはAmazon Connectで何を解決しようとしている? に続いての投稿です。 本エントリでは、Amazon Connect の導入を検討しているお客様から Amazon Connect ってこんなことできますか? と何度も聞かれた質問について対応可否についてまとめました。 Amazon Connect はセル

【祝・東京リージョン対応】みんなはAmazon Connectで何を解決しようとしている?

クラウド型コンタクトセンター Amazon Connect がいよいよ東京にやってきました。 【東京リージョンでできるようになったこと】 ・今までの050、0800番号に追加して 0120番号の取得ができるようになりました ・よりスムーズな接続、通話になった感じがします そして気になる料金はシドニーリージョンよりも安めになっています。 サーバーワークスオリジナルのAmazon Connect利

AWS Direct Connectの概念の整理...Connectionとは?VIFとは?

PS課の杉村です。Direct Connect(通称DX)は、オンプレミス環境とAWS環境をつなぐ専用線サービスであり多くの企業で利用されています。しかし概念を正確に理解されている人はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。非常に簡単にですがDirect Connectに登場する概念について整理してみます。 なおAWSさん公式でDirect Connectに関する非常に分かりやすい資料を公開してい

Auroraアップグレードではどのバージョンが当たるのか

PS課の杉村です。先日、Amazon Auroraクラスターをアップグレードした際に少し混乱したことがあるのでTIPSとして記載します。 (本記事中のコンソール画面スクリーンショットは2018年11月現在のもの) どのバージョンがあたるのか そのときの私はマネコンでアップデートが保留になっているAuroraクラスタを選択し「次のウインドウでアップグレード」を選択しました。 これは
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