株式会社RevComm の技術ブログ

対話要約の解説 後編 〜近年の研究の紹介〜

はじめに 対話要約手法の概要 抽出的要約 抽象的要約 その他 近年の研究 Pegasus DialogLM ChatGPT/GPT3 まとめ 引用 はじめに この記事は『 対話要約研究の最前線 前編 〜データセットと評価指標の紹介〜 』の続きです。 RevCommは電話営業や顧客応対の通話を支援するAI搭載型のIP電話「MiiTel」を提供しています。 この製品は、通話の文字起こしを保存する機能を備えており、RevCom

【登壇情報】スクラムフェス新潟にRevCommのQAエンジニアの大野泰代が登壇します

2023年5月19-20日に開催されるスクラムフェス新潟にRevCommのQAエンジニアの大野泰代が登壇します。 トークタイトルは Whole-Team Approach (WhTA) for babies です。 開催概要 名称:スクラムフェス新潟 開催日時:2023年5月19-20日 開催場所:NINNO3(新潟市)、オンライン 主催:Scrum Fest Niigata実行委員会 イベントの詳細、お申し込みはこちら イベント内容 スクラムフェス新潟はアジャイ

MiiTelの技術スタックとアーキテクチャ変遷を紹介します(2023年5月版)

はじめに Hello World! RevCommのバックエンドエンジニアの矢島です。 今回はMiiTelのアーキテクチャや技術スタックと開発・運用体制についてご紹介します。 MiiTelってなに? アーキテクチャや技術スタックの話題に入る前に、簡単にMiiTelについて紹介します。 MiiTelはAI搭載型クラウドIP電話です。 電話業務の可視化・分析を行うことで、セルフコーチングの機会を提供し、教

[4/28(金)19:00〜 オンライン説明会]RevCommのエンジニアの開発組織とは

2023年4月28日(金)19:00 より、 Forbes AI 50 2023にアジアで唯一選出されたばかり の、 弊社の開発組織に焦点を当てたオンライン説明会 を開催します。 revcomm.connpass.com イベント内容 RevCommのエンジニア組織はどうなっているの?プロジェクトはどのように進めているの? Forbes AI 50 2023にアジアで唯一選出された と聞いて初めて知った会社だけど、どんな開発体制なの?…など

Django 4.2LTSがリリースされたので早速アップグレードした話

はじめに バックエンドエンジニアの小門 照太です。 RevCommの主要製品であるAI搭載型IP電話「MiiTel」において、バックエンドAPIフレームワークの一つとしてDjangoを利用しています。 さて、4/3(月) にDjango 4.2がリリースされました。 Django 4.2 released これはLTS(Long-Term Support)バージョンであり、3.2 LTSから2年ぶりのリリースです。 サービスの継続開発と運用においてフレーム

物体検出モデルYOLOv8の紹介: 動作手順や過去のバージョンとの比較

1. はじめに こんにちは、RevComm Researchでリサーチエンジニアとして働いている髙瀬です。 2023年1月上旬にUltralytics社からYOLOv8が公開されました。 今回はYOLOv8について、v5との変更点や動かし方を紹介していこうと思います。 2. YOLOとは 非常に有名な物体検出手法なので、ご存知の方も多いと思います。 YOLOは、CVPR2016でJoseph Redmon氏らが発表した You Only Look Once: Unified, Real-Time O

MiiTel Outgoing Webhook の使い方: タスク管理ツールとの連携サンプル

1. はじめに こんにちは、RevComm でバックエンドエンジニアとしてプロダクトの開発に携わっている池畠です。 2022 年 12 月下旬に弊社から MiITel の新機能として Outgoing Webhook をリリースしました。今回は弊社における Outgoing Webhook を活用した業務の効率化事例について、Python によるマイクロサービスを実装しながら紹介していこうと思います。 2. Outgoing Webhook MiiTel の Outgoing

Amazon Inspectorによるプラットフォーム診断とコンテナイメージ改善の取り組み

はじめに RevComm の小門です。 普段はバックエンドエンジニアとしてプロダクトの開発に携わっています。 2022年12月まではインフラエンジニアとして全社横断的なシステムのセキュリティ強化対応を担当していました。 今回は、セキュリティ強化の一環として「プラットフォーム診断」およびそれに付随したコンテナイメージのセキュリティ改善対応について紹介します

RevComm の技術スライド公開を始めます!

こんにちは、RevComm テックブログ運営担当の小山と申します。この度、社内で共有された技術スライドの一部を公開していくことにしました。 RevComm のエンジニアの情報発信は、今までこのテックブログが中心でした。しかし、社内には技術情報をまとめたスライドが多数あります。中には社内外を問わず広く参考になるような内容も共有されており、技術資料として公開

対話要約研究の最前線 前編 〜データセットと評価指標の紹介〜

本記事の著者はResearch Engineerの大野です。最近は、 ホロウナイト というゲームをやっていましたが、もう少しでクリアというところで敵が倒せず諦めました。 はじめに RevCommは電話営業や顧客応対の通話を支援するAI搭載型のIP電話「MiiTel」を提供しています。 この製品は、通話の文字起こしを保存する機能を備えており、RevCommは数千時間の対話データに接しています。

エンジニア出身ではない CEO にシステムを説明する方法

この記事は RevComm Advent Calendar 2022 の 25 日目の記事です。 はじめに  株式会社 RevComm 執行役員 CTO の平村 健勝 (@hiratake55) です。2022 年は、AI 搭載 IP 電話 MiiTel の機能改善から大規模なシステム移行、セキュリティ面での改善、さらにインドネシアをはじめとする海外事業の拡大、AI 搭載オンライン商談解析ツール MiiTel for Zoom の正式リリースなど、社会やビジネスにおける

「個人の意志」と「企業の理念」をつなぐためにエンジニアリングマネージャーができること

この記事は RevComm Advent Calendar 2022 の 24 日目の記事です。 はじめに クリアすべき 4 つのステップ 1. 個人のモチベーション向上 Will Can Need まとめ 2. パフォーマンス向上 条件 1: 強い意志 条件 2: リラックス 条件 3: 手順の明確なイメージ 条件 4: フィードバック 条件 5: ちょっとした混乱(緊張感) まとめ 3.企業の業績向上 まとめ 4. 社会への価値創造   まとめ 最後に

Rust で Slackbot 開発 ~App 作成から Bot にオウム返ししてもらうまで~

この記事は RevComm Advent Calendar 2022 の 22 日目の記事です。 はじめに こんにちは、バックエンドエンジニアのまつどしんたろうです。 私は最近 Rust で Slackbot を作っています。 そのBotは、 @Slack名 ++ と投稿すると、 Thank you @Slack名 (counter: 1) と返答してくれます。 また、もう一度 @Slack名 ++ と投稿すると、 Thank you @Slack名 (counter: 2) となり、感謝された数だけ counter が増えてい

Cognito user pool で OpenID Connect を利用した外部 ID Provider によるサインインを実現する

この記事は、 RevComm Advent Calender 21 日目の記事です。 RevComm の宇佐美です。認証基盤開発チームで開発および Project Manager を担当しています。 OpenID Connect (OIDC) を利用して Cognito user pool と外部の Identity Provider (IdP) の連携を行う方法について調べる機会があったので、まとめてみました。 IdP には Azure AD (Microsoft が提供するクラウドベースの ID およびアクセス管理サービス

RevComm Research 開発部の技術変遷を紹介します(2022 年 12 月版)

この記事は、RevComm Advent Calender 20 日目の記事です。 はじめに こんにちは。服部 ( @keigohtr ) です。趣味は MLOps 調査とクラフトビールです。最近はエルゴノミクスキーボードを探し続けています。担当は RevComm Research 配下の開発部のエンジニアリングマネジメントです。本日は「RevComm Research 開発部ってどんな場所なの?」に答えたいと思います。 会社紹介 RevComm は電話営