株式会社RevComm の技術ブログ

PyCon APAC 2024でRevCommのエンジニア3名が登壇します

MiiTel Platform チームの小門です。 2024年10月25日(金)~27日(日)に開催される PyCon APAC 2024 に RevComm のエンジニア陶山 嶺と松土 慎太郎、わたし小門 照太の3名が登壇します イベント概要 https://2024-apac.pycon.id/ 日程: 2024年10月25日(金)~27日(日) 会場 Universitas Nahdlatul Ulama Yogyakarta チケット ※オンラインチケットもあります 登壇情報 発表一覧とスケジュールは以下に公開されていま

Rules of ReactをベースにReactとは一体なんなのかを改めて考えてみる

はじめに Rules of React という安全で効果的なReactアプリケーションを記述するためのルールがReact公式から公開されました。 Writing idiomatic React code can help you write well organized, safe, and composable applications. These properties make your app more resilient to changes and makes it easier to work with other developers, libraries, and tools. These rules are known as the  Rules of React . https://github.com/reactjs/react.dev/blob/40d73490733a1665

PyCon JP 2024でRevCommのエンジニア2名が登壇します

MiiTel Platform チームの小門です。 2024年9月27日(金)~29日(日)に開催される PyCon JP 2024 に RevComm のエンジニア陶山 嶺と、わたし小門 照太の2名が登壇します イベント概要 https://2024.pycon.jp/ja 公式サイトから引用 PyCon JP は、Python ユーザが集まり、Python や Python を使ったソフトウェアについて情報交換、交流をするためのカンファレンスです。 PyCon JP の開催を通じて、Python の使

TechBlog: AWS Startup GenAI GameDayで日本国内で入賞しました!

概要 こんにちは、RevCommのエンジニア、加藤(涼)です。今回は、私たちが参加した最高のイベントについてお話しします! 2024年08月26日(月)に弊社から4人1チームが AWS Startup GenAI GameDay に挑戦してきました。 普段はそれぞれ異なるプロジェクトに携わっている私たちですが、この日は一丸となってAWSの最新技術に挑戦しました。 この記事ではその参加レポートを共有しま

E-BranchformerとMask CTCで高精度かつ高速な音声認識モデルを構築する

概要  こんにちは、RevCommでMiiTelの音声解析機能に関する研究開発を担当している石塚です。 前回のRevComm Tech Blog にて、2023年時点でSOTAの精度であったE-Branchformer[ 1 ]を利用して日本語の音声認識モデルを構築する記事について書きました。  前回の実験において、E-Branchformerで構築したモデルは、精度ではConformerで構築したモデルより優れていましたが、スピードはConforme

React v19に関する周辺ライブラリへの影響と対応状況について

はじめに こんにちは。ここ最近、React v19が注目を集めているように感じます。 最近ではついにReact v19のRCバージョンもリリースされました。 Just published React 19.0.0-rc.0. This is the exact build we'll release as 19.0, unless an issue is reported that requires a breaking change. Thank you to everyone who helped us get the release into shape! — Andrew Clark (@acdlite) 2024年6月3日 そう遠くないうちにReact v19がリリース

EKSのアップグレード方式をin-placeからBlue/Greenへ変更した話

Analytics Teamの山内健二です。RevCommの解析基盤に導入されているAmazon EKSクラスタでBlue/Greenアップグレードを導入し、合わせて今後の工数削減のために自動化を行ったので、その内容をご紹介します。 RevCommの解析基盤の概要 アップグレードの内容の前に、簡単にRevCommの解析基盤を簡単に紹介します。RevCommはMiiTel、MiiTel Meetingsなど、複数のプロダクトを提供しておりますが

GILを無効化したPythonを早速試してみた (2024/06 更新)

バックエンドエンジニアの小門です。 この記事ではグローバルインタプリタロック (GIL) が解消されたPythonを動かしてみた検証の方法と結果について書きます。 なおGIL自体の説明や詳しい仕組みについてこの記事ではほとんど説明しないのでご了承ください。 準備として開発バージョンを取得してソースコードからビルドし、ビルド成果物のPythonランタイムを使って検証

Amazon S3 のコスト削減の計画から実施、効果測定まで

はじめに RevComm CTO Office 高田です。 今回は RevComm が提供するクラウドIP電話サービス「MiiTel」の基盤となっている AWS のコストに関するお話です。 MiiTel は多くの音声データ・映像データを保持しているサービスになります。リリースされてから数年が経ち、またユーザも増加しサービス維持費が無視できないものとなってきました。そこでコスト削減の対象として S3 に保
AWS

openapi-typescriptとRedocly CLIを活用してOpenAPIドキュメントと型定義の同期を効率化する

はじめに こんにちは!RevCommでフロントエンドエンジニアをしている田中です。 最近、MiiTel Phone Webというプロダクトに openapi-typescript とRedoclyというツールを使用してOpenAPIドキュメントからTypeScriptの型定義の管理を効率化する仕組みを導入しました。それらのツールの導入背景や使い方などについて説明します。 この記事は以下のバージョンを想定して記述されています

新しいエンジニア評価制度と継続的な改善の仕組みについて

はじめに RevComm でエンジニアリングマネージャーをしている服部 ( @keigohtr ) です。RevComm のエンジニア評価制度は2023年1月に改定しました。新制度を運用して既に1年が経過しました。この記事では、現在のエンジニア評価制度を紹介するとともに、評価制度の改定をどのようなプロセスで行ったのかについて紹介したいと思います。 タイムライン 2022年10月 - 評価制度改定

Pydanticを活用してCSVファイルを型安全に扱う

RevCommでバックエンド開発をしている小門です。 最近、CSVファイルのアップロードを受け付けて処理するバックエンドAPIの機能開発を担いました。 CSVファイルのパース、バリデーションにPydanticが便利でしたので紹介したいと思います。 なお開発言語はPython、コードの動作バージョンは以下です。 Python 3.12 Pydantic: 2.6.0 PythonでCSVファイルの取り扱い Pythonでは組み込みモジ

Ya8 2024 - ヤパチー 令和六年最新版(仮) 参加レポート

2024年3月15日(金)に開催されたYa8 2024 - ヤパチー 令和六年最新版(仮)にバックエンドエンジニアの大谷が登壇しました。 今回はイベントの振り返りとして登壇資料と登壇者の感想を紹介します。 登壇振り返り 【供養】DynamoDBでも部分一致検索したかった DynamoDBのパフォーマンスを活かしつつ、どこまで柔軟な検索が可能なのか検証しました。 設計例と合わせてします。 登

「2月7日(水)19:00〜オンライン」ソフトウェアエンジニアリングの枠を超えて:テックブログ運営で見つけた自分の役割

2月7日(水)19:00よりオンラインにて開催されるイベント「 DevRel/Tokyo #89 〜テックブログ運営〜 」に、RevComm シニアリサーチエンジニアの加藤集平が登壇します。 DevRelとは Amazon、Google、Facebook、Evernote、GitHub…多数の企業が実践しているマーケティング手法がDevRel(Developer Relations)です。外部の開発者とのつながりを形成し、製品やサービスを知ってもらうこと、さらに彼

RevCommのMiiTel開発チームの2023年を振り返る

この記事は RevComm Advent Calendar 2023 25日目の記事です。 RevCommでCTOを務めています平村健勝です。 この記事では、2023年のMiiTel開発チームの変化や印象に残った出来事について振り返りたいと思います。 組織構成とNon-Japanese Speakerの採用開始 2023年12月1日時点で全従業員256名中、エンジニア、デザイナー、リサーチエンジニアをあわせたメンバー数は114名でエンジニア比率は約