株式会社RevComm の技術ブログ

DroidKaigi 2022 に協賛します

この度、2022年10月5日(水)〜7日(金)に開催される DroidKaigi 2022 に SUPPORTER スポンサーとして RevComm が協賛します。 イベント概要 公式サイトより引用 https://droidkaigi.jp/2022/ DroidKaigiはエンジニアが主役のAndroidカンファレンスです。 Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的に、2022年10月5日(水)〜7日(金)の3日間開催します。 日程: 2022年10月5日(水) ~ 7日(金) 会場 東京ドー

CloudFrontを経由しないALBへのアクセスを制限する

初めまして、RevCommインフラチーム所属の平島と申します。 インフラチームは、主に当社で用いられる全マイクロサービスの共通基盤の設計・構築・運用を担当していますが、それに加えてSite Reliability Engineering (SRE) 業務も担っています。その SRE 業務の一環として、サービスのセキュリティ強化に順次取り組んでいます。 セキュリティ対策の一つひとつは、技術的には地

「開発も QA もお互いを尊重する」 ── MiiTel の更なる品質向上を目指す取り組み

今回は QA チームのインタビューです。 システム開発において QA (Quality Assurance; 品質保証) とは、成果物であるソフトウェアの品質を保証する業務を指します。RevComm においては、MiiTel に不具合がないか、新機能導入時に既存機能との整合性がとれているかなど、お客様に安心して MiiTel を利用いただくために様々な観点からテストをすることがメインの業務です。 RevComm

iOSアプリのバックグラウンド状態を考慮した実装における注意点

モバイルエンジニアの長尾です。 最近は暑くてすっかり外に出なくなってメタボ体型になってしまったので、定期的に運動する方法としてジムに通うようになりました。やっぱり運動はいいっすね。 はじめに バックグラウンドでの着信時の動作 フォアグラウンド状態での動作をバックグラウンド状態でも続けたい時の動作 まとめ 最後に はじめに みなさんは、iOSアプリ

iOSDC Japan 2022 に協賛とコアスタッフ1名が参加します

RevComm では自社プロダクト「MiiTel」におけるお客様向けの通話用アプリを iOS、Android で開発し「MiiTel Phone Mobile」としてご提供しています。 この度、2022年9月10日(土)〜12日(月)に開催される iOSDC Japan 2022 にシルバースポンサーとして協賛します。 イベント概要 公式サイトより引用 https://iosdc.jp/2022/ iOSDC Japan 2022 はiOS関連技術をコアのテーマとしたソフトウェア技術者のため

通話相手が雑音環境下にいても聞き取りやすい電話を目指してみた

RevCommで音声処理の研究開発を担当している加藤集平です。皆さんは 電話の通話相手が屋外やカフェなどの雑音環境下にいるために、相手の声が聞こえづらくて苦労した経験はありませんか? 本記事では、 物理的な音量はそのままに 雑音環境下の聞こえ(音声了解度)を改善するモデルであるNELE-GANを用いた、通話相手が雑音環境下にいても聞き取りやすい電話の実現に

テレワーク中、WEB 会議のひと工夫

こんにちは。はじめまして。PBX チーム所属の山崎です。 はじめに さてみなさま、夏休みはいかがお過ごしでしょうか。 夏休みで子どもがずっと家にいると、WEB 会議に乱入してくる可能性が高くなります *1 。 「おとーさーん!おとーーさーーん!あれ〜いないの〜〜?」「ちょっと静かにしててー💢」みたいなご経験、ないでしょうか。 もちろん乱入してきたからと

祈らないライブラリアップデート(フロントエンド編)

はじめに:アップデートできていますか? 作ったきりで一度もライブラリをアップデートしていない、そんなプロダクトも多いのではないでしょうか。新規ライブラリの利用が古いライブラリへの依存により実現しないことなど、損失が発生するケースは多々あります。脆弱性対策のアップデートをして、新たな不具合を発生させていては本末転倒です。それらを理解し

音声解析AIによる感情認識機能の裏側 〜筑波大学との共同研究を紹介します〜

こんにちは、RevComm にて主に MiiTel の音声解析機能に関する研究開発を担当している石塚です。 石塚賢吉(いしづか けんきち) プリンシパルリサーチエンジニア。筑波大学大学院博士後期課程卒業。博士(工学)。日本HP株式会社にて通信事業者向けのシステム開発、株式会社ドワンゴで全文検索システムの開発などに従事。2019年12月、株式会社RevComm入社。音声認識、

TechTalk を緩く長く続けるコツ

はじめまして。RevComm の渋谷です。MiiTel Phone Mobile のバックエンドや E2E テストなどを主に担当しています。2021 年 6 月に入社し、在籍がちょうど 1 年経過したところです。 それとは別に、TechTalk (エンジニア主体の技術共有の場) 運営にも 2021 年 8 月頃から参加しております。 今回は RevComm における TechTalk の立ち位置や意義、どのような発表が行われてきたか、そして

「Androidアプリにテレコムフレームワークを導入するには?」 1 から解説します

こんにちは、株式会社RevCommでAndroidアプリ開発を担当している吉村です。 私が開発を担当しているアプリに MiiTel Phone Mobileというものがあります。このアプリはスマートフォンでインターネット回線を介して発着信ができる通話アプリです。日々の業務において機能追加・機能改修をする場面は多いのですが、その中でも通話部分の実装には通話アプリ特有の実装の難しさ

【Recoil】RecoilRoot をネストした状態管理

こんにちは! RevComm に2022年1月に入社したフロントエンドエンジニアの小山 (koji-koji) です。 RevComm では、 React を採用しているサービスの状態管理に Recoil を使っています。今回は Recoil の理解をより深めるために Context と比較してみました。 Context では小さく状態管理できる。 Recoil でもできないか? Context の状態管理のスコープは <Context.Provider> で括った対象であり

コスト最適化のために Autify の運用方針を整理しました

RevComm で Software Engineer をやっております、佐藤と申します。 現時点で弊社には4名の佐藤が在籍していますが、今のところ全員の所属部門が大きく違うため、苗字で呼ばれてもあまり困らない日々を過ごしております。 今回は弊社で利用している E2E テストツールの Autify についてのお話です。実際の運用について少しだけ踏み込んだ話になりますので、Autify についての紹

AWS 特権 ID の使用を Slack に通知する

こんにちは。 Infrastructure (インフラチーム) 所属の小門です。 RevComm (レブコム) では、電話営業や顧客対応を可視化する音声解析 AI 搭載型のクラウド IP 電話 MiiTel (ミーテル) を提供しています。 miitel.com はじめに MiiTel を含め RevComm ではクラウドプラットフォームに AWS を利用しています。 環境や用途に応じて複数の AWS アカウントを保有しています。 各 AWS アカウントの

Amazon OpenSearch のシャード数切り替えとリインデックス

こんにちは、RevComm の玉城です。MiiTel Analytics のサーバーサイドの開発を主に担当しています。MiiTel Analytics は通話や会議の履歴・音声解析結果を集約し可視化する製品です。 MiiTel Analytics では以下の2つを提供するために Amazon OpenSearch を運用しています。 全文検索機能 使用単語頻度レポート この Amazon OpenSearch のシャード数を切り替えるタイミングがありそちらを私が担