株式会社RevComm の技術ブログ

初めて英語を使って仕事をした感想

こんにちは、小島です。この記事はRevComm Advent Calendar 2023 12/5 分の記事です。 qiita.com 2023年のRevCommに起きた大きな変化のひとつは、英語話者(日本語の読み書きや会話を前提としない)のエンジニア採用を始めたことです。 昨年までは日本語能力の採用要件がありましたが、今年からその要件なしで採用するようになりました。そのため、日本語を母語とする僕もチーム

Mermaid flowchart を Notion で使うとアルファベット小文字がズレる問題の対処

この記事は RevComm Advent Calendar 2023 4日目の記事です。 弊社は Notion を使っています。 Notion は Mermaid が使えて最高なのですが、 flowchart の theme がアルファベットに若干弱い *1 です。というわけで theme をいじって解決します。 これを書くだけです。 %%{init:{'themeCSS':'line-height:1.1rem;'}}%% *1 : この問題はいつか直るでしょう

MiiTel SSOログインの初期セットアップ運用における工夫

この記事は RevComm Advent Calendar 2023 1日目の記事です。 RevCommでバックエンド開発をしている小門 照太です。 MiiTelにおける認証基盤を担うマイクロサービス(MiiTel Account)に携わっています。 MiiTelでは外部のIDプロバイダー(IdP)と連携したシングルサインオン(SSO)によるログインに対応しています。 この記事ではMiiTelのお客様がSSOログインを利用する際に必要となる手順

Introducing YoloV8: Operation and comparison to previous versions of the object detection model

This article is the English version of Yuta Takase's blog post . Table of contents Table of contents 1. Introduction 2. What is YOLO? 3. YOLOv8 4. YOLOv8 model size 5. Changes with YOLOv5 6. YOLOv8's building and inference execution Inference on images Inference on videos Supplement Supported video formats Text output of detection results Model inputs 7. Overview of the inference results for each model 8. Summary References 1. Introduction Hello, I am Takase, a Research Engineer at the RevComm R

音声処理系国際会議INTERSPEECH・SSW出張レポート

RevComm Research の加藤集平です。8月下旬に音声処理のトップカンファレンスである INTERSPEECH で発表するため、また引き続いて行われた ISCA Speech Synthesis Workshop (SSW) に参加するためにヨーロッパに出張をしてきました。今回の記事では、INTERSPEECH, SSWおよび私の発表について紹介いたします。 INTERSPEECH 会議の概要 International Speech Communication Association (ISCA) が主催する国際会議で

Evaluating Summarization Evaluation

This blog post is the work of Hongkai Li, edited by Tolmachev Arseny. The authors belong to Works Applications and are working for RevComm. TL;DR Background Evaluation Metrics Experiments Datasets and Systems Results Correlation Among the Metrics Micro Analysis: Relevance-Based Metrics Micro Analysis: Factual Consistency-Based Metrics Evaluating Factual Consistency of Reference Summaries Performance Differences by Dataset ChatGPT’s Behavior FactSumm’s Behavior Dialogue vs. Narrative . TL;DR

PyCon APAC 2023 参加レポート(RevCommのエンジニア 3名が登壇しました)

RevCommの中島です。 2023年10月26日(木)から29日(日)に開催された PyCon APAC 2023 に参加しました。 弊社からは陶山 嶺、小門 照太、松土 慎太郎(兼 コアスタッフ)の3名が登壇しました。 今回はConferenceの振り返りとして登壇者らのコメントとトークの感想をお送りします。 登壇振り返り Pythonはどのようにデータベースと繋がるのか 概要: Webアプリケーション開発で何気

A Hitchhiker's Guide to your first Pycon APAC - PyCon APAC 2023 Report

Introduction Hi! My name is Jose, a software engineer working for RevComm. In this blog post, I'll discuss four takeaways from my first PyCon APAC and the most interesting talks I attended. What is PyCon APAC? PyCon APAC is a non-profit annual Python conference organized in countries of the Asia-Pacific Region. The 2023 edition in Tokyo consisted of four days: one tutorial, two conferences, and one development sprint. Lessons 1. Plan ahead Every PyCon exhibits the most varied collection of talks

Methods for Measuring and Continuously Optimizing MiiTel Account's SLO

Photo by Luke Chesser on Unsplash Introduction (This article is a translation of the Japanese article titled "MiiTel AccountのSLO: 測定と継続的な最適化の方法") I'm Kei Usami from RevComm. We develop and provide an AI-powered phone system "MiiTel" and an AI-powered online meeting analysis tool "MiiTel Meetings." I work in the MiiTel authentication platform (MiiTel Account) team, serving as a Project Manager and Software Engineer. Previous Articles: Cognito user pool で OpenID

MiiTel AccountのSLO: 測定と継続的な最適化の方法

Photo by Luke Chesser on Unsplash はじめに RevCommの宇佐美です。 RevCommでは、音声解析AI電話「MiiTel(ミーテル)」やAI搭載オンライン会議解析ツール「MiiTel Meetings」を開発・提供しています。 私はMiiTelの認証基盤 (MiiTel Account) 開発チームで、Project Manager兼Sortware Engineerとして活動しています。 過去記事: Cognito user pool で OpenID Connect を利用した外部 ID Pr

登壇レポート『NIKKEI Tech Talk』にて 研究開発部門のFeature Flag の検討と導入についてお話ししました

RevComm Research Dept. Development Groupの高橋典生です。先日開催された、NIKKEI Tech Talkの 【日経×コドモン×RevComm】サービスの安定性、信頼性を高めるDevOps/SREの取り組み に登壇しましたので、紹介させていただきます。 NIKKEI Tech Talkとは NIKKEI Tech Talkとは、日本経済新聞社 CDIO室が開催する技術勉強会です。毎回テーマを変えて様々なトピックで開催されています。私が登壇したの

PyCon APAC 2023でRevCommのエンジニア3名が登壇します

2023年10月27日(金)〜28日(土)に開催される PyCon APAC 2023 に RevComm のエンジニアの陶山 嶺と小門 照太と松土 慎太郎が登壇します。 イベント概要 https://2023-apac.pycon.jp/ 公式サイトより引用 https://2023-apac.pycon.jp/ PyCon APACは、プログラミング言語「Python」を中心としたボランティアによる非営利の年次カンファレンスです。このカンファレンスの目的は、Pythonプログラミング言語と

NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム (2023) 参加・発表報告

Works Applicationsに所属しており、業務委託としてRevCommで働いている勝田です。8月末に開催されたNLP若手の会 (YANS)に参加し、発表を行いました。今回のブログ記事ではその報告をします。 著者 YANSの概要について 名称:NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム (2023) 開催日:2023年8月29日(火) - 31日(木) 29日はハッカソンのみ、シンポジウムは30日と31日の2日間で開催 会場:浅草橋

『オンラインイベント【世界に認められたAIスタートアップが、Djangoを使って感じる良さとは? 】』を開催しました!

RevCommのフロントエンドエンジニア兼イベントモデレーターの小山です! RevCommは7/5(水)に「世界に認められたAIスタートアップが、Djangoを使って感じる良さとは? 」というイベントを開催しました。今回はそのイベントで公開したスライドや動画を公開しながら、イベント中に時間の都合で答えられなかった質問にも答えていきます。 今回のイベントは私が企画からモデ

MiiTel利用開始時の法人確認・本人確認プロセスを効率化した話

はじめに こんにちは!私はRevCommのCorporate Engineeringグループで主にSalesforce Administrator & Developerとして活動している長谷部です。今回はRevCommが提供するクラウドIP電話サービス「MiiTel」をお客様がご利用を開始するために必要なシステムの内の1つ、「MiiTel Signup」の効率化についてお話したいと思います。 「MiiTel Signup」とは、MiiTelを提供するにあたって必要な法人確認、