株式会社RevComm の技術ブログ

CodemagicでFlutterアプリをビルドする

この記事は RevComm Advent Calendar 2023  14 日目の記事です。 RevComm でフロントエンド開発をしている豊崎 朗です。MiiTel Analytics、MiiTel Mobile Phone、MiiTel RecPod というプロダクトに携わっています。フロントエンドチームに籍を置いていますが、バックエンド、モバイルアプリ開発もやっています。 (フルスタックチームは、別であります。) MiiTel Mobile Phone、MiiTel RecPod はモバイルア

Practical lessons on keeping a knowledge portfolio

Introduction As a professional developer, you encounter something new every day: new coding techniques, new ways of organizing projects, new bugs, new tools, etc. The amount of knowledge the world has to offer is too much, so we write it down as a note in a Jira ticket or as a comment in a PR. We recall certain patterns and internalize the frequent ones; we unconsciously discard the rare to the bottom of our long-term memory. And then it happens. That little hack comes to bite back again, and yo

Day.jsのタイムゾーンを扱う関数 tz のドキュメントにない注意点を整理

こんにちは! RevComm のフロントエンドエンジニアの小山功二です。 私が RevComm に入社する前に担当した開発案件は、どれも国内のユーザーにしか使われていないものばかりでした。一方で、RevComm の提供する MiiTel は、日本はもちろんインドネシアやアメリカでも使われています。 私の担当する MiiTel CallCenter というプロダクトは今年リリースしたのですが、こちらもリリ

MiiTelのOutgoingWebhookを使ってGoogleCalendarに応対履歴を残す

概要 想定読者 MiiTelのOutgoingWebhook 機能について 本記事で紹介しているGoogleCalendar連携について 利用想定 開発者向け情報 概要 全体の処理シーケンス GoogleCalendarAPI利用時に認証tokenを保存するための処理 通話完了からGoogleCalendarへイベントを登録する処理 事前準備 GoogleCalendarAPIの利用設定 OutgoingWebhookの利用設定 連携サーバの構築 構成情報 GCPでサーバ構築 PHPのインストー

Pythonによるバイナリプロトコルの実装 〜STUNにパターンマッチを添えて〜

こんにちは。PBXチームの山崎です。 振り返ると前回のブログからちょうど1年経ってしまいました。来年はブログのアウトプットも増やしていきたいですね。 さて早速ですが、今回のブログの概要です。 死活監視の一環で、STUNというバイナリベースのプロトコルのクライアントを実装してみた Python3.10で入ったパターンマッチングがバイナリプロトコルの解析に便利だっ

フェイク音声(偽音声)検出技術の現在

この記事は RevComm Advent Calendar 2023 7日目の記事です。 RevComm Research の加藤 集平です。音声合成を中心に、音声信号処理の研究開発に携わっています。 昨今、生成AIを利用したフェイク動画(偽動画)が世の中を騒がせています。先日も、岸田首相のフェイク動画がSNSで話題となりました。この動画は内容が明らかに偽物であったこと、動画像が稚拙であったこと、合成音声

ISUCON 13 に社内でメンバーを組んで参加しました

この記事は RevComm Advent Calendar 2023 6日目の記事です。 はじめに RevCommのバックエンドエンジニアの中島です。 前回は PyCon APAC 2023への参加レポート を寄稿しました。今回もイベント参加のレポートになります。 今回は 2023年11月25日(土) に開催された ISUCON13 に、弊社内でフロントエンドエンジニア1名+バックエンドエンジニア2名、計3名のチームで参加しました。 isucon.net

初めて英語を使って仕事をした感想

こんにちは、小島です。この記事はRevComm Advent Calendar 2023 12/5 分の記事です。 qiita.com 2023年のRevCommに起きた大きな変化のひとつは、英語話者(日本語の読み書きや会話を前提としない)のエンジニア採用を始めたことです。 昨年までは日本語能力の採用要件がありましたが、今年からその要件なしで採用するようになりました。そのため、日本語を母語とする僕もチーム

Mermaid flowchart を Notion で使うとアルファベット小文字がズレる問題の対処

この記事は RevComm Advent Calendar 2023 4日目の記事です。 弊社は Notion を使っています。 Notion は Mermaid が使えて最高なのですが、 flowchart の theme がアルファベットに若干弱い *1 です。というわけで theme をいじって解決します。 これを書くだけです。 %%{init:{'themeCSS':'line-height:1.1rem;'}}%% *1 : この問題はいつか直るでしょう

MiiTel SSOログインの初期セットアップ運用における工夫

この記事は RevComm Advent Calendar 2023 1日目の記事です。 RevCommでバックエンド開発をしている小門 照太です。 MiiTelにおける認証基盤を担うマイクロサービス(MiiTel Account)に携わっています。 MiiTelでは外部のIDプロバイダー(IdP)と連携したシングルサインオン(SSO)によるログインに対応しています。 この記事ではMiiTelのお客様がSSOログインを利用する際に必要となる手順

Introducing YoloV8: Operation and comparison to previous versions of the object detection model

This article is the English version of Yuta Takase's blog post . Table of contents Table of contents 1. Introduction 2. What is YOLO? 3. YOLOv8 4. YOLOv8 model size 5. Changes with YOLOv5 6. YOLOv8's building and inference execution Inference on images Inference on videos Supplement Supported video formats Text output of detection results Model inputs 7. Overview of the inference results for each model 8. Summary References 1. Introduction Hello, I am Takase, a Research Engineer at the RevComm R

音声処理系国際会議INTERSPEECH・SSW出張レポート

RevComm Research の加藤集平です。8月下旬に音声処理のトップカンファレンスである INTERSPEECH で発表するため、また引き続いて行われた ISCA Speech Synthesis Workshop (SSW) に参加するためにヨーロッパに出張をしてきました。今回の記事では、INTERSPEECH, SSWおよび私の発表について紹介いたします。 INTERSPEECH 会議の概要 International Speech Communication Association (ISCA) が主催する国際会議で

Evaluating Summarization Evaluation

This blog post is the work of Hongkai Li, edited by Tolmachev Arseny. The authors belong to Works Applications and are working for RevComm. TL;DR Background Evaluation Metrics Experiments Datasets and Systems Results Correlation Among the Metrics Micro Analysis: Relevance-Based Metrics Micro Analysis: Factual Consistency-Based Metrics Evaluating Factual Consistency of Reference Summaries Performance Differences by Dataset ChatGPT’s Behavior FactSumm’s Behavior Dialogue vs. Narrative . TL;DR

PyCon APAC 2023 参加レポート(RevCommのエンジニア 3名が登壇しました)

RevCommの中島です。 2023年10月26日(木)から29日(日)に開催された PyCon APAC 2023 に参加しました。 弊社からは陶山 嶺、小門 照太、松土 慎太郎(兼 コアスタッフ)の3名が登壇しました。 今回はConferenceの振り返りとして登壇者らのコメントとトークの感想をお送りします。 登壇振り返り Pythonはどのようにデータベースと繋がるのか 概要: Webアプリケーション開発で何気

A Hitchhiker's Guide to your first Pycon APAC - PyCon APAC 2023 Report

Introduction Hi! My name is Jose, a software engineer working for RevComm. In this blog post, I'll discuss four takeaways from my first PyCon APAC and the most interesting talks I attended. What is PyCon APAC? PyCon APAC is a non-profit annual Python conference organized in countries of the Asia-Pacific Region. The 2023 edition in Tokyo consisted of four days: one tutorial, two conferences, and one development sprint. Lessons 1. Plan ahead Every PyCon exhibits the most varied collection of talks