株式会社ユーザベース
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株式会社ユーザベース の技術ブログ

Kotlin 知見共有会 ー 社内勉強会を継続させるための工夫

こんにちは、NewsPicks サーバーサイドエンジニアの池川です。 NewsPicks Advent Calendar 2022 の 3 日目です。 qiita.com 昨日は、 Virtual Muto さんによる 2 日目の記事で、感想などを書きたいところですが、実は本記事を 11 月末に書いているので、当日のお楽しみにしたいと思います。 本題ですが、NewsPicks では、もともと Java で書かれていたサーバにおいて、Kotlin を全面的に採用して

Elastic Cloud on Kubernetes(ECK)のESをプロダクションレディにするコツ

Product Team SREのkterui9019です。 Elastic Cloud on Kubernetes(以後ECK)をご存知でしょうか? Elastic stack(Elastic Search等)を、kubernetes上に展開するためのoperatorなのですが、弊社では今年から段階的にGCEで構築していたESクラスタをECKでリプレイスを進めています。 元々特定のマイクロサービスとのみ通信する小さめのESクラスタが複数個GCE上に存在していたのですが、今年に入ってから円

それKotlinなら5行でできるよ

このブログは NewsPicks Advent Calendar 2022 2日目の記事です。 qiita.com こんにちは。むとうです。 プログラミングって難しいですよね。昔スゴーク頑張って何十行も書いたコードをベテランの人に一行に直されて、衝撃が走ったことを覚えています。手練との歴然とした力の差を見せつけられる、みなさんもそういう経験があるのではないでしょうか? 私はかれこれ20年近くプ

AWS FargateではなくECS on EC2を選ぶメリット〜コスト編〜

このブログは NewsPicks Advent Calendar 2022 1日目の記事です。 qiita.com NewsPicksのSREチームでリーダーをしている安藤です。 NewsPicksに入社して1年が経ちましたが、最近は円安により親の顔よりもAWS Cost Explorerを見る毎日です。 ということで、コストの話をしていきたいと思います。 NewsPicksでのコンテナ移行について ECS on EC2とは? コンテナの実行環境としてFargate or EC2を選択する
SRE, AWS

AWS Dev Day Japan 2022に登壇しました

こんにちはNewsPicks SREチームのエドウィンです。 NewsPicksが提案した「「最高の開発者体験」への挑戦 〜Amazon ECSによる全面コンテナ化の軌跡〜」というテーマが「AWS Dev Days Japan 2022」の発表テーマとして選ばれました。 「AWS Dev Day」はAWSさんが開催する「開発を牽引するエンジニアのためのテクニカルカンファレンス」です。 今回の「AWS Dev Day Japan 2022」は2022年11月8日から20
AWS, SRE

SaaS Product Team 2022年下期キックオフイベントレポート

こんにちは!SaaS Product Team(UzabaseのB2B SaaS事業を開発するチームのこと)のイベントチームの炭谷、田中です。2022年10月にSaaS Product Team全体でキックオフを行いました。今回の記事はそのイベントレポートとなります。 キックオフは毎年上期と下期の初めにリモートで開催しているのですが、今回のキックオフでは新型コロナウイルス対策を考慮しつつオフィスで開催する

Acaric Career Cafeに参加させていただきました!

こんにちは! NewsPicksの法人向けサービス開発チームの森です。 2022年11月6日(日)に開催された「Acaric Career Cafe -理系女性限定 vol.3-」に文字さん、赤澤さん、飯田さん、森の4名で参加し、学生の皆様とお話させていただきました。 acaric.jp 今回は学生の皆様とお話して盛り上がったトークを本ブログでシェアさせていただければと思います! なぜエンジニアになりまし

既存のJavaクラスの一部をKotlinへ移行するにはどうする??

はじめに 本題 Javaクラスの一部をKotlinで書く おわりに はじめに みなさんこんにちは!NewsPicks Growthチームの アダチ (@dikxs118)です。 NewsPicksではサーバーサイドの開発にKotlinの導入を推進しており、新規で書くコードは全てKotlin、既存のコードでもJavaで書いてあるものを随時Kotlinに書き換えています。 Kotlinを使うからには、「日本一使いこなせている!」と言えるまでに高

新卒エンジニアとして入社し、「第50回Elasticsearch勉強会」で初めて社外発表してきました

こんにちは。NewsPicksの崔(チェ)です。文系から情報系の大学院に進学し、NewsPicksにエンジニアとして新卒入社しました。現在は Data / Algorithm チームに所属しております。約1年前から検索エンジンの開発などを担当することになり、テックブログにもいくつか記事を書かせていただきました。今年の上半期に書いた「Elasticsearch の reindex をするために試行錯誤して分かっ

ユニットテストをGitHub ActionsからCodeBuildに移行し、実行時間を35%削減した

こんにちは。NewsPicks SREチームの 海老澤 です。 今回はGithub Actionsで実行していたテストを高速化したので紹介したいと思います。 課題 取り組み テストの並列化 AWS CodeBuildへの移行 CodeBuildの設定 コンピューティングタイプ トリガー buildspec.yml 結果 課題 NewsPicksでは Junitのテスト等をGithub Actions から実行しているのですが、2013年のサービス開始当初から存在する、一番コー

Kubernetes ネイティブなワークフローエンジン Argo Workflows のご紹介

こんにちは。Product Team の竹原です。 先日、社内用の小さな Web アプリを追加開発する機会がありまして、その際に CI/CD パイプラインの作成も行いました。 CI/CD パイプライン構築のために Argo Workflows を使ってみたところ非常に感触がよかったので、感想などを記載しておこうと思います。 ※ 今回は概要の紹介程度となります。実際に作成したワークフローはまた次回ご

F#の判別共用体について紹介します

こんにちは、SaaS Product Teamのasanoです。 業務でF#を使って開発を行ったのですが、そこで判別共用体の便利さを実感したので紹介したいと思います。 判別共用体とは 判別共用体の使用例 判別共用体を使用するメリット まとめ 判別共用体とは 判別共用体(discriminated unions)とは、F#で使用される型の一種です。 TupleやRecordが型の積集合を表すのに対し、判別共用体は型の和集

NewsPicks、Findy Team+ Award 2022 を受賞しました!

こんにちは。ユーザベースグループ 技術広報チームです。 この度、株式会社ニューズピックス (以下、NewsPicks) は、Findy Team+ Award 2022 を受賞致しました。 受賞内容について 今回の受賞について、NewsPicksフェロー・高山からのコメント NewsPicksのエンジニア組織について 11 月に「開発者体験の測定と改善」というテーマで、オンラインイベントも開催予定です! 募集ポジシ

GitHub Actions / GitHub CLI を使った PR レビューをサポートする取り組み

NewsPicks でサーバーサイドエンジニアを務めている池川です。 サービス運営をされている会社さんであれば、どの会社さんでも何らかの障害を起こし、その対策のための MTG を実施されていると思います。 が、サービスを長く運営していると、過去に発生してしまった事故と似た事故を発生させてしまうということが往々にしてあります。 NewsPicks でも、そのような事故が

安全安心の開発体験のために Visual Regression Testing はじめました。

NewsPicks Web Experience Unit でフロントエンドエンジニアをしているじゆんきち(@junkisai)です。 弊チームでは、ここ1年間くらいWeb 版のNewsPicksを新しい基盤に置き換えつつ、見ためも刷新するプロジェクト(以下リニューアルプロジェクト)を進めています。 今回は、弊プロダクトで Visual Regression Testing をはじめて、3ヶ月ほど運用してきたので、今回はその導入や運用にあたっ