SCSKクラウドソリューション の技術ブログ

Catoクラウド FAQサイトについて

昨年(2022年7月)より提供を開始しているCatoクラウドのFAQサイトについて話をします。 FAQサイト よくあるご質問 | Cato Cloud ケイトクラウド - SCSK Cato SASE Cloud Platform. powered by SCSK cato-scsk.dga.jp CatoクラウドのFAQサイトは、日々多くの方にアクセスいただいております。 ( 1日あたり平均700~800PV  ※2023年10月時点) ただし、Webアクセス元は、お客様というよりも Catoクラウド

Amazon S3 のクロスアカウントアクセスでハマったこと

こんにちは。一重です。 とある案件でS3のクロスアカウントアクセスの検証を行った際に、エラーでハマったので共有したいと思います。 VPCエンドポイント経由でアクセスをする際、接続がタイムアウトしているというメッセージが出ており、その原因について今回は記載していきます。 やりたかったこと 下記情報を参考にアカウントAに構築したLinuxサーバからAWS CLIを

AWS IAM ルートユーザー宛の通知を AWS User Notifications を使用して複数メールアドレスへ送信してみた

こんにちは、SCSK 西山です。 AWS User Notifications を使用して、AWS から IAM ルートユーザー宛に配信される通知を、複数メールアドレスに送信する機能を実装しましたのでご紹介いたします! やりたいこと ルートユーザーのメールアドレス宛に届くAWSの通知を、複数メールアドレスへ送信したい。 簡単な処理の流れ: Healthイベントが発生→User Notificationsで受信→登録したメ
AWS

CatoクラウドのDLPについて

Catoクラウドには以下のような様々なセキュリティオプションがあります。 これらのセキュリティ機能・ツールを組み合わせることで、さまざまな脅威から包括的に保護することが可能となります。 ・ 次世代型ファイアウォール(NGFW) ・ セキュア Web ゲートウェイ(SWG) ・ 次世代型アンチマルウェア(NGAM) ・ 不正侵入検知防御(IPS) ・ SaaS・アプリケーション利用の

AWS Well-Architected Tool にテンプレート機能ができました。

みなさん、こんにちは。SCSKで飼育されているひつじです。 最近社内のWell-Architected Reviewの促進に取り組んでおります。 そんな中とても便利な機能「テンプレート」が発表されたので紹介します。 そもそもWell-Architected Reviewってなに? AWSが提供するクラウドアーキテクチャのベストプラクティスに基づく評価サービスです。 AWSワークロードを評価し、最適化の機会やセキ

CatoクラウドのTLS Inspection機能で躓く証明書の仕組み

はじめに インターネットで Web サイトにアクセスするとき現在は HTTPS を用いるのが一般的であり、HTTPS を用いるとクライアント PC 上のブラウザと Web サーバとの間で暗号化通信を行えます。一方で、ネットワーク管理者やシステム管理者の立場になると、HTTPS 通信の中身をファイアウォール等では確認できないため、ウイルス・マルウェアのチェックや不正なサイトへの

CatoクラウドのRBI機能

近年、各種クラウドセキュリティサービスに Remote Browser Isolation (RBI、リモート ブラウザ分離) 機能 が搭載されるようになってきました。 Catoクラウドも、セキュリティオプションとしてRBIを提供しています。 RBIとは何か?どんなメリットがあり、どういった利用方法が考えられるのか? をご紹介します。 RBI (Remote Browser Isolation) とは? Webサイトの描画を、端末のブラウザ

Amazon QuickSight 「Paginated Reporting」ってなに?

こんにちは、SCSK三上です。 今回は、気になっていたAmazon QuickSightのPaginated Reportingについて概要と実際に触ってみたので画面イメージなど共有していきます! Paginated Reportingは簡単にいうと Quicksightで作成したダッシュボードをレポートやスケジュールで配信できる サービスです。 Amazon QuickSight Paginated Reports - Amazon Web Services フルマネージドかつクラウドベースの単一のビ

AWSへのサイバー攻撃についてまとめてみた(Abuse-report、Irregular activity編)

どうも、SCSKの齋藤です。 今回はAWS上のサイバー攻撃が起こった際に通知される、「Abuse-report」、「Irregular activity」についてまとめてみました。 この2種類の通知が来た際、それぞれどのような対応をすれば良いのかをまとめていきたいと思います。 また、なぜそのような攻撃が起きるのかの原因も簡単に記載したいと思います。 このブログで記載する原因はあくまで一

Amazon Bedrockの良いところを実感しよう

どうも、子育て支援猫型ロボットの実現を心待ちにしている寺内です。 ついにAmazon Bedrock が2023年9月29日に一般公開されました。 AWS、生成系 AI のイノベーションを加速する新しい強力なサービス / 機能の提供を発表 | AWS aws.amazon.com Amazon Bedrockは、複数の機械学習モデルを共通的なAPIでアクセスできるサービスです。いわば機械学習モデルのエコシステムをAWSは構築しよう

Google Cloud Next Tokyo ’23に出展します!

こんにちは、SCSK株式会社の川原です。 Google Cloud が開催するカンファレンスイベント Google Cloud Next が国内4年ぶりに東京での開催が決定! 米国本社からの講演者を含む多彩な講師陣による基調講演から始まり、先進事例セッション、テーマ別のブレイクアウトセッションなど、 11月15日(水)-16日(木) の二日間にわたり充実のプログラムがご用意されております。今回

【Oracle to MySQL】異種DB移行の壁を乗り越える!③性能の壁編

こんにちは、丸山です。 前回に続き、Oracle DBからMySQLへの異種DB移行に関する事例を紹介します。 本日は、③性能の壁です。 【Oracle to MySQL】異種DB移行の壁を乗り越える!①変換の壁、②仕様の壁編 Oracle からMySQLへの変換について実際の事例の中から紹介します。 blog.usize-tech.com 2023.09.28 ③性能の壁 <VIEWのTEMPTABLEアルゴリズム> 同じRDBMSでも、オプティマイザはそれ

Amazon DynamoDB の増分エクスポートをさわってみる

こんにちは、SCSK浦野です。 やっと暑さが落ち着いてきた気がしますが、よく考えたらあと数日で10月ですね。 さて、9月26日にAmazon DynamoDB データエクスポートで増分のエクスポートが追加され、すべてのリージョンで利用可能との事ですので、早速触ってみることにしました。 Announcing incremental export to S3 for Amazon DynamoDB 前提など 既にテーブルが作成されている状態から開
AWS

【入門編】Catoの管理画面 Cato Management Application(CMA)を解説!

本記事ではCatoクラウドの管理画面である、Cato Management Application(CMA)を実際の画面を交えて管理画面の見方と主に使用する項目について紹介していきます。 Catoについて知ったばかりでもっと知りたい!や、実際にCatoってどういう操作画面なのか見てみたいという方向けにご紹介させていただきます。 Catoについての詳細に関しましてはこちらの記事をご参照してみてく

Amazon EC2 インスタンスへの Docker イメージのビルド・デプロイ自動化

ソフトウェアやシステムの開発手法の1つにアジャイル開発があります。アジャイル開発はユーザーニーズに素早く対応するための、アプリケーションを高速に開発する手法です。そしてアジャイル開発には、作成したアプリケーションを素早くリリースするためのCI/CD環境が必要になります。 今回は、AWSのCodepiplineを用い、EC2インスタンスへDockerイメージをビルドし自動