SCSKクラウドソリューション の技術ブログ

AWS Summit Japan 2025に出展します!

こんにちは、SCSK株式会社の伊藤です。 今年も、延べ 40,000 人以上が参加する、日本最大の “AWS を学ぶイベント” AWS Summit Japan 2025 が  6月 25 日(水) 、 26日(木) の二日間に渡り 幕張メッセ にて開催されます。 AWS Summit Japan 2025では、基調講演や160を超えるセッション、270を超えるEXPOコンテンツが用意されており、クラウド技術の最前線に触れる絶好の機会で

Zabbix6.0以前のバージョンはサポート期間切れに要注意!バージョンアップの重要性について解説します

こんにちは。SCSKの上田です。 Zabbixには、 サポート期間 があることをご存知でしょうか? Zabbixを安心して利用し続けるためには、サポート期間を把握し、適切なバージョンアップを行うことが必要不可欠です。 今回は、 Zabbixのサポート、そしてバージョンアップの重要性 について書いていきます。 サポートの種類について Zabbixのサポートには、 3種類のサポート が

Amazon CloudFront のアクセスログを Amazon S3 にパーティション分けして保存する [AWS CloudFormation 使用]

こんにちは、広野です。 Amazon CloudFront のアクセスログをパーティション分けして Amazon S3 に保存できるようになるアップグレードがありましたので、既存アプリの構成を変更しました。AWS CloudFormation でデプロイしているので、テンプレートベースで説明します。 作成した構成 以下のように、2つの Amazon CloudFront ディストリビューションのアクセスログを 1つの共用 Amazon S3

ローカル管理者が無効のAmazon WorkSpacesにおける日本語キーボードの有効化

こんにちは、ひるたんぬです。 GWも終わり、しばらくは祝日のない日が続きますね。 今年のGWはいわゆる「飛び石連休」でした。カレンダーを眺めているとふと気になったのですが、なぜ、日曜日の祝日は振替休日となるのに、土曜日の祝日は振り替えてくれないのでしょうか…(今回のGWですと、5月3日の憲法記念日ですね。) とある日の衆議院議会でも取り上げられて

Zabbixで複雑なログ監視を実装する方法-count関数編-

こんにちは。SCSKの坂木です。 今回はZabbixのcount関数を使った複雑な条件のログ監視を行う方法をご紹介します。 ログ監視は、例えば「”ERROR”という文字列が含まれる」「イベントIDが”777″」などシンプルな条件なら簡単に作成できますよね。 しかし、 5 分間で5回”ERROR”という文字列が含まれる といった条件はパッと作成できますか? さらには、 5分間で 連続で 5回

【SASE簡単解説】SASEのよくある懸念点と、導入しやすいタイミングを解説!

こんにちは。角田です。 先日、SASEについて初心者向けの解説記事を投稿しました。 【SASE簡単解説】SASEとは? 初心者が1から解説 「近年バズワードとして注目されていることは知っているが、調べてみてもよく分からない。」これを機にSASEを理解したい、という方に向けて、超初心者向けの「SASEとは?」を1から丁寧に説明していきたいと思います。 blog.usize-tech.com 2025.0

【ServiceNow】レコード更新箇所の特定方法

初めまして。 SCSKの庄司です。 今回は、ServiceNowで「レコードのどの部分が、いつ、誰によって更新されたのか」の情報を取得・確認する方法を紹介していきます。 本記事は執筆時点(2025年5月)の情報になります。最新の内容は製品ドキュメントを参考にしてください。   事前準備:監査を有効化しよう ServiceNowは裏で「誰が何を変更したか」を記録する機能がありま

【ServiceNow】更新セット移送の基本ガイド

こんにちは。SCSKの北川です。 今回はServiceNowの更新セット移送についてまとめてみました。 環境間の移送に不安がある方の参考になれば嬉しいです。 本記事は執筆時点(2025年4月)の情報です。最新の情報は製品ドキュメントを参考にしてください。 更新セットとは 更新セットは、カスタマイズや変更を他の環境へ移行するための機能です。 開発環境で行った変更を本

【Google Cloud】Infrastructure Managerを使ってみた

こんにちは、SCSK石黒です。 最近案件でTerraformを触る機会がありIaCについて勉強中なのですが、 Google Cloudが提供するIaCサービス、Infrastructure Managerを触ったことが無かったので、 今回はInfrastructure Managerを使って自動構築をしてみようと思います。 Infrastructure Managerとは サービス概要 Infrastructure Manager(Infra Manager)はTerraform を使用した、リソースのデプロイと管理を自動化

【ServiceNow】YokohamaリリースのUIの変更点を探してみた

2025年3月18日(火)に横浜みなとみらいにて開催されたYokohama リリースミートアップで初めてLT登壇させていただきました。 今回の記事は、LTの内容をブログとして再掲したものとなります。 【セッション資料】 Yokohama リリースミートアップ Yokohama リリースを記念し、Put AI to Work Summit: Yokohama のアフターパーティとして、横浜みなとみらいで開催しました。   セッション

【ServiceNow】CSMポータルで「ドラフトして保存」を有効化するには

ServiceNowのCSMポータルにて、アイテムを「ドラフトして保存」できるようにするという実装を行う機会があったので、その方法を紹介させていただきます。 本記事は執筆時点(2025年4月)の情報です。最新の情報は製品ドキュメントを参考にしてください。 投稿の経緯 「CSMポータルからケースを申請する際に、一度ドラフト保存したい」という要望から実装方法を調査し

【CSPM】Prisma Cloud の API を呼び出してみた② ~長期間未使用のアクセスキーをPythonで一覧化してみた~

はじめに 今回は「 Prisma Cloud の API を呼び出してみた 」の第二弾です。 1回目は こちら で、APIでアラート件数を取得する方法を記載しています。 Prisma Cloudのアクセスキーについて解説後、 最後に使用した日付が1か月前以上のアクセスキー一覧を取得するツールをPythonを使用して作成します。 アクセスキーの解説後、実際に作成したアクセスキーを使用して、最後に使用

AWS Organizationsを使用できない場合にAWS Configを全リージョンで有効化する方法 [AWS CloudFormationテンプレート付き]

こんにちは。SCSK渡辺(大)です。 今回は、 AWS Organizationsを使用できない場合にAWS Configを全リージョンで有効化する方法 を考えてみました。 背景 AWSアカウントのセキュリティ監視をしたい AWSアカウントのセキュリティ監視をしたいとなった場合、AWS Security Hubを利用することが候補に挙がるかと思います。 AWS Security Hubを利用するための前提として、AWS Configを有効化してい

【CSPM】Prisma Cloudで追加された重要度の高いポリシーを解説(2025年1月~4月)

はじめに Prisma Cloudでは月に一回アップデートがあります。 内容としては新機能のリリース情報やUI変更のお知らせからAPIの更新情報など多岐にわたりますが、今回は 2025年1月~4月 に新たに導入となった監視ポリシーの中から、重要度が高いものを解説したいと思います。 ちなみにPrisma Cloudのアップデート情報はPalo Alto社のこちらのサイトからご覧いただけます。 Features

Amazon Bedrock 基盤モデルに並列に問い合わせるジョブをつくる

こんにちは、広野です。 大量のデータに対して、生成 AI で同じプロンプトを使用する問い合わせをしたかったので、CSV データを読み込んで結果を CSV に追記して返してくれるジョブを AWS 上に作成しました。 簡単なつくりですが、プロンプトを変えることでいろいろな処理に活用できると思います。 つくったもの 以下のフォーマットの CSV ファイルをインプットにしま