SCSKクラウドソリューション の技術ブログ

AWS CDK CLI v2 新機能 ドリフト検知コマンド追加(cdk drift)

AWS CDK CLI v2.1017.0でドリフト検知コマンドが追加になりました! 詳細はこちらをご確認ください。 https://github.com/aws/aws-cdk-cli/pull/442 今までAWS CDKではcdk diffというコマンドで手元のソースコードとAWS CloudFormationのスタックとの差分は検出できましたが、 実リソースとの差分(ドリフト)の確認ができないので苦労する場面がありました。 ですが、5/29のアップデートでcdk drift
AWS

【近日開催!】AWS Summit Japan 2025「AWSで、夢ある未来を共に創る。SCSK」ブースのご紹介!

こんにちは、SCSK株式会社の伊藤です。 いよいよ日本最大の “AWS を学ぶイベント”  AWS Summit Japan 2025 が近づいてきました! SCSKはプラチナスポンサー として、スポンサーセッションでの事例紹介とブースの出展を行います。 今回は、特にブースの詳細をご紹介します! 概要とスポンサーセッションの情報については、以前発信した記事に掲載していますので、ご確認

Google Cloud Data & AI Summit ’25 Spring 参加レポート

こんにちは。SCSKの松渕です。 Google Cloud Data & AI Summit ’25 Springに参加してきたので、イベントの内容と感想を投稿します。 セッションはピックアップしてお届けいたします! Google Cloud Data & AI Summit ’25 Springとは このイベントは、Google Cloudが主催するデータ分析と人工知能に関するイベントです。最新のGoogle CloudのデータおよびAIテクノロジーの発表、成功事例

【ServiceNow】注文ガイドの基本

こんにちは SCSKの庄司です。 今回は、ServiceNowの注文ガイド機能の基本を紹介していきます。 本記事は執筆時点(2025年5月)の情報になります。最新の内容は製品ドキュメントを参考にしてください。 注文ガイドとは? 注文ガイドとは、複数のアイテムを生成する1つのサービスカタログ要求を送信するための機能です。 これを使うと「新入社員の受け入れのための一連の

Oracle Generative AI × ADB × 23aiを組み合わせて検証してみた その1

皆さま、こんにちわ。社内でOCIプリセールスを担当しております、越水と申します。 2025年度はOracle Cloud Infrastructure(以後、OCI)に関するブログ記事を定期的に発信していこうと思い、 この度、キーボードとマウスを取りました。どうぞよろしくお願い致します。 記念すべき一つ目の記事ですが、2024年12月に当課内のOCI技術担当者が行った、オラクルの生成AI戦略におけ

Catoクラウドの主要機能を2時間で網羅!?「Catoクラウドデモセミナー」あれこれ

Catoクラウドのイベント・セミナー関連の情報です。   はじめに   SCSK では、 Cato クラウドのデモセミナーとハンズオンセミナーを実施しています。 デモセミナー(ウェビナー /2 時間)では、 Cato クラウドの完全に統合された管理画面をご覧いただくとともに、ユースケースを交えたデモをご覧いただいています。 ハンズオンセミナー(オンサイト / 半日間)では

【ServiceNow】ワークスペースからメールを送信したい

本記事は執筆時点(2025年5月)の情報です。最新の情報は製品ドキュメントを参考にしてください   概要 ワークスペース上でレコードを開いた際、「Compose email」というアクションが用意されています。 こちらをクリックするとOutlookと同じ操作感で、ワークスペース上でもメールを作成することができます。 起票されたインシデントやケースなどのチケットに対し、

Prisma Cloud Release Note の紹介 REST API 編 (2025年1月~5月分)

はじめに Prisma Cloudには多くのREST APIが用意されており、これを活用することで、運用の効率化やセキュリティの強化が可能になります。 例えば、手作業で行っていた作業の自動化や、独自のレポートを作成、Prisma Cloud外のデータとの連携など、独自の運用に合わせたツールを作成することができます。 しかしながら、REST APIも機能更新されたり、非推奨となったりと定期

MackerelのAPIを使って性能データをCSV形式で出力してみた

どうも、SCSKの谷です。 私の部署では監視サービスを提供しているのですが、実際に監視しているメトリックデータの数値を見たいというお客様が一定数います。 そのようなお客様に対してMackerelを利用した監視サービスを提供する場合、Mackerelではグラフを参照することはできますが、 実際に監視で得られた数値を参照することはできないので、お客様の要望に応えられ

[SCSK] Interop Tokyo 2025 の Zabbix ブースに出展します!

こんにちは。SCSKの安藤です。 今年も昨年に引き続き、「 Interop Tokyo 2025 」にZabbix社と共同出展します。 ブース番号は 6F04 です。   開催概要 【主催】 Interop Tokyo 実行委員会 【概要】 6月11日(水) 10時~18時 6月12日(木) 10時~18時 6月13日(金) 10時~17時   ※来場には 事前登録(無料) が必要です。 【会場】    幕張メッセ  

【Catoクラウド】Socket X1500, X1600, X1700の仕様比較・選択方法

こんにちは、Catoクラウド エンジニアの中川です。 突然ですが、Catoクラウドを利用するにあたって、Socketの選び方に迷っていませんか?   「X1500・X1600・X1700のどれを選べばいいの?」 「拠点の規模に合ったSocketがわからない…」   そんなお悩みをお持ちの方に向けて、この記事では Cato Socketの物理デバイス3モデル(X1500 / X1600 / X1700)について、以下のポイントを

Prisma Cloudが対応するコンプライアンス基準を紹介

現在のデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に伴い、クラウドにおけるデータ保護と法令遵守はますます重要になっています。特に、クラウドリソースの監視やリスク管理を強化するために、クラウドセキュリティ体制管理(CSPM)ツールが有効な手段となります。CSPMツールは、クラウドの設定ミスやセキュリティギャップを検出し、企業の安全性を高めるため

パブリッククラウドのセキュリティ責任:利用企業の中で誰が担うべきか?

クラウドベンダーと利用企業がそれぞれの責任を分担する「責任共有モデル」は、クラウドセキュリティの基本概念として広く認知されています。しかし、利用企業の中では具体的に「誰が」セキュリティの責任を負うべきなのでしょうか? 情報セキュリティ担当部門なのか、それとも実際にクラウドを運用する部門なのか――この問いについて考察します。 ※本ブログ

ARMテンプレートは過去の遺物?使って感じたAzure Bicepの優れていること 【ITエンジニアの腕の見せ所💪】

最近、周りで筋トレをする人が本当に多いんです。 同期の中には、ベンチプレス140kgを挙げられると豪語するゴリマッチョや、フィジーク大会に出場する本格派まで現れる始末。 ついには、私の母までちょこっと筋トレできるライトなジムに通い始めてしまいました。 そんな筋トレブームを横目に、私が力を入れているのが「Azure Bicep」です。  IaCを用いた強靭で美し

Ansibleを使用してNW機器設定を自動化する(PaloAlto-アドレス編①)

はじめに 当記事は、 日常の運用業務(NW機器設定)の自動化 により、 運用コストの削減 および 運用品質の向上  を目標に 「Ansible」 を使用し、様々なNW機器設定を自動化してみようと 試みた記事です。 Ansibleは、OSS版(AWX)+OSS版(Ansible)を使用しております。   PaloAltoの「Objects-アドレス」の登録/変更/削除を実施してみた 事前設定 Templateを作成し、イン