SCSKクラウドソリューション の技術ブログ

生成AI初心者がAmazon BedrockのKnowledge baseを使ってRAGを試してみた

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/7付の記事です。 こんにちは。SCSK石原です。 AWS re:Invent2023にて、 Amazon BedrockのKnowledge baseとAgentsがGA されたと発表がありました。今回はこのうちKnowledge baseを利用して、RAG(Retrieval Augment Generation)を試してみたいと思います。 RAGにより、データストアから情報を取得して大規模言語モデル (LLM) によって生成された応答を拡張することがで

Amazon EC2 インスタンス停止をいち早く通知メールでお知らせ!

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/6付の記事です。 こんにちは、SCSK 西山です。 前回に引き続き、AWS User Notifications を使ってみたシリーズとなります。   AWS IAM ルートユーザー宛の通知を AWS User Notifications を使用して複数メールアドレスへ送信してみた AWS User Notifications を使用して、AWS から IAM ルートユーザー宛に配信される通知を複数メールアドレスに送信する機能を
AWS

自動で Amazon API Gateway REST API 定義ファイルのバックアップを取得してみた

  本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/5付の記事です。 はじめに こんにちは。SCSKのふくちーぬです。 今回は、自動で Amazon API Gateway REST API 定義ファイルのバックアップを取得してみました。REST API には、API エンドポイントの情報を出力するエクスポート機能が備わっています。またエクスポート機能は、マネジメントコンソール・AWS CLIやSDKでサポートされています。 API
AWS

Datadog API を使って Amazon EC2 インスタンスのリソースデータを取得してみる

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/4付の記事です 。 こんにちは、SCSK北村です。 Amazon EC2 インスタンスのリソースデータを取得するために、Datadog API を使ってみました。 結論として、期間を指定してCPUの使用率データをCSVファイルで出力することができました。 今回は、備忘も兼ねてファイル出力までの流れをまとめたいと思います。 事前準備 実行環境は以下の通りです

Amazon CloudFrontのカスタムエラーレスポンスを使用したエラーページ設定

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/3付の記事です 。 こんにちは。SCSKの川原です。 皆さんは、ウェブサイトを訪れた際、期待したページが表示されずフラストレーションを感じたことがありませんか? 今回は、そんなネガティブな体験を改善するカスタムエラーページをAmazon CloudFrontのカスタムレスポンス機能を用いて設定する方法についてまとめてみました! Amazon CloudFro
AWS, CSS, UX

Google Cloud Next Tokyo ’23に参加してみた

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/2付の記事です。 こんにちは。SCSKの江木です。 Goolge Cloud Next Tokyo ’23に参加してきたので、イベントの内容と感想を投稿します。 Google Cloud Next Tokyo ’23とは? Google Cloud Next Tokyo ’23は2023年11月15日・16日に東京ビッグサイトで開催されたGoogle Cloudのカンファレンスイベントです。日本では4年ぶりの現地開催となりました。 本イベン

Amazon API Gateway と AWS Lambda 関数の CI/CD パイプラインをつくる [AWS SAM + AWS CloudFormation]

本記事は、 Japan AWS Ambassador Advent Calendar 2023 の 2023/12/2 付記事となります。 こんにちは、SCSK の広野です。 私は Amazon API Gateway と AWS Lambda 関数の CI/CD を学習する社内研修を開催しておりまして、研修用 CI/CD パイプラインを AWS Code シリーズのサービスと AWS SAM (Serverless Application Model)、AWS CloudFormation で作成しています。 本記事では、その環境を抜粋して AWS CloudFormation でデプ

PartyRockに料理レシピを提案してもらった

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/1付の記事です。 TechHarmony Advent Calendar 2023の1日目担当、MasedatiことMasedaです。よろしくお願いします。 さて、2023年11月16日、「PartyRock」なる楽しそうなサービスが発表されたのはご存じでしょうか。 Announcing PartyRock, an Amazon Bedrock Playground aws.amazon.com PartyRockとは、Amazon Bedrock Playgroundの一つで、生成AIアプリをノーコードで簡単に作成すること

Cato Client を用いた通信における MTU の調査

MTU とは MTU (Maximum Transmission Unit) は、ネットワーク上で一度に送信できるデータの最大サイズのことを指します。一般的なイーサネットの MTU は1500バイトであり、イーサネットでIP通信を行う場合、IPパケットの最大サイズは1500バイトということになります。これより大きなデータを送信したい場合は、複数のパケットに分割する必要があります。 MTU の値はネットワーク接

【LifeKeeper】AWSでは仮想IPアドレスが使えない!?をこうして解決する!!

こんにちは、SCSK株式会社の池田です。 前回は、AWSで可用性を上げるために「 LifeKeeper 」が有効であることをお伝えしました。4回目の今回は、AWS環境でLifeKeeperを使ったHAクラスタを構成する際の接続方式についてお伝えします。 なぜAWS(パブリッククラウド)でLifeKeeperが有効なのか! パブリッククラウドでシステムを構築すれば耐障害は万全という間違った思い込み。AWS

なぜAWS(パブリッククラウド)でLifeKeeperが有効なのか!

こんにちは、SCSK株式会社の池田です。 前回は、「 LifeKeeper 」のオプション製品であるARKに焦点を当てて解説しました。3回目の今回は、LifeKeeperがAWSを代表とするパブリッククラウドで有効な理由についてお伝えします。 「LifeKeeper」で可用性を高められるミドルウェアはこれだ! HAクラスタウェアのLifeKeeperについて、どんなミドルウェアの可用性を高めることができる

Cross ConnectでAWSをCatoへ繋いでみよう

前回記事は、パブリッククラウド環境をCatoクラウドへ接続する方法として、vSocketとCross Connectを比較してみました。   vSocket × Cross Connect 徹底比較 パブリッククラウドをCatoクラウドへ接続する方法「vSocket」と「Cross Connect」を性能面・コスト面等から比較します。 blog.usize-tech.com 2023.11.29   続いて、本記事では実際にAWSをCross ConnectでCatoクラウドに接続する際の流れ

vSocket × Cross Connect 徹底比較

今回は、パブリッククラウドをCatoクラウドへ接続する際の方法についてのご紹介です。 現在、Catoクラウドをご利用中・ご検討中のお客様のほとんどが、社内システムの一部または大半をパブリッククラウドに置かれており、クラウド環境をどのようにCatoと接続するかご相談をいただきます。 AWS・Azure・GCP等のパブリッククラウドをCatoへ接続する方法は、2023年11月現在、

AWS Resource Groups のライフサイクルイベントを使用して、共通タグの変更検知をしてみた

はじめに こんにちは。SCSKのふくちーぬです。 今回は、AWS Resource Groupsのライフサイクルイベントを使用して、リソースに一意に付与している共通タグの変更検知をしてみます。 AWS Resource Groupsは、AWSクラウド上のリソースをカスタムグループにまとめるためのサービスです。AWS上で散らばったリソースの整理整頓をすることができます。 例として、EC2・セキュリティグル

SSEとSASEどちらを選べばよいのか?

最近、 SSE と SASE どちらを選択すればよいのか?という質問をいただくことが多いので、改めてSSEとSASEについて説明をします。 まず、結論から先に言いますと、SSE、SASEどちらでも良いと思っています。 ただし、一点注意が必要なのは、 SSEを選択する場合には、SASEをカバーしているSSEを選択される方が賢明 です。 将来的にSASEが必要となった際に、採用したSSEがSASEをカ