SCSKクラウドソリューション の技術ブログ

Snowflake Intelligenceで始める生成AI活用 ― SCSKが伴走します

こんにちは、SCSK斉藤です🐧 2025年11月にSnowflake Intelligenceがついに一般提供(GA)になりました。こちらは生成AIを利用して自然言語によるデータ検索や要約を可能にしてくれるインテリジェンスエージェントサービスです。 前回のブログでは、Snowflake Intelligenceの概要とセットアップ方法について弊社松岡より紹介しました。今回はその続きとして、実際にSnowflake Intelligenceを

Raspberry Piで気温/気圧/湿度計測 結果をWebサーバで見てみよう

SCSK いわいです。 前回からだいぶ間が空いてしまいましたが、今回はRaspberry Pi 5で気温/気圧/湿度センサーを使って測定し、 Webで表示するシステムを構築したいと思います。 DBに取得データを格納し、あとから検索できるといろいろ便利です。 今回は前回セットアップした環境をそのまま流用します。(Rapspberry Pi5のみ) Raspberry PiでWebサーバ(冗長構成)を構築② 今度はセン

オフライン環境でZabbix 7.0 LTSをインストールしてみた

こんにちは、SCSK株式会社の中野です。 Zabbixは、システム監視・運用に欠かせないオープンソースの監視ツールです。しかし企業や各種プロジェクトでは、外部インターネットに直接アクセスできない、「オフライン環境」でZabbixを導入しなければならないケースも多くあります。 通常の導入手順では、公式リポジトリやインターネット経由でのパッケージ取得が前提と

Zabbix Conference Japan 2025 発表内容と Zabbix 8.0 ロードマップ

本記事は TechHarmony Advent Calendar 2025 12/7付の記事です 。 こんにちは!SCSKの安藤です。 毎年恒例、 TechHarmonyのアドベントカレンダー企画 です!🎉🎉🎉 今年は、前半の約3分の1日程で Zabbix枠 を頂くことになり、投稿のお誘いをいただきましたので参加させていただくことになりました。   はじめに Zabbixは、オープンソースの監視ソリューションとして世界中で利用さ

Zabbix APIを使って、監視データを送信してみよう

本記事は TechHarmony Advent Calendar 2025 12/6付の記事です 。 皆さん、師走のZabbixライフを満喫していますか?こんにちは、SCSK株式会社 片井です。 今回はZabbixLTS Ver7.0で新しく実装されたZabbix APIメソッド「history.push」について紹介します。 Zabbix APIの基本的な使い方は、当ブログの記事「Zabbix APIの使用方法」にて解説していますので、まだ触ったことがない方は、 ぜひそちらか

AWS re:Invent 2025現地参加レポート 〜Day 5〜

こんにちは、ひるたんぬです。 この度「 AWS re:Invent 2025 」に参加できることになりましたので、現地での出来事や参加したセッションについてのレポートをお送りしたいと思います! 今回は、最終日の出来事を振り返ります! 半日しか開催がないため内容が少なくなっている点、ご了承ください。 Day 5 最終日は午前中のみの開催です。 ▼ 朝6時半頃に撮影した光景。朝

AWS re:Invent 2025現地参加レポート 〜Day 4〜

こんにちは、ひるたんぬです。 この度「 AWS re:Invent 2025 」に参加できることになりましたので、現地での出来事や参加したセッションについてのレポートをお送りしたいと思います! 今回は、四日目の出来事を振り返ります! 今回の記事も比較的写真が多めの記事となります。ご了承くださいませ。 Day 4 re:Inventもいよいよ終盤に差し掛かってきました! 今日も目玉イベ

AWS re:Invent 2025現地参加レポート 〜Day 4〜

こんにちは、ひるたんぬです。 この度「 AWS re:Invent 2025 」に参加できることになりましたので、現地での出来事や参加したセッションについてのレポートをお送りしたいと思います! 今回は、四日目の出来事を振り返ります! 今回の記事も比較的写真が多めの記事となります。ご了承くださいませ。 Day 4 re:Inventもいよいよ終盤に差し掛かってきました! 今日も目玉イベ

Zabbix×AIによる画像監視の可能性 ― サンタクロース検知から学ぶ次世代オブザーバビリティ

本記事は TechHarmony Advent Calendar 2025 12/5付の記事です 。 メリークリスマス、SCSK株式会社の小寺崇仁です。 (今回はAIを使ってブログ記事を作成しています) 近年、監視ツールの分野では「 APM(Application Performance Monitoring) 」と「 オブザーバビリティ(Observability) 」というキーワードが急速に注目されています。APMはアプリケーションの応答時間・エラー率・リソース使

AWS re:Invent 2025現地参加レポート 〜Day 3〜

こんにちは、ひるたんぬです。 この度「 AWS re:Invent 2025 」に参加できることになりましたので、現地での出来事や参加したセッションについてのレポートをお送りしたいと思います! 今回は、三日目の出来事を振り返ります! 今回の記事も比較的写真が多めの記事となります。ご了承くださいませ。 Day 3 5K Race Day 3では、re:Invent定番のイベントの一つと言っても過言では

【初心者向け】PowershellからAmazon FSxボリュームシャドーコピーを有効化してみた!

こんにちは!2年目の秋葉です! 入社2年目でまだまだ勉強中ですが、最近業務で「 Amazon FSx for Windows File Server(以下FSx) 」を触る機会がありました。 その中で、“PowerShellからシャドーコピーを設定してみる” という作業を経験したので、 同じようにFSxを扱う方や、これからPowerShell操作にチャレンジする方へ向けて、私の学びを共有したいと思います。 FSx、ボリューム

Ansibleを使用してNW機器設定を自動化する(PaloAlto-サービスグループ編②)

当記事は、前回の記事「Ansibleを使用してNW機器設定を自動化する(PaloAlto-サービスグループ編①)」からの改善となります。 設定情報がベタ書きで使い勝手が悪い点 を 設定情報をまとめてINPUT(JSON)できる使い勝手の良い仕組みとしました!! これにより、Anibleとの連携ができるようになりますので、ご参考になれば幸いです。 ※前回記事: https://blog.usize-tech.com/ans

Google Antigravity × Gemini 3でCloud Runデプロイまで自律完結!

こんにちは。SCSKの松渕です。 2025年11月19日、 Gemini 3がリリース されましたね!それと同時にIDEである Antigravity の発表もされました! 今回は、AntigravityとGemini 3を利用して、簡易WEBサイトを Google Cloud環境上 に実装しました。 以前、Google社提供のコーディングエージェントの Julesを使ったこと があります。が、正直 全く別次元のレベルである と感じました。   はじめ

【New Relic】New Relicでユーザーを作成する方法

こんにちは。SCSKの井上です。 この記事では、New Relicにおけるユーザー作成の手順や注意点について解説していきます。この記事で、New Relicの運用をより安全かつ効率的に行えるようになることを目指します。   はじめに この記事では、すでにアカウントをお持ちの方を対象に、ユーザー作成過程において有償ユーザーと無償ユーザーの違い、そしてカスタムロールの

【Zabbix】保存前処理まとめ -テキスト編-

本記事は TechHarmony Advent Calendar 2025 12/4付の記事です 。 こんにちは、アドベントカレンダー第4走者の坂木です。 本記事では、 保存前処理 の中でもテキストデータの加工処理に焦点を当て、以下の5つの機能について、具体的な設定例を交えながら解説します。 正規表現 置換 前後文字列削除 末尾文字列削除 先頭文字列削除 保存前処理について 保存前処理とは、Zabbixが監