SCSKクラウドソリューション の技術ブログ

Microsoft Power Automateの無料枠を使い倒す

こんにちは。SCSKのひるたんぬです。 2月も中頃となり、段々と過ごしやすい気候になってきましたね。ここ数日は気温差がすごく、服装に悩みます。 と同時に始まるのが花粉シーズン… 日本気象協会の発表 によると、今年の花粉飛散量は「例年並みか例年よりやや多い」そうです。 目鼻が悲惨なことにならないよう今から対策をしていきたいと思います。 話がそれます

Dialoglflow CXのWebhookを使ってTranslation APIを叩いてみた

こんにちは!SCSKの江木です。 Dialogflow CXでチャットボットを作っていて、外部のAPIを利用することでチャットボットの機能を拡張したいと思うことがありました。 そのようなときに役立つのがWebhookです! 今回はチャットボットに翻訳機能を追加するために、WebhookでTranslation APIを叩いてみようと思います! Webhookとは? Webhookの説明をする前に、Dialogflow CXについて触れて

Catoで業務通信がブロックされてしまう事象の解決策!~SWGで誤分類されたサイトを管理者で修正する機能~

どうも、Catoクラウドを担当している佐々木です。 Catoを使っていると、業務でアクセスするドメインが、CatoのSWG(Secure Web Gateway)機能でブロックしているカテゴリに 誤って分類され、通信できない!ということが時々ありますよね。 今回は、そんな問題が発生した場合の新しい回避策 カテゴリの手動修正  を紹介します。   ※画⾯は2024年2⽉時点のものです。機

AWS Network Firewall をもっと勉強したい!!【Amazon Bedrock Knowledge Base編】

こんにちは、SCSKでAWSの内製化支援『 テクニカルエスコートサービス 』を担当している貝塚です。 もっとNetwork Firewallの勉強がしたいのです 最近、AWS Network Firewallを触る機会が増えています。 インターネットを検索すれば、 Transit Gatewayと併用して、複数のVPC間通信やオンプレミスとの通信、インターネットとの通信など、Transit Gatewayを通るすべての通信をNetwork Firewallで検

CatoクラウドのFWaaSとSWGについて

本記事の内容は、以下のCato Networks社の記事を元に日本語へ意訳、再構成したものとなります。 Cato Firewall-as-a-Service (FWaaS) Cato Secure Web Gateway (SWG) CatoクラウドのFWaaS、およびSWGは、標準サービス内に含まれます。セキュリティオプション(追加費用)は不要です。 それでは、CatoクラウドのFWaaSとSWGについて解説します。 Cato FWaaSについて Firewall-as-a-Service(FWaaS)は、ファイア

CatoクラウドのIPSとNGAMについて

本記事の内容は、以下のCato Networks社の記事を元に日本語へ意訳し、再構成したものとなります。 CatoクラウドのIPSおよびNGAMは、標準サービスではなく、セキュリティオプション「 Threat Prevention 」に含まれるサービスとなります。 以前は、マルウェア対策(Anti-Malware:AM)、次世代型のマルウェア対策(Next-Generation Anti-Malware:NGAM)、不正侵入検知システム(Intrusion Preventio

【RFC 9421】HTTPメッセージの電子署名に関するインターネット標準について

先日新しくインターネット標準となった『 RFC 9421 : HTTP Message Signatures 』が気になって読み、自分の考えをまとめてみましたので、その内容を共有します。 仕様の概要 RFC 9421 は HTTP メッセージの電子署名に関する仕様です。HTTP メッセージの送信者はヘッダの一部やボディから署名を作成し、その署名を HTTP ヘッダに付加して送信し、受信者はそれを検証するというもので
AWS, CDN, DNS

CatoクラウドのCASBとDLPについて

本記事の内容は、以下のCato Networks社の記事を元に日本語へ意訳し、再構成したものとなります。 Cato Cloud Access Security Broker (CASB) Cloud Access Security Broker (CASB) CASB provides IT managers with comprehensive insight into their organization’s cloud application usage, covering both sanctioned and unsanctioned (Shadow IT) ap... www.catonetworks.com Cato Data Loss Prevention (DLP) Data Loss Prevention (DLP) Cato DLP empowers organizations to consistentl

CatoクラウドのDNS SecurityとRBIについて

本記事の内容は、以下のCato Networks社の記事を元に日本語へ意訳し、再構成したものとなります。 Cato DNS Security DNS Security Cato’s DNS Security inspects all DNS traffic, preventing malicious activity attempts hiding within the protocol’s traffic and blocking DNS requests to malicious... www.catonetworks.com Cato Remote Browser Isolation (RBI) Remote Browser Isolation (RBI) Remote Browser Isolation balances security and user productivity by allowing acces

Catoからの通知をWebhook機能を利用してSlackで受信してみた

2024年1月の製品アップデート情報にて、Catoからのアラートとシステム通知に関して Webhook を用いて、ServiceNow・Jira・Slack などのサードパーティ プラットフォームにアラートを送信できる機能がリリースされました。 アラートなどの通知が普段利用しているサービスで気づければ便利ですよね。 なので、Catoが提供しているWebhook機能を実際に試していきたいと思います! &nb

Amazon Data Firehoseでタイムゾーンが指定できるようになりました

こんにちは。SCSKのふくちーぬです。 前回は、Amazon Data Firehoseを利用して、CloudWatch LogsのログをS3に転送する手法をご紹介しました。こちらの記事を読んでいない方は、是非ご一読ください。 Amazon CloudWatch Logs を Amazon Data Firehose のみ利用して、解凍処理して Amazon S3 に転送する [Amazon Data Firehose + AWS Lambda + Amazon CloudWatch + Amazon S3 + AWS CloudFormation] Amazon CloudWatch Logs のログを Amazo

Amazon CloudWatch Logs を Amazon Data Firehose のみ利用して、解凍処理して Amazon S3 に転送する [Amazon Data Firehose + AWS Lambda + Amazon CloudWatch + Amazon S3 + AWS CloudFormation]

こんにちは。SCSKのふくちーぬです。 2/9にて Amazon Kinesis Data Firehose の名称が、Amazon Data Firehose に変更されましたね。もともと取っつきにくい名前だったのに、さらに混乱しそうなところではあります。 Introducing Amazon Data Firehose, formerly known as Amazon Kinesis Data Firehose aws.amazon.com 今回は、Amazon CloudWatch Logs のログを Amazon Data Firehose を利用して解凍済みのログとして Amazon S3 に転送

React アプリに Agents for Amazon Bedrock への問い合わせ画面を組み込む [RAG・レスポンスストリーミング対応]

こんにちは、広野です。 先日、React アプリに Amazon Bedrock に問い合わせる画面をつくってみた系の記事を公開いたしました。 React アプリに Amazon Bedrock への問い合わせ画面を組み込む [レスポンスストリーミング対応] React アプリに Amazon Bedrock に問い合わせる画面をつくってみたので React と AWS Lambda 関数のコードを紹介します。 blog.usize-tech.com 2024.01.16 今回は、Agents for Amazon

Amazon Redshift クラスター作成トラブルを開発者ツールで原因調査する

こんにちは。今回は Amazon Redshift のクラスターを作成する時に遭遇したプチトラブルに対して、ブラウザの開発者ツールを使ったごく簡単なトラブルシュート方法について書いてみます。 今回の趣旨は、インフラ系技術者の方でWEBブラウザでのトラブルはあまり対応したことがない、という方に向けて、漠然と色々試すのではなく、トラブルの原因を探る一つの方法をお

Amazon VPC Reachability Analyzer を用いた疎通テストの簡易化

こんにちは。SCSKのふくちーぬです。 皆さんは、AWS内の疎通テストをどのように実施していますでしょうか。pingコマンドやTest-NetConnectionコマンドを利用しているでしょうか。 今回は、VPC Reachability Analyzerを用いた疎通テストの手法をご紹介します。 VPC Reachability Analyzer AWS内のリソース間の接続性を擬似的にテストし、どの経路地点で問題があるか分析する機能です。 新機