クラウドエース の技術ブログ

Cloud Interconnect 設計完全ガイド

はじめに 記事の目的 こんにちは、クラウドエース SRE部 に所属している\textcolor{red}{赤髪}がトレードマークの Shanks です。 僕は Security&Networking カテゴリで Google Cloud Partner Top Engineer をいただけたこともあり、社内外からネットワークに関する幅広い相談を受ける機会が増えています。 https://youtu.be/cKaryf7qp9w その中でも、システム要件として「大容量通信が発生するため

Vertex AI の LLM 自動評価ツール AutoSxS(automatic side-by-side) 使ってみた!

1. はじめに こんにちは、クラウドエース データソリューション部所属の泉澤です。 クラウドエースの IT エンジニアリングを担うシステム統括部の中で、特にデータ基盤構築・分析基盤構築からデータ分析までを含む一貫したデータ課題の解決を専門とするのがデータソリューション部です。 データソリューション部では活動の一環として、毎週 Google Cloud の新規リリー

【Dialogflow】新機能 カスタム要約プロンプトとは?

はじめに こんにちは、クラウドエース データソリューション部所属の ジェスター です。 データソリューション部 では、Google Cloud が提供しているデータ領域のプロダクトについて、新規リリースをキャッチアップするための調査報告会を毎週実施しています。 新規リリースの中でも、特に重要と考えるリリースを記事としてまとめ、本ページのように公開しています。

Cloud Build と Cloud Source Repositories を連携させる方法と課題点

こんにちは、クラウドエース SRE の荒木です。 Cloud Build と Cloud Source Repositories(以下 CSR) の連携について、方法や気になった点を備忘録的にご紹介します。 GitHub が使えない案件 最近担当した案件では、セキュリティ要件のため、GitHub リポジトリをソースコードの保管場所として利用することができませんでした。 この場合いくつかの解決策が考えられますが、今回は

BigQuery ML 関数を使って非構造化データを扱う RAG を構築する

はじめに こんにちは、クラウドエース データソリューション部の穂戸田です。 クラウドエース データソリューション部 について クラウドエースのITエンジニアリングを担う システム開発統括部 の中で、特にデータ基盤構築・分析基盤構築からデータ分析までを含む一貫したデータ課題の解決を専門とするのが データソリューション部 です。 弊社では、新たに仲間に

BigQuery における、ベクトル検索とベクトルインデックス機能

はじめに こんにちは。クラウドエース データソリューション部所属の 髙根 です。 クラウドエースの データソリューション部 では、IT エンジニアリングを担うシステム開発部の中で、特にデータ基盤構築・分析基盤構築からデータ分析までを含む一貫したデータ課題の解決を専門としています。 データソリューション部の活動の一環として、Google Cloud が提供している

BigQuery MLにおいてML.TRANSFORM関数を活用し、前処理されたデータを確認しよう!

はじめに こんにちは、クラウドエースデータソリューション部所属のヒッキーです。クラウドエースの IT エンジニアリングを担うシステム開発部の中で、特にデータ基盤構築・分析基盤構築からデータ分析までを含む一貫したデータ課題の解決を専門とするのがデータソリューション部です。 データソリューション部では活動の一環として、毎週 Google Cloud (旧 Google Cloud

「ランニングコストゼロ」で稼働する Web アプリケーションの技術構成

はじめに こんにちは。クラウドエース株式会社で主にアプリケーション開発を担当している水野です。 今回は、「ランニングコストゼロ」で稼働するWeb アプリケーションの技術構成についてご紹介します。 プロダクト開発をする時に「マネタイズできるまでは費用を抑えたい」や「最小限のコストで長期的に運営したい」などのケースがあると思います。 そういう方に

【Google Cloud 初心者むけ🔰】クラウド破産から身を守れ!今すぐできる予防策 3 選!

! 本記事は、Google Cloud(旧 Google Cloud Platform、以下「GCP」)を使い始めたばかりの初心者を対象にしています。 こんにちは、クラウドエース データソリューション部の松山です。 クラウドエース データソリューション部とは? クラウドエースのITエンジニアリングを担う システム開発統括部 の中で、特にデータ基盤構築・分析基盤構築からデータ分析までを含む一貫し

BigQuery Subscription のスキーマ設定

1. はじめに こんにちは、クラウドエース データソリューション部所属の泉澤です。 クラウドエースのITエンジニアリングを担うシステム統括部の中で、特にデータ基盤構築・分析基盤構築からデータ分析までを含む一貫したデータ課題の解決を専門とするのがデータソリューション部です。 データソリューション部では活動の一環として、毎週 Google Cloud の新規リリース

どのレイヤー(層)でトランザクションを実装すべきか

はじめに こんにちは。クラウドエース株式会社で主にアプリケーション開発を担当している水野です。 今回は、どのレイヤー(層)でトランザクション実装すべきかについてご紹介します。 結論から言うと、usecase 層と infrastructure 層で実装します。 各層で実装することは以下です。実装内容は抽象化(カプセル化)させ、他の層では意識させないような構成にします。

Vertex AI Search x LINE:LINEから受け取った質問の可視化 vol.2

はじめに こんにちは、クラウドエースの岸本です。 今回は、前回の記事で作成した LINE と Vertex AI Search and Conversation の社内チャットボットの続編です。 LINE で受け取った質問をカテゴリ化し、Looker Studio で可視化してみたいと思います。 Looker Studio については以下の動画、記事で簡単に説明されています。 今回の構成図です。 対象読者 Google Cloud を触るのが初めての方 Goo

OpenTelemetry+Go 計装サンプル大全 with Cloud Trace ~意外なつまづきポイントを添えて~

はじめに こんにちは。クラウドエース株式会社で主にアプリケーション開発を担当している水野です。 今回は、Go 言語でトレース計装する際のサンプル集をご紹介します。 OpenTelemetry は、アプリケーションのオブザーバビリティを実現するための OSS です。 対象読者 手動計装は、アプリケーションコードを煩雑化してしまう可能性もあるため 「できるだけ最小限な構成
Go, API, OSS

次世代データ基盤:データレイクハウスを Google Cloud で実現する

はじめに こんにちは、クラウドエース データソリューション部の松本です。 普段はデータ基盤や MLOps の構築をしたり、Google Cloud 認定トレーナーとしてトレーニングを提供しております。また、昨年は Google Cloud Partner Top Engineer 2024 に選出されました。今年も Goodle Cloud 界隈を盛り上げていけるよう頑張っていきたいと思います。 クラウドエース データソリューション部

Cloud Spanner の自動クリーンアップ機能を試してみた

はじめに こんにちは、クラウドエース データソリューション部所属の後藤です。 データソリューション部では、Google Cloud が提供しているデータ領域のプロダクトについて、新規リリースをキャッチアップするための調査報告会を毎週実施しています。 新規リリースの中でも、特に重要と考えるリリースを記事としてまとめ、本ページのように公開しています。 今回は