アプトポッド
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IoTを牽引するテクノロジーカンパニーの株式会社アプトポッドです。 超高頻度な時系列データをリアルタイムに伝送、収集、可視化する製品をエッジからサーバ、フロントエンドまで提供しています。

アプトポッド の技術ブログ

またまたまた激動過ぎた2022年を振り返る

Aptpod Advent Calendar 2022 23日目の記事です。(※土日休みにしているので最終日です) CTOの梶田です。 今年もまたあっという間(いつも言ってますね💦)でAdvent Calendar もなんとか走りきれそうです。 (昨年に引き続き継続するのは大変だなーと痛感していますが、なんとかみんな頑張った💪) 今年はAdvent Calendar も5年目となり、なんか新しいカタチにしようかどうか悩ん

ドキュメントができるまでの社内コミュニケーション

aptpod Advent Calendar 2022 も、22日目になりました。本日は、ドキュメント担当の篠崎がお届けします。 私は、社内で1人だけの「ドキュメント担当」 *1 として、社外に公開するマニュアルや技術ドキュメントの制作を行っています。 ドキュメントは新製品・新機能のリリースに合わせて制作しますので、私は、新製品・新機能の開発担当者 *2 と常にコミュニケーションをとり

MQTTはもう古い!?MQTTの困りごとを解決した謎のプロトコル "iSCP" の魅力とは

本記事のタイトルはいわゆる「釣り」です。MQTTは、最近ではMQTT5がリリースされるなど現在でも進化を続けている、とても洗練された使いやすいプロトコルです(本記事にMQTTを貶める意図は一切ありません)。 弊社アプトポッドでは、 MQTTよりもターゲットを絞ったニッチな領域に向けた独自プロトコル “iSCP” を開発しております。本記事では、せっかく釣られてくだ

SPA に OAuth 2.0 の認可フローを実装してみた

aptpod Advent Calendar 2022 の20日目を担当します、intdash グループ フロントエンドエンジニアの佐藤です。 早速ですが、弊社では認可制御にOAuth 2.0 を採用しています。 tech.aptpod.co.jp ブラウザのアプリケーションでこの認可制御をする際、Express 等を使ったバックエンドがある場合が多いかと思います。 弊社でもNext.js を用いて、認証を管理するバックエンドサービス (BFF) のあ

宇宙通信と intdash

aptpod Advent Calendar 2022 の19日目を担当します、ソリューションアーキテクトの渡辺です。 ところで皆さん。 海外旅行に行くために航空機を利用したことがありますか。 その航空機の中でインターネットが当たり前のように利用できます。 それは何故でしょう? 海外旅行に行くために豪華客船を利用したことがありますか。 その豪華客船の中でもインターネットが当たり

intdashを使ってROSを遠隔制御できるようにするまでのステップ

aptpod Advent Calendar 2022 の16日目の担当は、開発本部ソリューションプロフェショナルGrの影山です。普段は組み込みソフト周辺の開発やインテグレーションを担当しています。 今日は、aptpodで取り組んでいる、ROSをインターネットに接続する技術について、これまでテックブログやデベロッパーズガイドで公開してきた情報だけでは分かりにくかった、導入の大まかなイメ

モビリティ管制制御システム向けソリューション「intdash CONTROL CENTER」を紹介します

aptpod Advent Calendar 2022 の15日目を担当します、ソリューションアーキテクトの岩坪です。 今回の記事では当社が2022年12月にベータリリースしました、モビリティ・ロボットのフリート管理や遠隔監視、遠隔制御を実現するための 管制制御システム向けのソリューションフレームワークである「 intdash CONTROL CENTER 」 を紹介させて頂きます。intdash CONTROL CENTERを利用すると 低コ

SketchからFigmaに移行して便利だと思った機能4選

aptpod Advent Calendar 2022の14日目、担当はコーポレート・マーケティング室、デザインチームの「チェン ・ルイ」です。普段は社内製品のアプリケーションのUIデザイン業務を行なっています。 今年8月から弊社デザイン業務が少しずつSketchからFigmaに移行しています。 弊社のデザイナー高森の8月の記事 では俯瞰的にデザインツール変更や導入するときに確認したポイントを

【intdash AUTOMOTIVE PRO REMOTE CAL】ECU遠隔適合システムのご紹介

aptpod Advent Calendar 2022 の13日目を担当します、ECUソリューショングループの村松です。 自動車産業は、100年に一度の大変革の時代といわれており、CASE Connected(コネクティッド)、Autonomous/Automated(自動化)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)、クルマを介した様々なサービス化が進んでおります。 排ガス規制をクリアする為に導入されたECU(Engine Control Unit)は、いつ

intdash を使って遠隔操作でスプラトゥーンをする話

本日は aptpod Advent Calendar 2022 の12日目、担当は開発本部のやべです。普段は EDGEPLANT 関係の開発業務をやっています。 さて、皆さん、スプラトゥーン3やってますか?12月から新シーズンが始まってますます楽しくなってきましたね。 aptpod には circle_switch なる slack のチャンネルがあるのですが、最近はもっぱらスプラトゥーンの話題です。先日も 8人集めてプライベートマ

Raspberry Piをベースにした産業用小型エッジコンピュータの試作機をご紹介します!

はじめに aptpod Advent Calendar 2022 9日目の記事を担当する、開発本部の加藤と申します。 aptpodでは自社製のハードウェアも提供しております。現在、コンピュータ製品には EDGEPLANT T1 がありますが、異なるニーズやユースケースにも対応できるような、測定用のペリフェラルを内蔵したコンピュータの試作機開発を行っています。この試作機の特長等についてご紹介させてい

GitLab 自社運用のノウハウと CI 環境について

はじめに こんにちは。 aptpod Advent Calendar 2022 8 日目を担当する、SRE チームの柏崎です。 SRE チームは、 intdash のインフラ関連の業務はもちろんですが、自社のコーポレートサイトやオフィスのネットワーク等の運用など、いわゆる「社内 SE」的な業務も担当しています。 今回は、社内 SE 業務のうちの 1 つで、私がアプトポッドに入社して以来 8 年ほど面倒を見ている、GitL

IoTデバイスをデバッグするためのチートシート

aptpod Advent Calendar 2022 7日目の記事を担当する、intdashグループの落合です。 いきなりですが、あなたは今年はどんなバグの調査をしましたか? 解決に時間がかかったもの、あっさり解決できたもの色々あったかもしれませんね。 私も問い合わせの度に調査してきました。バグだった場合もそうじゃなかった場合もありますが、調査は早く終わらせたいですよね。 この記

VM2Mビジュアルパーツに Googleマップを3Dで表示してみた

aptpod Advent Calendar 2022 6日目の記事を担当する、Visual M2M グループの白金です。 弊社製品の Visual M2M Data Visualizer では、計測データを可視化するための様々なビジュアルパーツを提供しています。 その中の一つに、計測データに含まれる位置情報をもとにGoogleマップに現在位置を表示するビジュアルパーツが含まれています。 今回は、下図のように Googleマップのビジュアル

Rust + bevy で wasm 向けゲーム開発

製品開発グループの大久保です。 aptpod Advent Calendar 2022 の5日目を担当します。 社内ではRustのエッジ製品への適用が本格化し、接続するデバイスに応じたプラグインの デバイスコネクタ やSDK等への広がりを見せています。 個人的にもRustでのゲーム開発についての話題を追いかけているのですが、最近は bevy というゲームエンジンに勢いがあるようです。このbevyはWebAssembl