アプトポッド の技術ブログ

クラウドで動くOpen-RMFシミュレーション環境を作ってみた

intdashを介してRMF WebとGazeboシミュレーションを実行している様子(詳細な動画は最後の方にあります) 本記事の内容 こんにちは、Aptpodのエンジニアの影山と申します。普段は intdash CONTROL CENTER 関係の開発を担当しています。 昨年のROSCon JPでも基調講演がありましたが、フリートの群制御のためのプラットフォームとして、オープンソースで開発が進められている Open-RMF

AI自動運転におけるEDGEPLANT T1活用事例のご紹介(Turing株式会社様)

当社製品の EDGEPLANT T1 を開発に活用してくださっているお客様の事例を、インタビュー形式でご紹介します。最新のビジネスの現場で当社製品がどのように活用されているかや、当社製品を実際に使ってみての評価等について、お客様の生の声でお伝えいたします。 今回インタビューをさせていただいたのは、「ハンドルの無い完全自動運転車」の実現を目指して自動運

産業用データ伝送プラットフォームでROSの画像とってみた

ROSの画像メッセージを遠隔監視したいと思ったことがあるみなさん、 こんにちは。ソリューションアーキテクトの伊勢です。 以前、当ブログではロボット開発プラットフォームのROSとインターネットをつなぐ技術「intdash Bridge」をご紹介しました。 tech.aptpod.co.jp この intdash Bridge が2023年2月から画像のROSメッセージに対応したので、適用例とともにご紹介します。 その前

オフィス縮小に伴い、会社の蔵書を寄贈しました

こんにちは、アプトポッドVPoPの岩田です。 そろそろコロナ禍も収束に向かい、だんだんと原則出社に戻す会社も出始めている頃合いではありますが、当社はまだまだリモートワーク体制を継続していく予定です。 そんななか当社では、リモートワーク体制でオフィスの稼働率が低下していることをきっかけとして、 オフィスの縮小 を行いました。 その際の物品整理、

産業用データ伝送プラットフォームでちっちゃいロボット動かしてみた

モビリティを少しの手間で遠隔制御できるようにしたいと思ったことがあるみなさんに話しかけています。 こんにちは。ソリューションアーキテクトの伊勢です。 以前、当ブログで「intdash CONTROL CENTER」をご紹介しました。 tech.aptpod.co.jp tech.aptpod.co.jp intdash CONTROL CENTERはモビリティ管制制御システム向けソリューションです。 今回は適用例として、遠隔地からコマンドを

【第7回ロボデックス】モビリティ/ロボット群管理・遠隔制御ソリューションを展示しました

こんにちは。コーポレートマーケティング室の白崎です。 aptpodのマーケティング全般を担当しています。 2023年1月25日(水)〜1月27日(金)に東京ビッグサイトで開催された第7回ロボデックスに出展し、モビリティ/ロボット群管理・遠隔制御ソリューションフレームワーク「 intdash CONTROL CENTER (以下、CONTROL CENTER)」を展示しました。 連日、多くの方々にご来場いただき、

intdashのプロジェクト機能を使ってみた(前編)

intdashは、2022年11月からプロジェクト別のアクセス権限管理機能の提供を開始しました。 これにより、ユーザーが他のユーザー・エッジ・計測を見る権限をコントロールできるようになっています。 手順を確認してみましょう。 こんにちは。ソリューションアーキテクトの伊勢です。 以前のintdashでは、1ドメイン内の全ユーザーがすべてのユーザー、エッジ、計測(以下

Agent 1とAgent 2の設定手順を比べてみた

2022年12月に intdash Edge Agent 2 デベロッパーガイド が公開されました。 これまでの intdash Edge Agent (以降、Agent 1)と設定手順を比較してみましょう。 はじめまして。ソリューションアーキテクトの伊勢です。 普段はお客様への提案を担当していて開発作業は行わないので、intdash Edge Agent 2(以降、Agent 2)にまだ直接触れられていません。どうやら、Agent 1の課題だった機能

またまたまた激動過ぎた2022年を振り返る

Aptpod Advent Calendar 2022 23日目の記事です。(※土日休みにしているので最終日です) CTOの梶田です。 今年もまたあっという間(いつも言ってますね💦)でAdvent Calendar もなんとか走りきれそうです。 (昨年に引き続き継続するのは大変だなーと痛感していますが、なんとかみんな頑張った💪) 今年はAdvent Calendar も5年目となり、なんか新しいカタチにしようかどうか悩ん

ドキュメントができるまでの社内コミュニケーション

aptpod Advent Calendar 2022 も、22日目になりました。本日は、ドキュメント担当の篠崎がお届けします。 私は、社内で1人だけの「ドキュメント担当」 *1 として、社外に公開するマニュアルや技術ドキュメントの制作を行っています。 ドキュメントは新製品・新機能のリリースに合わせて制作しますので、私は、新製品・新機能の開発担当者 *2 と常にコミュニケーションをとり

MQTTはもう古い!?MQTTの困りごとを解決した謎のプロトコル "iSCP" の魅力とは

本記事のタイトルはいわゆる「釣り」です。MQTTは、最近ではMQTT5がリリースされるなど現在でも進化を続けている、とても洗練された使いやすいプロトコルです(本記事にMQTTを貶める意図は一切ありません)。 弊社アプトポッドでは、 MQTTよりもターゲットを絞ったニッチな領域に向けた独自プロトコル “iSCP” を開発しております。本記事では、せっかく釣られてくだ

SPA に OAuth 2.0 の認可フローを実装してみた

aptpod Advent Calendar 2022 の20日目を担当します、intdash グループ フロントエンドエンジニアの佐藤です。 早速ですが、弊社では認可制御にOAuth 2.0 を採用しています。 tech.aptpod.co.jp ブラウザのアプリケーションでこの認可制御をする際、Express 等を使ったバックエンドがある場合が多いかと思います。 弊社でもNext.js を用いて、認証を管理するバックエンドサービス (BFF) のあ

宇宙通信と intdash

aptpod Advent Calendar 2022 の19日目を担当します、ソリューションアーキテクトの渡辺です。 ところで皆さん。 海外旅行に行くために航空機を利用したことがありますか。 その航空機の中でインターネットが当たり前のように利用できます。 それは何故でしょう? 海外旅行に行くために豪華客船を利用したことがありますか。 その豪華客船の中でもインターネットが当たり

intdashを使ってROSを遠隔制御できるようにするまでのステップ

aptpod Advent Calendar 2022 の16日目の担当は、開発本部ソリューションプロフェショナルGrの影山です。普段は組み込みソフト周辺の開発やインテグレーションを担当しています。 今日は、aptpodで取り組んでいる、ROSをインターネットに接続する技術について、これまでテックブログやデベロッパーズガイドで公開してきた情報だけでは分かりにくかった、導入の大まかなイメ

モビリティ管制制御システム向けソリューション「intdash CONTROL CENTER」を紹介します

aptpod Advent Calendar 2022 の15日目を担当します、ソリューションアーキテクトの岩坪です。 今回の記事では当社が2022年12月にベータリリースしました、モビリティ・ロボットのフリート管理や遠隔監視、遠隔制御を実現するための 管制制御システム向けのソリューションフレームワークである「 intdash CONTROL CENTER 」 を紹介させて頂きます。intdash CONTROL CENTERを利用すると 低コ