アプトポッド の技術ブログ

輝けるおっさんの日常

aptpod Advent Calendar 2019 の20日目担当をします。高橋です。 CTO室でVPoEとして 組織マネジメント を担当させてもらっています。 弊社はハードウェアや組込みソフトの低レイヤから、ネットワークを介しクラウドに至るまでの広範囲な技術を一貫して内製で開発し提供するため、多種多様なエンジニアがおり ダイバーシティ(多様性)が尊重される会社 です。 私からは、普段

エンジニアによるユーザーマニュアルの作り方

aptpod Advent Calendar 2019 の19日目担当、Webチームの蔵下です。普段は、自社プロダクトのUIをReactでゴリゴリ書きつつ、社内のお酒好きを集めて不定期で飲み会を開いています🍶(飲みのお誘いお待ちしています) みなさんの会社では誰がユーザーマニュアルを作成していますか? 数百人規模の大きな会社であれば専属のマニュアル作成チームがあるかもしれません。aptpodで

Metal使ってる?iPhoneのGPUでペイントツールを作ってみる

aptpod Advent Calendar 2019 18日目を担当させていただきます 上野 と申します。 昨年も ARKit2.0が凄い。あなたの見ている方向を記録、可視化するデモ という記事で参加させていただきまして、 今年もiOS系で記事を書かせていただこうと思います。iOSアプリエンジニアのみなさんよろしくお願いします。 さて、今回のフォーカスする内容ですが、、、 皆さん、、Metalって使って
iOS, GPU, 3D

高速データ可視化におけるフォントの重要性

デザイン室の仕事 データ表示の際のフォントの選択肢 フォント制作 7セグメントフォント apt7seg(自作7セグフォント) aptQ(既存フォントの改造) ライセンス周り 所感 デザイン室の求人 aptpod Advent Calendar 2019 17日目は、デザイン室 @tetsuがお送りいたします。 今回フォントについてのお話ですが、 apt7seg(自作7セグフォント) に自作している7セグフォントの公開先をリン

モバイル通信環境計測をやってみた話

aptpod Advent Calendar 2019 16日目担当の榮枝です。 aptpod で ソリューションアーキテクト という職種でSEのような仕事をしています。 システムの全体設計をしたり、見積書を書いたり、プロジェクト管理?みたいなことをしたり、 出張経費精算で領収書をなくして怒られたりしてます。。 さて、そんな中で社内イベントでモバイル通信環境を計測する機会がありましたのでそ

AWS re:Invent 2019 で AWS RoboMakerとintdash によるTurtlebot3の遠隔制御の展示を行いました!

この記事は、 Aptpod Advent Calendar 2019 の15日目の記事です。 先進技術調査グループの酒井です。 つい先日の12/2〜6にラスベガスで開催されたAWS re:Invent2019でブース展示をしてきました! ブースでは、 Amazon SageMakerとintdashでお菓子の高速検出システムをサクッと構築してみた と 、 AWS RoboMakerとintdashでTurtlebot3を遠隔制御 をパワーアップさせたものを展示しました。 今回の記事

1on1を半年で65回やってみて

先端技術調査グループの南波です。 aptpod Advent Calendar 2019 の14日目は、チームビルディングのために半年間続けた1on1の振り返りです。 背景 大学で信号処理/機械学習系の研究をしていた経験を活かしたく2018年にアプトポッドに入社し、技術調査を中心に製品開発や機械学習を利用したいお客さまとの共同プロジェクトなどにも参加していました。(今年は AWS Certified Machin

高位合成でFPGA開発!最短 1日で映像リサイズ機能を実装する

aptpodでは複数のカメラをフレーム単位で同期させて映像を取得できるカメラデバイスの開発を行なっています。 前日の記事 では、このカメラデバイスのエンコードを担当するSoCの話でしたが、 aptpod Advent Calendar 2019 13日目の今回は映像のフロントエンドに使用しているFPGAについての話題です。 カメラデバイスを開発する上で、FPGAでイメージセンサから取得した画像デー

AM5728 上のIVAを使ってH.264エンコードしてみた

aptpodでは、複数のCANバスのデータを時刻同期して取得できる Synchronized CAN Transceiver に続き、このデバイスと時刻同期し、かつ複数のカメラ映像をフレーム単位で同期させて録画できるカメラデバイスの開発を行なっています。 このデバイスには、TI社製のAM5728というSoC(System on a Chip)の採用を検討しています。このSoCには様々なコアが搭載されており、その中でもマルチメ

機械学習のシステム開発の難しさを独断でまとめてみた

aptpod Advent Calendar 2019 11日目 先日 お菓子のデモの記事 を投稿したキシダがまたお送りします。みなさま、ここ最近『機械学習』とか『AI』とか耳にすることが多くなってきていると思いますが、現実はどれくらいの導入率かご存知ですか? なんと、 14〜15% (※1)らしいです。 意外に導入まで成功しているプロジェクトはまだ増えてきていません。 そこで、『機械学習プロ

Rust+wasmでWebSocket上にバイナリデータ(CBOR)を流してみる

この記事は Aptpod Advent Calendar 2019 の10日目の記事です。 先端技術調査グループの大久保です。 前回の記事 では、WebSocketのechoサーバにアクセスするwasmをRustとGoで作成しました。今回は、echoだけでは物足りないので、意味のあるバイナリデータをサーバから流して、クライアント側、すなわちWebブラウザ上に表示するまでやってみます。あまり大きくないデータならJSONにし

IoTデバイスのスループットがサクッと上がるかも

「データが上がって来るの遅いけど、電波悪いからしょうがないな〜」 なんてアッサリ諦めてないでしょうか? そんな方に 「BBRを有効にすればスループットが上がるかも!」 という話を、 aptpod Advent Calendar 2019 の9日目ではお送りします。担当のサーバーサイドエンジニアに憧れるエンベデッドエンジニア ochiai です。 はじめに この記事では、BBRを有効にする方法と、ス

GoでOpenTracingをやろう

はじめに こんにちは。 アドベントカレンダー 8日目担当、 サーバーサイドエンジニアの miyauchi です。 昨年は「 Goとクリーンアーキテクチャとトランザクションと 」と「 Vim初心者から中級者の入り口くらいまで 」を書きました。 早いものでもう一年経つのですね。 さて、弊社ではバックエンドシステムを従来のモノリス型のサービスから、徐々にマイクロサービスへ

ラズパイを外出先で簡単に無線LANに繋ぐには?

答え:トラベルルーターを使うと、手持ちのPC・スマホのWebブラウザからポチポチするだけで設定を変えられる!! 先端技術調査グループの南波です。 aptpod Advent Calendar 2019 の7日目はちょっとした便利ガジェットのお話です。 背景 1日目 、 2日目 でも紹介あったように、先端技術調査グループでは「自社技術・製品と世の中の技術・製品(機械学習、AWS Robomakerなど)を組

CAN FDことはじめ

aptpod Advent Calendar 2019 6日目担当のエンベデッドチーム 久保田です。 仕事で関わることの多い自動車関連の技術について、少しお話させていただこうと思います。 intdash Automotive Pro は、自動車産業における車両CAN(Controller Area Network)データのデータロギング、データ管理、可視化・解析などのワークフローをクラウドシステムをベースにワンストップで実現するSaaSソリュ