アプトポッド
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IoTを牽引するテクノロジーカンパニーの株式会社アプトポッドです。 超高頻度な時系列データをリアルタイムに伝送、収集、可視化する製品をエッジからサーバ、フロントエンドまで提供しています。

アプトポッド の技術ブログ

Visual M2M のデザインについて

はじめに デザイン室 @tetsu です。 弊社aptpod製品 Visual M2M (以下VM2M) について、ありがたいことにお客様から 「デザインが良い」 とお褒めをいただくことが多いとのことで、デザインについての記事を書いて欲しい。 そんな話で営業チームから おだてられて オファーがありまして、本記事を書かせていただきます。 VM2M初期のコンセプトから現在の形にいたるまで、振り

fastaiで学習に使う関数をApache MXNetで真似してみた

はじめに 先進技術調査グループのせとです。本ブログでは、Apache MXNetを用いてfastaiで実装されている実践的な関数を真似てみた結果を紹介します。この試みのゴールは、完全一致の結果を目指すのではなく同じような傾向を得られるかを目指したものになります。完全一致を目指したいところですが、各フレームワークで用意しているモデルの構造が少し違ったり、各関

音声データをAmazon SageMaker上で自動分類してみる

検証のアプローチ 実際にためしてみる 使用するデータをさがす 音声からスペクトログラムに表現する データセットを作成する Amazon SageMakerでトレーニングする ハイパーパラメータ調整ジョブを使用して精度向上を試みる 実際にモデルを使用して推論してみる まとめ 最後に みなさまこんにちは。先進技術調査グループのキシダです。私自身は4つめの記事投稿となりま

CAN FDの物理層を理解する

CAN FD完全に理解した — Ryuichiro Ohira (@ryu_ohira) 2020年4月27日 はじめに そもそもCANの1ビットはどうやって決まるのか 物理層 :Physical coding sub-layer (PCS) Bit Timeを構成するSegment Synchronization Segment (Sync_Seg) Propagation Segment (Prop_Seg)) Phase Buffer Segment 1 and 2 (Phase_Seg1 and Phase_Seg2) Synchronization:ノード間のビットタイミング同期 Hard synchronization Resynchronization Transmitter Delay Compensation (TDC) :

RustでROS(RoboMaker)のノードを書いてみる

先端技術調査グループの大久保です。 弊社では現在、クラウド上でROSの開発が行える AWS RoboMaker を利用しており、GazeboシミュレーションもRoboMakerを使って行っています。当ブログでも、RoboMakerを使ったシミュレーションを以前取り上げています。 tech.aptpod.co.jp 現在は、シミュレーション上のロボットにdepthカメラを取り付け、depth情報を収集できるようにしています。 こ

リモートワークにおける弊社の取り組み事例紹介

はじめに はじめまして、人事の神前(こうさき)です。 4月1日に入社をして早々に本ブログ記事の執筆をすることとなり戦慄したのですが宜しくお願いします。 改めてにはなりますが、去る4月7日(火)に 緊急事態宣言 が出されました。 緊急事態宣言以前からリモートワークへ切り替えていた企業も多いとは思いますが、これを機に一気に加速したように感じます。 私

OpenH264とDockerを用いて動画解析環境を構築する

先端技術調査グループの南波です。ウイルスは大変な状況ですが、原則自宅勤務となったことで息子2人のお昼寝を眺められる時間が増え、すこしほっこりもしています☺️ さて、今回は最近のお仕事の中で intdashのサーバーに蓄積されているH.264の動画データを解析したい H.264のライセンスはもちろんクリーンに対処したい プロダクト投入時には Amazon ECS なども利用して

360°動画Player開発の実用TIPS集

Webチームの蔵下です。弊社で開発している intdash には、Media Servicesという動画や音声などのメディアデータを扱うサービスがあります。さまざまなカメラに対応できることもあり、 RICOH THETA のような360°カメラで撮影した動画を扱うこともあります。 「 全天球画像 | RICOH THETA 」より引用 ▲360°動画。360°の映像が1つのパノラマ動画内に収められています。歪みを補正して

アプトポッドの過去と現在、そして未来について

はじめに はじめまして。VPoPの岩田です。 弊社は、昨年の8月より開発本部のマネジメント体制を強化し、CTO・VPoE・VPoP から構成される CTO 室体制を敷いております。 aptpod Advent Calendar 2019 では、VPoE 高橋より こんなエモくて素敵な記事 が投稿され、 CTO 梶田からは 1年を総括する記事 が投稿されており、 私も彼らの後に続くべく、遅ればせながら本記事を投稿することに

intdashが音声対応したので音声の文字起こしを組み込んでみた

みなさまこんにちは。先進技術調査グループのキシダです。techブログは3度目の登場です。 今回は小ネタを投下してみたいと思います。 ( 前回の記事 にも登場していますが)2020年のAutomotive Worldにてご紹介した通り、intdashがついに「 音声データ 」にも対応しました! 🎉 そして 音声 といえば、皆様ご存知でしょうか・・・? そうです、AWSの「音声の文字起こし機能」

テック系ベンチャーが展示会に出展する際のうらがわ

ソリューションアーキテクトの榮枝です。 今回は1/15(水)〜17(金)に開催された オートモーティブワールド の展示のお話を。 自動車関連の見本市であるオートモーティブワールドにコネクテッド・カーに大きな関わりを持つ製品・サービスを提供する弊社も出展させていただきました。 (今回の展示の柱の一つ、ビデオエンコーダについては おおひらさんが記事にしていま

独自ビデオエンコーダを開発して動画とCAN通信の時刻同期計測をした話

はじめに ハードウェアGpのおおひらです。 弊社は1/15(水)〜17(金)に開催された オートモーティブ・ワールド に出展させて頂きました。 お忙しいなか足をとめてブースに立寄って頂いた皆様、大変ありがとうございました。 car.watch.impress.co.jp www.nikkan.co.jp 本記事ではブースにて初お披露目となったビデオエンコーダ試作品の開発経緯を紹介させて頂きます。 はじめに 開発

高頻度データ伝送におけるQUIC適用の検討

先進技術調査グループのリサーチエンジニアの酒井 ( @ neko_suki )です。 先進技術調査グループでは、新しいトランスポートプロトコルのQUICの製品への適用を検討しています。今回の記事では、自社が主に扱う高頻度なデータの伝送における課題のひとつをQUICを適用したらどうなるかを評価してみました。 目次は以下の通りです。 QUICとは Head of Line (HoL) Blocking とは 実験内

当Tech BlogのOGP画像作成ワークフロー

あけましておめでとうございます 。 2020年最初のTech Blogはデザイン室の上野が送らせていただきます。 aptpod Advent Calendar 2019 はご覧になっていただけましたでしょうか? まだの方はぜひご一読ください。 今回ですがこのAdvent Calendarで作成した OGP画像 について書かせていただきます。 OGP画像とは 今回作るに至ったきっかけ ワークフロー 素材作成 テキスト 背景画像 調整

激動の2019年を振り返る

Aptpod Advent Calendar 2019 25日目=最終日の記事です。 CTOの梶田です。 あっという間に最終日となり、小さなトラブル😷もありましたがみんなの頑張りで今年も無事に完走といったところです。 素晴らしい! 今年は新しい試みでTechブログでの挑戦になったわけですが、昨年に比べ、記事を投稿した人も増え、バリエーションも広がり来年への布石ができたかなーと個人的には