アプトポッド
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IoTを牽引するテクノロジーカンパニーの株式会社アプトポッドです。 超高頻度な時系列データをリアルタイムに伝送、収集、可視化する製品をエッジからサーバ、フロントエンドまで提供しています。

アプトポッド の技術ブログ

Rust/eguiで作るデスクトップ業務アプリ

はじめに 今回作成するアプリ eguiとは eguiの特徴 GUI画面作成 egui template の利用 アプリ構造体の修正 GUIパーツの追加 データ送信処理の組み込み Cargo.tomlの編集 サービスに接続するためのコード追加 GUIアプリの動作確認 デスクトップアプリとしての利用 まとめ はじめに こんにちは、 aptpod Advent Calendar 2023 12月19日担当のアプトポッドの組み込みソフトエンジニアの影山です

リモートROS開発におすすめ!AWS EC2 GPUインスタンスにVNC接続

aptpod Advent Calendar 2023 12月18日 を担当する 組み込みエンジニアの久保田です。 みなさん、ROS(Robot Operating System)開発でGazeboシミュレータを動かす際、どのような環境を使っていますか? GPUを搭載した高性能なPCは社内に限られており、長時間の占有が難しいということも多いのではないでしょうか。以前紹介した Open-RMFシミュレーション のように、試行錯誤しながら環境

サクッとIoTシステムを構築する

こんにちは! aptpod Advent Calendar 2023 12月15日担当サーバーサイドエンジニアの宮内です。 普段はサーバーアプリケーションを実装しているのですが、今日はフロントエンドのUI含んだintdashシステム全体の構築方法について書こうと思います。 どれだけ簡単に構築のできるかという点をお伝えしていきます。 リリース前の情報なので、現状でお伝えできる範囲内での内容と

Starlinkを使ったデータ収集(通信速度・遅延測定)

はじめに aptpod Advent Calendar 2023 12月14日の記事です。 こんにちは。ハードウェアグループの織江です。 弊社では主に4G/LTEや5Gといったモバイル通信網を利用した移動体からのデータ収集や制御を行っていますが、今回はそれに加えて衛星通信を使って利用できる環境を広くすることに挑戦しました。 Starlinkとは Starlinkの通信速度測定 intdashに使う場合のネットワーク遅延評

intdashでNVHを簡易的に測定してみる

aptpod Advent Calendar 2023 12月13日を担当するintdashグループの落合です。 みなさんはNVHってご存知ですか?僕は全く知らなかったのですが、 Noise(騒音) Vibration(振動) Harshness(ハーシュネス:路面の凹凸による突き上げや、立て付けの悪さから来るガタピシ感など) の頭文字で、自動車の快適性を推し量る上での一つの基準だそうです( WiKi より)。 この意味を知った時、

Webhook用のアプリケーションをAWS SAMで実装してみる

aptpod Advent Calendar 2023 12月12日を担当するintdashグループの呉羽です。 弊社が提供する intdash は、Webhook機能の実装を予定しています。Webhookとは、何らかのイベントの発生時、intdashのサーバーから指定のエンドポイントにHTTPリクエストを送信する機能です。この機能によってイベントを起点としたプログラムをHTTP通信で実行できるため、ポーリングやメッセージングシステ

Figma単体で音声ファイルを再生するプロトタイプ作成例のご紹介

2023 Advent Calendar 12月11日を担当します、コーポレート・マーケティング室、デザインチームの高森です。アプトポッドのデザインチームでは、2022年からメインのUIデザインツールとしてFigmaを使用しています。 デザインチームでは実証実験向けにプロトタイプを作成することがあるのですが、今回カーナビアプリの機能検証をウィザード法(製品やシステムを人間が完成し

RTSPからintdashに動画をアップロードしてみた

aptpod Advent Calendar 2023 12月8日の記事です 入社1ヶ月目のソリューションアーキテクトの奥山です。まだまだペーペーの私ですが、よろしくお願いいたします。 毎日がキャッチアップの連続で頑張っています。この記事では、intdashとはなんぞやから、実際に家にあるものでintdashを変に試しつつ、覚えたての知識をOutputしてみようというものです。 僕はいろんなガジェットを

Parallels Desktopでintdash Edge Agentを動かしてみました

aptpod Advent Calendar 2023 12月7日の記事です。 intdash Edge Agentを使ってみたいけどMacしか持ってないみなさん、 こんにちは。ソリューションアーキテクトの伊勢です。 intdash Edge Agentは Linuxで動きます が、試しに手元のPCで動かしてみたいときがあります。 そんな人のために今回はMacからカメラ映像をUpstreamしてみました。 これは以前、当ブログでご紹介した WSL2でintdash Edge Agent

REMOTE CAL on ラズパイでXCP計測してみた

aptpod Advent Calendar 2023 12月6日の記事です。 Automotive Pro Grの新崎です。REMOTE CAL開発チームでプロダクトオーナーをしています。 現在リリースされているREMOTE CALにおいてはエッジ端末として EDGEPLANT T1 を前提としていますが、いくつかのお客様から小型端末への対応というご要望をいただいています。 そこで本記事ではその導入として Raspberry Pi を利用したREMOTE CALの疎通実験

Rustにおけるバイト列の効率的な扱い方

aptpod Advent Calendar 2023 の12月5日を担当するintdashグループの大久保です。 弊社の製品のうち、エッジ上で動くものはRustを採用しているものが複数あります。例えば、 intdashに接続可能なデバイスを簡単に開発するためデバイス開発キットの基盤 である Device Connector Framework においてもRustを採用しています。 これらのソフトウェアでは大量のバイナリデータを高速に捌く必要

超小型受信端末を活用した高精度位置情報測位サービス「Mobile GNSS」をintdash Edge Agent2 に接続して、試してみた

はじめに aptpod Advent Calendar 2023 12月4日の記事です。 パートナー&サポート推進Grの松下です。弊社では、様々なパートナー様との連携を強化し、新規事業創出・支援を行っています。 弊社のパートナーシップに関するニュースはこちら 先日、パートナーのNTTコミュニケーションズ株式会社様より、超小型受信端末を活用した高精度位置情報測位サービス「Mobile GNSS」の提

Salesforce導入のその裏側の苦労と成果について ~これから導入する人への少しのアドバイスを添えて~

aptpod Advent Calendar 2023 12月1日の記事です。 みなさまお久しぶりです。アプトポッドで営業企画をしている神前(こうさき)と申します。 前回の登場 からちょうど1年ですね。 これで3年連続でAdvent Calendarのトップバッターを飾ることと相成りました。 3年連続でCTOから依頼を受けるの図 去年の記事でも触れてますが、昨年12月に事業部に異動となり、今日でちょうど1年でも

四足歩行ロボット Unitree Go1 を使った 遠隔操縦デモを展示しました @横浜ロボットワールド2023

はじめに アプトポッド 開発本部の影山です。 2023年11月8日(水),11月9日(木)にパシフィコ横浜で開催された、 横浜ロボットワールド2023 に出展しました。 連日、多くの方々にご来場いただき、感謝申し上げます。 www.srobo.jp 弊社ブースの外観 この記事では展示したデモの1つである 四足歩行ロボット Unitree Go1 を使った遠隔操縦デモ について、紹介をしたいと思います

Androidでもintdash対応アプリケーション開発が可能に

ネイティブアプリケーション開発を担当している上野です。 前回の記事 で弊社サービスである intdash を用いたデータ伝送がUnityで扱えるようになったとお伝えしましたが今回はAndroidアプリ開発などで利用されている開発言語である Kotlin でも利用可能になりましたのでそのご紹介になります。 今回公開したもの iSCP 2.0 Client Library for Kotlin について intdash REST API クライアン