電通総研 の技術ブログ

【UEFN】はじめてのUEFN 基礎編

みなさんこんにちは!  電通 総研 金融ソリューション事業部の松崎です。 今回から、 Unreal Editor for Fortnite(以下UEFN)の初学者向け紹介記事を執筆していきます。 本記事では UEFNってそもそも何なのか Fortniteのクリエイティブモードと何が違うのか Unreal Engine とはどう違うのか 具体的にどうやって導入・操作するのか といった部分を紹介します。 これからUEFNの導入を

文系エンジニアがUX検定基礎を受けてみた -過去問がない試験の勉強方法-

こんにちは!HCM事業部の小林です。 今回は、私が2024年3月に受験したUX検定基礎についてご紹介します。 最近はUIUXが重要視されつつあり、力を入れていきたいと思っている組織も多いのではないでしょうか。UIUXに少しでも興味がある人はぜひ最後まで読んでみてください! UX検定基礎とは なぜ受けようと思ったのか UX検定基礎の勉強方法 受験と結果 今回の試験を終えて

SupabaseでDrizzle ORMを利用してトランザクションに対応する

こんにちは、 電通 総研の瀧川亮弘です。 現在、Flutter(FlutterFlow)とSupabaseによる アプリ開発 を行っています。 本記事ではSupabaseのEdge FunctionsでDrizzle ORMを利用して トランザクション に対応する実装について記載します。 Edge FunctionsからDBへのアクセスには、Supabase Javascript Client(以下supabase-js)とDrizzle ORM(以下drizzle)という二つのライブラリを併用しています。 drizzle

YAGNIと拡張性のあいだ

こんにちは!X イノベーション 本部プロダクト イノベーション センターの 米久 保 剛です。 弊社のテックブログ上では今回が初めての記事執筆となります。 アーキテクチャ 設計やアプリケーション設計の話を中心に、 不定 期に情報発信していきたいと考えています。 YAGNI 原則 YAGNI 原則をご存知でしょうか。 エクストリーム・プログラミング (XP)の重要な原則の一

XGBoostでオンラインゲームの課金ユーザーを予測する

こんにちは。コミュニケーションIT事業部 ITソリューション部の英です。 普段はWebアプリや スマホ アプリの案件などを担当しています。あと、趣味で AI を勉強しています。 XGBoostは 機械学習 で非常に人気のある アルゴリズム の一つで、特に表データにおける予測問題で高い性能を発揮します。 "非 ディープラーニング の手法"の中ではとても高い性能を発揮するとされ

Datadog Logsにてホストタグが継承されない問題の原因と解決方法

こんにちは。X(クロス) イノベーション 本部 クラウド イノベーション センターの柴田です。 本記事ではDatadog Logsにてホストタグが継承されない問題の原因と解決方法をご紹介します。 発生した問題 Amazon EKS クラスタ &マネージド型ノードグループを構築し、その上のPodのログをDatadog Logsで収集・管理していました。 あるとき一部のログに AWS Integration 関連のタグ( r

既存の Java プロジェクトに SpotBugs を導入する際に工夫したコト ~ reviewdog + GitHub Actions ~

こんにちは! XI本部 プロダクト イノベーション センター の佐藤です。 先日、社内のとある既存の Java プロジェクト(Gradle プロジェクト)に静的解析ツールの SpotBugs を導入する機会がありました。 『SpotBugs の Gradle プラグイン を追加して、 CI で実行すれば良いだけ。簡単かな』 と高をくくっていたら意外と工夫が必要な取り組みだったので、その知見を共有したいと

インターネットからの野良リクエストがどれぐらい AWS WAF のマネージドルールに一致するのか確かめてみた

こんにちは。コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の耿です。 Web サービスへの攻撃を防ぐために WAF を使いましょうというのはよく聞きます。 ではインターネットに公開した Web サービスに送信される悪意のあるリク エス トがどれぐらい WAF によって防御され得るのでしょうか? お手軽に使える AWS WAF のマネージドルールを対象に確かめてみました。 この記事

LINEとコンタクトセンターが繋がる「LINEコールPlus」のユースケースを解説

こんにちは。CIT事業部の石際です。 LINE周辺のシステム構築やカスタマーサポート領域のシステム導入などを担当しています。 LINEをカスタマーサポートのチャネルとして利用している企業は多いですが、まだまだ電話問い合わせのチャネルとして利用しているケースは少ないです。 そこで今回は、LINEからコンタクトセンターへ電話ができる「LINEコールPlus」というサービ

インフラの自動構築から属人性を排除するアプリケーションを開発しました

こんにちは。 電通 総研X イノベーション 本部プロダクト イノベーション センターの中山です。好きなものは自動化、嫌いなものは属人化です。 この記事では、私の所属するチームがとある課題を解決するために開発したアプリケーションについて、課題の発見からアプリケーションの内容、開発にあたって重要視した価値観について掲載します。 背景(IaCの素晴らし

AWS Cloud QuestでAWSの基本サービスを復習してみた

みなさん、こんにちは。 電通 総研 金融事業部の鈴木です。 最近業務で AWS を触る機会がなくなり、復習したいと考えていたところ「 AWS Cloud Quest 」というサービスを見つけました。 2024年3月にSolution Architect用のコンテンツが日本語対応したという AWSブログ の記事を読み、存在を知りました。 今回はこの「 AWS Cloud Quest」を利用して AWS の基本サービスを復習してみて、良

Pandas ⇔ Kotlin DataFrame対応表

こんにちは、 電通 総研、X イノベーション 本部 AIトランスフォーメーションセンター所属の徳原光です。 普段は、主に Python でPandasを使ってデータ分析やAI学習・推論のための特徴量を生成を行っていますが、最近KotlinでKotlin DataFrameを操作してデータ処理を実装する機会が増えました。 これまでローカル上で開発してきた 機械学習 モデルをONNXを使ってアンドロイド ス

AccountEngagement(旧Pardot)を用いたB2Bマーケティングの高度化

こんにちは。CIT事業部の山田です。 本記事は、下記の方々を対象にした内容となります。 BtoB マーケティング を実施中で、「Marketing Automationツール(以後MAツールを記載)の効果を改善したい or もっと活用していきたい!」方 Salesforce 製品を導入済みで「MAツールの導入 or 製品移行を検討中」の方 また技術的な対応方法詳細に焦点を当てるのではなく、 「MAツール導入効

IT企業に勤める新卒2年目が簿記1級を取得してみた

グループ経営ソリューション事業部社員の水上です(24年4月から3年目になりました!)。昨年、 日商簿記 1級を受験し合格することができました。この記事では、IT コンサルタント として働く私が簿記1級を受験した経緯や学習方法、資格取得して良かったこと・期待外れだったことをご紹介します。 <受験した経緯> ▶仕事内容のご紹介 まずは私の仕事内容について

Amazon Translate のカスタム用語を CDK で登録する

こんにちは。コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の耿です。 Amazon Translate による GuardDuty の説明の 機械翻訳 電通 総研では社内向け クラウド SOC として、案件が管理している AWS アカウントで発生した GuardDuty アラートを集中して監視し、担当者へ通知しています。( 参考 ) GuardDuty 検出結果には説明(Description)フィールドがあり、検出内容の要約が文章で示