タイミー の技術ブログ

Regional Scrum Gathering Tokyo 2024に参加しました(スクラムマスター編)

タイミーのmaho、ShinoP、りっきーです。 国内最大級の アジャイル 、 スクラム 関連のイベント「Regional Scrum Gathering Tokyo 2024(RSGT2024)」 が1/10〜1/12の3日間にわたって開催されました。 2024.scrumgatheringtokyo.org タイミーには世界中で開催されるすべての技術系カンファレンスに無制限で参加できる「Kaigi Pass」という制度があります。 productpr.timee.co.jp こちらの制度を利用して今

社内版 Rails アップグレードガイドを公開します

こちらは Timee Advent Calendar 2023 シリーズ1の25日目の記事になります。 昨日は @tomoyuki_HAYAKAWA による Swift Concurrency AsyncStreamを使ってみる #Swift - Qiita でした。 タイミーでバックエンドエンジニアをしている id:euglena1215 です。 メリークリスマス🎄 みなさんの手元にはプレゼントは届いているでしょうか。 Ruby の世界では Ruby コミッターサンタさんがクリ

静かなSquadの進化: エンゲージメントが高まるきっかけ

こんにちは!株式会社タイミーでプロダクトマネージャーをしているAndrewです。 私はオフショ アメンバー が関与するSquadに所属しています。このSquadはエンジニア組織の中でもユニークな環境であり、ここで直面した問題とそれを乗り越えるための取り組みをこの記事で紹介したいと考えています。 オフショ アメンバー とのコラボレーションの課題 約半年前、オフショ

FirebaseAppDistributionをBitriseで導入してみた

こちらは Timee Advent Calendar 2023 シリーズ1の19日目の記事です。 はじめに こんにちは、タイミーで Android エンジニアをしているsyam( @arus4869 )です。 この記事では、タイミーで実際に利用しているBitriseとFirebase App Distributionを用いた Android アプリの配布方法を実例を交えながら紹介していこうと思います。 この記事を通じて、同じようなツールを利用している他の開発者の皆

全社的なデータ活用の取り組みをお話しします

こんにちは、データ統括部BIグループ所属のtakahideです。 本記事では、BIグループで取り組んでいる全社的なデータ活用に関してご紹介します。 この記事を通して、少しでも「社内のデータ活用を進めたい」と思っている方のお役に立てたら幸いです。 ※ Timee Advent Calendar2023 の12月18日分の記事です。 課題感 データ活用に役立つスキル 講習会の開催 少人数の相談会 デー

RailsフロントエンドをNext.js(SPA)に移行した〜バックエンド視点での振り返り〜

好きな水風呂の温度は16℃でお馴染み edy69x です。 Timee Advent Calendar 2023 の16日目を担当します。 本記事では今年完遂したUIリニューアル(SPA化)を通してタイミーで実施した工夫や学びを普段バックエンドの開発を担当する私の視点からお伝えします。 先日のイベントでの登壇内容を補完した内容となっています。気になる方は下記資料もご覧ください。 speakerdeck.com イベ

タイミーAndroidChapter式LADRを導入してみた

こちらは Timee Advent Calendar 2023 シリーズ1の15日目の記事になります。 こんにちは、タイミーで Android エンジニアとして働いている @orerus こと村田です。 私は現在タイミーのAndroidChapter(弊社は特定領域のメンバーの集まりのことをChapterと呼称しています)の一員で、喜ばしいことに来年早々にメンバーが大きく増加する予定です・・・! 以前はAndroidChapterのメンバーが全

dbt jobの分割方針について考えてみた

※ Timeeのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita の12月13日分の記事です。 はじめに こんにちは okodoooooonです dbtユーザーの皆さん。dbtモデルのbuild、どうやって分割して実行してますか? 何かしらの方針に従って分割をすることなく、毎回全件ビルドをするような運用方針だと使い勝手が悪かったりするんじゃないかなあと思います。 現在進行中のdbtのもろもろの環境をいい

ML基盤を再構築したはなし

こんにちは、タイミーのデータ統括部、DRE(Data Reliability Engineer)グループ & DS(Data Science)グループ所属の筑紫です。 DSグループではML基盤の構築・運用保守を担当しています。 本記事では、ML基盤を再構築した話を紹介したいと思います。 ※ Timee Advent Calendar2023 のシリーズ 2の12月13日分の記事です。 経緯と課題 DSグループでは、様々なプロジェクトのML基盤を構築し

今後の機能開発を快適にするために検索機能をリファクタリングした

こちらは Timee Advent Calendar 2023 の13日目の記事です。 タイミーでバックエンドエンジニアをしている @Juju_62q です。 記事内でワーカーさんや事業者さんに関して敬称を省略させていただきます。 タイミーは雇用者である事業者に求人を投稿してもらい、労働者であるワーカーが求人を選ぶという形でマッチングを実現しています。ワーカーが求人を選ぶためにはなんらかの

dbtに関連する運用の自動化

この記事は Timee Advent Calendar 2023 シリーズ 3 の12日目の記事です。 qiita.com はじめに DREグループでデータエンジニアをやっている 西山 です。 今回は、データ転送まわりの運用自動化について書きます。 タイミーのアプリログが分析できる状態になるまでのリードタイムが長く、効果検証や意思決定に遅れが出ていた問題に対して、dbtに関連する運用を自動化することで改

定例会議の議事録をNotion DBで構造化して、いい感じにした話

この記事は "Timee Advent Calendar 2023" の11日目の記事です。 qiita.com こんにちは、タイミーのデータ統括部データサイエンス(以下DS)グループ所属の菊地です。 今回は、定例会議の議事録をNotion DBで構造化して、いい感じにした話を紹介したいと思います! 前提 タイミーでは社内ドキュメントツールとしてNotionを採用しており、私が担当しているプロジェクトで週1回開催さ

インシデントコマンダーになる前に経験したこと 〜 システム障害が起きて、それからどうする?

この記事は Timee Advent Calendar 2023 シリーズ 2 の10日目の記事です。 qiita.com こんにちは! @lucky_pool です。 タイミーでプロダクトマネージャーをしています。 はじめに 何らかのシステム障害が起こったとき、サービスを利用するあらゆる人に影響が出て、普段通りにサービスを利用できなくなってしまいます。そんな状況になった際、 “なんとかする” しかありません。
CS

BigQueryにおけるdbtの増分更新についてまとめてみた

はじめに ※ Timee Product - Qiita Advent Calendar 2023 - Qiita の12月8日分の記事です。 okodooooooonです BigQueryの料金爆発。怖いですよね。 dbtでの開発が進んでたくさんのモデルを作るようになると、デイリーのビルドだけでも凄まじいお金が消えていったりします(僕はもう現職で数え切れないくらいやらかしてます)。 コストの対策として「パーティショニング」「クラスタリング

RecBoleでサクッとレコメンドアルゴリズムの検証をしてみた

こんにちは、データ統括部データサイエンス(以下DS)グループ所属の小関 ( @ozeshun )です。 本記事では、タイミーで取り組んでいるレコメンドに使用する アルゴリズム を検証する際に活用した、RecBoleでの実験方法について紹介したいと思います。 ※ Timee Advent Calendar2023 の12月8日分の記事です。 RecBoleとは RecBoleを活用したアルゴリズムの実験手順 0. ディレクトリ構成 1.