タイミー の技術ブログ

LeSS' Yoaké(レスの夜明け) Asia 2024に参加して感じたことをトークしてみました!

こんにちは。今回は LeSS' Yoaké(レスの夜明け) Asia 2024 というカンファレンスに参加したメンバーの内、3名で記憶に残ったセッションやトークについてざっくばらんに会話をしてみたので、その内容を一部編集したうえでブログにまとめさせていただきます。 登場人物の紹介 raz プロダクトエンジニア。昨年まではスクラムマスターをしていました。 maho バイブスキング

Kaigi on Rails2024 に参加しました

タイミーの新谷、亀井、甲斐、須貝です。 Kaigi on Rails 2024 が10月25日、26日の2日間で開催されました。タイミーは昨年に引き続きKaigi on Railsのスポンサーをさせていただきました。 また、タイミーには世界中で開催されているすべての技術カンファレンスに無制限で参加できる「Kaigi Pass」という制度があります。詳しくは以下をご覧ください。 productpr.timee.co.jp この制度を

BigQuery + Looker Studioでt検定した話

こんにちは!タイミーでデータアナリストをしているkantaと申します。 普段はマーケティングの皆様とCM施策やCRM関連の分析を担当したり、他部署向けの講習会を企画したりしております。11月から半年ほど育休を取得予定のため、育休前最後の仕事(?)として当ブログの執筆を担当いたします。 さて、今回は 「BigQuery + Looker Studioでt検定した話」 と題しまして、その方

タイミーデータサイエンスグループの働く環境について

自己紹介 こんにちは。タイミーのデータエンジニアリング部 データサイエンスグループ所属の吉川です。 1年前にタイミーに入社し、データサイエンティストとして日々業務に取り組んでいます。 前職では大手ゲーム会社で全社のCRMや離脱予測のモデル構築を担当していましたが、縁あってタイミーに入社することになりました。 まず入社後のミッションは「データを

LeSS Yoake ASIA 2024 Day5 レポート

スクラムマスターの吉野です! 株式会社タイミーは LeSS Yoake ASIA 2024 のスポンサーとして参加し、私も招待チケットを利用して現地に行ってきました! 今回の記事はDay5のレポートです! Day1のレポートは こちら セッション : 企業変革の現実から考える「組織レベルのアジャイル」への道のり (ABeam Cunsulting) 1つのチームから複数チームへ拡大するパターン 組織改革の形で

予測の不確実性を定量化できるConformal Predictionをサクッと解説する

こんにちは、タイミーでデータサイエンティストとして働いている小栗です。 今回は、機械学習モデルの予測の不確実性を定量化する手法であるConformal Predictionについてご紹介します。 Conformal Predictionとは 機械学習モデルの予測値がどの程度信頼できるか知りたい場面は多いと思います。 医療診断のように誤った予測が重大な問題につながる状況でモデルを使用する場合

LeSS Yoake ASIA 2024 Day1 レポート

こんにちは! スクラムマスターを担当している吉野です! 株式会社タイミーは LeSS Yoake ASIA 2024 のスポンサーとして参加し、私も招待チケットを利用して現地に行ってきました! 本記事ではDay1のコンテンツのいくつかをレポートします! Opening Session オープニングキーノートは、Craig Larmanさんによる "AI & HR: Evolving Organizations in an AI World" というタイトルで、AIが私たち

データアナリストの講義を大学で行ってきました!

こんにちは! データアナリストの@takahideです。 タイミーではプロダクト向き合いの分析業務を行なっています。 先日、東京都立大学の経済経営学部にてデータアナリストの講義を行わせて頂きました。 データアナリストの魅力やアカデミックな知の重要性に改めて向き合うことができたので、ご紹介できたらと思います。 内容は以下になります。 講義の背景 講義内容

CircleCIからGitHub Actionsへ移行、テスト実行時間をp95で15分から6分に短縮!移行時の課題と解決策

エンジニアリング本部 プラットフォームエンジニアリングチームの徳富です。我々のチームでは、CIパイプラインの効率化と開発体験の向上を目指し、CircleCIからGitHub Actionsへの移行を進めてきました。移行によってテスト・静的解析(以降CIと記載する)の実行時間をp95で9分短縮しましたが、この移行にはいくつかの課題もありました。今回は移行の背景や移行時の苦労

dbt coalesce 2024 1日目のセッションを徹底解説(okodoon視聴分)

こんにちは。okodoooonです🌵 ラスベガスに来てから、同行しているメンバーと手分けをしてセッションを聞いて、知見をまとめる作業に追われており、なかなかハードな日々を過ごしておりました。 今回は初日に聞いた5つのセッションがどれも知見に溢れるものだったので、そちら紹介していきたいと思います💪 スライドが公開されたり他メンバー担当分の記事が上が

【イベントレポート】タイミーのレコメンドにおける ABテストの運用

イベント概要 2024年9月18日に「GENBA #4 〜データサイエンティストの現場〜」と題してタイミー、ビットキー、AbemaTVの3社でデータサイエンスに関する合同勉強会を開催しました。 今回はそちらの勉強会からタイミーのデータサイエンティストである小関さん(@ozeshun_)の発表をイベントレポート形式でお伝えします。 自己紹介 まず、自己紹介をさせていただきます。私は2

Vertex AI Pipelinesを効率的に開発するための取り組み(part2)

こんにちは、タイミーのデータエンジニアリング部 データサイエンス(以下DS)グループ所属のYukitomoです。 DSグループではMLパイプラインとしてVertex AI Pipelinesを 利用 しており、その開発環境の継続的な効率化を進めていますが、今回はここ最近の変更点を紹介したいと思います! Vertex AI PipelinesについてはGoogle Cloudの 公式ページ や、 前回の記事 を参照ください。 モノ

PyCon JP 2024参加レポート

みなさんこんにちは。タイミーのデータエンジニアリング部 データサイエンスグループ所属の菊地と小関です。 2024年9月27日(金)、28日(土)に開催された PyCon JP 2024 に参加してきました。今回はPyCon JP 2024の雰囲気と、特に興味深かった&勉強になったトークセッションをいくつかピックアップしてお届けしようと思います! PyCon JPとは PyConJPは1年に1度開催されてい

新規プロジェクトでのルールベース手法の活用

こんにちは、株式会社タイミーでデータサイエンティストをしている貝出です。直近はカスタマーサポートの業務改善に向けたモデルやシステムの開発を行っております。 新規プロジェクトを始めるにあたって、予測や検知の機能といった複雑な課題に取り組む必要がある際、機械学習モデルを使うことを検討される方も多いと思います。しかし、Google の定めた Rules of Ma

dbt Coalesce 2024 のKeynote「Innovating with dbt」現地レポート

2024年10月7日から10日(現地時間)にかけて、dbt Coalesce 2024がラスベガスで開催されています。 私たち株式会社タイミーからは、4名が現地参加しました (※)。 今回は、カンファレンスの最初のKeynoteについてご紹介したいと思います。 このKeynoteでは、dbtのビジョンや今後の新機能リリースに関する熱いトピックが多く取り上げられ、非常に刺激的な内容となりました。