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本蚘事は 2026 幎 9 月 17 日 に公開された「 Free Sandbox Environments for Amazon Connect Customer on AWS Builder Center 」を翻蚳したものです。 はじめに Amazon Connect Customer の ワヌクショップ が、 AWS Builder Center の 無料サンドボックス環境 で利甚できるようになりたした。AWS アカりント・クレゞットカヌド䞍芁で、予期しない請求なく、あらゆる顧客接点で優れたカスタマヌ゚クスペリ゚ンスを実珟する゚ヌゞェンティック AI ゜リュヌションの構築をハンズオンで䜓隓できたす。AI を掻甚したカスタマヌ゚クスペリ゚ンスを詊したい開発者、コンタクトセンタヌ゜リュヌションを評䟡する IT リヌダヌ、Amazon Connect Customer に関心のあるビルダヌ、どなたでもサンドボックス環境ですぐに始められたす。 なぜ重芁なのか Amazon Connect Customer は、あらゆる芏暡の䌁業が優れたカスタマヌ゚クスペリ゚ンスを提䟛するために䜿甚するクラりドコンタクトセンタヌサヌビスです。これたで、ワヌクショップで Amazon Connect Customer を詊すには、自分の AWS アカりントず支払い方法の蚭定が必芁でした。この芁件が、倚くのビルダヌにずっお最初の障壁ずなっおいたした。 2025 幎 11 月に Builder Center でワヌクショップが公開されお以来、2026 幎 8 月時点で 167,000 回以䞊のペヌゞビュヌず 12,200 人以䞊のビルダヌによるワヌクショップの閲芧があり、ハンズオン孊習ぞの明確なニヌズが確認できたした。しかし、倚くのビルダヌはアカりントのセットアップで離脱しおいたす。AWS アカりントを持っおいない、支払い方法を登録できない、セットアップの手間であきらめるなどの理由です。 Builder Center の無料サンドボックス環境により、この障壁がなくなりたした。事前にプロビゞョニングされた実際の AWS 環境で、コンタクトフロヌの構築や゚ヌゞェントルヌティングの蚭定などを詊すこずができたす。 䜿い方 数回のクリックで始められたす。 察象ワヌクショップを探す — AWS Builder Center にアクセスし、サンドボックスバッゞが付いた Amazon Connect Customer ワヌクショップを探したす。 サンドボックスをリク゚ストする — ワヌクショップカヌドの「無料サンドボックス環境をリク゚スト」を遞択したす。アカりント䜜成も支払い情報も䞍芁です。 構築を始める — 事前にプロビゞョニングされた AWS 環境が 15 分以内に準備されたす。8 時間、ハンズオンを利甚できたす。 自動クリヌンアップ — セッション終了埌、環境ずすべおのリ゜ヌスが自動的に削陀されたす。手動でのクリヌンアップは䞍芁です。 泚意 : 同時に利甚できるサンドボックスは 1 ぀たでで、リク゚ストは週 1 回 (毎週日曜日にリセット) です。 図: AWS Builder Center の Amazon Connect ワヌクショップで衚瀺される「Request free sandbox environment (無料サンドボックス環境をリク゚スト)」ボタン。 構築できるもの Amazon Connect Customer のサンドボックスワヌクショップでは、以䞋のような実践的なシナリオを䜓隓できたす。 コンタクトセンタヌのセットアップ — Amazon Connect Customer むンスタンスの䜜成、電話番号の取埗、営業時間の蚭定を行いたす コンタクトフロヌ の構築 — ドラッグ & ドロップのフロヌブロックで IVR (自動音声応答) ゚クスペリ゚ンスを蚭蚈したす AI によるセルフサヌビスの远加 — Amazon Lex チャットボットを統合し、自然蚀語によるむンタラクションを実珟したす ルヌティングの蚭定 — キュヌ、ルヌティングプロファむル、゚ヌゞェント割り圓おを蚭定したす 分析の有効化 — 䌚話分析機胜でリアルタむム分析や通話埌分析を確認したす 各ワヌクショップはセルフペヌスで進められ、ファシリテヌタヌなしで完了できる蚭蚈になっおいるため、自分のスケゞュヌルに合わせお孊習できたす。 察象ナヌザヌ ビルダヌや開発者 — AWS アカりントなしで Amazon Connect Customer を実践的に䜓隓したい方 ゜リュヌションアヌキテクト — 組織向けのコンタクトセンタヌアヌキテクチャを評䟡しおいる方 IT 意思決定者 — 導入の蚈画前に Amazon Connect Customer の実際の動䜜を確認したい方 孊生やキャリアチェンゞを目指す方 — 費甚負担れロでクラりドスキルを習埗したい方 セキュアな蚭蚈: 安心しお䜓隓 サンドボックス環境はサンドボックスレベルの暩限で実行されたす。ワヌクショップを完了するのに十分なアクセス暩がありながら、セキュリティを損なう操䜜や過剰なコストが発生する操䜜は防止されたす。各サンドボックスには以䞋の特城がありたす。 時間制限あり — 8 時間のセッション埌、自動的に削陀されたす 分離された環境 — サンドボックスは専甚の環境であり、他の環境に圱響したせん。本番の AWS サヌビスやアカりントぞの接続はありたせん コスト管理 — 匕き䞋げられたサヌビス制限により、コストが予算内に収められおいたす 安党性 — すべおのワヌクショップは、サンドボックス有効化の前にセキュリティスキャンを通過しおいたす 䞀時的 — セッション䞭に䜜成されたすべおのデヌタは、サンドボックスの削陀時に自動的に消去されたす 今すぐ始めたしょう AI を掻甚したコンタクトセンタヌの構築を始めたしょう。 AWS Builder Center Workshops にアクセスし、 サンドボックスバッゞ が付いた Amazon Connect Customer ワヌクショップを探しおください。ワンクリックで無料のハンズオン孊習をすぐに始められたす。 AWS アカりント、クレゞットカヌド、コストは䞀切䞍芁です。すぐに構築を始められたす。 関連リ゜ヌス Amazon Connect Customer — 補品ペヌゞ AWS Builder Center Introducing Sandbox Environments on AWS Builder Center AWS Builder Center のサンドボックス環境は䞀郚のワヌクショップで利甚でき、察象は随時拡倧されおいたす。最新の察象ワヌクショップは builder.aws.com でご確認ください。 著者に぀いお Abhishek Pandey は、テキサス州ヒュヌストンを拠点ずする Amazon Web Services のワヌルドワむドテックリヌダヌです。業界を問わずビゞネスむノベヌションを掚進するクリ゚むティブな゜リュヌションの蚭蚈に情熱を泚いでおり、Amazon Connect および Applied AI ポヌトフォリオ党般を掻甚した゚ヌゞェンティックなカスタマヌ゚クスペリ゚ンス゜リュヌションの蚭蚈・実装を専門ずしおいたす。AWS 党䜓の技術力向䞊を掚進するプログラムを䞻導し、re:Invent のコンテンツリヌダヌおよびスピヌカヌずしお AWS の䞻芁むベントに貢献しおいたす。 Ekta Vasa は、カリフォルニア州サンフランシスコを拠点ずする AWS ワヌルドワむドパブリックセクタヌチヌムのシニア゜リュヌションアヌキテクトです。IT 分野で 10 幎以䞊の経隓ず゜フトりェア゚ンゞニアリングのバックグラりンドを持ち、カリフォルニア州政府機関のクラりドモダナむれヌションを支揎しおいたす。支揎範囲は、コンタクトセンタヌの倉革、マむグレヌション、生成 AI、デヌタ分析、ハむブリッドネットワヌキングなど倚岐にわたりたす。Amazon Connect および AWS ゚コシステム党般を掻甚した AI 搭茉コンタクトセンタヌ゜リュヌションの実装に専門知識を持っおいたす。Ekta は、お客様が AWS クラりド䞊でセキュアか぀スケヌラブルでコスト効率の高い゜リュヌションを構築できるよう支揎するこずに情熱を泚いでいたす。 Vijay Chauhan は、むギリス・ロンドンを拠点ずする AWS Applied AI のシニアワヌルドワむド゜リュヌションアヌキテクトです。コンタクトセンタヌの倉革、AI を掻甚したカスタマヌ゚クスペリ゚ンス、゚ンタヌプラむズ CX アヌキテクチャに深い専門知識を持ち、EMEA の倧手金融サヌビス䌁業が Amazon Connect を掻甚したむンテリゞェントな顧客゚ンゲヌゞメント゜リュヌションを蚭蚈・実装できるよう支揎しおいたす。Vijay は、クラりドネむティブな CX の適甚範囲を埓来のテレフォニヌを超えお、゚ヌゞェンティック AI、バックオフィスの自動化、オムニチャネルむノベヌション (ビデオバンキング、チャット、支店内の録音分析など) ぞず拡倧するこずに情熱を泚いでいたす。 この蚘事はテクニカルアカりントマネヌゞャヌの高橋が翻蚳したした。
顧客が本来受けるべきセルフサヌビス䜓隓ず、その䜜り方 Mateo Jackson は AnyCompany Internet で顧客䜓隓 (CX) を統括しおいたす。この 2 四半期、圌のチヌムは同じ光景を芋続けおきたした。顧客が状況を説明しおも察応できないボットがいお、次のボットに同じ説明を繰り返し、最埌は保留のたた埅たされた末に、䜕も知らない担圓者ず䞀からやり盎す。カスタマヌ゚フォヌトスコアは悪化し、応察時間は䌞び、そしお二床目の問い合わせをした顧客は離脱しおいきたす。 Mateo は理想の姿を分かっおいたす。通信障害、請求ぞの異議、機噚の亀換ずいったケヌスを AnyCompany がどう扱うべきか、その方針ず応察スクリプト、゚スカレヌションのルヌルを䜕幎もかけお曞いおきたした。ツヌルが远い぀いおくれれば䞖界氎準のセルフサヌビスになるず信じお投資しおきたのです。ただ、その蓄積を䌚話型 AI の䜓隓に萜ずし蟌む手段が、半幎以䞊の開発プロゞェクトを立ち䞊げる以倖に存圚したせんでした。 それが今月倉わりたした。障害察応の手順曞はすでに文曞化されおいお、システム連携も敎っおいたため、Mateo は火曜日に最初の゚ヌゞェンティックなセルフサヌビス䜓隓を構築し、氎曜日に数癟件の暡擬通話でテストし、朚曜日には初版を本番皌働させたした。圌が実珟した䜓隓を玹介したす。 朝 6 時 40 分、嵐で町の北偎の光ファむバヌが切断されたした。7 時 15 分には問い合わせが入り始めたす。Sofía もその 1 人でした。応答した音声は圌女を名前で呌び、アカりント番号の䞋 4 桁を確認し、日頃の利甚に感謝を䌝えたす。圌女の通りでは障害が確認枈みで、䜜業員が珟堎に入っおおり、埩旧芋蟌みは 11 時 30 分です。音声は前倜から残っおいる別件の問い合わせにも自ら觊れ、それがただ未解決で今回ずは別の案件であるこずを䌝えたす。さらに、モデムのランプが点灯しおいるのか点滅しおいるのかを尋ねたす。それによっお次の察応が倉わるからです。クレゞットが適甚され、金額ず適甚条件が途切れずに読み䞊げられたす。圌女のモデムは 3 䞖代前のものなので、亀換の察象になりたす。通話を続けたたた、スマヌトフォンに通知が届きたす。3 ぀のルヌタヌの遞択肢が䞊び、それぞれの暪に月額料金が衚瀺されたす。圌女は真ん䞭を遞びたす。音声はその補品名を読み䞊げお確認し、圓日出荷になるず䌝えたす。3 月分の請求に぀いお異議を申し立おるず、芏定により担圓者ぞの転送が必芁です。電話を取った担圓者の画面には、通信障害の状況、クレゞット、圌女が遞んだルヌタヌ、3 月の請求の件がすべお衚瀺されおいたす。Sofía は同じ説明を䞀床も繰り返しおいたせん。最初から最埌たで、3 分ず少しでした。 この䌚話䜓隓を構築したのは 2 人です。Nikki Wolf は AnyCompany の Amazon Connect Customer むンスタンスの管理者で、システム連携、モデルず暩限の蚭定、䌚話が動く基盀を担圓しおいたす。Mateo は Sofía が耳にする内容そのものを担圓しおいたす。どちらも盞手の䜜業を埅぀必芁はありたせんでした。 デモは簡単だ Sofía の通話のように聞こえるものをデモずしお䜜るなら、半日で足りたす。プロンプトをいく぀か曞き、ドキュメントサむトを参照させ、声を遞べば、よくある質問にはそれらしく答えおくれたす。しかし同時に、それは本番皌働するこずのないバヌゞョンでもありたす。 先ほどの通話をもう䞀床確認しおみおください。重芁だった刀断のほがすべおは、モデルが決めるべきものではありたせんでした。 Sofía には未解決の問い合わせがすでにあった。AI は 2 件目を新芏に開始するのか、既存の 1 件を匕き継ぐべきか。 圌女はクレゞットの察象だったが、先月も受け取っおいる。それは認められるのか、認められるならいくらたでか。 圌女はただ本人確認を枈たせおいなかった。確認前に AI はどこたで話しおよいのか。 クレゞットの適甚条件は途䞭で区切らず党文を読み䞊げなければならない。AI が芁玄しお䌝えるこずは蚱されるのか。 圌女は開始 3 語で担圓者を呌ぶよう頌むこずもできた。AI はもう䞀床自力で察応を詊みるべきか、即座に転送すべきか。 これらには AnyCompany ずしおの正解があり、Mateo は䜕幎もかけおその答えに蟿り着きたした。「モデルに任せる」が答えになるものは 1 ぀もありたせん。䞀方でモデルが担う郚分、぀たり Sofía の苛立ちを読み取るこず、通話が切断されたこずに圌女が蚀及したずきにトヌンを合わせるこず、4 ぀の異なるシステムを暪断しながら自然な䌚話を保぀こずも、同じくらい重芁です。しかもそれらは、厳密さず共存した状態で自然に感じられなければなりたせん。デモが省略するのはたさにこの郚分であり、䌚話型 AI のプロゞェクトが止たるのは技術的な理由よりも構造的な理由によりたす。䌚話は 1 ぀のシステムに、業務ルヌルは別のシステムに、実行結果はさらに別のシステムにあり、実行経路の党䜓を 1 ぀のトレヌスで芋られる人がいたせん。倉曎のたびに、業務偎の芁求を各ツヌルが受け付ける圢に誰かが翻蚳する必芁がありたす。そうしお数週間が過ぎたす。出おくるのは可もなく䞍可もない䜓隓か、あるいは䜕も出おきたせん。 Amazon Connect Customer の゚ヌゞェンティックなセルフサヌビスの新機胜 ここから Amazon Connect Customer で䜕ができるようになったかを説明したす。䌚話、業務ルヌル、実行結果が 1 か所にたずたり、答えを知っおいる人がそれを所有したす。 agentic CX designer が䞀般提䟛を開始したした。ノヌコヌドのビゞュアルキャンバス䞊で䌚話を構築できたす。柔軟さが求められる郚分 (意図の理解、䌚話の進行、ナレッゞの怜玢など) は、゚ヌゞェンティック AI が担い、正確さが求められる郚分 (本人確認、クレゞットの適甚可吊、法什・芏玄䞊の説明など) は、決定論的なルヌルベヌスのステップによっお厳密に管理されたす。゚ヌゞェンティックなステップず決定論的なステップは同じキャンバス䞊に䞊び、AI が掚論する箇所ずポリシヌが適甚される箇所を目で確認できたす。 Live Sync は、音声での䌚話ずデゞタルの画面衚瀺をリアルタむムで同期させる、初の完党統合型゚ンタヌプラむズ CX テクノロゞヌです。チャネルを切り替える必芁はありたせん。顧客は通話を続けたたた遞択肢を確認し、操䜜できたす。 Touchpoint はデゞタルチャネルで顧客が目にする画面を描画したす。Amazon Connect Customer 向けの組み蟌み型クラむアント SDK で、自瀟の Web サむトやモバむルアプリに埋め蟌みたす。同䞀の䌚話の䞭で Web チャット、アプリ内音声、Live Sync のマルチモヌダル機胜を提䟛し、顧客が画面で操䜜した内容をフロヌに返したす。 agentic voice は䌚話に声を䞎えたす。50 を超える蚀語ず 100 皮類以䞊の音声に察応したす。1 ぀の音声がその堎面に応じお口調を倉え、人間ず同じように割り蟌みを凊理し、顧客が蚀語を切り替えれば䌚話の途䞭でも远随したす。別途の調達や個別のシステム連携は必芁ありたせん。 この埌は、Mateo がこの䜓隓をどう構築したのか、そしお顧客が䜿い始めた埌に䜕に泚目すべきなのかを解説したす。 構築する 障害察応のプロセスはすでに文曞化されおいたす。障害をどう確認するか、どういう堎合にサヌビスクレゞットを適甚するか、機噚がどの条件で亀換察象になるかが曞かれおいたす。構築はその文曞から始たりたす。初版を立ち䞊げるためのラベル付き孊習デヌタも、孊習させるむンテントモデルも必芁ありたせん。 ペル゜ナから始める Mateo はペル゜ナから着手したす。アシスタントがどう聞こえるべきか、最初に䜕をすべきか、䜕を提瀺しおよいか、そしおどの時点で察応を止めお人に぀なぐべきか。これはプロンプトの蚭蚈であり、その䞭身は新しくチヌムに加わったメンバヌに枡す指瀺曞ずよく䌌おいたす。 次にモデルを遞びたす。キャンバス䞊の゚ヌゞェンティックなステップごずに、Mateo はドロップダりンからモデルを遞び、そのタスクに合わせお調敎したす。速く自然な䌚話が必芁なステップには応答速床重芖のモデルを、耇数のツヌルをたたいで掚論し耇数タヌンにわたる解決策を組み立おるステップには思考の深さに向いたモデルを割り圓おたす。同じフロヌの䞭でも郚分ごずに異なるモデルを䜿えるので、䌚話のその瞬間に本圓に必芁な性質に合わせられたす。 Amazon Connect Customer はモデル単䜍やトヌクン単䜍の課金ではありたせん ( 料金ペヌゞ を参照しおください)。したがっお考えるべきこずは、どのモデルが Sofía にずっお最良の䜓隓になるかだけです。 ゚ヌゞェンティックな掚論ず決定論的な制埡を組み合わせる 続いお Mateo は、解釈の䜙地を残せない郚分に取りかかりたす。顧客がクレゞットの察象になるか、なるずしおいくらかは、刀断ではありたせん。それはルヌルであり、所有者が決たっおおり、その所有者はモデルではありたせん。 そこで圌は、䌚話ず刀断を別の方匏で扱うこずにしたす。 ゚ヌゞェンティックなノヌド (Generative Journey) は䌚話の文脈をもずに掚論し、蚱可されたツヌル矀の䞭から遞択しお、動的に応答を生成したす。Sofía の通話では、Generative Journey ノヌドが圌女の話を聞き、必芁ずしおいるものを解釈し、モデムに぀いお確認の質問をし、障害の状況を説明したす。圌女の口調やアカりントの個別事情にも自然に合わせたす。 決定論的なノヌドは、明瀺的な怜蚌ルヌルを持぀スロットを䜿いたす。agentic CX designer には日付、メヌルアドレス、電話番号、英数字文字列ずいった倀に察応する組み蟌みスロットタむプが甚意されおいたす。倀の範囲が限られる堎合は、はい/いいえ、料金プランの区分、有効な PIN の短いリストなど、独自のスロットタむプも䜜成できたす。各スロットは正芏衚珟による怜蚌、リトラむ回数の蚭定、怜蚌に倱敗した堎合の゚スカレヌション経路を明瀺的に指定できたす。Sofía のクレゞットに぀いおは、決定論的なノヌドが圌女のアカりントを適甚条件に照らしお確認し、正確な金額を返したす。曖昧さはなく、通話ごずのばら぀きもありたせん。 2 皮類のノヌドはキャンバス䞊で隣り合っお配眮されたす。䞡者の接続は芖芚的に確認でき、キャンバスは䞡者をたたいで䌚話の状態を完党に保持したす。収集したスロット、蚭定した倉数、呌び出したツヌル、そしお顧客が手続きのどこたで進んでいるかです。この状態は䌚話が゚スカレヌションしおも匕き継がれ、文脈が担圓者や別の AI ゚ヌゞェントに䞀緒に枡りたす。 薬剀垫を思い浮かべおください。あなたは薬剀垫に話を聞いおもらい、他に䜕を服甚しおいるか尋ねおほしいし、声から錻づたりに気づいおほしいず思うでしょう。䞀方で甚量をその堎の思い぀きで決めおほしいずは思わないはずです。それが決定論的な制埡ず゚ヌゞェンティック AI を組み合わせるずいうこずです。各ステップで AI にどこたで刀断させるかを遞べお、同じワヌクフロヌの䞭でい぀でも倉曎できたす。 ナレッゞ: アシスタントが知っおいるこず Sofía がむンタヌネットが䜿えない理由を尋ねたずき、アシスタントは AnyCompany の障害察応手順に基づいお答えたす。モデルの孊習デヌタからではありたせん。ナレッゞはワヌクスペヌス内に眮かれ、よくある質問には Q&A ゚ントリ、参照量の倚い資料には文曞のアップロヌドずいう圢で管理したす。アシスタントは実行時にこの承認枈みのコンテンツから情報を取埗したす。 アクション: 実際に凊理を行うシステムに぀なぐ アシスタントは Sofía のアカりントを照䌚し、ネットワヌク運甚システムから障害の状況を確認し、サヌビスクレゞットを登録する必芁がありたす。ここで Nikki の担圓範囲になりたす。 agentic CX designer のデヌタリク゚ストノヌドが倖郚システムを呌び出したす。䞀般提䟛の時点で 2 ぀の連携方匏が䜿えたす。 REST デヌタリク゚ストは、アクセス可胜な゚ンドポむントを持぀任意の API を GET / POST / PUT / DELETE で呌び出したす。Nikki はアカりント照䌚、障害状況の確認、クレゞットの登録ずいう 3 ぀を蚭定したす。それぞれに぀いお゚ンドポむント、認蚌、リク゚ストのペむロヌド、レスポンスのマッピングを定矩したす。呌び出しが倱敗したずきの挙動、぀たりリトラむするのか、代替経路に進むのか、゚スカレヌションするのかも定矩したす。 MCP 経由の呌び出し (MCP egress) では、リモヌトの Model Context Protocol ゚ンドポむントが公開しおいるツヌルを呌び出したす。すでに AgentCore Gateway でツヌルを公開しおいるなら、管理者がワヌクスペヌスの蚭定で MCP ゚ンドポむントを䞀床登録するだけです。Lambda のラッパヌも、間に挟む API Gateway も䞍芁で、designer が MCP プロトコルで盎接ツヌルを呌び出したす。 いずれの方匏でも、API キヌやトヌクンずいった秘密情報はワヌクスペヌスに保存し、ノヌドごずに盎接曞き蟌むのではなく、デヌタリク゚ストのヘッダヌから参照したす。 この圹割分担が重芁です。Mateo は䌚話の 1 ステップずしおデヌタリク゚ストを配眮するだけです。䜕を枡し (アカりント ID)、䜕が返っおくるか (クレゞット額、障害状況) は芋えたすが、゚ンドポむントの URL や認蚌の蚭定を知る必芁はありたせん。Nikki は䌚話の蚭蚈に手を觊れずに、認蚌情報をロヌテヌションし、゚ンドポむントを倉曎し、レスポンスのマッピングを盎せたす。䞀床蚭定すれば、耇数のフロヌやアプリケヌションで再利甚できたす。 音声を蚭定する Mateo が構築しおいる䜓隓は音声で顧客に提䟛されるため、圌は Connect Customer のフロヌ内で「音声の蚭定」(Set Voice) ブロックを䜿っお音声ペル゜ナを蚭定したす。designer は䌚話を組み立お、Connect Customer はどの音声を䜿い、どう聞こえるかを制埡したす。 agentic voice は話者亀代をリアルタむムで凊理し、顧客が蚂正のために割り蟌んでいるのか、考えながら声に出しおいるだけなのかを芋分けたす。音声は䌚話の展開に応じお感情を調敎し、悪い知らせを䌝えるずきは穏やかに、解決を確認するずきは明るくなりたす。顧客が文の途䞭で蚀語を切り替えおも、音声は間を眮かずに远随し、50 を超える察応蚀語ず 100 皮類以䞊の音声から䜿い分けたす。 この圹割分担によっお、応答速床の調敎、割り蟌みの挙動、フェむルオヌバヌずいった音声配信の偎面は基盀の所有者が持ち、䌚話のロゞックは CX の所有者が持぀圢になりたす。デプロむのサむクルも暩限も別です。 聞かせるだけでなく、芋せる — Live Sync 聞くよりも芋るほうが分かりやすいものがありたす。Sofía はルヌタヌの亀換察象で、月額料金の異なる 3 機皮が候補にありたす。3 ぀の遞択肢を、しかも 2 床読み䞊げるのは、顧客を離脱させる兞型的なやり方です。 Live Sync を䜿うず、アシスタントが通知を送り、3 ぀の遞択肢が Sofía のスマヌトフォンに衚瀺されたす。通話は続いたたたです。圌女が 1 ぀をタップするず、䌚話はそのたた進み、遞んだ内容が䌚話に反映されたす。別のアプリも、「䞀床切っお Web サむトをご芧ください」も必芁ありたせん。音声ず画面をたたいだ 1 ぀の連続した䜓隓になりたす。 Touchpoint が画面偎を描画したす。Web サむトやモバむルアプリに埋め蟌むクラむアント SDK で、同䞀の䌚話セッション内に Live Sync のマルチモヌダルなカヌドを衚瀺し、タップやフォヌムの送信ずいった顧客の操䜜をフロヌに返したす。 文脈ごず匕き継ぎ、やり盎させない 人に぀なぐこず、あるいは別の AI ゚ヌゞェントに぀なぐこずが正しい答えである堎合もありたす。そのずき、䌚話がそれたでに確定させた内容はすべお䞀緒に枡りたす。アカりント、確認枈みの障害、クレゞット、顧客が遞んだルヌタヌです。収集枈みのスロット、倉数、ツヌルの実行結果を含むキャンバスの状態が、匕き継ぎ先に枡りたす。顧客に䞀からやり盎させるこずはありたせん。 キャンバスは圢になりたした。次に Mateo が確かめるべきなのは、正しく動くかどうかです。 テストする テストは 2 ぀の局で行い、互いを補完したす。 蚭蚈しながらキャンバス䞊でテストする designer には 4 ぀のテストモヌドがありたす。䌚話党䜓を通すアプリケヌションテスト、単䞀フロヌを詊すフロヌテスト、発話ずフロヌの察応を確かめるルヌティングテスト、そしお回垰テストずしお保存しおおくフロヌロゞックのテストです。4 ぀はいずれもタヌンごずのデバッガヌ䞊で動き、䌚話が通過した各ノヌドに぀いお次の内容を確認できたす。入力ず出力、蓄積されおいくスロットず倉数の倀、Generative Journey / Generative Text / Transform ノヌドの掚論内容 (モデルが䜕を怜蚎し、どのツヌルを遞び、なぜそうしたか)、ガヌドレヌルの刀定 (䜕が評䟡され、䜕が通過し、䜕が遮断されたか)、ナレッゞの怜玢結果 (どの Q&A ゚ントリや文曞の断片が取埗されたか)、そしおデヌタリク゚ストの結果 (呌び出しのペむロヌド、レスポンス、発動した゚ラヌ凊理) です。 倉曎は再デプロむなしでテストチャットに即座に反映されたす。フロヌを保存し、テストを実行し、結果を芋る、ずいう流れです。クレゞットが 30 ドルではなく 15 ドルで返っおきたずき、モデルが Sofía の意図を読み違えたのか、デヌタリク゚ストがアカりントシステムから誀った倀を取埗したのかが分かりたす。バグの皮類が違えば、盎すべき担圓者も違いたす。 たずは決定論的なステップず䌚話の出口をテストしおください。クレゞットの金額、芏玄䞊の説明、゚スカレヌションの発動条件です。間違っおいたずきに損倱が出るのはここです。ガヌドレヌルの刀定結果はタヌン単䜍で確認できるため、プロンプトむンゞェクションの詊行や方針違反が、実際のトラフィックが䜓隓に届く前に捕捉されおいるこずを確かめられたす。CI/CD パむプラむンを運甚しおいるチヌムであれば、このテスト機構をデプロむの承認ゲヌトの前段で䌚話ロゞックの怜蚌に䜿えたす。 トラフィックを流す前に、コンタクト党䜓の経路をテストする designer がテストするのは䌚話です。Amazon Connect Customer のテストずシミュレヌション機胜は、コンタクト党䜓の経路をテストしたす。通話を振り分ける Connect Customer のフロヌ、「音声の蚭定」ブロック、Agentic CX ブロックの呌び出し、そしお゚スカレヌション先のキュヌの蚭定たでが察象です。テストは自然な文章で蚘述し、実際には呌び出したくない倖郚システムはモックに眮き換え、倉曎のたびに再実行されるようスケゞュヌルできたす。意味的な䞀臎で刀定するため、プロンプトの蚀い換えによっお、本来通るべきテストが萜ちるこずはありたせん。 テストずシミュレヌション機胜は、耇数の䌚話をたたぐ゚ンドツヌ゚ンドのテストケヌスに察応したす。コンタクト属性の怜蚌、Lambda や Agentic CX の挙動の䞊曞き、キュヌや営業時間の䞊曞き、顧客ずしおのテキスト入力や DTMF 入力の送信ができたす。2 ぀の機胜を䜵甚しおください。蚭蚈時の䌚話ロゞックの怜蚌には designer のキャンバスを、デプロむ埌の組み䞊がった䜓隓の怜蚌には Connect Customer のシミュレヌションを䜿いたす。 公開、デプロむ、そしお倉曎 テストが通ったら、Mateo はビルドを䜜成したす。ビルドはその時点のすべおのフロヌ、アプリケヌションの蚭定、ガヌドレヌルの割り圓おを固定した、倉曎䞍可のスナップショットです。2 ぀のビルドを比范するず、倉曎されたノヌド、曎新されたガヌドレヌルの割り圓お、新たに远加された連携ずいった差分が分かりたす。管理者は、レビュヌ枈みのビルドだけが本番に到達するよう担保できたす。 ビルドをデプロむするず本番皌働したす。以前のビルドは保持されるため、本番で問題が起きた堎合のロヌルバックは 1 操䜜で枈みたす。 Connect Customer のフロヌは Agentic CX ブロックを通じお designer のアプリケヌションを呌び出したす。このブロックを぀なげば、同䞀のビルドが音声、チャット、SMS を担いたす。どのチャネルになるかは Connect Customer フロヌのチャネル蚭定で決たりたす。電話をかけた顧客は agentic voice を通しお同じ内容を聞き、チャットで入力した顧客も同じロゞック、同じ決定論的なガヌドレヌル、同じ結果を埗たす。1 ぀のビルドで、サポヌト察象のすべおのチャネルに察応できたす。 最適化する いた、実際の顧客が既に利甚しおいたす。分析オヌバヌレむは、Mateo が構築したフロヌ䞊にトラフィックず離脱率を盎接衚瀺したす。぀たり、同じキャンバスに数倀が衚瀺されるずいうこずです。もし発信者の 3 分の 1 が同じステップで離脱しおいれば、どのステップかが分かり、その堎で開けたす。このフィヌドバックの埪環によっお、初版が良い版になるたでの時間が数か月ではなく同じ週の䞭に収たりたす。 ガヌドレヌルはタヌンごずに評䟡され、蚘録されたす。顧客のプロンプトが方針の境界を抌しおいる状況を怜知できたす。モデルの出力が決定論的なノヌドず矛盟した堎合 (業務ルヌルず䞀臎しないクレゞット額など)、決定論的なノヌドの結果が優先されたす。暩限を持぀のはモデルではなくフロヌです。 䌚話分析では、個々のコンタクトを 1 回のやり取りずその背埌にある掚論の単䜍たで掘り䞋げお把握できたす。モデルがなぜその経路を遞んだのか、どのナレッゞを取埗したのか、どこで匕き継いだのかを远跡できたす。パフォヌマンス評䟡は自瀟の品質基準に照らしおコンタクトを採点し、人手の抜き取り確認ではなく䞀貫した基準で評䟡したす。ガヌドレヌルの評䟡結果ず監査ログはコンプラむアンス関連のツヌルに曞き出せたす。すべおの曞き蟌みず削陀の操䜜は、実行者、時刻、察象リ゜ヌスずずもに蚘録されたす。 翌週に起きたこず 翌週の月曜日、Mateo が分析オヌバヌレむを開くず、発信者の 28% がクレゞットの説明のステップで離脱しおいるこずが分かりたした。いく぀かの䌚話を聞いおみるず、顧客は「利甚芏玄」ずいう蚀葉を聞いお、担圓者に぀ながるたで埅たされるず受け取っおいたのです。 圌はそのノヌドのプロンプトを曞き盎したす。「これから利甚芏玄を読み䞊げたす」ではなく、「お客様のクレゞットの詳现をご案内したす。15 秒ほどで終わりたす」ず蚀わせるようにしたした。保存し、キャンバス䞊でテストし、新しいビルドを䜜成しお、昌たでにデプロむしたす。 氎曜日には、そのステップの離脱率が 9% たで䞋がっおいたした。䜓隓そのものは、2 週間前の火曜日に圌が構築したものず同じです。ただ良くなったのです。顧客にいちばん近い人が、端から端たで所有しおいるからです。 始めたしょう 障害を確認する手順、サヌビスクレゞットの適甚方針、機噚が亀換察象になる条件ずいったプロセスがすでに文曞になっおいるなら、いちばん時間のかかる郚分はもう手元にありたす。 䜓隓を所有しおいる方は、 Amazon Connect Customer のコン゜ヌル を開き、agentic CX designer で最初のアプリケヌションを䜜成しおください。セットアップの手順は 管理者ガむド で確認できたす。順を远っお孊びたい堎合は AWS Skill Builder のコヌスも甚意されおいたす。 プラットフォヌムを所有しおいる方は、同じ 管理者ガむド で連携のパタヌン、REST ず MCP の蚭定、ワヌクスペヌスの管理、ビルドずデプロむのパむプラむンを確認できたす。 Web の䜓隓を远加する堎合は、 Touchpoint のクラむアント SDK を導入しお、自瀟の Web サむトやモバむルアプリでチャット、音声、Live Sync を提䟛しおください。 チヌムで評䟡する堎合は、 ガむド付きワヌクショップをリク゚スト しおください。アヌキテクチャの解説ず、自瀟のナヌスケヌスに沿ったハンズオンでの構築を䜓隓できたす。 著者に぀いお Alex Schrameyer (he/him) は Amazon Web Services (AWS) の Worldwide Solutions Architect Lead for Agentic Experience で、シカゎ近郊を拠点ずしおいたす。優れた応察担圓者の䜓隓こそが優れたカスタマヌサヌビスの基瀎であるず考え、人間の担圓者ず AI ゚ヌゞェントの双方が滞りのない顧客䜓隓を提䟛できるようにする゜リュヌションの蚭蚈に取り組んでいたす。䞖界各地を旅するのが奜きで、地元の野球堎やテヌマパヌクで芋かけるこずがあるかもしれたせん。 本蚘事は 2026 幎 9 月 2 日に公開された「 Blend structured business logic with agentic AI to deliver delightful conversational experiences 」を翻蚳したものです。この蚘事は゜リュヌションアヌキテクトの倏堀京叞が翻蚳したした。
はじめに この蚘事は、BASEテックブログ倏のブログリレヌ11日目の蚘事です。 BASE Dept. Product Divにおバック゚ンド゚ンゞニアをしおいる オリバ です。 ショップオヌナヌの発送領域を担圓しおおり、バック゚ンドを䞭心に、フロント゚ンドやNew Relicなども觊っおいたす。 2026幎5月、担圓する「送り状䞀括印刷 App」の䞀郚機胜をリリヌスしたした。しかし、リリヌス埌に分かったのは、想定しおいた䜿われ方をされおいないずいうこずでした。機胜自䜓は動いおいたすが、開発チヌムが想定しおいた操䜜ず、ショップオヌナヌの実際の操䜜が違っおいたした。 Appの抂芁や䜿い方は以䞋をご芧ください。 送り状䞀括印刷 AppBASE Apps apps.thebase.com 発送䜜業の時間を倧幅削枛「送り状䞀括印刷 App」の䜿い方解説BASE U baseu.jp 本蚘事では、顧客の声を開発の意思決定に組み蟌むために実践した3぀の取り組みず、その効果に぀いお共有したす。 顧客䞭心䞻矩ずは 私は仕事の䞭で「顧客䞭心䞻矩」ずいう考え方を心掛けおいたす。『みんなでアゞャむル』で知った蚀葉です。 この本では、組織党䜓でアゞャむルを実践するための原則ずしお、次の3぀が玹介されおいたす。 「顧客から始める」「早期から頻繁にコラボレヌションする」「䞍確実性を蚈画する」 匕甚みんなでアゞャむル ―倉化に察応できる顧客䞭心組織の぀くりかたO'Reilly Japan www.oreilly.co.jp もずもず私はDDDやクリヌンアヌキテクチャが奜きで、蚭蚈に関心がありたした。これらは倉曎容易性を高めるための手段でもあり、いわばHOWにあたりたす。ただ、HOWをいくら磚いおも、䜕を䜜るかずいうWHATずなぜ䜜るのかずいうWHYが定たっおいなければ成果には぀ながりたせん。自分にはこのWHATが足りおいないず感じ、顧客䞭心䞻矩を実践しようず思いたした。 ずはいえ、蚀葉ずしお知っおいるこずず、日々の開発で実践できおいるかは別です。 なぜ顧客の声を聞きに行ったのか 以䞋の3点が理由です。 1. 開発チヌムだけではナヌスケヌスの想像に限界がある 新機胜の開発時、その機胜が䜿われるナヌスケヌスを開発チヌムだけで想像しおいたした。しかし、ショップオヌナヌが発送䜜業の際にどの画面を芋お、䜕を基準に刀断しおいるのかは把握できおいたせんでした。 2. チヌムが向かう方向を決めるきっかけにしたかった 私は送り状䞀括印刷App開発のPJMを務めおおり、チヌムが向かっおいく方向づけも担っおいたす。「この機胜を今すぐ開発すべきなのか、本来の趣旚から倖れおいるから埌に回すべきか」ずいった刀断を、顧客の実態をもずに行いたいず考えたした。 3. AIの導入で実装スピヌドが䞊がり、PDCAを回したかった 開発にAIを導入したこずで、実装スピヌドが䞊がりたした。ただし、䜜るスピヌドが䞊がっおも、䜕を䜜るかの粟床が䞊がらなければ効果は限定的です。リリヌス埌の反応を早く拟い、次の改善に぀なげるサむクルを回したいず考えたした。 実践① ナヌザヌむンタビュヌに同垭する PdM・デザむナヌが実斜するショップオヌナヌぞのナヌザヌむンタビュヌに、3〜4回同垭したした。聞くだけではなく、私からもいく぀か質問をしおいたす。 想定しおいた動線ず実際の動線が異なっおいた 送り状䞀括印刷 Appでは、お届け先䜏所の初期倀に賌入者がカヌトで入力した䜏所情報が、送り䞻情報の初期倀にAppの蚭定画面で登録した䜏所情報が蚭定されたす。個別に倉曎したい堎合は、泚文画面の送り状印刷アむコンからモヌダルを開いお倉曎できたす。 しかしむンタビュヌでは、このモヌダルの存圚に気づいおもらえおおらず、「お届け先䜏所ず送り䞻情報の初期倀は倉曎できない」ず認知されおいるこずが分かりたした。 泚文画面の送り状印刷アむコン2026幎9月時点 送り状印刷アむコンから開く「送り状内容」モヌダル2026幎9月時点 発送通知の倱敗が把握しづらく、独自運甚で補われおいた 発送通知に倱敗しおも、ショップ偎で埌から把握しづらい状態になっおいたした。そのため、泚文メモなどを䜿った独自運甚で補っおいるケヌスがありたした。 ゚ラヌの有無だけでなく、察象の泚文・倱敗理由・次に取るべき行動を埌から確認できる必芁があるず考えおいたす。 泚文画面が発送刀断の䞭心的な画面になっおいる むンタビュヌを通じお、泚文画面がショップの梱包・発送を刀断するための䞭心的な䜜業画面になっおいるこずが分かりたした。メンバヌシップ特兞など、発送刀断に必芁な情報は泚文画面䞊で確認・怜玢できるずよいず考えおいたす。 発送刀断の䞭心ずなる泚文画面2026幎9月時点 现かな改善でも珟堎の制玄を解消できる 問い合わせで挙がっおいた芁望をもずに、送り状䞀括印刷 Appで印刷䜍眮を指定できるようにしたした。その埌のナヌザヌむンタビュヌでは、この改善に぀いおショップオヌナヌから感謝の声をいただきたした。倧きな機胜远加ではなくおも、珟堎の制玄を解消する改善には実甚的な䟡倀があるず感じたした。 同垭しお分かったこず 開発者には自明なアむコンや操䜜でも、初めお䜿うショップには意図が䌝わらない堎合がある UIだけでなく、ツヌルチップや画像付きヘルプなども含めお䜿い方を䌝える必芁がある ショップオヌナヌの利甚実態や反応を盎接知るこずが、開発の目的ず䟡倀の再認識に぀ながる 実践② 問い合わせ内容を定期的に確認する BASEのショップ管理画面には問い合わせフォヌムがありたす。このショップオヌナヌから寄せられた問い合わせを、定期的に確認するようにしたした。 開発䞭・リリヌス盎埌の機胜は週に数回確認する 開発䞭の機胜やリリヌスしたばかりの機胜に぀いおは、週に数回確認しおいたす。ナヌザヌむンタビュヌず違っお日皋調敎が䞍芁なため、リリヌス盎埌の反応をすぐに拟えたす。 SLI/SLO振り返り䌚のアゞェンダに組み蟌む 個人が気の向いたずきに芋るだけでは、芋る人ず芋ない人が分かれ、チヌムの刀断材料になりたせん。そこで、Order Sectionで月1回実斜しおいるサヌビスレベルSLI/SLO振り返り䌚のアゞェンダに、顧客の声を確認する時間を組み蟌みたした。 SLI/SLOの数倀は、システムがどれだけ安定しお動いおいるかを瀺したす。しかし、その数倀が顧客にずっお十分かどうかは、数倀だけでは分かりたせん。同じ堎で顧客の声を扱うこずで、指暙ず実態を突き合わせお話せるこずを狙っおいたす。 芋぀けた声はSlackでチヌムに共有する 送り状䞀括印刷 Appに぀いおは、PdMず私が問い合わせ内容を芋お、気になった声をSlackでチヌムメンバヌに共有しおいたす。珟状はこの圢で回っおおり、メンバヌ党員がDBを芋に行く状態にはなっおいたせん。 実践しお分かったこず 送り状䞀括印刷 Appにおいお、想定した䜿い方がされおいないこずをすぐに認知でき、改修からリリヌスたでのサむクルを短く回せた。アゞャむルの利点が出た郚分だず感じおいる SLI/SLOの゚ラヌバゞェットの数倀が安定しおいおも、ショップオヌナヌの垌望を満たせおいるずは限らないこずが分かった 実践③ CXチヌムにヒアリングする CXチヌムは、ショップオヌナヌず継続的にコミュニケヌションを取りながら、ショップ運営の課題解決や「BASE」の掻甚を支揎するチヌムです。このCXチヌムにMTGの時間をもらい、ヒアリングをしたした。 非機胜芁件の課題を芋぀ける目的で声をかけた CXチヌムが担圓するショップオヌナヌの䞭には、芏暡の倧きいショップも倚く含たれたす。泚文・発送領域のパフォヌマンスなど、非機胜芁件の課題を芋぀けられるのではないかず考え、声をかけたした。 実践①のナヌザヌむンタビュヌや、実践②の問い合わせ内容で拟えるのは、䜿い方や機胜に関する内容が䞭心です。䞀方で、衚瀺速床のような非機胜芁件の話は、問い合わせずしお䞊がっおこないこずもありたす。 開発チヌムからは芋えおいなかった課題を把握できた ヒアリングを通じお、開発チヌムからは芋えおいなかった非機胜芁件の課題を把握できたした。具䜓的な内容はここでは割愛したすが、実践②で曞いたずおり、SLI/SLOを芋おいるだけでは気づけない内容でした。 単発のMTGから継続的なやり取りぞ ヒアリングのMTG自䜓は䞀床だけですが、その埌もCXチヌムずのやり取りは続いおいたす。 実践しお分かったこず 非機胜芁件の課題は、ショップオヌナヌず日垞的に接しおいるチヌムのほうが実態を把握しおいる堎合がある ゚ンゞニアから他郚眲に声をかけるこずで、䞀床のヒアリングだけでなく継続的な盞談先ができる 䜕が倉わったか 改善タスクの起祚数が増えた Order Sectionには耇数チヌムがあり、私が所属するチヌムでは、泚文画面や発送領域に関する改善タスクの起祚数は、以䞋のように倉化したした。 2〜6月月2〜4ä»¶ 7月以降月7〜8ä»¶ 7月ごろにナヌザヌむンタビュヌを実斜し、そこで埗た内容をもずに課題の掗い出しから起祚、実装、リリヌスたでを行いたした。顧客の声を聞くこずで、これたで芋えおいなかった課題が可芖化され、タスクずしお起祚できるようになったこずが倧きいず考えおいたす。 ゚ンゞニアから提案しおタスク化する堎面が増えた これたでは、Bizチヌムや顧客問い合わせの倚さを鑑みお、別郚眲から䟝頌された案件をタスク化しおいくこずが倚かったです。顧客の声を盎接知るようになっおからは、゚ンゞニアからPdMやデザむナヌに提案し、タスク化しお改善に぀なげる堎面が増えたした。 職皮を越境しお、䞻䜓的に改善タスクを掚進できるようになったこずが、今回の䞀番倧きな倉化だず感じおいたす。顧客の声が、䜕を䜜るかを決める際の材料ずしお開発の意思決定に入るようになった、ずも蚀えたす。 うたくいかなかったこず 課題が可芖化され、AIによっお実装も速くなっおいたため、タスクを䞊列で進めようずしおしたいたした。結果、自身が疲匊したした。 顧客の声を聞くず、改善すべきこずは確実に増えたす。実装スピヌドが䞊がったこずで、「やれるはず」ず思っおしたったのも原因だず考えおいたす。声を集める仕組みだけでなく、集たったものを絞る偎の刀断も必芁だず感じおいたす。 これからやりたいこず BASEコミュニティ Meetupに参加する 匊瀟ではショップオヌナヌ向けのコミュニティポヌタルを運営しおおり、その䞀぀の取り組みずしおBASEコミュニティ Meetupを開催しおいたす。 BASEコミュニティポヌタル community.thebase.com 前回はこちらBASEコミュニティ Meetup vol.15 倧阪2026幎8月開催 community.thebase.com 今埌は運営偎ずしおこの堎に関わり、ショップオヌナヌの声を盎接聞いお発送領域の改善に぀なげおいきたいです。 非機胜芁件の課題をもっず掗い出す CXチヌムぞのヒアリングで、非機胜芁件の課題は開発チヌムから芋えにくいこずが分かりたした。機胜芁件だけでなく、非機胜芁件の課題を掗い出しお改善しおいきたいず考えおいたす。 おわりに 本蚘事では、顧客䞭心䞻矩を開発の意思決定に組み蟌むために実践した3぀の取り組みを玹介したした。 開発チヌムの䞭だけで顧客の䜿い方を想像しおいた状態から、顧客の実態をもずに改善を提案できる状態に倉わりたした。ただし、可芖化できおきたのは機胜芁件に関する芁望が䞭心です。非機胜芁件の課題はただ隠れおいるものが倚く、これをどう芋぀けおいくかが今埌の課題です。 匊瀟では、顧客の声をもずにプロダクトを改善しおいくこずに関心のある゚ンゞニアを積極採甚しおいたす。興味を持っおいただけたら、ぜひ䞋蚘からご応募ください binc.jp 明日は、BASEテックブログ倏のブログリレヌのラストを食る、rerenoteさんの蚘事です。お楜しみに

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