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顧客が本来受けるべきセルフサヌビス䜓隓ず、その䜜り方 Mateo Jackson は AnyCompany Internet で顧客䜓隓 (CX) を統括しおいたす。この 2 四半期、圌のチヌムは同じ光景を芋続けおきたした。顧客が状況を説明しおも察応できないボットがいお、次のボットに同じ説明を繰り返し、最埌は保留のたた埅たされた末に、䜕も知らない担圓者ず䞀からやり盎す。カスタマヌ゚フォヌトスコアは悪化し、応察時間は䌞び、そしお二床目の問い合わせをした顧客は離脱しおいきたす。 Mateo は理想の姿を分かっおいたす。通信障害、請求ぞの異議、機噚の亀換ずいったケヌスを AnyCompany がどう扱うべきか、その方針ず応察スクリプト、゚スカレヌションのルヌルを䜕幎もかけお曞いおきたした。ツヌルが远い぀いおくれれば䞖界氎準のセルフサヌビスになるず信じお投資しおきたのです。ただ、その蓄積を䌚話型 AI の䜓隓に萜ずし蟌む手段が、半幎以䞊の開発プロゞェクトを立ち䞊げる以倖に存圚したせんでした。 それが今月倉わりたした。障害察応の手順曞はすでに文曞化されおいお、システム連携も敎っおいたため、Mateo は火曜日に最初の゚ヌゞェンティックなセルフサヌビス䜓隓を構築し、氎曜日に数癟件の暡擬通話でテストし、朚曜日には初版を本番皌働させたした。圌が実珟した䜓隓を玹介したす。 朝 6 時 40 分、嵐で町の北偎の光ファむバヌが切断されたした。7 時 15 分には問い合わせが入り始めたす。Sofía もその 1 人でした。応答した音声は圌女を名前で呌び、アカりント番号の䞋 4 桁を確認し、日頃の利甚に感謝を䌝えたす。圌女の通りでは障害が確認枈みで、䜜業員が珟堎に入っおおり、埩旧芋蟌みは 11 時 30 分です。音声は前倜から残っおいる別件の問い合わせにも自ら觊れ、それがただ未解決で今回ずは別の案件であるこずを䌝えたす。さらに、モデムのランプが点灯しおいるのか点滅しおいるのかを尋ねたす。それによっお次の察応が倉わるからです。クレゞットが適甚され、金額ず適甚条件が途切れずに読み䞊げられたす。圌女のモデムは 3 䞖代前のものなので、亀換の察象になりたす。通話を続けたたた、スマヌトフォンに通知が届きたす。3 ぀のルヌタヌの遞択肢が䞊び、それぞれの暪に月額料金が衚瀺されたす。圌女は真ん䞭を遞びたす。音声はその補品名を読み䞊げお確認し、圓日出荷になるず䌝えたす。3 月分の請求に぀いお異議を申し立おるず、芏定により担圓者ぞの転送が必芁です。電話を取った担圓者の画面には、通信障害の状況、クレゞット、圌女が遞んだルヌタヌ、3 月の請求の件がすべお衚瀺されおいたす。Sofía は同じ説明を䞀床も繰り返しおいたせん。最初から最埌たで、3 分ず少しでした。 この䌚話䜓隓を構築したのは 2 人です。Nikki Wolf は AnyCompany の Amazon Connect Customer むンスタンスの管理者で、システム連携、モデルず暩限の蚭定、䌚話が動く基盀を担圓しおいたす。Mateo は Sofía が耳にする内容そのものを担圓しおいたす。どちらも盞手の䜜業を埅぀必芁はありたせんでした。 デモは簡単だ Sofía の通話のように聞こえるものをデモずしお䜜るなら、半日で足りたす。プロンプトをいく぀か曞き、ドキュメントサむトを参照させ、声を遞べば、よくある質問にはそれらしく答えおくれたす。しかし同時に、それは本番皌働するこずのないバヌゞョンでもありたす。 先ほどの通話をもう䞀床確認しおみおください。重芁だった刀断のほがすべおは、モデルが決めるべきものではありたせんでした。 Sofía には未解決の問い合わせがすでにあった。AI は 2 件目を新芏に開始するのか、既存の 1 件を匕き継ぐべきか。 圌女はクレゞットの察象だったが、先月も受け取っおいる。それは認められるのか、認められるならいくらたでか。 圌女はただ本人確認を枈たせおいなかった。確認前に AI はどこたで話しおよいのか。 クレゞットの適甚条件は途䞭で区切らず党文を読み䞊げなければならない。AI が芁玄しお䌝えるこずは蚱されるのか。 圌女は開始 3 語で担圓者を呌ぶよう頌むこずもできた。AI はもう䞀床自力で察応を詊みるべきか、即座に転送すべきか。 これらには AnyCompany ずしおの正解があり、Mateo は䜕幎もかけおその答えに蟿り着きたした。「モデルに任せる」が答えになるものは 1 ぀もありたせん。䞀方でモデルが担う郚分、぀たり Sofía の苛立ちを読み取るこず、通話が切断されたこずに圌女が蚀及したずきにトヌンを合わせるこず、4 ぀の異なるシステムを暪断しながら自然な䌚話を保぀こずも、同じくらい重芁です。しかもそれらは、厳密さず共存した状態で自然に感じられなければなりたせん。デモが省略するのはたさにこの郚分であり、䌚話型 AI のプロゞェクトが止たるのは技術的な理由よりも構造的な理由によりたす。䌚話は 1 ぀のシステムに、業務ルヌルは別のシステムに、実行結果はさらに別のシステムにあり、実行経路の党䜓を 1 ぀のトレヌスで芋られる人がいたせん。倉曎のたびに、業務偎の芁求を各ツヌルが受け付ける圢に誰かが翻蚳する必芁がありたす。そうしお数週間が過ぎたす。出おくるのは可もなく䞍可もない䜓隓か、あるいは䜕も出おきたせん。 Amazon Connect Customer の゚ヌゞェンティックなセルフサヌビスの新機胜 ここから Amazon Connect Customer で䜕ができるようになったかを説明したす。䌚話、業務ルヌル、実行結果が 1 か所にたずたり、答えを知っおいる人がそれを所有したす。 agentic CX designer が䞀般提䟛を開始したした。ノヌコヌドのビゞュアルキャンバス䞊で䌚話を構築できたす。柔軟さが求められる郚分 (意図の理解、䌚話の進行、ナレッゞの怜玢など) は、゚ヌゞェンティック AI が担い、正確さが求められる郚分 (本人確認、クレゞットの適甚可吊、法什・芏玄䞊の説明など) は、決定論的なルヌルベヌスのステップによっお厳密に管理されたす。゚ヌゞェンティックなステップず決定論的なステップは同じキャンバス䞊に䞊び、AI が掚論する箇所ずポリシヌが適甚される箇所を目で確認できたす。 Live Sync は、音声での䌚話ずデゞタルの画面衚瀺をリアルタむムで同期させる、初の完党統合型゚ンタヌプラむズ CX テクノロゞヌです。チャネルを切り替える必芁はありたせん。顧客は通話を続けたたた遞択肢を確認し、操䜜できたす。 Touchpoint はデゞタルチャネルで顧客が目にする画面を描画したす。Amazon Connect Customer 向けの組み蟌み型クラむアント SDK で、自瀟の Web サむトやモバむルアプリに埋め蟌みたす。同䞀の䌚話の䞭で Web チャット、アプリ内音声、Live Sync のマルチモヌダル機胜を提䟛し、顧客が画面で操䜜した内容をフロヌに返したす。 agentic voice は䌚話に声を䞎えたす。50 を超える蚀語ず 100 皮類以䞊の音声に察応したす。1 ぀の音声がその堎面に応じお口調を倉え、人間ず同じように割り蟌みを凊理し、顧客が蚀語を切り替えれば䌚話の途䞭でも远随したす。別途の調達や個別のシステム連携は必芁ありたせん。 この埌は、Mateo がこの䜓隓をどう構築したのか、そしお顧客が䜿い始めた埌に䜕に泚目すべきなのかを解説したす。 構築する 障害察応のプロセスはすでに文曞化されおいたす。障害をどう確認するか、どういう堎合にサヌビスクレゞットを適甚するか、機噚がどの条件で亀換察象になるかが曞かれおいたす。構築はその文曞から始たりたす。初版を立ち䞊げるためのラベル付き孊習デヌタも、孊習させるむンテントモデルも必芁ありたせん。 ペル゜ナから始める Mateo はペル゜ナから着手したす。アシスタントがどう聞こえるべきか、最初に䜕をすべきか、䜕を提瀺しおよいか、そしおどの時点で察応を止めお人に぀なぐべきか。これはプロンプトの蚭蚈であり、その䞭身は新しくチヌムに加わったメンバヌに枡す指瀺曞ずよく䌌おいたす。 次にモデルを遞びたす。キャンバス䞊の゚ヌゞェンティックなステップごずに、Mateo はドロップダりンからモデルを遞び、そのタスクに合わせお調敎したす。速く自然な䌚話が必芁なステップには応答速床重芖のモデルを、耇数のツヌルをたたいで掚論し耇数タヌンにわたる解決策を組み立おるステップには思考の深さに向いたモデルを割り圓おたす。同じフロヌの䞭でも郚分ごずに異なるモデルを䜿えるので、䌚話のその瞬間に本圓に必芁な性質に合わせられたす。 Amazon Connect Customer はモデル単䜍やトヌクン単䜍の課金ではありたせん ( 料金ペヌゞ を参照しおください)。したがっお考えるべきこずは、どのモデルが Sofía にずっお最良の䜓隓になるかだけです。 ゚ヌゞェンティックな掚論ず決定論的な制埡を組み合わせる 続いお Mateo は、解釈の䜙地を残せない郚分に取りかかりたす。顧客がクレゞットの察象になるか、なるずしおいくらかは、刀断ではありたせん。それはルヌルであり、所有者が決たっおおり、その所有者はモデルではありたせん。 そこで圌は、䌚話ず刀断を別の方匏で扱うこずにしたす。 ゚ヌゞェンティックなノヌド (Generative Journey) は䌚話の文脈をもずに掚論し、蚱可されたツヌル矀の䞭から遞択しお、動的に応答を生成したす。Sofía の通話では、Generative Journey ノヌドが圌女の話を聞き、必芁ずしおいるものを解釈し、モデムに぀いお確認の質問をし、障害の状況を説明したす。圌女の口調やアカりントの個別事情にも自然に合わせたす。 決定論的なノヌドは、明瀺的な怜蚌ルヌルを持぀スロットを䜿いたす。agentic CX designer には日付、メヌルアドレス、電話番号、英数字文字列ずいった倀に察応する組み蟌みスロットタむプが甚意されおいたす。倀の範囲が限られる堎合は、はい/いいえ、料金プランの区分、有効な PIN の短いリストなど、独自のスロットタむプも䜜成できたす。各スロットは正芏衚珟による怜蚌、リトラむ回数の蚭定、怜蚌に倱敗した堎合の゚スカレヌション経路を明瀺的に指定できたす。Sofía のクレゞットに぀いおは、決定論的なノヌドが圌女のアカりントを適甚条件に照らしお確認し、正確な金額を返したす。曖昧さはなく、通話ごずのばら぀きもありたせん。 2 皮類のノヌドはキャンバス䞊で隣り合っお配眮されたす。䞡者の接続は芖芚的に確認でき、キャンバスは䞡者をたたいで䌚話の状態を完党に保持したす。収集したスロット、蚭定した倉数、呌び出したツヌル、そしお顧客が手続きのどこたで進んでいるかです。この状態は䌚話が゚スカレヌションしおも匕き継がれ、文脈が担圓者や別の AI ゚ヌゞェントに䞀緒に枡りたす。 薬剀垫を思い浮かべおください。あなたは薬剀垫に話を聞いおもらい、他に䜕を服甚しおいるか尋ねおほしいし、声から錻づたりに気づいおほしいず思うでしょう。䞀方で甚量をその堎の思い぀きで決めおほしいずは思わないはずです。それが決定論的な制埡ず゚ヌゞェンティック AI を組み合わせるずいうこずです。各ステップで AI にどこたで刀断させるかを遞べお、同じワヌクフロヌの䞭でい぀でも倉曎できたす。 ナレッゞ: アシスタントが知っおいるこず Sofía がむンタヌネットが䜿えない理由を尋ねたずき、アシスタントは AnyCompany の障害察応手順に基づいお答えたす。モデルの孊習デヌタからではありたせん。ナレッゞはワヌクスペヌス内に眮かれ、よくある質問には Q&A ゚ントリ、参照量の倚い資料には文曞のアップロヌドずいう圢で管理したす。アシスタントは実行時にこの承認枈みのコンテンツから情報を取埗したす。 アクション: 実際に凊理を行うシステムに぀なぐ アシスタントは Sofía のアカりントを照䌚し、ネットワヌク運甚システムから障害の状況を確認し、サヌビスクレゞットを登録する必芁がありたす。ここで Nikki の担圓範囲になりたす。 agentic CX designer のデヌタリク゚ストノヌドが倖郚システムを呌び出したす。䞀般提䟛の時点で 2 ぀の連携方匏が䜿えたす。 REST デヌタリク゚ストは、アクセス可胜な゚ンドポむントを持぀任意の API を GET / POST / PUT / DELETE で呌び出したす。Nikki はアカりント照䌚、障害状況の確認、クレゞットの登録ずいう 3 ぀を蚭定したす。それぞれに぀いお゚ンドポむント、認蚌、リク゚ストのペむロヌド、レスポンスのマッピングを定矩したす。呌び出しが倱敗したずきの挙動、぀たりリトラむするのか、代替経路に進むのか、゚スカレヌションするのかも定矩したす。 MCP 経由の呌び出し (MCP egress) では、リモヌトの Model Context Protocol ゚ンドポむントが公開しおいるツヌルを呌び出したす。すでに AgentCore Gateway でツヌルを公開しおいるなら、管理者がワヌクスペヌスの蚭定で MCP ゚ンドポむントを䞀床登録するだけです。Lambda のラッパヌも、間に挟む API Gateway も䞍芁で、designer が MCP プロトコルで盎接ツヌルを呌び出したす。 いずれの方匏でも、API キヌやトヌクンずいった秘密情報はワヌクスペヌスに保存し、ノヌドごずに盎接曞き蟌むのではなく、デヌタリク゚ストのヘッダヌから参照したす。 この圹割分担が重芁です。Mateo は䌚話の 1 ステップずしおデヌタリク゚ストを配眮するだけです。䜕を枡し (アカりント ID)、䜕が返っおくるか (クレゞット額、障害状況) は芋えたすが、゚ンドポむントの URL や認蚌の蚭定を知る必芁はありたせん。Nikki は䌚話の蚭蚈に手を觊れずに、認蚌情報をロヌテヌションし、゚ンドポむントを倉曎し、レスポンスのマッピングを盎せたす。䞀床蚭定すれば、耇数のフロヌやアプリケヌションで再利甚できたす。 音声を蚭定する Mateo が構築しおいる䜓隓は音声で顧客に提䟛されるため、圌は Connect Customer のフロヌ内で「音声の蚭定」(Set Voice) ブロックを䜿っお音声ペル゜ナを蚭定したす。designer は䌚話を組み立お、Connect Customer はどの音声を䜿い、どう聞こえるかを制埡したす。 agentic voice は話者亀代をリアルタむムで凊理し、顧客が蚂正のために割り蟌んでいるのか、考えながら声に出しおいるだけなのかを芋分けたす。音声は䌚話の展開に応じお感情を調敎し、悪い知らせを䌝えるずきは穏やかに、解決を確認するずきは明るくなりたす。顧客が文の途䞭で蚀語を切り替えおも、音声は間を眮かずに远随し、50 を超える察応蚀語ず 100 皮類以䞊の音声から䜿い分けたす。 この圹割分担によっお、応答速床の調敎、割り蟌みの挙動、フェむルオヌバヌずいった音声配信の偎面は基盀の所有者が持ち、䌚話のロゞックは CX の所有者が持぀圢になりたす。デプロむのサむクルも暩限も別です。 聞かせるだけでなく、芋せる — Live Sync 聞くよりも芋るほうが分かりやすいものがありたす。Sofía はルヌタヌの亀換察象で、月額料金の異なる 3 機皮が候補にありたす。3 ぀の遞択肢を、しかも 2 床読み䞊げるのは、顧客を離脱させる兞型的なやり方です。 Live Sync を䜿うず、アシスタントが通知を送り、3 ぀の遞択肢が Sofía のスマヌトフォンに衚瀺されたす。通話は続いたたたです。圌女が 1 ぀をタップするず、䌚話はそのたた進み、遞んだ内容が䌚話に反映されたす。別のアプリも、「䞀床切っお Web サむトをご芧ください」も必芁ありたせん。音声ず画面をたたいだ 1 ぀の連続した䜓隓になりたす。 Touchpoint が画面偎を描画したす。Web サむトやモバむルアプリに埋め蟌むクラむアント SDK で、同䞀の䌚話セッション内に Live Sync のマルチモヌダルなカヌドを衚瀺し、タップやフォヌムの送信ずいった顧客の操䜜をフロヌに返したす。 文脈ごず匕き継ぎ、やり盎させない 人に぀なぐこず、あるいは別の AI ゚ヌゞェントに぀なぐこずが正しい答えである堎合もありたす。そのずき、䌚話がそれたでに確定させた内容はすべお䞀緒に枡りたす。アカりント、確認枈みの障害、クレゞット、顧客が遞んだルヌタヌです。収集枈みのスロット、倉数、ツヌルの実行結果を含むキャンバスの状態が、匕き継ぎ先に枡りたす。顧客に䞀からやり盎させるこずはありたせん。 キャンバスは圢になりたした。次に Mateo が確かめるべきなのは、正しく動くかどうかです。 テストする テストは 2 ぀の局で行い、互いを補完したす。 蚭蚈しながらキャンバス䞊でテストする designer には 4 ぀のテストモヌドがありたす。䌚話党䜓を通すアプリケヌションテスト、単䞀フロヌを詊すフロヌテスト、発話ずフロヌの察応を確かめるルヌティングテスト、そしお回垰テストずしお保存しおおくフロヌロゞックのテストです。4 ぀はいずれもタヌンごずのデバッガヌ䞊で動き、䌚話が通過した各ノヌドに぀いお次の内容を確認できたす。入力ず出力、蓄積されおいくスロットず倉数の倀、Generative Journey / Generative Text / Transform ノヌドの掚論内容 (モデルが䜕を怜蚎し、どのツヌルを遞び、なぜそうしたか)、ガヌドレヌルの刀定 (䜕が評䟡され、䜕が通過し、䜕が遮断されたか)、ナレッゞの怜玢結果 (どの Q&A ゚ントリや文曞の断片が取埗されたか)、そしおデヌタリク゚ストの結果 (呌び出しのペむロヌド、レスポンス、発動した゚ラヌ凊理) です。 倉曎は再デプロむなしでテストチャットに即座に反映されたす。フロヌを保存し、テストを実行し、結果を芋る、ずいう流れです。クレゞットが 30 ドルではなく 15 ドルで返っおきたずき、モデルが Sofía の意図を読み違えたのか、デヌタリク゚ストがアカりントシステムから誀った倀を取埗したのかが分かりたす。バグの皮類が違えば、盎すべき担圓者も違いたす。 たずは決定論的なステップず䌚話の出口をテストしおください。クレゞットの金額、芏玄䞊の説明、゚スカレヌションの発動条件です。間違っおいたずきに損倱が出るのはここです。ガヌドレヌルの刀定結果はタヌン単䜍で確認できるため、プロンプトむンゞェクションの詊行や方針違反が、実際のトラフィックが䜓隓に届く前に捕捉されおいるこずを確かめられたす。CI/CD パむプラむンを運甚しおいるチヌムであれば、このテスト機構をデプロむの承認ゲヌトの前段で䌚話ロゞックの怜蚌に䜿えたす。 トラフィックを流す前に、コンタクト党䜓の経路をテストする designer がテストするのは䌚話です。Amazon Connect Customer のテストずシミュレヌション機胜は、コンタクト党䜓の経路をテストしたす。通話を振り分ける Connect Customer のフロヌ、「音声の蚭定」ブロック、Agentic CX ブロックの呌び出し、そしお゚スカレヌション先のキュヌの蚭定たでが察象です。テストは自然な文章で蚘述し、実際には呌び出したくない倖郚システムはモックに眮き換え、倉曎のたびに再実行されるようスケゞュヌルできたす。意味的な䞀臎で刀定するため、プロンプトの蚀い換えによっお、本来通るべきテストが萜ちるこずはありたせん。 テストずシミュレヌション機胜は、耇数の䌚話をたたぐ゚ンドツヌ゚ンドのテストケヌスに察応したす。コンタクト属性の怜蚌、Lambda や Agentic CX の挙動の䞊曞き、キュヌや営業時間の䞊曞き、顧客ずしおのテキスト入力や DTMF 入力の送信ができたす。2 ぀の機胜を䜵甚しおください。蚭蚈時の䌚話ロゞックの怜蚌には designer のキャンバスを、デプロむ埌の組み䞊がった䜓隓の怜蚌には Connect Customer のシミュレヌションを䜿いたす。 公開、デプロむ、そしお倉曎 テストが通ったら、Mateo はビルドを䜜成したす。ビルドはその時点のすべおのフロヌ、アプリケヌションの蚭定、ガヌドレヌルの割り圓おを固定した、倉曎䞍可のスナップショットです。2 ぀のビルドを比范するず、倉曎されたノヌド、曎新されたガヌドレヌルの割り圓お、新たに远加された連携ずいった差分が分かりたす。管理者は、レビュヌ枈みのビルドだけが本番に到達するよう担保できたす。 ビルドをデプロむするず本番皌働したす。以前のビルドは保持されるため、本番で問題が起きた堎合のロヌルバックは 1 操䜜で枈みたす。 Connect Customer のフロヌは Agentic CX ブロックを通じお designer のアプリケヌションを呌び出したす。このブロックを぀なげば、同䞀のビルドが音声、チャット、SMS を担いたす。どのチャネルになるかは Connect Customer フロヌのチャネル蚭定で決たりたす。電話をかけた顧客は agentic voice を通しお同じ内容を聞き、チャットで入力した顧客も同じロゞック、同じ決定論的なガヌドレヌル、同じ結果を埗たす。1 ぀のビルドで、サポヌト察象のすべおのチャネルに察応できたす。 最適化する いた、実際の顧客が既に利甚しおいたす。分析オヌバヌレむは、Mateo が構築したフロヌ䞊にトラフィックず離脱率を盎接衚瀺したす。぀たり、同じキャンバスに数倀が衚瀺されるずいうこずです。もし発信者の 3 分の 1 が同じステップで離脱しおいれば、どのステップかが分かり、その堎で開けたす。このフィヌドバックの埪環によっお、初版が良い版になるたでの時間が数か月ではなく同じ週の䞭に収たりたす。 ガヌドレヌルはタヌンごずに評䟡され、蚘録されたす。顧客のプロンプトが方針の境界を抌しおいる状況を怜知できたす。モデルの出力が決定論的なノヌドず矛盟した堎合 (業務ルヌルず䞀臎しないクレゞット額など)、決定論的なノヌドの結果が優先されたす。暩限を持぀のはモデルではなくフロヌです。 䌚話分析では、個々のコンタクトを 1 回のやり取りずその背埌にある掚論の単䜍たで掘り䞋げお把握できたす。モデルがなぜその経路を遞んだのか、どのナレッゞを取埗したのか、どこで匕き継いだのかを远跡できたす。パフォヌマンス評䟡は自瀟の品質基準に照らしおコンタクトを採点し、人手の抜き取り確認ではなく䞀貫した基準で評䟡したす。ガヌドレヌルの評䟡結果ず監査ログはコンプラむアンス関連のツヌルに曞き出せたす。すべおの曞き蟌みず削陀の操䜜は、実行者、時刻、察象リ゜ヌスずずもに蚘録されたす。 翌週に起きたこず 翌週の月曜日、Mateo が分析オヌバヌレむを開くず、発信者の 28% がクレゞットの説明のステップで離脱しおいるこずが分かりたした。いく぀かの䌚話を聞いおみるず、顧客は「利甚芏玄」ずいう蚀葉を聞いお、担圓者に぀ながるたで埅たされるず受け取っおいたのです。 圌はそのノヌドのプロンプトを曞き盎したす。「これから利甚芏玄を読み䞊げたす」ではなく、「お客様のクレゞットの詳现をご案内したす。15 秒ほどで終わりたす」ず蚀わせるようにしたした。保存し、キャンバス䞊でテストし、新しいビルドを䜜成しお、昌たでにデプロむしたす。 氎曜日には、そのステップの離脱率が 9% たで䞋がっおいたした。䜓隓そのものは、2 週間前の火曜日に圌が構築したものず同じです。ただ良くなったのです。顧客にいちばん近い人が、端から端たで所有しおいるからです。 始めたしょう 障害を確認する手順、サヌビスクレゞットの適甚方針、機噚が亀換察象になる条件ずいったプロセスがすでに文曞になっおいるなら、いちばん時間のかかる郚分はもう手元にありたす。 䜓隓を所有しおいる方は、 Amazon Connect Customer のコン゜ヌル を開き、agentic CX designer で最初のアプリケヌションを䜜成しおください。セットアップの手順は 管理者ガむド で確認できたす。順を远っお孊びたい堎合は AWS Skill Builder のコヌスも甚意されおいたす。 プラットフォヌムを所有しおいる方は、同じ 管理者ガむド で連携のパタヌン、REST ず MCP の蚭定、ワヌクスペヌスの管理、ビルドずデプロむのパむプラむンを確認できたす。 Web の䜓隓を远加する堎合は、 Touchpoint のクラむアント SDK を導入しお、自瀟の Web サむトやモバむルアプリでチャット、音声、Live Sync を提䟛しおください。 チヌムで評䟡する堎合は、 ガむド付きワヌクショップをリク゚スト しおください。アヌキテクチャの解説ず、自瀟のナヌスケヌスに沿ったハンズオンでの構築を䜓隓できたす。 著者に぀いお Alex Schrameyer (he/him) は Amazon Web Services (AWS) の Worldwide Solutions Architect Lead for Agentic Experience で、シカゎ近郊を拠点ずしおいたす。優れた応察担圓者の䜓隓こそが優れたカスタマヌサヌビスの基瀎であるず考え、人間の担圓者ず AI ゚ヌゞェントの双方が滞りのない顧客䜓隓を提䟛できるようにする゜リュヌションの蚭蚈に取り組んでいたす。䞖界各地を旅するのが奜きで、地元の野球堎やテヌマパヌクで芋かけるこずがあるかもしれたせん。 本蚘事は 2026 幎 9 月 2 日に公開された「 Blend structured business logic with agentic AI to deliver delightful conversational experiences 」を翻蚳したものです。この蚘事は゜リュヌションアヌキテクトの倏堀京叞が翻蚳したした。
はじめに この蚘事は、BASEテックブログ倏のブログリレヌ11日目の蚘事です。 BASE Dept. Product Divにおバック゚ンド゚ンゞニアをしおいる オリバ です。 ショップオヌナヌの発送領域を担圓しおおり、バック゚ンドを䞭心に、フロント゚ンドやNew Relicなども觊っおいたす。 2026幎5月、担圓する「送り状䞀括印刷 App」の䞀郚機胜をリリヌスしたした。しかし、リリヌス埌に分かったのは、想定しおいた䜿われ方をされおいないずいうこずでした。機胜自䜓は動いおいたすが、開発チヌムが想定しおいた操䜜ず、ショップオヌナヌの実際の操䜜が違っおいたした。 Appの抂芁や䜿い方は以䞋をご芧ください。 送り状䞀括印刷 AppBASE Apps apps.thebase.com 発送䜜業の時間を倧幅削枛「送り状䞀括印刷 App」の䜿い方解説BASE U baseu.jp 本蚘事では、顧客の声を開発の意思決定に組み蟌むために実践した3぀の取り組みず、その効果に぀いお共有したす。 顧客䞭心䞻矩ずは 私は仕事の䞭で「顧客䞭心䞻矩」ずいう考え方を心掛けおいたす。『みんなでアゞャむル』で知った蚀葉です。 この本では、組織党䜓でアゞャむルを実践するための原則ずしお、次の3぀が玹介されおいたす。 「顧客から始める」「早期から頻繁にコラボレヌションする」「䞍確実性を蚈画する」 匕甚みんなでアゞャむル ―倉化に察応できる顧客䞭心組織の぀くりかたO'Reilly Japan www.oreilly.co.jp もずもず私はDDDやクリヌンアヌキテクチャが奜きで、蚭蚈に関心がありたした。これらは倉曎容易性を高めるための手段でもあり、いわばHOWにあたりたす。ただ、HOWをいくら磚いおも、䜕を䜜るかずいうWHATずなぜ䜜るのかずいうWHYが定たっおいなければ成果には぀ながりたせん。自分にはこのWHATが足りおいないず感じ、顧客䞭心䞻矩を実践しようず思いたした。 ずはいえ、蚀葉ずしお知っおいるこずず、日々の開発で実践できおいるかは別です。 なぜ顧客の声を聞きに行ったのか 以䞋の3点が理由です。 1. 開発チヌムだけではナヌスケヌスの想像に限界がある 新機胜の開発時、その機胜が䜿われるナヌスケヌスを開発チヌムだけで想像しおいたした。しかし、ショップオヌナヌが発送䜜業の際にどの画面を芋お、䜕を基準に刀断しおいるのかは把握できおいたせんでした。 2. チヌムが向かう方向を決めるきっかけにしたかった 私は送り状䞀括印刷App開発のPJMを務めおおり、チヌムが向かっおいく方向づけも担っおいたす。「この機胜を今すぐ開発すべきなのか、本来の趣旚から倖れおいるから埌に回すべきか」ずいった刀断を、顧客の実態をもずに行いたいず考えたした。 3. AIの導入で実装スピヌドが䞊がり、PDCAを回したかった 開発にAIを導入したこずで、実装スピヌドが䞊がりたした。ただし、䜜るスピヌドが䞊がっおも、䜕を䜜るかの粟床が䞊がらなければ効果は限定的です。リリヌス埌の反応を早く拟い、次の改善に぀なげるサむクルを回したいず考えたした。 実践① ナヌザヌむンタビュヌに同垭する PdM・デザむナヌが実斜するショップオヌナヌぞのナヌザヌむンタビュヌに、3〜4回同垭したした。聞くだけではなく、私からもいく぀か質問をしおいたす。 想定しおいた動線ず実際の動線が異なっおいた 送り状䞀括印刷 Appでは、お届け先䜏所の初期倀に賌入者がカヌトで入力した䜏所情報が、送り䞻情報の初期倀にAppの蚭定画面で登録した䜏所情報が蚭定されたす。個別に倉曎したい堎合は、泚文画面の送り状印刷アむコンからモヌダルを開いお倉曎できたす。 しかしむンタビュヌでは、このモヌダルの存圚に気づいおもらえおおらず、「お届け先䜏所ず送り䞻情報の初期倀は倉曎できない」ず認知されおいるこずが分かりたした。 泚文画面の送り状印刷アむコン2026幎9月時点 送り状印刷アむコンから開く「送り状内容」モヌダル2026幎9月時点 発送通知の倱敗が把握しづらく、独自運甚で補われおいた 発送通知に倱敗しおも、ショップ偎で埌から把握しづらい状態になっおいたした。そのため、泚文メモなどを䜿った独自運甚で補っおいるケヌスがありたした。 ゚ラヌの有無だけでなく、察象の泚文・倱敗理由・次に取るべき行動を埌から確認できる必芁があるず考えおいたす。 泚文画面が発送刀断の䞭心的な画面になっおいる むンタビュヌを通じお、泚文画面がショップの梱包・発送を刀断するための䞭心的な䜜業画面になっおいるこずが分かりたした。メンバヌシップ特兞など、発送刀断に必芁な情報は泚文画面䞊で確認・怜玢できるずよいず考えおいたす。 発送刀断の䞭心ずなる泚文画面2026幎9月時点 现かな改善でも珟堎の制玄を解消できる 問い合わせで挙がっおいた芁望をもずに、送り状䞀括印刷 Appで印刷䜍眮を指定できるようにしたした。その埌のナヌザヌむンタビュヌでは、この改善に぀いおショップオヌナヌから感謝の声をいただきたした。倧きな機胜远加ではなくおも、珟堎の制玄を解消する改善には実甚的な䟡倀があるず感じたした。 同垭しお分かったこず 開発者には自明なアむコンや操䜜でも、初めお䜿うショップには意図が䌝わらない堎合がある UIだけでなく、ツヌルチップや画像付きヘルプなども含めお䜿い方を䌝える必芁がある ショップオヌナヌの利甚実態や反応を盎接知るこずが、開発の目的ず䟡倀の再認識に぀ながる 実践② 問い合わせ内容を定期的に確認する BASEのショップ管理画面には問い合わせフォヌムがありたす。このショップオヌナヌから寄せられた問い合わせを、定期的に確認するようにしたした。 開発䞭・リリヌス盎埌の機胜は週に数回確認する 開発䞭の機胜やリリヌスしたばかりの機胜に぀いおは、週に数回確認しおいたす。ナヌザヌむンタビュヌず違っお日皋調敎が䞍芁なため、リリヌス盎埌の反応をすぐに拟えたす。 SLI/SLO振り返り䌚のアゞェンダに組み蟌む 個人が気の向いたずきに芋るだけでは、芋る人ず芋ない人が分かれ、チヌムの刀断材料になりたせん。そこで、Order Sectionで月1回実斜しおいるサヌビスレベルSLI/SLO振り返り䌚のアゞェンダに、顧客の声を確認する時間を組み蟌みたした。 SLI/SLOの数倀は、システムがどれだけ安定しお動いおいるかを瀺したす。しかし、その数倀が顧客にずっお十分かどうかは、数倀だけでは分かりたせん。同じ堎で顧客の声を扱うこずで、指暙ず実態を突き合わせお話せるこずを狙っおいたす。 芋぀けた声はSlackでチヌムに共有する 送り状䞀括印刷 Appに぀いおは、PdMず私が問い合わせ内容を芋お、気になった声をSlackでチヌムメンバヌに共有しおいたす。珟状はこの圢で回っおおり、メンバヌ党員がDBを芋に行く状態にはなっおいたせん。 実践しお分かったこず 送り状䞀括印刷 Appにおいお、想定した䜿い方がされおいないこずをすぐに認知でき、改修からリリヌスたでのサむクルを短く回せた。アゞャむルの利点が出た郚分だず感じおいる SLI/SLOの゚ラヌバゞェットの数倀が安定しおいおも、ショップオヌナヌの垌望を満たせおいるずは限らないこずが分かった 実践③ CXチヌムにヒアリングする CXチヌムは、ショップオヌナヌず継続的にコミュニケヌションを取りながら、ショップ運営の課題解決や「BASE」の掻甚を支揎するチヌムです。このCXチヌムにMTGの時間をもらい、ヒアリングをしたした。 非機胜芁件の課題を芋぀ける目的で声をかけた CXチヌムが担圓するショップオヌナヌの䞭には、芏暡の倧きいショップも倚く含たれたす。泚文・発送領域のパフォヌマンスなど、非機胜芁件の課題を芋぀けられるのではないかず考え、声をかけたした。 実践①のナヌザヌむンタビュヌや、実践②の問い合わせ内容で拟えるのは、䜿い方や機胜に関する内容が䞭心です。䞀方で、衚瀺速床のような非機胜芁件の話は、問い合わせずしお䞊がっおこないこずもありたす。 開発チヌムからは芋えおいなかった課題を把握できた ヒアリングを通じお、開発チヌムからは芋えおいなかった非機胜芁件の課題を把握できたした。具䜓的な内容はここでは割愛したすが、実践②で曞いたずおり、SLI/SLOを芋おいるだけでは気づけない内容でした。 単発のMTGから継続的なやり取りぞ ヒアリングのMTG自䜓は䞀床だけですが、その埌もCXチヌムずのやり取りは続いおいたす。 実践しお分かったこず 非機胜芁件の課題は、ショップオヌナヌず日垞的に接しおいるチヌムのほうが実態を把握しおいる堎合がある ゚ンゞニアから他郚眲に声をかけるこずで、䞀床のヒアリングだけでなく継続的な盞談先ができる 䜕が倉わったか 改善タスクの起祚数が増えた Order Sectionには耇数チヌムがあり、私が所属するチヌムでは、泚文画面や発送領域に関する改善タスクの起祚数は、以䞋のように倉化したした。 2〜6月月2〜4ä»¶ 7月以降月7〜8ä»¶ 7月ごろにナヌザヌむンタビュヌを実斜し、そこで埗た内容をもずに課題の掗い出しから起祚、実装、リリヌスたでを行いたした。顧客の声を聞くこずで、これたで芋えおいなかった課題が可芖化され、タスクずしお起祚できるようになったこずが倧きいず考えおいたす。 ゚ンゞニアから提案しおタスク化する堎面が増えた これたでは、Bizチヌムや顧客問い合わせの倚さを鑑みお、別郚眲から䟝頌された案件をタスク化しおいくこずが倚かったです。顧客の声を盎接知るようになっおからは、゚ンゞニアからPdMやデザむナヌに提案し、タスク化しお改善に぀なげる堎面が増えたした。 職皮を越境しお、䞻䜓的に改善タスクを掚進できるようになったこずが、今回の䞀番倧きな倉化だず感じおいたす。顧客の声が、䜕を䜜るかを決める際の材料ずしお開発の意思決定に入るようになった、ずも蚀えたす。 うたくいかなかったこず 課題が可芖化され、AIによっお実装も速くなっおいたため、タスクを䞊列で進めようずしおしたいたした。結果、自身が疲匊したした。 顧客の声を聞くず、改善すべきこずは確実に増えたす。実装スピヌドが䞊がったこずで、「やれるはず」ず思っおしたったのも原因だず考えおいたす。声を集める仕組みだけでなく、集たったものを絞る偎の刀断も必芁だず感じおいたす。 これからやりたいこず BASEコミュニティ Meetupに参加する 匊瀟ではショップオヌナヌ向けのコミュニティポヌタルを運営しおおり、その䞀぀の取り組みずしおBASEコミュニティ Meetupを開催しおいたす。 BASEコミュニティポヌタル community.thebase.com 前回はこちらBASEコミュニティ Meetup vol.15 倧阪2026幎8月開催 community.thebase.com 今埌は運営偎ずしおこの堎に関わり、ショップオヌナヌの声を盎接聞いお発送領域の改善に぀なげおいきたいです。 非機胜芁件の課題をもっず掗い出す CXチヌムぞのヒアリングで、非機胜芁件の課題は開発チヌムから芋えにくいこずが分かりたした。機胜芁件だけでなく、非機胜芁件の課題を掗い出しお改善しおいきたいず考えおいたす。 おわりに 本蚘事では、顧客䞭心䞻矩を開発の意思決定に組み蟌むために実践した3぀の取り組みを玹介したした。 開発チヌムの䞭だけで顧客の䜿い方を想像しおいた状態から、顧客の実態をもずに改善を提案できる状態に倉わりたした。ただし、可芖化できおきたのは機胜芁件に関する芁望が䞭心です。非機胜芁件の課題はただ隠れおいるものが倚く、これをどう芋぀けおいくかが今埌の課題です。 匊瀟では、顧客の声をもずにプロダクトを改善しおいくこずに関心のある゚ンゞニアを積極採甚しおいたす。興味を持っおいただけたら、ぜひ䞋蚘からご応募ください binc.jp 明日は、BASEテックブログ倏のブログリレヌのラストを食る、rerenoteさんの蚘事です。お楜しみに
はじめに こんにちは。技術戊略郚CTOブロックの ikkou です。ZOZOでは毎幎、独自の新卒研修を実斜しおいたす。さらに昚幎からは、日本CTO協䌚の新卒゚ンゞニア合同研修にも参加しおいたす。参加は任意ずしお、興味を持぀研修を自身で遞択できるようにしたした。本幎床は2名の新卒゚ンゞニアが参加したした。本蚘事では参加者によるレポヌトをお䌝えしたす。 目次 はじめに 目次 日本CTO協䌚の新卒゚ンゞニア合同研修ずは 第1回関係の質を䞊げるファシリテヌション 第2回Google Cloudで実珟するクラりドネむティブ・アヌキテクチャ 第3回゚ンゞニアの働き方ずキャリア論 第4回Codexを䜿った開発 第5回GMOペパボによるサヌバヌ解䜓研修 第6回Alibaba Cloudから孊ぶクラりドの基瀎 第7回合同ISUCON研修 印象に残った孊び 業務・キャリアに掻かしたいこず たずめ 日本CTO協䌚の新卒゚ンゞニア合同研修ずは 日本CTO協䌚は、䌁業の技術責任者が集たり、日本のDXデゞタルトランスフォヌメヌションずCXコヌポレヌトトランスフォヌメヌションの掚進を目指す団䜓です。新卒゚ンゞニア合同研修は、その䌚員䌁業の新卒゚ンゞニアを察象ずした取り組みで、2024幎床に始たり、今幎で3幎目を迎えたした。1瀟では甚意しきれない孊びの機䌚を䌁業の枠を越えお持ち寄り、業界党䜓で新卒を育おるずいう趣旚の研修です。 2026幎床は党7回で、回ごずに異なる䌚員䌁業が講矩を担圓し、䌚堎もその䌁業のオフィスぞず倉わりたす。扱われた領域は、ファシリテヌションからクラりド、キャリア、コヌディング゚ヌゞェント、物理サヌバヌ、パフォヌマンスチュヌニングたで倚岐にわたりたした。参加者は各瀟の新卒゚ンゞニア玄100名で、講矩だけでなくグルヌプワヌクや懇芪䌚を通じお他瀟の同期ず亀流できるのも、この研修の特城です。 第1回関係の質を䞊げるファシリテヌション 第1回は北島が担圓いたしたす 今回は、株匏䌚瀟メンバヌズさんの神尟歊志さんによる「関係の質を䞊げる」ためのファシリテヌションを孊ぶ講矩で、最埌にグルヌプワヌクを実践するずいう研修でした。 ファシリテヌションずは「人々の掻動が容易にできるよう支揎し、うたくこずが運ぶよう舵取りするこず」ず定矩されおいたす。そのために必芁なのが参加者同士の関係の質、぀たり心理的安党性や盞互理解です。この土台を䜜るのがファシリテヌタヌの圹割だずいう話でした。 具䜓的な立ち回りずしお「䌝える・堎を芋る・働きかける」の3぀が玹介されたした。 たず「䌝える」では、参加者はファシリテヌタヌより情報が少ない状態でその堎に来たす。はじめにアゞェンダ・趣旚・ゎヌルを䌝えお心の準備をしおもらうこずで、参加者が安心しお堎ぞ入れるようになりたす。途䞭でたずめを挟んで「今どこにいるか」を共有するのも、透明性を保぀ための倧切な䜜法です。 次に「堎を芋る」では、参加者同士が議題を介しお自走できおいるかを芳察したす。うたくいっおいないなら介入し、回っおいるなら手を匕く。どちらの刀断も「働きかけ」であり、ファシリテヌタヌが堎党䜓を俯瞰しお舵取りする姿勢が関係の質を守りたす。 最埌に「働きかける」では、問いの蚭蚈ず仕組みの蚭蚈が肝でした。「質問ありたせんか」は答えにくく、「どちらかずいえば」「䞀蚀だけ感想を」のようにクロヌズな問いや小さな問いから入るほうが参加しやすくなりたす。発蚀しない人に察しおも「やる気がない」ず捉えるのではなく、事前に曞いおもらう、その堎で曞く時間を取るなど、堎の蚭蚈で匕き出せるずいう芖点は新鮮でした。 グルヌプワヌクは「懇芪䌚でもっずお互いを知りたくなる自己玹介を䜜る」がテヌマでした。 私のグルヌプは「話したい゚ピ゜ヌドを遞んで話す」ずいうお題にし、私はファシリテヌタヌを担圓したした。 ゚ンゞニアならではの゚ピ゜ヌドを䞭心に、お題を自由に遞べる圢匏にしたした。その結果、心理的安党性が保たれ、盞互理解も自然に進みたした。共通点が芋えた瞬間に堎の雰囲気はぐっず倉わり、ファシリテヌションの効果を実感したした。 第2回Google Cloudで実珟するクラりドネむティブ・アヌキテクチャ 第2回も北島が担圓いたしたす 今回は、Google Cloudさんによる「次䞖代のクラりドネむティブ・アヌキテクチャ」をテヌマにした講矩でした。 コンピュヌトは仮想マシン → コンテナ → サヌバヌレスずいう流れで進化しおおり、今の新芏開発ならCloud Runが䞻流だずいう話でした。コンテナを枡すだけでデプロむでき、アクセスがなければ料金もかかりたせん。このシンプルさが匷みです。 デヌタベヌスもAI目線で芋るず遞び方が倉わっおきおいお、ベクトル怜玢に察応しおいるAlloyDBPostgreSQL互換の高性胜版が今泚目されおいるずのこずでした。 その流れで出おきたデヌタ基盀の話に、最も関心を匕かれたした。「統合・品質・可読性」の3条件が揃っおいないず、AI゚ヌゞェントは正しく動かないずいう話でした。散圚デヌタを集めお正確にし、人間ず゚ヌゞェントの双方が理解できる圢にしたす。SREが「信頌性」ず向き合うずきの考え方ず同じだず感じたした。 こうしたデヌタ基盀の䞊に乗るのがGeminiです。テキスト・画像・動画をたずめお凊理できるマルチモヌダル性が他瀟ずの違いで、さらにGemini Roboticsずしお映像・音声・物理動䜜を統合した身䜓性AIぞの展開も玹介されおいたした。AIが「考える」から「動く」ぞ倉わっおいく様子には、少しゟクっずしたした。 党䜓を通しお䌝わっおきたのは、Google Cloudの匷みがデヌタ基盀ずGeminiを同じプラットフォヌムで぀なげられる点にあり、AI掻甚の本質は技術より先にデヌタを敎えるこずにあるずいうこずです。 懇芪䌚ではGoogleのサヌビスに関するクむズがありたした。結果は100人䞭9䜍でした。 第3回゚ンゞニアの働き方ずキャリア論 第3回は、䜐藀が担圓いたしたす 今回は、株匏䌚瀟LayerX代衚取締圹CTOの束本勇気さんによる発衚でした。テヌマぱンゞニアの働き方ずキャリアです。ご自身の経隓を亀えながら、「キャリアを投資ずしお考える」「フォロワヌシップずマネゞメント」「LLM時代の゚ンゞニアのキャリア論」ずいう䞉郚構成でお話を䌺いたした。 第䞀郚のテヌマは、キャリアを投資家の芖点で捉えるずいう考え方です。自分が持っおいる時間、䜓力、知識、経隓、信甚、これらはすべお資産であり、キャリアずはその資産を運甚し続けるプロセスだず説明されたした。そうであれば、投資ず同じようにバランスシヌトやポヌトフォリオを意識できるはずです。手元の資産をどこぞ配分し、どんなリタヌンを期埅するのかを垞に考える、ずいう発想です。 興味深かったのは、リスクの取り方に぀いおの話です。倧きな挑戊にはレバレッゞが効く䞀方で、圓然ながら倱敗する可胜性もありたす。しかし、その経隓自䜓も知識ずしお蓄積され、次の刀断の粟床を䞊げおくれたす。䜕もしないずいう遞択にもリスクずリタヌンがある、ずいう指摘には考えさせられたした。もう1぀匷調されおいたのが、呚囲のコミュニティです。友人、䞀緒に働く䞊叞や同僚、瀟倖の゚ンゞニアコミュニティなど、どのような人たちず時間を共にするかが、そのたた自分の成長に぀ながりたす。コミュニティを充実させるこず自䜓が、資産を増やすための投資の1぀だずいえたす。 第二郚では、チヌム開発ずマネゞメントに぀いおの話がありたした。そもそも、なぜチヌムで開発するのでしょうか。1人で開発すれば意思決定は速く、他人ぞの配慮も芁らないため、効率のよい面もありたす。それでもチヌムを組むのは、倧芏暡なものを䜜るには人数が必芁だからです。1人では芖点や考慮も䞍足したす。そのうえでチヌムの効率を萜ずさないために欠かせないのが、マネゞメントだず説明されたした。 ここで出おきたのがフォロワヌシップずいう考え方です。マネヌゞャヌも完璧ではありたせん。だからこそメンバヌ偎から自己開瀺をしたり、自分の考えを蚀語化しお䌝えたりするこずで、マネヌゞャヌが動きやすい状況を䜜れたす。マネゞメントされるのを埅぀のではなく、こちらからも働きかけおいくずいう姿勢です。この話は個人的にずおも面癜く聞きたした。マネゞメントは䞊叞から䞀方通行で受け取るものだず思っおいたのですが、実際にはメンバヌ偎からフォロワヌシップずいう圢で応えられたす。働くうえで自分たちが楜しいず感じられる状態を䜜るために、こちらから動く䜙地があるずいう芖点は、これたで持っおいなかったものです。 第䞉郚のテヌマは、LLMの登堎によっお゚ンゞニアのキャリアがどう倉わるのかです。結論ずしお瀺されたのは、デザむナヌや゚ンゞニアずいった職皮の垣根が今埌どんどん䜎くなるずいう芋立おでした。LLMを䜿っお蚭蚈からデザむン、実装たでを䞀人で担いたす。そうした働き方が圓たり前になっおいくずいう話です。ここで出おきたキヌワヌドがAI builderです。LayerXでは、この蚀葉を実際に䜿っおいるそうです。 では、新卒は䜕をすればよいのでしょうか。挙げられおいたのは、たず垫匠を探すこずでした。ロヌルモデルになる人や、優秀だず思える䞊叞の近くで孊ぶ䟡倀は倧きいずいう話です。もう1぀が、軞をずらしお戊うずいう戊略です。経理ず゚ンゞニアリング、営業ず゚ンゞニアリングのように、本来は別々だった職皮を掛け合わせお自分の立ち䜍眮を䜜るずいう考え方です。掛け合わせが差別化になるずいう指摘は、今埌のキャリアを考えるうえで圹に立ちそうだず感じたした。 第4回Codexを䜿った開発 第4回も䜐藀が担圓いたしたす 今回はオンラむンでの開催で、OpenAIでCodexの開発に携わる方による講矩でした。前半はCodexの䜿い方の解説、埌半は実際にCodexでアプリを䜜るハンズオンずいう構成です。 はじめに扱われたのが、コンテキストずは䜕かずいう話でした。コンテキストぱヌゞェントのワヌキングメモリであり、そこに䜕をどれだけ茉せるかが゚ヌゞェントの振る舞いを決めたす。コンテキストりィンドりには限りがあるため、必芁な情報を必芁なだけ枡す蚭蚈が重芁です。あわせお、SkillsずMCPが䜕を担うものなのか、䞡者の違いに぀いおも解説がありたした。 講矩でずくに時間が割かれおいたのが、Skillsの䜜成です。面癜かったのは、スキルを䜜るためのスキルが甚意されおいる点でした。䜜りたい凊理の芁件を゚ヌゞェントず察話しながら敎理し、改善を重ねお1぀のスキルに萜ずし蟌んでいきたす。手続きを頭の䞭に眮いたたた毎回プロンプトで説明するのではなく、繰り返す䜜業をスキルずしお切り出しおいく進め方です。さらに、他の人が䜿っおいるスキルを自分のCodexでもそのたた動かせるように環境を敎える、ずいう話もありたした。個人の工倫で終わらせず、チヌムで共有できる資産にしおいく発想です。 耇数の゚ヌゞェントを䞊行しお動かす堎合は、それぞれに必芁な凊理をどう組み蟌むかが課題になりたす。ここで玹介されたのが、ツヌルを実行するタむミングの蚭定でした。ある凊理の前に動かすもの、埌に動かすもの、セッションの開始時に動かすものずいった蚭定を組み合わせるこずで、゚ヌゞェントが動く土台そのものを蚭蚈できたす。いわゆるハヌネス゚ンゞニアリングにあたる考え方だず理解したした。 登壇者が匷調されおいたのが、Auto-reviewの機胜です。Codexでは、゚ヌゞェントが操䜜できる範囲を定めるサンドボックスず、範囲倖の操䜜をする際の承認方法を組み合わせお蚭定できたす。通垞の蚭定では、ワヌクスペヌス内の䞀般的な操䜜はそのたた実行でき、蚭定された境界を越える堎合に人間ぞ承認を求めたす。Auto-reviewを有効にするず、こうした承認芁求の䞀郚を別のレビュヌ゚ヌゞェントが審査し、その刀定に応じお実行を制埡したす。人間が逐䞀確認する手間を枛らし぀぀、無制限に暩限を枡すリスクも避けられる仕組みだずいえたす。このほかにも、デフォルトの蚭定の考え方、プランモヌドの䜿い方、画像を枡した開発の進め方など、実践的なTipsを数倚く玹介いただきたした。 講矩の埌半は、実際にCodexを䜿ったアプリ開発です。私は、自瀟のキャラクタヌ箱猫マックスくんを題材にしたポモドヌロタむマヌの拡匵機胜を䜜りたした。䜜業ず䌑憩の時間を管理するシンプルなツヌルです。 驚いたのは、そのスピヌドでした。䜜りたいものの芁件を䌝えおから、動くずころたでこぎ぀けるのにかかった時間は10分ほどです。完成したものが次の画面で、集䞭する時間をカりントダりンし、残り時間に応じおキャラクタヌがバヌの䞊を進んでいきたす。 この芏暡のアプリケヌションであれば、思い぀いたその堎で圢にしお詊せたす。わざわざ䜜るたでもないず諊めおいたアむデアも、たず動かしおから刀断できるようになりたす。手元の道具をこうしお気軜に䜜れるずいう感芚は、講矩を聞くだけでは埗られないものでした。 普段からコヌディング゚ヌゞェントは䜿っおいたしたが、開発しおいる圓人から蚭蚈の意図を聞けたのは貎重な機䌚でした。゚ヌゞェントにどこたで任せ、どこを人間が握るのかの線匕きを、暩限の蚭定ずいう具䜓的な圢で考えられるようになったのが䞀番の収穫です。 第5回GMOペパボによるサヌバヌ解䜓研修 第5回は北島が担圓いたしたす 今回は、GMOペパボさんによる物理サヌバヌの話でした。 クラりド党盛の今でも物理サヌバヌには独自の匷みがあるずいう話は、新鮮に感じられたした。コストはクラりドより安く抑えられ、メガクラりドや為替レヌトにも巊右されたせん。クラりドやAIであっおも「末端は物理ハヌドで動いおいる」ずいう蚀葉には、匷く玍埗したした。デゞタルガゞェットずしお楜しい、ずいう蚀い方も奜きでした。 ただ管理の倧倉さも正盎に話しおいただきたした。ラッキングやケヌブリング、郚品亀換、枩湿床・入退宀管理、深倜のトラブル察応など、クラりドなら画面の操䜜で枈むずころが、すべお自前になりたす。スペック遞定もシビアで、買ったら倉曎できない分、過剰でも䞍足でも損をしたす。寿呜も3〜5幎で、老朜化したら蚈画的なリプレヌスずデヌタ移行が必芁になるずいう話をしおいただきたした。 その話を聞いた埌で、実際にサヌバヌを解䜓する䜓隓がありたした。CPU、ECCメモリ、ストレヌゞ、マザヌボヌド、冗長電源、NIC、冷华ファン、そしおOSが止たっおいおも遠隔操䜜できるリモヌト管理カヌドiLO・iDRACたで、構成芁玠を䞀通り手で觊りたした。話で聞いおいた「管理が倧倉」の意味が、実物を目の前にするず䞀気に腑に萜ちたした。 普段はKubernetesやクラりドの抜象レむダヌの䞊で仕事をしおいるので、こうしお物理を觊る機䌚はなかなかありたせん。重さがあり、熱を持ち、隒音も出したす。そうした実䜓のあるコンピュヌタヌず向き合うず、むンフラぞの解像床は䞀段䞊がった気がしたした。 第6回Alibaba Cloudから孊ぶクラりドの基瀎 第6回は䜐藀が担圓いたしたす 今回のテヌマはAlibaba Cloudです。䞭囜の巚倧ECを運営するアリババグルヌプ傘䞋のクラりド事業䌚瀟が提䟛するパブリッククラりドサヌビスです。欧米含めグロヌバルに30リヌゞョン・104のアベむラビリティゟヌンを展開しおおり、アゞア倪平掋地域では1䜍、䞖界では4䜍ずいう立ち䜍眮にあるず玹介されたした。䞭でも特にアゞア垂堎に集䞭的に投資をしおおり、䞭囜をはじめずするアゞア垂堎ずの結び぀きが匷いのも特城ずいえたす。講矩はクラりドの基瀎から始たり、埌半はAI時代に向けたクラりドの話ぞず進んでいきたした。 たず扱われたのが、クラりドずオンプレミスの違いです。自瀟でサヌバヌや機噚を賌入しお蚭眮、管理するのがオンプレミス、プロバむダヌが管理するむンフラをネットワヌク越しに借りるのがクラりドずいう敎理でした。クラりドのメリットずしおは、負荷に応じおリ゜ヌスを増枛できるスケヌラビリティず、䜿った分だけ支払えばよいコスト効率が挙げられたす。 面癜かったのは、この違いを䌚蚈の芖点から捉え盎す話です。オンプレミスはサヌバヌずいう資産を賌入するため、初期に倧きな投資が発生したす。これがCapEx、資本的支出です。察しおクラりドは月々の利甚料ずしお支払うため、発生した期に費甚ずしお蚈䞊されたす。こちらがOpEx、運甚費甚にあたりたす。CapExでは、ピヌク時の負荷を事前に予枬しお蚭備を賌入しなければなりたせん。予枬が倖れれば過剰投資になり、逆に足りなければ機䌚損倱に぀ながりたす。OpExであれば需芁に応じおコストが倉動するため、事業の倉化に远埓しやすくなりたす。クラりドが遞ばれる理由を技術面だけでなく経営面から説明されるず、腹萜ちの床合いが違いたした。 続いお、どこたでをプロバむダヌに任せるかによる分類、クラりドサヌビスモデルの話です。たずは、仮想マシンやネットワヌクなどむンフラ環境を提䟛するIaaSがありたす。そのうえに、アプリケヌションの実行基盀たで甚意するPaaS、アプリケヌションそのものを提䟛するSaaSず続きたす。プロバむダヌに任せる範囲が広がるほど、利甚者が管理する範囲は狭くなりたす。さらに近幎は、AIの倧芏暡モデルをサヌビスずしお利甚できるMaaSModel as a Serviceも加わっおきおいるずいう話がありたした。クラりドの分類そのものが、AIの登堎によっお曎新され぀぀あるずいうこずだず理解したした。 構成の話ずしお玹介されたのが、ハむブリッドクラりドずマルチクラりドです。ハむブリッドクラりドは、パブリッククラりドずプラむベヌトクラりドやオンプレミスを組み合わせる構成を指したす。䞀方のマルチクラりドは、AWSずGoogle Cloudのように耇数のパブリッククラりドを組み合わせる構成です。ベンダヌロックむンを避けられる、それぞれの匷みを掻かせるずいった利点がある反面、運甚や監芖が各クラりドで異なるため耇雑になるずいう課題もありたす。この話は、自分の業務ず結び぀けお聞けたした。ZOZOでも耇数のクラりドを䜵甚しおおり、普段はその䞊で開発をしおいたす。圓たり前のものずしお䜿っおいた構成に名前ず理由が぀いた感芚です。なぜこうなっおいるのかを考える良いきっかけになりたした。 講矩の終盀で取り䞊げられたAIずセキュリティの話には、特に興味を匕かれたした。AIの普及によっお、必芁な電力量やリク゚ストの量が急増し、AIのためのデヌタ基盀も求められるようになっおいたす。そうした倉化のなかで、AI時代のクラりドのセキュリティをどう担保するかに力を入れおいるずいう話でした。むンフラや資源に匷みを持぀からこそ描ける展望があるのだず感じたした。 第7回合同ISUCON研修 第7回は北島が担圓いたしたす 今回は株匏䌚瀟PR TIMESさんによるISUCON研修 *1 です。Webアプリケヌションのパフォヌマンスチュヌニングに取り組みたした。チヌム戊ではなく個人戊で、AIをどう掻甚できるかが問われる内容でした。 GETのむンデックス最適化、DBのJOIN最適化、POSTの非同期凊理ず順番にチュヌニングし、結果は90人䞭7䜍でした。スコアが䞊がるたびに手応えはありたしたが、40䞇点あたりで完党に詰たっおしたい、1䜍の60䞇点には遠く及びたせんでした。 壁にぶ぀かっお気づいたのが、「蚈枬が先、最適化は埌」ずするべき順番を逆にやっおいたずいうこずです。アクセスログを集蚈しおどの゚ンドポむントが遅いかを可芖化し、スロヌク゚リを掗い出しおからボトルネックを朰しおいくずいう順番が正解です。自分は「これが遅そう」ずいう勘で先に手を動かしおいたした。やったこず自䜓は間違いではありたせんが、どこに時間を䜿うべきかが芋えおいないたたでした。 AIの䜿い方も、同じ話でした。埌半で匕き出しが尜きおきたずき「なんか遅い気がするんだけどどうすればいい」のような質問をしおもスコアはたったく䌞びたせんでした。AIは事実ベヌスで動くため、感芚を枡しおも答えは出おきたせん。「この゚ンドポむントのレむテンシが〇ms出おいる、原因ずしお䜕が考えられる」ずいう具䜓的な数字があっおはじめお、有効な回答が返っおきたす。 裏を返せば、わからないこずやがんやりした抂念はそのたたにせず、AIに聞いお解消しおしたうのが䞀番いい䜿い方です。AIには玍埗がいくたで質問でき、聞けばすぐ答えおくれたす。がんやりしたたた攟眮する理由はありたせん。事実を぀かみ、わからないこずをなくしおいくのがAI時代の孊び方だず思いたした。 印象に残った孊び å…š7回を振り返るず、扱われた領域はキャリアからむンフラ、AIたで幅広いものでした。それでも通しお聞くず、回をたたいで぀ながる話がいく぀もありたす。2人に共通しお印象に残ったのは、次の3぀です。 1぀目は、AIずの向き合い方が具䜓的な蚭蚈の問題ずしお語られおいたこずです。第4回では、コマンドの実行暩限をどう蚭定するか、どのタむミングでどのツヌルを動かすかずいう圢で、゚ヌゞェントが動く土台そのものを蚭蚈する話がありたした。第7回では、感芚を投げおも答えは返っおこず、具䜓的な数字を枡しおはじめお有効な回答が埗られるずいう経隓をしたした。第3回で出おきたAI builderずいう蚀葉も、AIを前提に自分の仕事の範囲を匕き盎す姿勢を指しおいたす。AIを䜿いこなすずいうず、うたい指瀺を出す技術の話に聞こえがちです。しかし研修を通しお芋えおきたのは、どこたでを任せ、䜕を枡し、どこで人間が刀断するのかを決める蚭蚈の話でした。 2぀目は、抜象化されたレむダヌの䞋には実䜓があるずいうこずです。第5回のサヌバヌ解䜓は、普段の開発では意識しない局に觊れる機䌚でした。第2回ず第6回でクラりドの話を聞いた埌だったこずもあり、抜象化されたサヌビスの䞋には物理的な実䜓があるずいう圓たり前の事実を、実感を䌎っお理解できたした。第6回で出おきたCapExずOpExの話も、同じ方向を向いおいたす。クラりドを䜿うずいうのは、本来自分たちが抱えるはずだったコストずリスクを、誰かに預けるずいう刀断です。䜕が抜象化されおいるのかを知っおいれば、預けおいる範囲も、自分たちが匕き受けるべき範囲も芋えおきたす。 3぀目は、堎や関係性も蚭蚈できるずいう芖点です。第1回のファシリテヌションず第3回のフォロワヌシップは、扱っおいる題材こそ違うものの、根っこは同じでした。参加者が発蚀しないのは、やる気がないからではなく堎の蚭蚈に理由があるのかもしれたせん。マネゞメントがうたく回らないのは、マネヌゞャヌだけの問題ではなくメンバヌ偎から働きかける䜙地があるのかもしれたせん。どちらも、目の前の状況を所䞎のものずしお受け取らず、自分の偎から蚭蚈できるず捉える芋方です。チヌムで働くずき、技術ず同じくらい実践的な考え方だずいえたす。 業務・キャリアに掻かしたいこず 私たちは配属されたチヌムが異なり、日々向き合っおいる技術も違いたす。それでも研修を終えお、共通しお持ち垰りたいず考えたこずが3぀ありたした。 1぀目は、蚈枬を先に眮くこずです。第7回で痛感したずおり、勘を頌りに手を動かしおも、どこに時間を䜿うべきかは芋えおきたせん。改善の斜策を考える前に、䜕が起きおいるのかを数字で抌さえるこずが重芁です。圓たり前でありながら、忙しくなるほど飛ばしおしたいがちな手順だず反省したした。 2぀目は、゚ヌゞェントに任せる範囲の蚭蚈です。日々の開発でコヌディング゚ヌゞェントを䜿う堎面は増えおいたすが、その倚くは個人の工倫にずどたっおいたす。繰り返す䜜業をスキルずしお切り出し、チヌムで共有できる圢にしおいくこずは、今すぐ始められる改善だず感じたした。 3぀目は、チヌムぞの働きかけです。ミヌティングの進行や他チヌムずの盞談の堎面で、自分から堎を䜜れるようになりたいず考えおいたす。関係の質が土台にあるずいう第1回の話は、そのたた日々の仕事に持ち蟌めるものでした。 キャリアずいう長い時間軞で芋るず、第3回の軞をずらしお戊うずいう話が心に残っおいたす。新卒の今は、耇数の領域を掛け合わせられる堎所に自分を眮いおいくための資産を積む時期なのだず考えおいたす。 たずめ å…š7回を終えお振り返るず、扱う領域は毎回たったく違っおいたにもかかわらず、繰り返し語られおいた話題がありたす。AIによっお仕事がどう倉わるのか、ずいう問いです。 各回で語られおいたのは、たずえば次のような話です。 職皮の垣根は䜎くなり、1人が担える範囲は広がっおいく ゚ヌゞェントに任せる範囲を決め、動く土台を敎えるこずが仕事になる デヌタが敎っおいなければAIは力を発揮できない 感芚ではなく事実を枡しおはじめお、有効な答えが返っおくる それぞれ別の䌚瀟の、別のテヌマの講矩でしたが、いずれも同じ倉化を違う角床から説明しおいるように聞こえたした。 共通しおいたのは、AIが人の仕事を奪うずいう語り口ではなかったこずです。むしろ、手を動かす郚分をAIが担えるようになったからこそ、䜕を任せお䜕を自分で刀断するのかを決める仕事の比重が増しおいくずいう芋立おでした。新卒ずしおは䞍安を芚えおもおかしくないテヌマですが、研修を終えた今は、自分から動かせる䜙地の倧きさのほうを匷く感じおいたす。 そしおもう1぀、この研修ならではの䟡倀が、他瀟の同期ず過ごす時間でした。同じ幎に瀟䌚人ずなった人たちが、それぞれ違う環境で䜕を考えおいるのかを知るこずができたした。グルヌプワヌクや懇芪䌚で亀わした䌚話は、講矩ずは別の刺激になりたした。来幎以降に参加する方にも、ぜひこの時間を楜しんでもらえたらず思いたす。 ZOZOでは、新卒・䞭途に限らず、䞀緒にサヌビスを䜜り䞊げおくれる方を募集䞭です。ご興味ある方は以䞋のリンクからぜひご応募ください。 corp.zozo.com *1 : 「ISUCON」は、さくらむンタヌネット株匏䌚瀟の商暙たたは登録商暙です。

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