株式会社スタメン の技術ブログ

社内勉強会の運用を変えてみて半年たったので振り返り

はじめに こんにちは。スタメンでバックエンドの開発をしております、河井です。 今回の記事では、毎月開催されている社内勉強会について、運営方法を変えてみたこととその振り返りについて書いてみます。 背景 スタメンでは、毎月業務時間内に社内勉強会を開催しています。 今年の6月に運用を変えてみたのですが、それまでは社内勉強会の主催者は明確に決まっ

Railsエンジニアがフロントエンド開発に入門してみた

スタメンでエンジニアをしている 田中 です。 普段はRailsエンジニアとしてTUNAGの機能改善を行なっていますが、以前から挑戦したかったフロントエンド開発の機会をいただけたので、今回はフロントエンド開発に入門してみた感想を記述します。 フロントエンド開発環境 はじめに、スタメンのフロントエンド開発環境について説明します。 スタメンのエンジニアが作っ

AWS re:invent 2019 に初参加してきました!

スタメン エンジニアの松谷( @uuushiro )です。 2019年12月01日(日)〜12月06日(金)に AWS 最大のカンファレンス AWS re:invent 2019 がラスベガスで開催されました。 AWS Summit Tokyo 2019 の Startup Architecture Of The Year で スタメンがグランプリを獲得したとき の副賞として re:invent のペアチケットを頂いたので、CTOの小林と2人で初参加してきました! 目的 re:inventの予定を組む前に、 AWS re:Invent

AWS Amplify ✕ AppSync でアプリを公開する

こんにちは。フロントエンドエンジニアの渡邉です。 先日参加した勉強会で AWS AmplifyについてのLTを聞き、興味が湧いたので、実際に使ってみました。 その詳しい内容と感じたことについて紹介します。 目次 Amplifyとは Amplifyによる公開 セットアップ 実装 Webアプリを公開 AppSyncとは AppSync導入 queries mutations おわりに Amplifyとは AWS を使用したスケーラブルなモバイルアプ

Android Dev Summit 2019 報告会でLT登壇してきました

はじめまして、9月からスタメンにJoinさせていただいた @sokume です。 入社して数ヶ月ですが、熱い仲間たちとわくわくした日々を過ごしています。 今回は、スタメン本社のある名古屋ではなく、大阪で開催された Android Dev Summit 2019報告会 にLT登壇させて頂いたので、その話をさせていただきます。 Android Dev Summit '19 Android Dev Summit は Google が開催する Android 開発者のための

Rails/Deviseを利用した認証を Amazon Cognito 認証に委譲する

スタメン エンジニアの松谷( @uuushiro )です。 Rails アプリケーションにおいて認証機能にDeviseが利用されるケースは多いと思いますが、サービスの特性次第で メールアドレスをIDとした認証だけでなく、携帯電話番号をIDとした SMS認証、外部ソーシャルID連携や SAML 認証、MFA設定など多様な認証機能に対応する必要があります。その際にDeviseにモジュールを追加したりカスタ

モバイルアプリエンジニアによる最近の登壇レポート

こんにちは。スタメンで iOS / Android アプリを開発している @temoki です。最近、社内のモバイルアプリエンジニア体制も強化され、チームでの開発ができるようになってきました。弊社の TUNAG アプリの改善も加速していますので、今後にご期待ください! さて、先月にこのブログにて iOSDC Japan 2019 での登壇 について投稿しましたが、弊社アプリエンジニアによる外部での

Ruby から Firebase Cloud Messaging を利用してプッシュ通知を配信する

こんにちは。スタメンで主にバックエンドの開発を担当しています、河井です。 この度 Firebase Cloud Messaging (以下 FCM)を使ってプッシュ通知機能を実装したのですが、具体的な実装まで踏み込んだ情報があまりなかったのでまとめようと思います。 FCM 選定の背景 世の中にプッシュ通知のサービスは多くあり、ユーザーをセグメントに分割して一斉に送信したり、配信後

Adobe XDで爆速作業するためのかんたんなTips

スタメンのデザイナーの ( @kiyoshifuwa )です。 先日、 Adobe XD ユーザーグループ名古屋 vol.3 にて、XDの作業スピードアップについてのライトニング トーク を行いました。 そこでお話しした、いくつかのかんたんなTipsをご紹介します。 その1.便利なものは使い倒す 自分は計算しない!「四則演算機能」 数値フィールドに計算式を入力すると、計算結果がフィールドに入り

LaMetric Timeを使って可視化・可聴化!

はじめに スタメンでエンジニアをしている 田中 です。趣味でIoTの開発をやっていて、特に環境のセンシングや情報の可視化に興味・関心があり、自宅では 二酸化炭素 濃度の計測・グラフ化をしています。 本記事では、スタメンで運用しているLaMetric Timeとその運用方法についてご紹介したいと思います。 LaMetric Timeとは Wi-Fi 経由で様々なデ バイス やサービスと連携で

iOSDC Japan 2019 で登壇して得たもの

こんにちは!スタメンで iOS / Android アプリ開発 を担当している @temoki です。 前回の 投稿 にて告知しましたとおり、日本最大級の iOS アプリ開発 者向けカンファレンス iOSDC Japan 2019 で登壇してきました! カンファレンスそのものも大変素晴らしいものでしたが、登壇することで得られるものはさらに大きかったので、登壇にいたるきっかけから登壇後までをブログに記録

iOSDC Japan 2019 にスタメンのエンジニアが登壇します!

こんにちは!スタメンで iOS / Android アプリ開発 を担当している @temoki です。 いよいよ明日から iOS アプリ開発 者向けカンファレンス iOSDC Japan 2019 が開催されますね!今年の iOSDC ではなんとスタメンのエンジニアも登壇します!(私 🙋🏻‍♂️ です) この一週間くらいで 事前ブログ が盛り上がっているので、それに乗っかって私の登壇内容を簡単に

Amazon Rekognition を使って個人検出器をつくってみた

はじめに こんにちは、バックエンドチームの河井です。 スタメンでは TUNAG という社内 SNS を開発・運用しています。 SNS としての基本的な機能はそろっていますので、各ユーザーは プロフィール画像 を登録できるし、投稿には画像を添付することができます。 ですので、例えば プロフィール画像 を元に、そのユーザーの写っている画像を振り返れたら楽しそうだなー

【React】ErrorBoundary × Bugsnagによるエラー対応

こんにちは。スタメン エンジニアのミツモトです。 スタメンで開発しているサービス TUNAG では、JSの フレームワーク として部分的にReactを採用しています。 最近、Reactのバージョンアップが行われ、それに伴いエラー対応を行ったので、 今回はその事についてご紹介させていただきます。 目次 はじめに ErrorBoundary ErrorBoundary × Bugsnag おわりに はじめに Reactのバージョン

Cloud Firestoreで既存機能の一部をリプレースしました

TL;DR こんにちは、スタメンの 津田 です。スタメンが提供しているサービス、TUNAGには、チャット機能があります。ブラウザベース、 Rails による REST API + Reactで構築されていたのですが、特にモバイルアプリケーションのユーザー体験を向上させたいということで、昨年末にモバイルアプリケーションチャット機能のネイティブ化と、それに伴うサーバー側の一部再構築を