Luup の技術ブログ

AppStoreConnectAPIを使ってXcode Cloudのビルドワークフローをトリガーする

この記事はLuup Advent Calendarの11日目の記事です。 こんにちは、iOSエンジニアの大瀧です。 今回はAppStoreConnectAPIを使ってXcode Cloudのビルドワークフローをトリガーする方法について書いていきます。 背景 LUUPのiOS開発ではCI/CDにXcode Cloudを活用しています。普段の開発でQAや動作確認をする際、ブランチ毎にTestflightへ配信することが多々あると思います。しかし、AppStoreConnectAP

データカタログをNotionからdbt docsに切り替えた話

これは Luup Advent Calendar 2023 の 10 日目の記事です。 こんにちは。Data Engineeringチームの河野(@matako1124) です! 去年の今頃にデータカタログにNotionを選択した理由という記事を書いたのですが、それを今年さらに進化させたよというお話をしたいと思います。 結論から言うと、Notionでの管理からdbt docsに切り替えを行い、Cloud RunでHostingするようにしました。 注意 執筆に当た

【回想】SPMでPreviewのLocalizeがぶっ壊れたのでなんとかした話

回想と書いているのは、この記事で紹介する問題がXcode15では既に解決されていて、アプローチが誰かの役にたつものではないからです。読み物としてお楽しみいただければ幸いです。 ※この記事は Luup Developers Advent Calendar の9日目の記事です。 こんにちは。はじめまして tarunonです。ご存知の方はお久しぶりです。1年ぶりのアウトプットです。本業ではソフトウェアエン

SLO習熟度調査の実施

これは Luup Advent Calendar 2023 の8日目の記事です。 はじめに 株式会社Luup SREチームに所属しています、ぐりもお(@gr1m0h)です。 今年も終わりが近づいてきましたね。さて、私は今年の9月にSRE NEXT 2023というイベントで登壇しました。 https://sre-next.dev/2023/schedule/#jp027 登壇内容に関するブログは以下です。 https://zenn.dev/luup_developers/articles/sre-grimoh-20231002 この中で "SLO習熟度調

GCEのインスタンスグループにおけるインスタンス自動再起動(再作成)スクリプトの実装例

こんにちは、Luup SREチームのにわです。 これは Luup Advent Calendar 2023 の 7 日目の記事です。 最初に GCEのインスタンスグループにおけるインスタンスの自動再作成をするスクリプトをCloud Functionsに実装し、一時期運用していました。こちらについて、注意点や工夫したことについて記載します。 役立つものは以下のとおりです。 気を付けること InstanceGroupManagersClient と Instanc

GitHub Actions でプルリクレビューを快適にする

概要 これは Luup Advent Calendar 2023 の 5 日目の記事です。 Luupのサーバーチームの渡部です。 GitHubでプルリクレビューを円滑にするためのGitHub Actionsの実装を紹介します。 はじめに 多くのチームがGitHubのプルリクエストテンプレートを活用し、レビュープロセスをスムーズに進めていますよね。 でも、せっかくのテンプレートも、いつしか面倒に感じて、デフォルトの内容

BigQuery で GA のテーブルをクラスタ化テーブルにしてコスト削減した話

概要 これは Luup Advent Calendar 2023 の 4 日目の記事です。 BigQuery のクエリコスト削減のために、Google Analytics のテーブルをクラスタ化テーブルにしたという内容です。 背景 こんにちは、データエンジニアリングチームの辻尾です。 データエンジニアリングチームは社員 2 名、業務委託 1 名の体制で回しており、私は業務委託として携わっています。 Luup では Data Warehouse に Bi

ユーザーコメントを Transform してビジネスに活かす Data Science

この記事は、Luup Advent Calendar の 2日目の記事です。 こんにちは、Data Scienceチームの長谷川(@chase0213)です。今回は、同チームインターン生の伊東さん(@RikuIto)と行ったユーザーコメントの分類についてお話します。 普段、Data Scienceチームでは、時系列データや地理空間情報に関する分析や研究開発を主として行っていますが、今回は少し主軸から外れたテーマでお話し

ここが辛いよIoT(仮)というタイトルで登壇してきました

※この記事はLuup Advent Calendarの1日目の記事です。 こんにちは。IoTチームの岡谷です。 この記事ではFindyさんのランチLTでIoT辛い話をしてきたので、その時の内容の紹介しようと思います。 仕事しながら把握したいという方はこちらからアーカイブ動画を確認できますので、こちらをどうぞ(Findyさんへのログインが必要です) 車両が多くてつらい話 スマホで完結するサービ

SRE NEXT 2023でSLOの開発組織とIoTへの導入についてお話ししました

株式会社Luup SREチームに所属しています、ぐりもお(@gr1m0h)です。 SRE Loungeの運営メンバーが主体となって運営している、 SRE NEXT 2023 という日本最大のSREのカンファレンスに登壇しました。今回は3回目の開催となります。 「電動マイクロモビリティのシェアサービス「LUUP」におけるEnabling SLOの実践」という題で、Luupの開発組織に対してSREチームがどのようにEnabling SRE、En

Luup Developers Blogの移行のお知らせとお願い

こんにちは、今回はお知らせです。 LuupのDevelopers Blogは、ZennのPublication機能を利用することに致しました。 Publication機能利用にあたっての背景は、LuupのDevelopers Blogを元々単一の会社としての個人アカウントで運営しており、個々人が寄稿者として投稿することできなかったのですが、今年(2023年)の初めからPublication機能がβ版として利用できることを知りそれを機に移行

IoT領域でのSLI/SLOの導入についてSRE NEXT 2023で話します

株式会社Luup SREチームに所属しています、ぐりもお(@gr1m0h)です。 この記事は、2023/09/29 に開催されるSRE NEXT 2023 での登壇内容の紹介です。 私は「電動マイクロモビリティのシェアサービス「LUUP」におけるEnabling SLOの実践」という題で、9/29 15:15 からTrack C で発表します。興味があればぜひ参加ください。 https://sre-next.dev/2023/schedule/#jp027 内容 SRE NEXT 2023のオフィシャルサイ

「法改正を乗り越えるiOSアプリのリリース戦略」というタイトルでiOSDC Japan 2023に登壇してきました

こんにちは、Luup iOSチームの茂呂(@slightair)です。 iOSDC Japan 2023 にて「法改正を乗り越えるiOSアプリのリリース戦略」というタイトルで、LUUP iOSアプリが法改正にどのように対応したのかという内容を発表してきました。 https://fortee.jp/iosdc-japan-2023/proposal/55dd365f-c0c1-4a1c-a58d-9ee3ef83b438 これまで自分は、iOSDCに様々な形で参加してきました。 一般参加者としてはもちろん、スピー

TerraformによるGitHub organization用GitHub actionsに必要となる権限について

こんにちは、Luup SREチームのにわです。 短めにGitHub Appsの権限とGitHub Actionにおける設定方法について記載します。 経緯 LuupではInfrastructure as Code (IaC)に取り組んでいます。その中で、GitHubのOraganizationもPRベースで管理したいという事になり、Terraformとtfactionで実装することにしました。 本題 その中で、tfactionで普段使っているGitHub Appとわけて、GitHubのOraganization用にアプリ

TerraformによるGitHub organization用GitHub actionsに必要となる権限について

こんにちは、Luup SREチームのにわです。 短めにGitHub Appsの権限とGitHub Actionにおける設定方法について記載します。 経緯 LuupではInfrastructure as Code (IaC)に取り組んでいます。その中で、GitHubのOraganizationもPRベースで管理したいという事になり、Terraformとtfactionで実装することにしました。 本題 その中で、tfactionで普段使っているGitHub Appとわけて、GitHubのOraganization用にアプリ