Luup の技術ブログ

try! Swift Tokyo 2024 に参加して来ました!

はじめに こんにちは、つぼやんです! iOSエンジニアとして、LUUP アプリを開発しています。 3/22〜24の3日間で開催された、try! Swift Tokyo に Luup の iOSエンジニア3人で参加して来ましたので、現地の様子・雰囲気をお伝えできればと思います! try! Swift Tokyo 2024 について try! Swiftは、Swiftを使った開発のコツや最新の事例を求めて世界中から開発者が集うカンファレンスです。

2023年の Luup 技術組織の現在地

※この記事は、Luup Advent Calendar 2023 の25日目(最終日)の記事です。 こんにちは、株式会社Luup CTO の岡田(@7omich)です。 2年目もお陰様で完走へ向かっている Advent Calendar ですが、私は今年も最終日の記事を担当することになりました。 今年はさらに多彩なメンバーによって、様々な領域での発信が24記事も揃っています。 事業づくりに全力を注ぎながらもこれだけの発信量を

OpenCVとTypeScriptの組み合わせで快適に開発するためにJupyter Notebookを使う

この記事は、 Luup Advent Calendar の24日目の記事です。 こんにちは、フリーランスでソフトウェアエンジニアをしているfuji44です。 最近は、LuupのServerチームでバックエンドエンジニアをしています。 今回は、OpenCVとTypeScriptの組み合わせで快適に開発するためにJupyter Notebookを使う方法についてまとめてみました。 はじめに 画像解析する際にOpenCVとJupyter Notebookを使い、ビジ

管理画面をNuxt2からNuxt3へ移行してみた感想

この記事は、Luup Advent Calendar 2023 の23日目の記事です。 はじめに こんにちは、Luupのサーバサイドチームに業務委託として参加しているsmithshiroです。 Luupの管理画面ではフロントサイドのフレームワークとしてNuxt.jsを採用してるのですが、Nuxt2のサポートが2024年6月30日(https://v2.nuxt.com/lts/) に切れてしまうので、この度Nuxt3へのバージョンアップを行いました。 この記事は、

インシデントマネジメントのこれまでとこれから

これは Luup Advent Calendar 2023 の22日目の記事です。 はじめに 株式会社Luup SREチームに所属しています、ぐりもお(@gr1m0h)です。 今年はLuupに転職し、主にSREとしてSLOの推進に携わり、2回の登壇を経て、完全にSLOの領域に身を置くようになりました。(Luupの外からもそのように見えていたと思います)しかし、実はSRE NEXT 2023以降は、インシデントマネジメントの整備に

Private RepositoryのRelease Assetsにアップロードした、XCFrameworkをより簡単に利用する

※この記事は Luup Developers Advent Calendar の21日目の記事です。 こんにちは。はじめまして。iOSエンジニアの山手です。本業では、公共交通系のiOSアプリの開発に携わりつつ、Luupでは、業務委託としてiOSアプリの機能改修や品質改善等のお手伝いをさせていただいています。 今回の記事は、Private RepositoryのRelease Assetsに対してXCFrameworkのzipファイルをアップロードし、PrivateなS

サッと SIM を調査するときに心がけている Tips

この記事は Luup Advent Calendar 2023 の 20 日目の記事です。 IoT チームの tseigo です。今回はサッと SIM を調査するときに心がけている Tips をいくつかまとめました。 IoT で SIM を試す機会は多い IoT に関する SIM は、データの送受信・SIM に絡んだ認証・デバイス自体の管理といった、いろいろな検証機会があります。もちろん IoT サービスを立ち上げてそのデバイスが普及をさせ

Developers BlogをZenn Publicationに移行した話

こんにちは、Luup SREチームのにわです。 これは Luup Advent Calendar 2023 の 19 日目の記事です。 最初に LuupのDevelopers BlogはこれまでZennでいう個のアカウントとして書いてきました。 そして、以下のような需要があり、Publicationへ移行することにしました。 Developers Blogの記事を個人のアカウントから発信したい 個人アカウントベースでも発信を積極的にしていってほしい 管理権

IoTのサーバー以外について語ってみる

※この記事はLuup Advent Calendarの18日目の記事です。 こんにちは。IoTチームの岡谷です。 12/1のAdvent Calendarの記事でIoT辛い話をしたのですが、そこから更に深堀りして、IoTに関係する要素について共有させて頂こうと思います。 要素が多くて辛い話からの引用 IoT辛い話で上記のスライドの絵を紹介させて頂きました 今日はSIMと車両について少しLuupがどうなっているかについ

電子ペーパーでデジタルアートフレームを作る

※この記事はLuup Advent Calendar 2023の 17 日目の記事です。 IoT チーム業務委託エンジニアの山口です。 電子ペーパーは表示の保持に電力を必要としない、とても省電力な表示デバイスです。発色の鮮やかさやリフレッシュレートは液晶ディスプレイに劣るものの、バックライトを使わない反射型表示で目に優しく、紙のように広い視野角を持つなど、優れた視認性が特徴です

AWS SQS + Lambda Triggerの導入でIoT端末のメッセージ処理を快適に

※この記事はLuup Advent Calendarの16日目の記事です。 こんにちは。IoTチームのYuxiです。 この記事ではメッセージが大量に飛び交うIoTシステムをより楽に処理できる技術、AWS SQS + Lambda Triggerをご紹介します。 IoTの通信メッセージ処理のアーキテクチャーの話 IoTシステムでは常に、IoT端末とサーバーの間に通信メッセージが飛び交っています。 システム規模によるさまざまな

アプリの地図上へたくさんのピンを描画する技術

※この記事は Luup Developers Advent Calendar 2023 の15日目の記事です。 はじめに こんにちは、Luup iOSチームの茂呂(@slightair)です。 今年は7月の道交法改正に向けて年初から慌ただしく動いてきました。 法改正への対応についてはiOSDC 2023で発表する機会をいただけたので、気になる方は発表報告記事[1]や資料をご覧ください。 法改正を乗り越えつつも、アプリの裏側では日々様々
API, iOS

Android GoogleMaps Polygon.hole を使うときは開ける穴同士を被せてはならない

こんにちは、Luup Androidチームの土谷です。 弊社のアプリでは、Maps SDK for Android を触ることが多いのですが、開発をしていて辛く感じることが多々あります。 今回はその中の1つ、GoogleMaps Polygon.holeの仕様ついてご紹介したいと思います。 事前準備 今回使うライブラリーです。 android-maps-compose GoogleMaps を追加して、グレーのポリゴンで地図を塗り潰す まずはマップを描画し

iPhone 15 Pro/Pro Max で発生する、近距離でカメラのフォーカスが合わない問題への対応

※この記事は Luup Developers Advent Calendar の13日目の記事です。 こんにちは、11月にLuupに入社したてほやほやのつぼやん(@tsuboyan5)です。iOSエンジニアとして、Software Developmentチームで楽しくLUUPアプリの開発に携わっています。 今回はカメラについての話題です。 カメラを扱っているiOSのアプリには広く影響している内容だと思いますので、ぜひご覧いただければと思います!

Luup Android Repositoryでモジュール分割を進めてみた。

こんにちは、Luupで業務委託をしているsyam(@arus4869)です。 今日は、Androidアプリの開発における重要な側面である「モジュール分割」について、Luupでモジュール分割を進めた経験を元にシェアしたいと思います。 Android開発に携わる方々へ、この記事が実際の開発で役立つ洞察を提供できれば幸いです。 はじめに 私が業務委託としてLuupに参画する以前から、Android Reposito