チューリング の技術ブログ
全107件
[Tips] LFTPによるデータ転送
2025/05/27
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はじめに Turingの基盤AIチームに業務委託として所属している東京科学大学(Institute of Science Tokyo)の藤井です。 本記事では、LLM(Large Language Models)やVLM(Vision Language Models)などの学習で利用するデータセットを複数のデータセンター間で並列転送する際に利用しているLFTPの使用方法について紹介します。AWS S3, GCSなどのCloud Service企業のストレージサービスを利用される場合は、aws
Webスケールの日本語-画像のインターリーブデータセット「MOMIJI」の構築 /巨大テキストデータをAWSで高速に処理するパイプライン
2025/05/20
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はじめに チューリング基盤AIチームの @stu3dio_graph です。 チューリングでは視覚と言語を統合的に理解できるAIを自動運転に応用するため,LLMを視覚モーダルに拡張したVision-Language モデル(VLM)「Heron」の開発に取り組んでいます。 チューリングは経済産業省およびNEDOが推進する日本の生成AIの開発力強化に向けたプロジェクト GENIAC第2期 に採択されました。GENIACでは,完
軽量な視覚言語モデル「Heron」のiOSアプリを公開しました
2025/05/13
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完全自動運転の実現を目指すTuringでは、Webスケールのデータセットで学習した大規模視覚言語モデル(VLM)の持つ「常識」を利用することで、幅広い状況に対応できる自動運転モデルの開発を実現できると考えています。 この目標のもと、基盤AIチームでは2023年から視覚言語モデル「Heron」の開発に取り組んできました。 https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1529946.html VLMを自動
日本語VLM「Heron-NVILA」公開 ─ Qwen2.5-VL-7B・Gemma3-12Bに匹敵する性能
2025/05/12
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はじめに チューリングの横井です。チューリングでは視覚と言語を統合的に理解できるAIを自動運転に応用するため、Vision Language モデル(VLM)「Heron」の開発に取り組んでいます。このたび、経済産業省およびNEDOが推進する日本の生成AIの開発力強化に向けたプロジェクト「GENIAC」第2期の支援のもと開発したVLM「Heron-NVILA」15B, 2B, 1B, 33Bを公開しました。 https://huggingface.co/t
自動運転データセットへのWebDatasetのIndexed Datasetの導入
2025/04/25
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はじめに こんにちは。Turing MLOpsチームの塚本です。 自動運転AIの性能を高めるには、モデルの改良だけでなくデータの量と質が何より重要です。Turingでは「データセントリックAI」の考え方のもと、1日あたり20TBを超える膨大なセンサーデータを活用し、大容量、高品質かつ多様性のある学習データセットの構築に取り組んでいます。 https://zenn.dev/turing_motors/articles/045fedc150
ABCI 生成AIハッカソンで日本語VLMを作成しました
2025/02/14
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はじめに 本記事ではABCI ハッカソンで実施した日本語 VLM(Vision-Language Model)作成の取り組みについて紹介します。ABCI 3.0を活用したVLMの学習に関する内容であり、以下の読者を想定しています。 ABCI ハッカソンの概要を知りたい方 ABCI 3.0でVLMの学習がどの程度高速化できたか知りたい方 ABCI 生成AIハッカソン ABCI 生成AIハッカソンは2025年2月4日から2月13日にかけて開催され
可変品質での圧縮を実現する画像トークナイザ「One-D-Piece」を公開しました
2025/01/22
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Turingの基盤AIチームの三輪です。 Turingで研究・開発した結果をまとめた「One-D-Piece: Image Tokenizer Meets Quality-Controllable Compression」という論文を公開したので、紹介します。 https://turingmotors.github.io/one-d-piece-tokenizer/ https://arxiv.org/abs/2501.10064 これは何? 「One-D-Piece」という新たな「画像トークナイザ」を提案しました。これによって256段階の可変品質で画像を圧縮し、Transforme
TypeScriptで作る自動運転UI
2025/01/08
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こんにちは!チューリングでソフトウェアエンジニアをしている太田です。 自動運転システムの開発を手がけるチューリングでは、大規模な GPU クラスタでトレーニングされたモデルが日々リリースされ、実車環境でのテストが行われています。 自動運転と聞くと、ハードウェア寄りの技術を連想するかもしれませんが、チューリングの自動運転開発においてWeb系の技術
オープンソースのロギング・可視化ツールRerunを使ってみよう
2024/12/18
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はじめに こんにちは、チューリング株式会社でソフトウェアエンジニアをしている矢部(和)です。 今回は、弊社内で最近よく利用されている便利な可視化ツール Rerun を紹介します。 前半はRerunの説明を、後半は実際に簡単なコードを書いてRerunを使ってみたいと思います。 この記事は、社内合宿のテックブログ作成チャレンジで弊社の嶋谷が執筆したRerun解説編を元に
チューリングの自動運転システム開発環境と、それを支える開発ツールたち
2024/12/16
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はじめに こんにちは。チューリングのDriving Softwareチームのマネージャーを務めている渡邉(@sangotaro)です。Driving Softwareチームは、チューリングの自動運転システムの開発を担当するチームで、自動運転AI以外の領域、例えばシステム制御やソフトウェアインフラの構築などを手掛けています。 先日、チームで栃木県の那須に開発合宿に行き、「約3時間でテックブログを
自動運転開発を始めたい人必見!MetaDriveでお手軽シミュレーション!
2024/12/13
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はじめに こんにちは!Turing株式会社のドライビングソフトウェアチームに所属している堀ノ内です! 今回は弊社で導入を検討している自動運転開発用シミュレータについてお話させて頂きます。以前のブログにて自動運転開発におけるシミュレータの必要性についても言及しておりますので合わせてご覧ください。 これまでTuringではCARLAというシミュレータを使っていた
Pythonのプロジェクト管理ツール uv のv0.5.3までの便利な機能 - dependencies編
2024/12/09
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Python Advent Calendar 2024の7日目です。 この記事ではuvについて、v0.5.3までのアップデートで個人的に便利だった機能を依存関係に焦点を当ててまとめました。 uvは高速なPythonパッケージとプロジェクト管理ツールです。2024年8月20日にuvのバージョンがv0.3.0にアップデートされて以来、広く使われるようになりました。 以前に以下の記事をまとめています。これからuvを使いた
vLLMで独自実装モデルを高速推論させる
2024/12/04
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はじめに チューリング生成AIチームの荒居です。 この記事は生成AIアドベントカレンダー2024の4日目の記事です。 この記事では、動画生成モデルを題材に、vLLMを用いて独自のマルチモーダルモデルを推論させる方法について解説します。vLLMはLLMの高速推論・サービングのライブラリで、LlamaやQwenなどの有名なモデルについてはサポートされているため非常に簡単に利用す
MPVの自動運転を実現する技術的課題
2024/11/25
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1. はじめに こんにちは。チューリングのDriving Software チームで車両制御の開発をしている相澤です。チューリングではTokyo30に向けて、E2E自動運転チームが車両の経路を直接出力するAIモデル(TD-1)を開発しています。一方で、実際にその経路に沿って車を動かす制御部分は、私たちDriving Software チームが開発しており、本記事では、その制御の概要と直面している課題につい
【日本語V&Lデータセット】The Cauldron JA, Wikipedia Vision JA を公開しました!
2024/09/18
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はじめに Turing の生成 AI チームでインターンをしている塩野 (@onely7_deep) です。 生成 AI チームでは、完全自動運転の実現に向けてマルチモーダル基盤モデルの開発に取り組んでいます。 本記事では、Turing からリリースされた盛り沢山な GENIAC の成果物 の中の1つである The Cauldron JA と Wikipedia Vision JA データセットを紹介します! The Cauldron JA データセット https://huggingface.co
