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AIがコードを書く時代、QAはどう変わるべきか? Claude Code、Devin、Cursorと ...
こんにちは、伊藤です。 佐賀大学では2000年より認証情報の統合を進めており、その成果を踏まえて2007年度から毎年統合認証に関するシンポジウムが開催されています。 統合認証シンポジウムURL: https://www.cc.saga-u.ac.jp/center/workshop/ias 2026年3月6日には「第18回 統合認証シンポジウム」が実施され、弊社エンジニアの服部が登壇しました。 昨年プレスリリースした、「SIOS Shibboleth IdP サービス」( https://sios.jp/products/it/auth/sios-ldp/ )の紹介とデモを行い、ご参加いただいた方々から多くのご質問をいただき、大きなご関心をお寄せいただきました。 ご登壇者 「紙の証明から、検証できる証明へ ― 日本におけるデジタル証明書の可能性」 鈴木彦文 様(国立情報学研究所) 紙の証明書を今後電子証明書に変換していく(デジタル化)際に、現状IdPが持ってる情報は少なく、別途提供手段が必要である課題があります。 NIIで標準のソリューションやIHV共通基盤を提供することで、各大学での導入ハードルを下げられるのではないかといった意見が出されました。 また、鈴木様は、デジタル化の推進にはDX(デジタルトランスフォーメーション)の観点が不可欠であり、関係者にその重要性を深く理解してほしいと訴えられていました。弊社としても、既存の認証基盤と新しいデジタル証明の橋渡しが今後の重要なテーマになると再認識しました。 「統合認証のクラウド化に向けた基礎情報整理のすすめ」 三島和宏 様(大阪教育大学) 大学の停電等でシステムを停止する際に統合認証は稼働させ続けたいという背景から、統合認証のクラウド化を進めたいというニーズが高まっています。今回の講演では、クラウド化を進める前に、まずは「学務・人事システム(情報源)→情報連結→ID管理→各連携システム」の流れの整理が必要であると主張されていました。 特に情報源の整理が重要であり、場所・自動化の可否・信頼性・手を加える必要性・いつ入力され入手できるかを整理した上で、ID管理へ連携する必要性を三島様ご自身の経験や学内環境の現状を踏まえて強調されていました。 各大学でクラウド化が進む中、クラウド化を単なるシステム移行ではなく、情報源の再評価の機会と捉える視点は、弊社のインテグレーション業務においても非常に共感できるポイントでした。 「マイナンバーカードを活用した証明書発行システムの認証について」 大林正人 様(NTT西日本株式会社ビジネス営業本部エンタープライズビジネス営業部文教営業部) マイナンバーカード認証を用いて大学の証明書を発行するソリューションの紹介と、その利点について述べられていました。 デジタル庁提供のデジタル認証アプリ(既存機能の活用)でマイナンバーを使用して認証することで、卒業後のアカウント申請が不要になり、在学中から卒業後まで同一人物であることを継続して保証できる点が強みとして挙げられていました。 マイナンバーカードの活用によるライフサイクルを通じた本人保証は、これからの大学のアイデンティティ管理における新しいスタンダードになる可能性を感じます。 「学生生活とマイナンバーカード: 様々な利用シナリオ」 佐藤周行 様(国立情報学研究所) National IDとしてのマイナンバーカードの民間利用促進に対し、大学としてどう向き合うべきかのプランが示されました。例として、東京大学では認証器のre-binding(再紐付け)時の当人確認にマイナンバーカードを利用するケースが紹介されました。 National IDは利便性に優れる一方で、現状ではプライバシーリスクの評価や信頼性の担保が必要といった意見も出ていました。 また、現状のマイナンバーは日本国内でしか通用しないため、海外でも通用するような枠組みも検討していく必要があると問題提起され、利用者が選択でき、各サービスでNational IDを受け入れられる形が理想であるという意見も出ておりました。 利便性とプライバシーのバランス、そして国際的な相互運用の課題は、IdPサービスを提供する弊社にとっても常に注視していくべき領域です。 「AXIOLEパスキー版の実装について」 上田秋成 様(株式会社ネットスプリング) ユーザ管理も行える認証アプライアンス「AXIOLE」が、今年で20周年を迎えたとのことです。昨年リリースされた同製品の「パスキー認証機能」とその特長についてご紹介いただきました。 パスキー認証機能により、ログインIDやパスワードの入力が不要になります。パスワードレス認証の普及はユーザビリティとセキュリティの両立において急務であり、アプライアンス製品におけるパスキー対応の広がりは、認証業界全体にとって大変喜ばしい潮流だと感じました。 「SIOS Shibboleth IdPサービスが実現する、持続可能な認証基盤の最適解」 服部祥大(サイオステクノロジー株式会社) 弊社で昨年プレスリリースした、「SIOS Shibboleth IdPサービス」を紹介しました。Azure基盤を活用し、Shibboleth IdPの運用管理を大幅に簡略化したソリューションとなっております。本ソリューションの詳細につきましては、後日別の記事やYouTubeでの紹介を予定しております。 まとめ 今回の統合認証シンポジウムでは、学認からマイナンバーカードの最新の活用事例まで幅広い題材の講演があり、終始学ぶことが多く大変有意義な時間となりました。 また講演終了後には情報交換会が行われました。大学のシステムご担当者様や統合認証ソリューションの開発企業など、多くの方々と直接交流することができ、貴重な意見交換の場となりました。 今回の経験でさらに広がった知見を、今後の弊社の製品開発やサポート活動にしっかりと活かしていきたいと感じています。 関係者の皆様、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。 関連記事 参考 第17回 統合認証シンポジウムで登壇しました SIOS Tech Lab 参考 第12回 統合認証シンポジウムで登壇しました SIOS Tech Lab ご覧いただきありがとうございます! この投稿はお役に立ちましたか? 役に立った 役に立たなかった 0人がこの投稿は役に立ったと言っています。 The post 第18回 統合認証シンポジウムに参加しました first appeared on SIOS Tech Lab .
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