NTTコミュニケーションズ の技術ブログ

NTTコミュニケーションズのソフトウェアエンジニア向け研修内容・資料を公開します

こんにちは、 SkyWay の開発・運用をしている岩瀬( @iwashi86 )です。 今回の記事では、弊社の研修内容の一部を公開します。 研修の狙い 毎年200名超の社員がNTTコミュニケーションズグループに入社しています。 入社いただいた社員の中には、もともと高い技術力を持っている社員も多くいます。 今年度より、ソフトウェアエンジニアリングのスキルの高い社員(今回は35

アジャイルな開発・コミュニケーションを促進する新オフィスを作りました - Lean Agile Base

こんにちは、 SkyWay のエンジニアの岩瀬( @iwashi86 )です。 NTTコミュニケーションズに新しい拠点が完成しました。名前は Lean Agile Base (略して LAB) と言います。 本記事では、 LABの概要・狙い どうやって作り上げていったのか? の2点を紹介いたします。 概要 まずはどんな感じか見ていただくのが早いので、いくつか新オフィスの写真を載せておきます。 複数人でモブプロ

ネットワークサービス部 初開発合宿開催!!

ネットワークサービス部 初開発合宿開催!! こんにちは。ネットワークサービス部テクノロジー部門の嶋です。そろそろ暖かくなってきた先月、2月25~2月27日にかけて、ネットワークサービス部テクノロジー部門のエンジニアが集まって、伊東温泉(静岡県)で開発合宿を行いました。今回はその様子をお伝えします。 開発合宿を行ったきっかけ 先日、ComCTFが開催され

NTT Com Tech Night #1を開催しました! (レポート)

NTT Com Tech Night #1を開催しました! (レポート) こんにちは、クラウドサービス部の堀内です。 普段は、Enterprise Cloud 2.0のベアメタルサーバー・専用ハイパーバイザーの開発をしています。 2018/12/18(木)に、NTT Com Tech Night #1を開催したので、その様子をお届けします。 NTT Com Tech Nightとは? 社内のエンジニアが集って、ビールを片手に技術を語り合う夜会です。 業務や趣味で技術

TAKAKING22さんによるモブプログラミングワークショップが開催されました!(レポート)

楽天の及部さん(@TAKAKING22)さんに、モブプログラミングの1日ワークショップを、2018/9/20(木)に開催していただきました! モブプログラミングとは? モブプログラミングとは、シンプルにチーム全員で、同じ仕事を、同じ時間に、同じ場所で、同じコンピュータでプログラミングすることです。 元々はHunter Industries社が始めた開発手法で、日本でも徐々に広がり始めていま

60回を超える社内勉強会の紹介と、LINE横道氏の最新回レポート

本記事前半では、4年を越えて継続的に開催している社内ランチ勉強会であるTechLunchを紹介します。後半では、TechLunchの最新回について紹介いたします。 社内勉強会 / TechLunchとは NTTコミュニケーションズではランチを食べながら、気軽に参加できる社内勉強会としてTechLunchを不定期開催しています。主に技術的なトピックを扱いますが、社内ハックのような裏話がトピッ

ryuzee氏・miholovesq氏によるスクラムブートキャンプが開催されました(レポート)

2018/6/25(月)に、吉羽龍太郎氏( @ryuzee )・永瀬美穂氏( @miholovesq )にお越しいただいて、1Dayスクラムブートキャンプ(ワークショップ)を開催していただきました! ワークショップ内容の詳細なレポートは、内容のネタバレになってしまいますので、本レポートでは序盤にワークショップ概要を述べ、主にブラックボックス的に、参加者がスクラムブートキャンプを通じて得た学

プロダクトオーナから見たSlack分報の価値

こんにちは、普段はSkyWayの開発・運用をしている岩瀬(@iwashi86)です。 前回の記事 では、マネージャから見た分報の価値について紹介しました。本記事では、前回記事で予告していたプロダクトオーナ 1 から見た分報の価値について紹介いたします。大きく以下の2つの価値について述べます。 短期的な視点: タスクの大変さを類推可能に 長期的な視点: スキル的に、メンタ

マネージャから見たSlack分報の価値

こんにちは、普段はSkyWayの開発・運用をしている岩瀬(@iwashi86)です。 先日、 後から気づいたSlackでの分報がもたらすメリット を掲載したところ、SkyWayチームの マネージャ および プロダクトオーナ から、「別のメリットもあるよ」とコメントをもらいました。面白い観点だと個人的に感じましたので、本記事ではまず マネージャから見た分報の価値 について紹介いたし

後から気づいたSlackでの分報がもたらすメリット

こんにちは、普段は SkyWay の開発・運用をしている岩瀬( @iwashi86 )です。 SkyWayチームでは、普段のコミュニケーションツールとしてSlackを活用しています。SkyWayチームでは、リモートワークを積極活用しているので、非同期で気軽に連絡が取れるSlackは重要なコミュニケーション基盤となっています。  Slackの使い方としては、いわゆる 分報 を導入しています。分報とは具

t_wadaさんによるTDDワークショップをより効果的に活用する方法

前回 に引き続き、和田 卓人(@t_wada)さんに、テスト駆動開発(Test Driven Development, 以下TDD)の1日ワークショップを2018/3/22(木)に開催していただきました! TDD ワークショップの開催概要などは前回の記事で述べているので、本記事では視点を変えて、TDDワークショップを活用するためにどのような準備/工夫をしたら良いか、という運営側視点での一風変わった内容を扱います。

APIを提供するサービス同士の連携に便利なサービスまとめ

Webサービスを多数使っていると、片方のサービスで変化があったら別なサービスに通知して欲しいと思うことはよくあります。Gmailで受信したら別なサービスに添付ファイルを転送して欲しいであったり、最近流行のスマートスピーカーと連携させるといった具合です。 そうした時に便利なのはこれから紹介する連携サービスです。それぞれ特徴がありますので、目的に

ネットワークもAPIで制御。SIM管理APIまとめ

モバイルネットワークはアプリ、IoTなど様々な分野において必須の技術となっています。今回はそんなモバイルネットワークを支えるSIMをAPIベースで操作できるサービスを紹介します。 Welcome | SORACOM Developers SORACOMはIoT用に最適なSIMを提供しており、APIベースで開設や停止、速度などを変更できるようになっています。企業内のIoT案件での利用はもちろん、自社サービスの

JSON Web Tokenを使っているサービスまとめ

JSON Web Tokenは署名されたJSONで、改変を防止できる仕組みになっています。さらにBASE64エンコードされていることで、URLセーフな仕組みです。 すでに多くのサービスで使われているJSON Web Tokenについて、明示的に紹介されているサイトについてリストアップしました。 JSON Web Token(JWT)の紹介とYahoo! JAPANにおけるJWTの活用 - Yahoo! JAPAN Tech Blog Yahoo! IDを使って認証を外部サービ

APIを利用したビジネスのリスク

先日、TwitterがAPI利用に対する締め付けを突然厳しくしました。元々規約にあった、複数のアプリケーションキーを一つのサービスで利用している問題に対するものですが、利用していないはずの開発者も凍結対象になってしまったようです。 よく知られたところではTogetterもその凍結対象になったサービスの一つで、数週間に渡ってアカウントが停止されていました(現