NTTドコモビジネス の技術ブログ

【社内サークル】ロボット部の極秘活動レポート ~ROSで始めるラジコン製作~

イントロダクション こんにちは、NTTコミュニケーションズ デジタル改革推進部 データドリブンマネジメント部門の有賀唯貴です! 現在、社内の同じ部署の浅野秀平さんと「でじかいロボット部」を立ち上げて同好会として非公式に活動しています! 今回は活動第一弾として、ROS(Robot Operating System)を使ったラジコン製作に取り組んだのでその内容を報告します。 ※ でじ

【IoT Connect Gateway】コンフィグマネージャーのご紹介

はじめまして、5G&IoTプラットフォーム部で、IoT Connect Gatewayの機能開発を担当している角田です。本日は、9月初旬に追加されたIoT Connect Gatewayの機能についてご紹介します。 IoTデバイス毎に異なる設定更新を遠隔で実現、運用コストを75%削減 追加された機能は、AWS S3互換のオブジェクトストレージへのデータ転送機能と、IoTデバイスのコンフィグ生成・更新を支援する
IoT

8年続く社内勉強会を続けていくために行っていること

みなさんこんにちは、社内のエンジニアが働きやすくすることを目標にする Engineer Empowerment プロジェクトの @Mahito です。 社内勉強会を始めたけれど長く続かないという話は時々、知人から聞いたり Twitter で見かけたりすることがあります。 今回は NTT Com で 2014 年から 8 年間続いている社内勉強会 TechLunch の運営を続ける際に行っていることについて書きたいと思います。

「業務で ISUCON することになった話」について Tech Night で発表しました

はじめに こんにちは、クラウド&ネットワークサービス部の福岡( @tkygtr6 )です。 普段は SDPF クラウドの IaaS である、ベアメタルサーバー・ハイパーバイザーサービス開発のソフトウェアエンジニアとして働いています。 先日 Tech Night で「業務で ISUCON することになった話 〜課金 API の高速化〜」と題して発表しましたので、その内容について簡単にかいつまんで紹介し

[Multi-AS Segment Routing 検証連載 #9] TI-LFA を用いた障害時の高速迂回

サマリ SR-MPLS L3VPN における TI-LFA を用いた障害時の高速迂回の実現 IOS XR + Junos の Multi-vendor 環境での動作検証 この記事は Multi-AS Segment Routing 検証連載の第 9 回です。目次は こちら 概要 イノベーションセンターの岩田です。 本記事では前回までに紹介してきた SR-MPLS L2/L3 VPN をサービスとして提供する際に欠かせない障害発生時の高速迂回手法についてご紹介します。 障害

[DevOpsプラットフォームの取り組み #7] 独自のKubernetesカスタムオペレーターを用いたCI/CDエンジン

DevOpsプラットフォームの取り組みを紹介する7回目の記事です。 Qmonus Value Stream 開発チームの奥井( @HirokiOkui )です。 連載第7回では、Qmonus Value Streamの中核を担うコンポーネントであるAssemblyLineについて深堀りします。 第2回 および 第6回 で解説したとおり、Qmonus Value Streamでは、AssemblyLineという独自のリソースを定義してCI/CDパイプラインを構成します。 AssemblyLineは、 Tekt

[Multi-AS Segment Routing 検証連載 #8] SR Policy の適用方法と活用

サマリ SR-MPLS で構成されたネットワークにおいて、Per-Flow Steering を実現 IOS XR + Junos の Multi-vendor 環境で、5-tuple と IP Precedence のそれぞれを条件とした Traffic Engineering (TE) の検証に成功 この記事は Multi-AS Segment Routing 検証連載の第 8 回です。目次は こちら 概要 イノベーションセンターの三島です。本記事では Per-Flow での SR Policy 適用手法を紹介します。 SR Policy の適用につ

サイバー脅威インテリジェンス(CTI)配信はじめました

はじめに イノベーションセンター Network Analytics for Security (以下、NA4Sec) プロジェクトリーダーの神田です。 NA4Secチームでは兄弟プロジェクトである Metemcyber ( @Metemcyber ) *1 と連携して、サイバー脅威インテリジェンス(以下、脅威インテリジェンス) *2 の配信をはじめました。 本記事ではこの取り組みについて、発案者であるチームメンバーの @strinsert1Na (以下、strins

[DevOpsプラットフォームの取り組み #6] CI/CDにおけるパラメータの課題とQmonus Value Streamの取り組み

DevOpsプラットフォームの取り組みを紹介する6回目の記事です。 Qmonus Value Stream 開発チームの奥井 ( @HirokiOkui ) です。 連載第6回では、パラメータを効率的に管理するためのQmonus Value Streamの取り組みについて紹介します。 第3回 で解説したとおり、Qmonus Value StreamではInfrastructure as Code(以後IaC)およびCI/CDパイプラインを記述するためにCUE言語を用いています。 CUE言語は洗練

[Multi-AS Segment Routing 検証連載 #7] Delay-Based TE

サマリ SR-MPLS で構成されたネットワークにおいて、リンクの遅延を測定し Delay-Based TE を実現 IOS XR + Junos の Multi-vendor 環境での動作検証 この記事は Multi-AS Segment Routing 検証連載の第 7 回です。目次は こちら 概要 イノベーションセンターの竹中です。本記事ではリンク遅延値を用いる Delay-Based TE について説明します。 Delay-Based TE は各リンクの遅延時間をメトリックとして

MMDeployでJetson AGX Orinの物体検出速度をAGX Xavierと比較してみた

目次 目次 はじめに MMDetectionとは MMDeployとは 実験内容 利用したモデル 計測結果 まとめ はじめに イノベーションセンターの加藤です。普段はコンピュータビジョンの技術開発やAI/MLシステムの検証に取り組んでいます。 今年登場したJetsonの最新版モデル「Jetson AGX Orin」は、前世代である「Jetson AGX Xavier」シリーズの最大8倍のパフォーマンス 1 、ビジョンや自然言語処理な

IoT Connect GatewayのSDP開発に迫る

目次 はじめに SDP開発とは SDP開発とは SSS/SDPフレームワーク ICGW-SDP基盤 全体構成 CI/CD ICGWの可視化 APIリクエスト数 リソース利用状況 おわりに はじめに こんにちは、5G & IoT部/IoTサービス部門のIoT Connect Gateway (ICGW)サービス開発チームの岩田です。 我々のチームでは2021年度下期に私の主導のもと、ICGWのSDP開発というものを行い、 Smart Data Platform (SDPF)ポータル対応 および

[Multi-AS Segment Routing 検証連載 #6] IGP Flexible Algorithm

サマリ Flexible Algorithm による VPN 経路の TE を実現 IOS XR + Junos の Multi-vendor 環境で動作検証に成功 この記事は Multi-AS SR 検証連載の第 6 回です。目次は こちら 概要 イノベーションセンターの田島です。 本記事では Flexible Algorithm を用いた Traffic Engineering について解説します。 Flexible Algorithm で計算された最適経路によって L3VPN の転送が行われる例や、トポロジーが変化して

GitHub Actions on AWS with CDK

はじめに こんにちは、イノベーションセンターの福田です。 今回、開発環境改善の取り組みとして GitHub Actions の self-hosted runners を AWS 上に構築しました。 この構築で得られた知見について共有します。 概要 GitHub Actions は GitHub で CI/CD を手軽に実現する機能です。 GitHub が提供している環境を利用して、 CI/CD のジョブを実行できます 1 。 一方で、ハードウェア等をカス

[DevOpsプラットフォームの取り組み #5] Cloud Native CI/CDを実現するTektonの紹介

はじめに DevOpsプラットフォームの取り組みを紹介する5回目の記事です。 Qmonus Value Stream 開発チームの杉野です。 連載第5回では、Qmonus Value StreamでCI/CD機能を実現するための要素技術として用いている、OSSのTektonについて紹介します。 これまでの記事をまだ見ていないという方は、Qmonus Value StreamというプラットフォームがどのようにTektonを利用しているかを 過去の記事 で