SCSKクラウドソリューション の技術ブログ

CatoクラウドのPoC(Proof of Concept)について

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/11付の記事です。 TechHarmony Advent Calendar 2023 の 11日目を担当します。 また、本日12月11日(月)から17日(日)まで 7日間連続 でCatoクラウドの記事を投稿しますので、ご期待ください。 それでは、Catoクラウドを検討される場合、ほぼ100%のお客様が実施されるPoCについて解説します。   PoC PoC(ピーオーシー、ポック) は「 Proof of Concept 」

Amazon VPC エンドポイントについて整理してみる

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/10付の記事です。 皆さんこんにちは。SCSKで飼育されているひつじです。 突然ですがエンドポイントちゃんと理解して使っていますか!? エンドポイントと聞いて私が思い出すのはヨーロッパに赴任していたころです。 ヨーロッパにはシェンゲン協定というものがあり、協定内の国家間の移動は入国審査などが免除されます。 日本の場合

Amazon Linux 2023 が AWS CloudShell に来たよ! さっそく深掘りしてみよう

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/9付の記事です。 どうも、CLI推進派の寺内です。 かねてよりAWSより周知 のあった、AWS CloudShell の Amazon Linux 2023 への変更が、ついに東京リージョンに来ました。12/4 から順次リリースということで、毎日チェックしていたのですが私が確認できたのは12/6の日本時間朝になります。 AWS CloudShell migrating from Amazon Linux 2 to Amazon Linux 2023 - AWS CloudShel
AWS, Linux, R

【入門】プライベートサブネットの Amazon EC2 インスタンスにセッションマネージャ経由でアクセスする

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/8付の記事です。 こんにちは、SCSK 浦野です。 気がついたら12月だね、と会話したと思ったら、その12月も1/3が過ぎてしまいました。 雪国で育ったためか、雪を見ないとなかなか冬という気分になれていない筆者です。 さて、検証などでプライベートサブネットに Amazon EC2 インスタンスを用意して AWS Systems Manager セッションマネージャ経由

CI/CD配下でネストされたスタックの子スタックに対して、変更セットを有効にするテクニック[AWS CodePipeline+AWS CloudFormation]

はじめに こんにちは。SCSKのふくちーぬです。 今回は、CI/CD配下でネストされた AWS CloudFormation スタックの子スタックに対して、変更状況が分かるような高度なテクニックをご紹介します。 実はCI/CD配下でネストされたスタックを採用した場合、AWS CodePipelineが子スタックの変更セットの状況まで面倒を見てくれません。つまり、親スタックの変更セットの状況しか分からな

【LifeKeeper】AWSにおける接続方式に迷ったら!

こんにちは、SCSKの前田です。 前回は池田さんから、AWSでは仮想IPアドレスが機能として提供されないことから、それに代わる2つの接続方式についてお伝えしました。 5回目の今回は、どんな構成でどちらの接続方式を選択すれば良いかについて前田がお伝えします。 2つの接続方式について、おさらいしたい方は以下のリンクからどうぞ! 【LifeKeeper】AWSでは仮想IPア

生成AI初心者がAmazon BedrockのKnowledge baseを使ってRAGを試してみた

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/7付の記事です。 こんにちは。SCSK石原です。 AWS re:Invent2023にて、 Amazon BedrockのKnowledge baseとAgentsがGA されたと発表がありました。今回はこのうちKnowledge baseを利用して、RAG(Retrieval Augment Generation)を試してみたいと思います。 RAGにより、データストアから情報を取得して大規模言語モデル (LLM) によって生成された応答を拡張することがで

Amazon EC2 インスタンス停止をいち早く通知メールでお知らせ!

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/6付の記事です。 こんにちは、SCSK 西山です。 前回に引き続き、AWS User Notifications を使ってみたシリーズとなります。   AWS IAM ルートユーザー宛の通知を AWS User Notifications を使用して複数メールアドレスへ送信してみた AWS User Notifications を使用して、AWS から IAM ルートユーザー宛に配信される通知を複数メールアドレスに送信する機能を
AWS

自動で Amazon API Gateway REST API 定義ファイルのバックアップを取得してみた

  本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/5付の記事です。 はじめに こんにちは。SCSKのふくちーぬです。 今回は、自動で Amazon API Gateway REST API 定義ファイルのバックアップを取得してみました。REST API には、API エンドポイントの情報を出力するエクスポート機能が備わっています。またエクスポート機能は、マネジメントコンソール・AWS CLIやSDKでサポートされています。 API
AWS

Datadog API を使って Amazon EC2 インスタンスのリソースデータを取得してみる

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/4付の記事です 。 こんにちは、SCSK北村です。 Amazon EC2 インスタンスのリソースデータを取得するために、Datadog API を使ってみました。 結論として、期間を指定してCPUの使用率データをCSVファイルで出力することができました。 今回は、備忘も兼ねてファイル出力までの流れをまとめたいと思います。 事前準備 実行環境は以下の通りです

Amazon CloudFrontのカスタムエラーレスポンスを使用したエラーページ設定

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/3付の記事です 。 こんにちは。SCSKの川原です。 皆さんは、ウェブサイトを訪れた際、期待したページが表示されずフラストレーションを感じたことがありませんか? 今回は、そんなネガティブな体験を改善するカスタムエラーページをAmazon CloudFrontのカスタムレスポンス機能を用いて設定する方法についてまとめてみました! Amazon CloudFro
AWS, CSS, UX

Google Cloud Next Tokyo ’23に参加してみた

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/2付の記事です。 こんにちは。SCSKの江木です。 Goolge Cloud Next Tokyo ’23に参加してきたので、イベントの内容と感想を投稿します。 Google Cloud Next Tokyo ’23とは? Google Cloud Next Tokyo ’23は2023年11月15日・16日に東京ビッグサイトで開催されたGoogle Cloudのカンファレンスイベントです。日本では4年ぶりの現地開催となりました。 本イベン

Amazon API Gateway と AWS Lambda 関数の CI/CD パイプラインをつくる [AWS SAM + AWS CloudFormation]

本記事は、 Japan AWS Ambassador Advent Calendar 2023 の 2023/12/2 付記事となります。 こんにちは、SCSK の広野です。 私は Amazon API Gateway と AWS Lambda 関数の CI/CD を学習する社内研修を開催しておりまして、研修用 CI/CD パイプラインを AWS Code シリーズのサービスと AWS SAM (Serverless Application Model)、AWS CloudFormation で作成しています。 本記事では、その環境を抜粋して AWS CloudFormation でデプ

PartyRockに料理レシピを提案してもらった

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/1付の記事です。 TechHarmony Advent Calendar 2023の1日目担当、MasedatiことMasedaです。よろしくお願いします。 さて、2023年11月16日、「PartyRock」なる楽しそうなサービスが発表されたのはご存じでしょうか。 Announcing PartyRock, an Amazon Bedrock Playground aws.amazon.com PartyRockとは、Amazon Bedrock Playgroundの一つで、生成AIアプリをノーコードで簡単に作成すること

Cato Client を用いた通信における MTU の調査

MTU とは MTU (Maximum Transmission Unit) は、ネットワーク上で一度に送信できるデータの最大サイズのことを指します。一般的なイーサネットの MTU は1500バイトであり、イーサネットでIP通信を行う場合、IPパケットの最大サイズは1500バイトということになります。これより大きなデータを送信したい場合は、複数のパケットに分割する必要があります。 MTU の値はネットワーク接