SCSKクラウドソリューション の技術ブログ

WHY SCSK? ~ なぜSCSKはLifeKeeperに強いのか?

SCSK LifeKeeper担当 池田です。 LifeKeeperを使ったHAクラスタシステムを構成したい時、皆さんは誰にお願いしますか? 社内の情報システム部、普段お世話になっているSIer、メーカーであるサイオステクノロジー社の公式サイトに掲載されているパートナー企業などいろいろあるかと思います。 数多ある選択肢のなかでも、SCSKがなぜLifeKeeperの構築に強く、そしてお客様に選

【Google Cloud】Generative AI Leader 受験後レポート

こんにちは。SCSKの山口です。 今回は、Google Cloud認定資格の受験レポート その②です。 はじめに 先日投稿した受験前レポートをまだご覧になっていない方はまずはこちらをご覧ください。 【Google Cloud】Generative AI Leader 受験前レポート Google CloudのGenerative AI Leader資格対策を徹底解説。試験ガイドに基づいた重要キーワード(ファインチューニング、RAGなど)と主要サービ

【ServiceNow】修復スクリプト(fix script)の基本

こんにちは SCSKの庄司です。 今回はServiceNowの修復スクリプト(Fix Script)について紹介していきます。 本記事は執筆時点(2025年9月)の情報になります。最新の内容は製品ドキュメントを参考にしてください。 修復スクリプト(Fix Script)とは Fix Script は、アプリのインストール/アップグレード後に走らせて、データや設定の補正・初期化・移行を行うためのサーバサイ

Microsoft AI Tour Osaka 2025 参加レポート

こんにちは。SCSKの清水です。 2025/9/10(水)に開催された「Microsoft AI Tour Osaka」に参加しましたので、その参加レポートを投稿します。本記事では、 基調講演の内容を中心に、イベントの雰囲気や得られた気づき をレポートしていきます。 はじめに イベント概要 Microsoft AI Tourは、世界各地で開催されているMicrosoft主催のAIイベントシリーズで、最新のAI技術や活用事例を紹介

Kiro と Claude Opus 4 が直接会話するための MCPサーバーを Specモード で作った

こんにちは。SCSK渡辺(大)です。 今年は秋らしい涼しさが続いて、とても過ごしやすいですね。 エアコンなしで快適に過ごせるようになりました。 作ったもの(作られたもの) Kiro から Claude Opus 4 と直接会話できる MCP サーバー を作りました。 たった  5 時間ほど で完成し、 Kiro の Specモード で開発が完結しました。 今回作成したMCPサーバーの使用にはBedrockモデルア

React アプリを code-server でローカル起動するときにハマった件

こんにちは、広野です。 IDE を AWS Cloud9 から code-server に切り替えている最中に長時間ハマったことがありまして。同じ事象でハマった人のために備忘録を残しておこうと思います。 環境 React 19.1.1 Vite 7.1.6 IDE は code-server アプリで使用するポートは 8080 とする 事象 code-server 上で React アプリを Vite で npm run dev したときに code-server の ポートフォワード URL が機能しない (404

AWS Lambda 関数のコードをインポート・エクスポートする方法

皆さんこんにちは。 秋といったら焼き芋。いとさんです。 さて今回Lambda関数のコードをインポート・エクスポートする方法をご紹介いたします。 はじめに コードの作成時にメモ帳などのテキストエディタを利用し、コピー&ペーストによるコード移行を行う際、まれにコンテキストエラーが発生する場合があります。このようなエラーは、意図しない文字列の変換や改

Kiroに自然言語で依頼するだけでAWSリソース一覧を取得することができる環境をつくってみた

こんにちは。SCSK渡辺(大)です。 今年は秋刀魚が非常に美味しいですね。 水揚げ量が昨年の2倍らしいので、まだまだ楽しめそうです。 何をつくったのか Kiroに自然言語で依頼するだけでAWSリソース一覧を取得することができる環境 をつくりました。 サンプル:実行画面   完了するとMarkdown形式のテキストファイルが出来上がります。   サンプル:IAMユーザーの一覧

code-server を nginx で HTTPS 化して Amazon Cognito で MFA 認証をさせる – 実装編

こんにちは、広野です。 AWS Cloud9 に代わる、使い勝手の良い IDE on AWS を作れないものか、、、日々模索しています。 今回は、 code-server を HTTPS 公開して MFA 認証を付ける構成の実装編として AWS CloudFormation テンプレートを紹介します。 前回の記事 背景やアーキテクチャ説明については、前回記事をご覧ください。   code-server を nginx で HTTPS 化して Amazon Cognito で MFA 認証

最新版 LifeKeeper for Linux リリースノートを読み解く:v9.9.1 の変更点がもたらすメリットと注意すべきポイント

こんにちは、SCSKの前田です。 今回は、LifeKeeper for Linux の最新機能を皆さまに知っていただきたく、最新バージョン 9.9.1 のリリースノートに記載されている新機能、バグ修正/機能強化、アップグレードの注意点等をご紹介します。 LifeKeeper for Linux v9.9.1 は本記事公開時点での最新バージョンとなります。 LifeKeeperとは?(おさらい) LifeKeeperは、ビジネスの継続性を支える

Ansibleを使用してNW機器設定を自動化する(PaloAlto-アドレス編②)

はじめに 当記事は、前回の記事「Ansibleを使用してNW機器設定を自動化する(PaloAlto-アドレス編①)」からの改善となります。 設定情報がベタ書きで使い勝手が悪い点 を 設定情報をまとめてINPUT(JSON)できる使い勝手の良い仕組みとしました!! これにより、Anibleとの連携ができるようになりますので、ご参考になれば幸いです。 ※前回記事: https://blog.usize-tech.com/an

HAクラスタウェア(フェイルオーバ型)の比較をしてみました

SCSK LifeKeeper担当 池田です。 HAクラスタウェアには、様々な製品が巷にあふれています。 その中からどの製品を選定したら良いかという点は、皆さんの悩みどころかと思います。 SCSKでは様々なHAクラスタウェアの構築実績がありますが、その豊富な経験をもとに、いくつかのHAクラスタウェア製品とLifeKeeperとの機能の比較をしてみようと思います。 HAクラス

code-server を nginx で HTTPS 化して Amazon Cognito で MFA 認証をさせる – アーキクチャ編

こんにちは、広野です。 AWS Cloud9 に代わる、使い勝手の良い IDE on AWS を作れないものか、、、日々模索しています。 今回は、 code-server を HTTPS 公開して MFA 認証を付ける構成を試してみました。まずはアーキテクチャを紹介します。実装は AWS CloudFormation でしており、別記事で紹介します。 背景 この構成を検討するにあたり、以下の状況がありました。 AWS Cloud9 のような W

cognito-at-edgeで特定のパスにのみ認証を設定

こんにちは、ひるたんぬです。 最近は自分が食べたいと思ったものを、レシピを参考に作ることにハマっています。 レシピを見る際に、必ず「○人前」と書かれていますが、あれは何を基準としているのでしょうか? 調べてみても具体的な基準などは見当たらないのですが、大体乾麺のパスタだと、80〜100gというレシピが多い印象です。 ※ ご存知の方がいらっしゃいま

【イベントレポート】Google Cloud Next Tokyo’25 ~生成AI活用のヒントを探る~

はじめに こんにちは。SCSKの末本です。 2025年8月5日、6日に東京ビッグサイトで開催された、Google Cloudが主催する日本最大のクラウドイベント「Google Cloud Next Tokyo ’25」に参加してきました。 専門家でなくても誰もが当たり前のようにAIを使いこなし、ビジネスや日々の業務を加速させる、そんな未来がすぐそこまで来ていることを実感した一日でした。 本記事では、イ