SCSKクラウドソリューション の技術ブログ

ソフトウェアエンジニアから見た Cato クラウド

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/17付の記事です。 はじめに 私は主にインフラ・運用領域でのソフトウェアエンジニアであり、最近は通信や仮想ネットワーク周りを主戦場としています。 先日、弊社の Cato クラウド担当が次のブログ記事を書いていました。 レガシーインフラエンジニアから見た「Catoってどうなの?」 レガシーなネットワークインフラと、SASEであるCatoク

【12/5開催】 Catoクラウドデモセミナー~Catoクラウドの主要機能を2時間で網羅~ 開催レポート

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/16付の記事です。 SCSK株式会社では 2023/12/5(火) 15:00~ より、 【導入検討企業様限定!】Catoクラウドデモセミナー ~Catoクラウドの主要機能を2時間で網羅~ と題して、世界初のSASEである「Catoクラウド」の概要をたっぷり2時間で解説するセミナーを開催いたしました! 本セミナーのスピーカーを担当した私が、準備~当日にかけての裏話を

Catoクラウド トラブルシュート ~Catoクライアントが繋がらないお悩みの方へ~

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/15付の記事です。 Catoクラウドをご利用いただいてるお客様から、よくいただくご質問に「Catoクライアントが繋がらないです」といったお問い合わせを頂きます。 そんなときの対処法や問題の切り分け方を今回ご紹介いたします。 繋がらない状態ってどんな状況? Catoクライアントが繋がらない状態に関しては大きく分けて、以下2パター

CatoクラウドでLANセグメント間通信を制御する

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/14付の記事です。 今回は比較的新しい機能であるLAN Firewallをご紹介します。 CatoのKnowledge Baseをみると2023年9月頃に「(従来の)Local Routing画面は、LAN Firewallと呼ばれるようになりました」という記事があります。元々Local Routingという機能でVLAN間のルーティングを制御していたのですが、LAN FirewallにUpdateすることでアクセス制御が可能になり

Storage JAWS #2で登壇しました

こんにちは、SCSKの木澤です。 今回、 Storage JAWS #2 にて、当社におけるファイルサーバ利用事例を紹介させていただきました。 概要については以下ブログ記事で説明しておりますが、今回は導入効果を中心に説明させていただいた次第です。 AWS上でファイルサーバを実現する方法と、導入にあたっての勘所 弊社で実施した人気ウェビナーの内容から、AWS上でファイルサー
AWS

ポーリングベースのCodePipelineをイベントベースへ移行してみた[AWS CodePipeline+AWS CloudFormation]

はじめに こんにちは。SCSKのふくちーぬです。 皆さんは、イベントベースのCodePipelineのパイプラインを利用していますでしょうか。それともポーリングベースのパイプラインを利用していますでしょうか。 まだポーリングベースを利用している方は、本記事を読んでいただきイベントベースへの移行をしていただけると幸いです。(ふくちーぬもその内の1人でした。。)
AWS

Cato クラウド Always-On の新機能を徹底解説! ~2023.11のアップデートについて~

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/13付の記事です。 どうも、Catoクラウドを担当している佐々木です。 今回は、先日機能追加が発表された Catoクライアントの常時起動 「Always-On」の新機能 についてご紹介します。   ※画⾯は2023年12⽉時点のものです。機能アップデート等で変わる場合がありますので、あらかじめご了承ください。   Always-Onとは SDP ユーザーのインタ

ネストされたスタックにおける変更セットの挙動について[AWS CodePipeline+AWS CloudFormation]

はじめに こんにちは。SCSKのふくちーぬです。 前回・前々回の記事では、CI/CD配下でネストされた AWS CloudFormation スタックに対してパイプラインを構築してきました。こちらの記事を読んでいない方は、是非ご一読していただけると幸いです。 CI/CD配下でネストされたスタックの子スタックに対して、変更セットを有効にするテクニック[AWS CodePipeline+AWS CloudFormation] CI/CD 配

WANをCatoクラウドに移行するには?

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/12付の記事です。 昨日に引き続き、Catoクラウドについてです。どうぞお付き合いください。 現在稼働中のWANをCatoクラウドに移行しようとしたとき、どのような点に考慮が必要でしょうか。またどういった順序で進めるべきでしょうか。 今年もいくつかの移行をご支援した振り返りとして、移行の進め方の例をご紹介します。 一般的な閉

CI/CD配下のネストされたスタックを利用しているパイプラインに承認プロセスを組み込む[AWS CodePipeline+AWS CloudFormation]

はじめに こんにちは。SCSKのふくちーぬです。 前回の記事では、CI/CD配下でネストされた AWS CloudFormation スタックの子スタックに対して、変更セットを有効にするテクニックを紹介しました。こちらの記事を読んでいない方は、まずご一読いただけますとより内容理解が進むと思います。 CI/CD配下でネストされたスタックの子スタックに対して、変更セットを有効にするテ

CatoクラウドのPoC(Proof of Concept)について

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/11付の記事です。 TechHarmony Advent Calendar 2023 の 11日目を担当します。 また、本日12月11日(月)から17日(日)まで 7日間連続 でCatoクラウドの記事を投稿しますので、ご期待ください。 それでは、Catoクラウドを検討される場合、ほぼ100%のお客様が実施されるPoCについて解説します。   PoC PoC(ピーオーシー、ポック) は「 Proof of Concept 」

Amazon VPC エンドポイントについて整理してみる

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/10付の記事です。 皆さんこんにちは。SCSKで飼育されているひつじです。 突然ですがエンドポイントちゃんと理解して使っていますか!? エンドポイントと聞いて私が思い出すのはヨーロッパに赴任していたころです。 ヨーロッパにはシェンゲン協定というものがあり、協定内の国家間の移動は入国審査などが免除されます。 日本の場合

Amazon Linux 2023 が AWS CloudShell に来たよ! さっそく深掘りしてみよう

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/9付の記事です。 どうも、CLI推進派の寺内です。 かねてよりAWSより周知 のあった、AWS CloudShell の Amazon Linux 2023 への変更が、ついに東京リージョンに来ました。12/4 から順次リリースということで、毎日チェックしていたのですが私が確認できたのは12/6の日本時間朝になります。 AWS CloudShell migrating from Amazon Linux 2 to Amazon Linux 2023 - AWS CloudShel
AWS, Linux, R

【入門】プライベートサブネットの Amazon EC2 インスタンスにセッションマネージャ経由でアクセスする

本記事は TechHarmony Advent Calendar 12/8付の記事です。 こんにちは、SCSK 浦野です。 気がついたら12月だね、と会話したと思ったら、その12月も1/3が過ぎてしまいました。 雪国で育ったためか、雪を見ないとなかなか冬という気分になれていない筆者です。 さて、検証などでプライベートサブネットに Amazon EC2 インスタンスを用意して AWS Systems Manager セッションマネージャ経由

CI/CD配下でネストされたスタックの子スタックに対して、変更セットを有効にするテクニック[AWS CodePipeline+AWS CloudFormation]

はじめに こんにちは。SCSKのふくちーぬです。 今回は、CI/CD配下でネストされた AWS CloudFormation スタックの子スタックに対して、変更状況が分かるような高度なテクニックをご紹介します。 実はCI/CD配下でネストされたスタックを採用した場合、AWS CodePipelineが子スタックの変更セットの状況まで面倒を見てくれません。つまり、親スタックの変更セットの状況しか分からな