SCSKクラウドソリューション の技術ブログ

めんどくさがりな私でもAWSでQiitaの技術トレンドを毎日追いたい!

本記事は 夏休みクラウド自由研究2025 8/17付の記事です 。 「AWSの最新情報を効率的にキャッチアップしたい…」 「毎日Qiitaをチェックするのは大変だけど、重要なトレンドは見逃したくない…」 エンジニアにとって、最新技術の動向を追い続けることは非常に重要! ですが、忙しい日々の中で効率的に情報収集するのは難しい課題ですよね。 この記事では、そんな悩み

React で Amazon Bedrock ベースの簡易生成 AI チャットボットをつくる [2025年7月版] 実装編3 React

こんにちは、広野です。 生成 AI 界隈の技術の進化がすさまじく、以前開発したチャットボットのアーキテクチャも陳腐化が見えてきました。この記事を執筆している時点での最新のアーキテクチャで改めて作り直してみたので、いくつかの記事に分けて紹介します。 今回 (4回目) は実装編 その3 React アプリ開発編です。 前回の記事 アーキテクチャ概要については前回記

Black Hat USA 2025参加レポート|2024年イベントと比較して今年注目の分野を考察

本記事は 夏休みクラウド自由研究2025 8/16付の記事です 。 はじめに Black Hat USA 2025が2025年8月2日~7日にラスベガスのマンダレイ・ベイ・コンベンションセンターで開催され、私は8月6日~7日の期間で参加してきました。本記事では、Black Hatの説明と講演の概要を共有し、Black Hat USA 2024と比較して、今年注目の技術分野を考察したいと思います。 Black Hat USA 2025の Registration Ter

React で Amazon Bedrock ベースの簡易生成 AI チャットボットをつくる [2025年7月版] 実装編2 API作成

こんにちは、広野です。 生成 AI 界隈の技術の進化がすさまじく、以前開発したチャットボットのアーキテクチャも陳腐化が見えてきました。この記事を執筆している時点での最新のアーキテクチャで改めて作り直してみたので、いくつかの記事に分けて紹介します。 今回 (3回目) は実装編 その2 API 作成編です。 大変恐縮ですが、AWS CloudFormation によるデプロイをしている

React で Amazon Bedrock ベースの簡易生成 AI チャットボットをつくる [2025年7月版] 実装編1 Amazon Cognito

こんにちは、広野です。 生成 AI 界隈の技術の進化がすさまじく、以前開発したチャットボットのアーキテクチャも陳腐化が見えてきました。この記事を執筆している時点での最新のアーキテクチャで改めて作り直してみたので、いくつかの記事に分けて紹介します。 今回 (2回目) は実装編 その1 Amazon Cognito 編です。 大変恐縮ですが、AWS CloudFormation によるデプロイをして

FW管理製品 Tufin とは?

企業ネットワークの規模が拡大するにつれて、ファイアウォール(FW)やネットワークセキュリティの運用管理はますます複雑化しています。Tufinは、こうした課題を解決するための統合ファイアウォール管理・セキュリティポリシー管理ソリューションです。多種多様なファイアウォールやクラウドセキュリティ製品にまたがるポリシーの一元管理・自動化・可視化を実

Amazon Bedrock Flowsで「生成AIディベート甲子園」始めました。

  本記事は 夏休みクラウド自由研究2025 8/15付の記事です 。 こんにちは、ひるたんぬです。 皆さんは、小学生のころどんな自由研究をしていましたか? 朝顔の観察日記や身の回りの小さな発見の考察、科学の実験キットなどなど… 私が印象的に残っているのは「ヘロンの噴水」を作ったことです。 ペットボトル数本で作ることができ、動力無しで噴水が出たのは感動

InfoWeave RAG構築ソリューションのアーキテクチャについて

皆さん、はじめまして。SCSK 吉原です。 先日、といっても既に2か月前のAWS Summit Japan 2025や、その後の7月実施のセミナーで私が登壇し説明したInfoWeaveについて、特に多くの参加者の方々の興味をひいたのがアーキテクチャ部分ではないかと思います。 InfoWeaveにはRAG環境を簡単に構築するソリューションとAIエージェント環境を簡単に構築するソリューションがあります。先

code-server と ALB で AWS Cloud9 代替の研修用 IDE を提供する – 実装編 3 EC2

こんにちは、広野です。 AWS Cloud9 は研修用途では非常に使い勝手が良かったのですが、AWS が新規アカウントへの提供を終了してしまいました。今回は私が試みた代替ソリューションの実装編です。本記事は Application Load Balancer に対してリスナールールとターゲットグループを作成し、Amazon EC2 インスタンスを関連付けます。 code-server と ALB で AWS Cloud9 代替の研修用 IDE を提

Google Cloud Next Tokyo’25で見たエージェント型AI時代の運用術 (2/2)

こんにちは。SCSKの松渕です。 「 Google Cloud Next Tokyo ’25 」で発表された、 AIのオブザーバビリティ に関するセッションをレポート形式でまとめます! ※ こちらの記事 の続きです。 セッション2: AIエージェント オブザーバビリティの最前線 発表者:DataDog社   オブザーバビリティとは オブザーバビリティとは、システムの外部から得られる情報(出力)から、その

LifeKeeper ARK の導入事例を紹介<NFS/HULFT 編>

こんにちは、SCSKの前田です。 私が携わったLifeKeeperの案件で導入を行ったARKについて紹介をかねてお話したいと思います。 今回は、NFS/HULFT 編と言うことで、Linux 等で利用されるファイル共有システムとマルチプラットフォームに対応したファイル転送ソフトを簡単に冗長化するための ARK の導入事例について、Linux 版をベースにご紹介していきます。 おさらい LifeKeeperのA

Hey Kiro, Spotifyのプレイリストで打線組んで。

本記事は 夏休みクラウド自由研究2025 8/14付の記事です 。 世界の国からこんにちは。masedatiです。好きな音楽は、椎名林檎 と ずっと真夜中でいいのに。 です。 今回は、 AWSが発表した次世代エージェント型IDE「Kiro」 を実際に触ってみて、Webアプリケーションを自由工作してみた体験記となります。 👻 Kiroって何? 生成AIの話題が尽きない中、皆さんKiroを触ってみました

Zabbix 4.0 LTS の延長サポートが2025年10月で終了します。Zabbix 4.0 利用者は早急なバージョンアップを。

こんにちは、SCSKの坂木です。 Zabbixには、 サポート期間 があることをご存知でしょうか? Zabbixを安心して利用し続けるためには、サポート期間を把握し、適切なバージョンアップを行うことが必要不可欠です。 そして、 Zabbix4.0の延長サポートが2025年10月をもって終了 します。 安定運用を継続するため、Zabbix4.0の利用者は速やかにサポート対象のバージョンへアップデ

BigQueryでDELETE時のスキャン量をゼロにしたい ~パーティションプルーニング~

こんにちは。SCSKの磯野です。 BigQueryでDELETE文を実行する際のスキャン量を調査しました。 特にdataformではDELETE&INSERTでデータを更新するケースもあると思います。DELETE時の不要なスキャン量を削減できないかと、本調査を行いました。 結論 パーティションまるごとDELETEする場合は、スキャン量はかかりません。 料金  |  BigQuery: Cloud Data Warehouse  |  Google Cloud BigQuery の

Cloud Run jobs 利用におけるNW設計

こんにちは。SCSKの磯野です。 Cloud Run jobsを利用するにあたり、VPC/NAT/IPアドレスの作成単位や設計に迷ったので、当チームで最終的に採用したものをご紹介します。 なぜ(Why) その方針としたのか、 どのように(How) 実装したのか、という2つの観点で記載しています。 前提 当チームに存在するCloud Run jobsの種類 当チームでは、Cloud Run jobsを用いて外部からのデータ取得