株式会社スタンバイ の技術ブログ

VespaのParent/Childを用いた広告配信の改善

こんにちは、Searchグループで検索エンジンの開発、運用を担当する小野です。 今回は、検索エンジンVespaの Parent/Child機能 を活用して広告配信を改善した取り組みについて紹介します。 スタンバイの検索連動型広告 スタンバイの検索結果画面には以下の2種類の枠があります。 無料掲載枠: 検索条件との一致度に基づいて求人票を掲載 広告枠: 検索条件との一致度+キャン

アドベントカレンダー2024のふりかえり

はじめに こんにちは、プロダクト部SearchGの小野です。 スタンバイでは昨年末アドベントカレンダー※を開催し合計25本の記事を投稿しました! 本記事では、アドベントカレンダーを運営した経験をもとにスムーズに進めるための工夫や改善点を紹介します。 これからアドベントカレンダーを運営してみたい方や、社内での技術発信を活性化させたい方の参考になれば幸

マネージャー全員でマネジメントポリシーを作りました

プロダクト部の高原です。 今年度の上半期に、私たちプロダクト部門のマネージャー全員で「マネジメントポリシー」なるものを作成して部門内に宣言するという活動をしました。 この活動の、背景、ねらい、プロセス、作成後のこれまで、これから、などについてお話ししたいと思います。 マネジメントポリシーとは Management Policy というと「経営方針」「会社と社員

スタンバイの最近の技術的な取り組み

スタンバイアドベントカレンダー 2024 の 12/24 の記事になります。 プロダクト部の辻です。 スタンバイでは事業の成長・拡大および中長期的な事業継続のため、機能開発に加えて技術的な改善活動もいくつか実施しております。 この記事では2024年の振り返りも兼ねて、最近のスタンバイの技術的な取り組みをいくつか紹介します。 取り組み全体の概要 昨年度以前から継

Scala と Go の正規表現の違いを比較

こんにちは、スタンバイで求人の取り込みシステムを開発・運用をしている鈴木です。 今回は Scala と Go に標準で組み込まれている正規表現エンジンの違いについてです。 概要 スタイバイでは Scala で書かれたシステムを Go にリプレイスする開発が進んでいます。 その中で Scala で実装されている正規表現が Go だと動かない事象に遭遇しました。その違いはどんなものが

ViewInspectorを用いたユーザー操作の再現とログ送信テストの実装方法

はじめに こんにちは、スタンバイのアプリチームでiOS開発を担当している小村祐輝と申します。 私たちスタンバイのiOSチームでは、SwiftUIやCombine、Concurrencyなどのモダンな技術を用いて日々開発を進めています。 その中で、直近で浮上した課題の1つが「UIテスト」です。 この記事では、私たちスタンバイのiOSチームがどのようにしてUIテストを構築し、運用しているのか

TypeScript の AST と JSDoc を使ってコードを安全に削除する

スタンバイアドベントカレンダー 2024 の 3 日目です! (スタンバイでは、毎年アドベントカレンダーを実施しており、そちらにもこの記事をリンクさせています。スタンバイアドベントカレンダーに興味を持っていただいた方は、そちらもご覧いただけると嬉しいです。) 株式会社スタンバイでフロントエンドエンジニアをしている川野です。 フロントエンドエンジニ

Google Apps Script を TypeScript に移行した話

株式会社スタンバイでフロントエンドエンジニアをしている川野です。 フロントエンドエンジニアという役割を担っていますが、最近では開発者体験や開発生産性というところに興味があり、そのあたりの改善にもよく取り組んでいます。 はじめに 私たちのチームでは、Google Apps Script (GAS) を利用して、非エンジニアの人たちがシステムにスプレッドシートのデータをア

2024年も Aurora MySQL のコストを 54% 削減

概要 こんにちは、スタンバイで求人の取り込みシステムの開発・運用を担当している池田です。 スタンバイでは、求人データのマスターデータ管理に Aurora MySQL を使用しています。 運用開始から3年以上が経過し、その間にシステムは成長を続けてきましたが、それに伴いコストも徐々に増加していました。特に2024年は円高の影響も相まって、Aurora MySQL のインフラコスト

スタンバイ「ハッカソン2024」

2024年8月30日(金)台風10号の予報が出る中、 普段は静かなスタンバイ本社がいつもと違う熱気に包まれました。 8月27日(火)〜29日(木)の開発期間を経て、株式会社スタンバイ「ハッカソン2024」の最終プレゼン大会が開催されました。 開発期間は8時間×3日の24時間、社内公募により集まった8チーム計34名のメンバーが入賞を目指して準備しました。 開会式の様子 開会

「教えて!スタンバイ太郎先生」Vespaの機能を活用したRAGプロトタイプ

初めまして、スタンバイのソフトウェアエンジニアを務めておりますの一般エンジニアです。 ChatGPTの流行により大規模言語モデル (LLM) が注目を集める中、生成AIの開発はさらに活発化しています。その中でも注目されているのが、RAG (Retrieval Augmented Generation) です。これは、外部ソースから関連情報を検索し、生成されたコンテンツに組み込むことで、より情報量が多く

「検索システム」の輪読会を開催しました!

こんにちは、株式会社スタンバイのSearchグループで検索エンジンの運用・開発を担当している小野です。 今回は、社内で実施した「検索システム」の輪読会についてご紹介します。 なぜ輪読会を行ったか? 今回、輪読会を開催した理由は大きく2つあります。 検索サービスを提供する企業として、検索機能に関する体系的な知識を深めたい ディスカッションを通じて、

MagicPod用にAccessibility IDを付与して、NativeAppのテストシナリオ失敗率を抑える

はじめに こんにちは。株式会社スタンバイ QAグループ(Quality Assurance Group)の樽井です。 スタンバイは求人検索エンジンを開発・運用しており、Webとネイティブアプリ(以降App)でサービスを提供しています。Web・Appのテスト自動化にはMagicPodを利用していますが、本記事では、AppのMagicPodシナリオ 1 失敗率(シナリオの不備による失敗)を下げるための取り組みをご紹介

スタンバイplusトップページのデザインを一新しました

株式会社スタンバイでデザイン・フロントエンドを担当している中本です。 スタンバイではオウンドメディアとして「スタンバイplus」( https://jp.stanby.com/magazine/ )があります。 スタンバイplusでは、仕事において自分は何ができるか?私なんかでもこんなことができるんだ!という気づき・情報の提供を意識し活動をしております。 トップページのデザイン一新の背景

yamoryによる脆弱性検知の活用

株式会社スタンバイ QAグループに所属している岸です。本記事では、スタンバイの脆弱性検知の運用について紹介します。 スタンバイでは脆弱性検知のシステムとして2022年よりyamoryというツールを使っております。 参照URL: https://yamory.io/ yamoryにはいくつかの機能がありますが、スタンバイではプロダクトで利用しているソフトウェアの脆弱性検知を主として使用してい
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