株式会社LIFULL の技術ブログ

LIFULL HOME'Sの事業開発部門における、技術的負債解消の取り組み

こんにちは、LIFULL HOME'Sの売買領域でエンジニアチームのマネジメントを担当しています、長崎です。 ここ数年、LIFULL HOME'Sでは積極的に技術的負債解消に取り組んでおり、今回は私がマネジメントするチーム内でどのような取り組みをしているかをご紹介します。 技術的負債の解消はあらゆるサービスにおいて大きな問題となっており、すでに多くの事例が紹介されてい

【全てのエンジニアリングマネージャー必見】95%がまたやりたいと答えた総会コンテンツはこれだ!

釣り気味タイトルで大変申し訳ございません。 プロダクトエンジニアリング部の島村です。 総会どうしていますか? みなさまが所属する会社・組織では総会は実施されておりますでしょうか? 部署やチームの結束を高め、メンバーが同じ方向を向くためには貴重な機会となる総会。 エンジニアリングマネージャーであれば、運営を行なったことがある方も少なくないと

LIFULLの新卒エンジニア研修 in 2020

こんにちは。LIFULLでエンジニアをしている中村優太です。 2020年4月に新卒で入社して、早くも4ヶ月、配属されて2ヶ月が経過致しました。 この記事では、配属までのLIFULL新卒エンジニア研修についてご紹介したいと思います。 はじめに 研修スケジュール プログラミングの基礎 個人開発演習 その他トピック 最後に はじめに LIFULLのエンジニアは2ヶ月間の新卒研修があり

9 年を超えて開発が続く LIFULL HOME'S の Web フロントエンド開発環境の改善

技術開発部の相馬です。好きな UI フレームワークは Svelte です。 私が現在所属しているグループでは、弊社のメイン事業である LIFULL HOME'S における開発効率の改善などを行っています。 今回は、LIFULL HOME'S の Web フロントエンド(以降はフロントエンドと表記します)開発環境を、Node.js の資産を用いて近代化した話(以降は近代化と表記します)をご紹介したいと思いま

LIFULL HOME'Sでのフロントエンド刷新・リファクタリングの歩み

こんにちは。プロダクトエンジニアリング部の中島です。 本稿(連載)では LIFULL HOME'S におけるフロントエンド技術スタックの刷新やリファクタリングの取り組みについて発信していこうと思います。 歴史 LIFULL HOME'SではバックエンドをSymfony2(php) + SinatraベースのBFF(ruby)、フロントエンドをjQueryといくつかのマイクロライブラリによって構築しています。 LIFULL HOME'Sの現在稼

The Way to OSS: Test Automation Framework "Bucky"

Hi there, my name is Jye Ruey . I'm a Software Engineer in Test (SET) from LIFULL. This article is a translation of 自動システムテストツール「Bucky」OSS化までの道のり - LIFULL Creators Blog , which is written in Japanese by Rikiya Hikimochi . Introduction We SET group publish a test framework "Bucky" as an Open Source Software (OSS). github.com github.com Bucky was a inte

LIFULLを支えるKubernetesエコシステムまとめ 2020年版

技術開発部の相原です。 以前にブログで書きましたが、LIFULLでは主要サービスのほぼ全てがKubernetesで稼働しています。 www.lifull.blog Kubernetesをアプリケーション実行基盤として本番運用するためにはデプロイやモニタリング・ログ、セキュリティなど考えることが多くどこから手を付ければよいか困ることがあるでしょう。 そこで今回は既に数年の運用実績のあるLIFULLの

オンラインでの社内勉強会を真剣に考えた話

こんにちは。エンジニアの松尾です。普段はLIFULL HOME'Sの売買領域でエンジニアチームのマネジメントを担当しています。 私が所属している部署では定期的に登壇スタイルでの社内勉強会を開催しています。 直近の会を「 社内勉強会をオンラインでいい感じに開催する 」という点を念頭に開催したため、その構想からふりかえりまでをまとめます。 これからオンライン

GitHub Actions Self-hosted runners on Kubernetesによる自動化

技術開発部の相原です。 今回は、2019年末にリリースされた GitHub ActionsのSelf-hosted runners をKubernetes上で動かして自動化に取り組んでいる事例を紹介します。 背景 LIFULLではプライベートネットワーク上に存在するRDBMSなどのリソースを利用したアプリケーションのテストを実行するといった用途で、古くからJenkinsが運用され続けてきています。 こういったテストの実行など

社内でclusterを使ったVRイベント「アバターお披露目会」を行いました

こんにちは!クリエイターの日運営委員の工藤です。 新型コロナウイルスの影響により弊社でも現在在宅勤務になっており、非接触のコミュニケーションの機会が増えてきました。社内でのミーティングも基本ビデオ通話になっております。 そんな中、社外ではclusterを利用したバーチャル空間でイベントなどが行われています。それに参加した社員から「社内でもやり
VR

Python版CausalImpactを用いたTVCMの効果検証

こんにちは。LIFULLでデータアナリストをしている宮野です。 普段はサービス周りのデータ分析を行っているのですが、TVCMの効果検証を行う機会があり、その際CausalImpactという時系列因果推論フレームワークを使用したのでご紹介いたします。 【目次】 はじめに Pythonを用いたCausalImpact データの準備 効果検証 共変量の確認と選定 / 周期性(シーズナリティ)の付与 ①共変量

オリジナルTシャツ、バッグを作ろう!LIFULL Fabのシルクスクリーン製版機を使ったイベントを開催しました

こんにちは!クリエイターの日運営委員の工藤です。 みなさんは「LIFULL Fab」をご存知ですか? 弊社は、Fabスペース(アナログ・デジタル工作機器が利用可能な工房)も運営しており、そこには3Dプリンターやレーザーカッター、ShopBotなど、クリエイターならテンションが上がること間違いなしの機器がたくさん揃っています! fab.lifull.com 今回はシルクスクリーン製版機を

スクラム開発導入で変わるLIFULL HOME'S Androidチーム

こんにちは。Android開発チームのグループマネジメントを担当している衛藤です。 Android開発チームでは、不動産・住宅総合サイトのLIFULL HOME'S Androidアプリを開発しています。 play.google.com Android開発チームでは、2019年9月にスクラム開発を導入しました。 もともと2014年あたりにスクラム開発を行っていたのですが、今回再導入するまではウォーターフォール型で進めたり、

AIを活用したテスト自動化ツールを使ってみました

こんにちは!LIFULLのSoftware Engineer in Testグループ(通称:SETグループ)のヒキモチです。 皆さんはAIを活用したテスト自動化ツール(以下、AIテスト自動化ツール)のことを知っていますか? 先日、 Autify と TestCraft というツールを試させて頂く機会がありました。 その結果想像以上に良いツールだということが分かりました。 ここではそのAIテスト自動化ツールを検証し

LIFULL HOME'S エンジニア 大新年会 PEer Bashを開催しました!

こんにちは!プロダクトエンジニアリング部の山手です! 普段は、LIFULL HOME'SのiOS版アプリを開発しています。 1月も終わろうとしていますが、そんな中LIFULL HOME'Sに関わるエンジニアが集う大新年会 PEer Bash が初開催されました! 今回は、そんな社内向けイベントの様子をお送りいたします! 大新年会 PEer Bashとは LIFULL HOME'Sを支えるエンジニアは、プロダクトエンジニア