株式会社LIFULL の技術ブログ

Ltech#12 エンジニア150名以上を抱えるCTOとマネージャがマネジメントを語ります! 開催レポート

こんにちは。Ltech 運営チームの菊地です。 今回は、2020年12月8日(火)に開催した「Ltech#12 エンジニア150名以上を抱えるCTOとマネージャがマネジメントを語ります!」についてレポートします。 Ltech とは Ltech(エルテック)とは、LIFULLがお送りする、技術欲をFULLにするイベントです。特定の技術に偏らず、様々な技術の話を展開していく予定です。 エンジニア150名以上を抱

CTOによるLIFULLの2020年の技術面ふりかえり

CTO の 長沢 です。 早いもので2020年も終わりそうですね。新型コロナによってLIFULLは大きく働き方も変わり色々と変化のある一年でした。 せっかくの機会なので、2020年のLIFULLの技術関連についての出来事をまとめていきたいと思います。 LIFULL の基幹事業である LIFULL HOME'S、LIFULL全体の事業系のインフラ部門、情報システム部門、などについて書いていきます。 全社のQA部

LIFULLの全社アプリケーション実行基盤 KEEL について

技術開発部改めKEELチームの相原です。 今回はLIFULLの全社アプリケーション実行基盤 KEEL について紹介いたします。 全社アプリケーション実行基盤 KEEL とは KEELとはLIFULLグループ全体で利用することを目的としたKubernetesベースのアプリケーション実行基盤です。 keel は船の竜骨を意味する英単語で、 spinnaker/keel や keel-hq/keel と名前が被ってしまっていますが、LIFULLという

LIFULLのQAの取り組みについて

品質改善推進ユニットの中野です。 LIFULLでは、2015年に開発プロジェクトの支援を目的としたQAチームを立ち上げ、これまで様々な活動を行なってきました。 この記事では、QAチームの現在の取り組みや実行に至った経緯や考えなどを書いていきたいと思います。 組織の変遷に関しては、以前弊社の藤澤が投稿したブログがありますので、そちらもよろしければ、あわせて

間取り図をディープラーニングで解析して3Dモデルをつくる

AI戦略室の椎橋です。弊社で取り組んでいるディープラーニングの活用事例を紹介します。 空飛ぶホームズくん 空飛ぶホームズくんとは、平面の間取り図から3Dの部屋を生成する技術を用い(※特許取得済み)、バーチャル内見できるVRサービスです。詳細は以下のリンクに書いてあります。 lifull.com 平面の間取り図から3Dの部屋を生成する技術では主にディープラーニ

LIFULL Advent Calendar 2020のお知らせ

こんにちは、プロダクトエンジニアリング部の二宮です。 昨年に引き続き、今年も LIFULLのQiita Organization で企業アドベントカレンダーを行います🎉 LIFULL Advent Calendar 2020 LIFULL その2 Advent Calendar 2020 LIFULL 統計・機械学習編 Advent Calendar 2020 「株式会社LIFULLってどんなメンバーがいるの?」「どんな技術が使われてるの?」「どんな風に仕事しているの?」と興味を持たれてい

Ltech#11 不動産領域のAI活用最前線 〜初完全リモート開催〜 開催レポート

お久しぶりです、Ltech運営チームの秀野です! 今回は、2020年10月29日(木)に開催した『 Ltech#11 不動産領域のAI活用最前線 〜初完全リモート開催〜 』についてレポートします! Ltechとは Ltech(エルテック)とは、LIFULLがお送りする、技術欲をFULLにするイベントです。特定の技術に偏らず、様々な技術の話を展開していく予定です。 今回はなんと、Ltech初のリモート開催です!

自動テストの効果測定に使われるEMTEとは?

こんにちは! LIFULLのSETエンジニアの Ruey です! 今年の3月にISTQBの自動化エンジニア資格 CTAL-TAE (Advanced Level Test Automation Engineer)を取得しました。TAEの勉強で自動テストの効果を測るメトリクスが幾つかあることが分かりました。その中で工数を測るメトリクスをEMTE(Equivalent Manual Test Effort)単位で表現することが推奨されています。しかし、その時は説明を見てもこれに換算

物件更新情報LINE受け取りの個人情報扱いについて

こんにちは! LIFULLのエンジニアの孫です。 メールやLINEを利用した開発作業をメインにしています。 今回は自分が担当していた物件更新情報LINE受け取り機能の仕組みについて紹介したいと思います。 物件更新情報LINE受け取り機能とは LIFULL HOME'Sに掲載されている新築マンションでユーザが希望した物件の情報が更新された際にLINEに通知がくる機能です。 ▼物件更新情報
API

社内でAI成果展示会を開催しました

みなさま、はじめまして。AI戦略室の嶋村です。 我々AI戦略室では、機械学習・深層学習・数理最適化・時系列解析・画像処理・自然言語処理などの技術を活用した様々な研究開発プロジェクトを推進しています。私はそれらのプロジェクトを統括する研究開発マネージャの立場にいます。 今回、LIFULL全社に対して研究開発成果を大々的に公開する『AI成果展示会』を開催

LIFULL社員の自宅をスマートホーム化するハッカソン「おうちハック」を実施しました

こんにちは!クリエイターの日運営委員の松岡です。 みなさんは「スマートホーム」という言葉をご存知でしょうか? 例えば「家に近づくとエアコンが自動的に起動する」「音声でテレビを操作できる」など、スマートホームとは、様々なデバイスをインターネットに繋ぐことで便利な生活ができる家のことを指します。 LIFULLではコロナの影響もあり在宅ワークが基本

クリーンアーキテクチャの各概念を定食屋で表現する

プロダクトエンジニアリング部のカマトです。 普段はマーケティング・エンジニアとして、LIFULL HOME'SでLINEやメールを活用したサービスの開発に従事しています。 今回は業務でシステムの刷新を行う中で、アーキテクトにクリーンアーキテクチャを採用し初めて経験しましたのでこちらについてお話しをさせていただきます。 新しいアーキテクトに触れるときは、このレ

LIFULLでのLINE活用事例「住み替えサポート(賃貸版)」のご紹介

こんにちは、LIFULLでLINEやメール周りを担当しているエンジニア三宅です。 LIFULL HOME'Sでは、これまでエンドユーザとのコミュニケーションは次のとおりでした。 オフライン:店舗(LIFULL HOME'S 住まいの窓口)、電話 オンライン:Web、メール、チャット しかし、エンドユーザの利用率や利便性を考え、2019年からLINEを使ったコミュニケーションサービスの配信を開始しまし

Node.js で Twig のプリプロセッサーを作って言語の機能拡張をしてみた話

技術開発部の相馬です。好きな JS モジュールバンドラーは Rollup です。 表題のとおりですが、今回は Node.js を使って PHP のテンプレートエンジンである Twig のプリプロセッサーを作り、言語機能の拡張をしてみた話についてご紹介したいと思います。 はじめに 弊社のメイン事業である LIFULL HOME'S の開発の歴史は長く、技術的負債と呼ばれるモノも多く存在しています。

AWS構成の刷新とCI/CD導入までの流れ

こんにちは! プロダクトエンジニアリング部の吉永です。 LIFULLには2020年8月に入社しました。 今回は入社後、早々に任せていただいた仕事について記事を書きたいと思います。 内容としては、静的サイトをホスティングしている、とあるサービスのAWS構成を刷新し、CI/CDを導入したプロジェクトについて、どんな理由でどんなことに考慮して刷新していったのかについて