Laboro.AI の技術ブログ

マッチングアプリ化する「AI 採用」。出会いの効率化は成長への一歩か

マッチングアプリ化する「AI 採用」。出会いの効率化は成長への一歩か 2024.5.5 監 修 株式会社Laboro.AI 執行役員 マーケティング部長 和田 崇 概 要 2023 年に転職希望者が初めて 国内1000 万人を超え、雇用市場は新卒・中途の違いに限らず、すべての人にとってよりオープンな場所へと変わりつつあります。 そして、企業側でスクリーニングや面接ボットなどのAI活用が

データ量を約3倍に増量しアップデート日本語音声コーパス「LaboroTVSpeech2」を提供開始

データ量を約3倍に増量しアップデート 日本語音声コーパス「LaboroTVSpeech2」を提供開始 2024年4月30日 概 要 Laboro.AIは、2020年にTV録画から長時間音声と字幕テキストを抽出して音声コーパスを自動構築する独自システムを用いた音声データから構築した日本語音声コーパス「 LaboroTVSpeech(ラボロティービースピーチ) 」を開発し、学術研究用に無償公開しておりましたが

異常検知【ビジネス成長のためのAI用語】

異常検知【ビジネス成長のためのAI用語】 2024.4.25 株式会社Laboro.AI リードマーケター 熊谷勇一 用語解説 AIによる異常検知 (anomaly detection。異常検出とも)とは、大量のデータの中から、平均値から大きく外れていたり、急激な変化が起きるきっかけとなったり、通常とは振る舞いが異なったりする「異常値」となるデータを検出する技術です。どの程度異常であれば異常

物体検出【ビジネス成長のためのAI用語】

物体検出【ビジネス成長のためのAI用語】 2024.4.16 株式会社Laboro.AI リードマーケター 熊谷勇一 用語解説 物体検出とは、画像分類やセグメンテーションなどと並ぶ画像認識技術のタスクの一つで、画像に写っている特定のクラス(例えば、人間、動物、野菜、自動車など)の物体を、コンピュータによる計算で検出する技術です。一般的には四角形(バウンディングボ

再確認、ニューラルネットワークの仕組みと分類の基本

再確認、ニューラルネットワークの仕組みと分類の基本 2023.9.19公開 2024.4.1更新 株式会社Laboro.AI リードマーケター 熊谷勇一 概 要 ニューラルネットワークはディープラーニングの根本的なモデルであり、現在のAI・機械学習の基盤とも言えます。その仕組みや発生し得る問題と解決方法、種類など、基本を解説します。 目 次 ・ ニューラルネットワークとは ・ ニ

機械学習の鍵 「特徴量」。その重要性を考える

機械学習の鍵 「特徴量」。その重要性を考える 2020.12.25公開 2024.3.28更新 概 要 大量のデータを学習することでパターンや一貫性を見つけ出す機械学習では、データの中のどの部分を指標にするかという「特徴量」を考え抜くことが鍵を握ります。特徴量の概要や具体例を紹介します。 目 次 ・ 機械学習と特徴量 ・ 特徴量とは  ・ 概要  ・ 次元  ・ 目的変数  ・

自動運転だけじゃない。自動車×AIの最先端

自動運転だけじゃない。自動車×AIの最先端 2021.4.14公開 2024.3.25更新 概 要 さまざまな業界でAIの活用が進められている中、消費者の生活に密接に関わり、最も期待を集めている活用分野が自動車です。AIシステムを搭載した自動車はすでに市場に登場し、高レベルでの自動運転の実現に向けて各国・各社が開発にしのぎを削っています。しかし自動車業界で見てみると、

不動産×AI、「固定」資産ビジネスこそAIで柔軟に

不動産×AI、「固定」資産ビジネスこそAIで柔軟に 2021.8.15公開 2024.3.19更新 概 要 不動産業界も多種多様かつそれぞれが膨大な量のデータを扱っています。AI活用の大前提となるビッグデータが既に蓄積されていると見ることもでき、業務の効率化や新しいサービスが生まれ始めています。課題も確認した上で、AIを導入するメリットや活用事例を取り上げます。 目 次

「生命線」としてのデータ。ヘルスケア&医療×AI 活用事例

「生命線」としてのデータ。ヘルスケア&医療×AI 活用事例 2022.6.21公開 2024.3.15更新 概 要 ウェアラブルデバイスをはじめとしたセンシング技術の高度化、そしてAI技術の発達によって、近年、ヘルスケアに関するデータを非侵襲で収集し、またそのデータの分析を通して新たな体に関する法則を発見するといったことが可能になってきています。いまヘルスケア・医

ミラーワールドへようこそ。「デジタルツイン」とAI

ミラーワールドへようこそ。「デジタルツイン」とAI 2022.1.17公開 2024.3.12更新 株式会社Laboro.AI 執行役員 マーケティング部長 和田 崇 概 要 製造業を中心に注目を集め始め、内閣府が推進するSociety 5.0においても重要な技術とされる「デジタルツイン」。ミラーワールドさながらサイバー空間上でリアルワールドを再現することを目指すデジタルツインが、なぜ注目を

「生成」と「創造」の差。最高のアニメを生み出すのはAIか、人間か。

「生成」と「創造」の差。最高のアニメを生み出すのはAIか、人間か。 2024.3.9 監 修 株式会社Laboro.AI 執行役員 マーケティング部長 和田 崇 概 要 AIが人間に取って代わる可能性の懸念の1つは雇用について、そしてもう1つは人間のクリエイティブな表現が侵食されるのではないかということです。 「AIの創造的思考は人間に匹敵する」という研究結果も発表され危機

「Web3.0」じゃないWeb3と、AIの関係性

「Web3.0」じゃないWeb3と、AIの関係性 2022.12.13公開 2024.3.8更新 株式会社Laboro.AI リードマーケター 熊谷勇一 概 要 先日公開したコラム「 AI導入企業の初の過半数越え。高品質AIモデルを支えるデータセントリックとは 」では、文字通り-centric(〜を中心とする)を話題にしましたが、今回はその反対のdecentric、「非中心の、非中央集権の」の話題を取り上げます。実は

エッジAIの活用に必要な、二つのデザイン

エッジAIの活用に必要な、二つのデザイン 2022.3.20公開 2024.3.6更新 概 要 さまざまな産業での導入が活発になっているAI。ニュースや日常シーンでもその言葉を耳にする機会が多くなりました。AIの新たな在り方の一つとして近年注目が集まっているのが、デバイス側にAI機能を搭載した「エッジAI」です。このエッジAIをうまく導入・活用するためには、「二つのデザイン

画像認識AIの世界。その仕組みと活用事例

画像認識AIの世界。その仕組みと活用事例 2021.3.12公開 2024.3.1更新 概 要 人間の知能を模した機能をもって高度なコンピュータ処理を行う技術、AI。AIはさまざまな領域で活用が進められており、特に進歩が著しい技術が機械学習と呼ばれる技術領域であり、その中でもビジネス活用が積極的に進んでいるのが画像認識の分野です。機械学習による画像認識の仕組みや活用

答えのない、マーケティング×AIの世界への挑戦

答えのない、マーケティング×AIの世界への挑戦 2021.10.5公開 2024.3.1更新 株式会社Laboro.AI マーケティング部長 和田 崇 概 要 製品、価格、流通、広告––。「マーケティング」という概念は非常に広い領域を指し、対象範囲は多岐にわたります。顧客の体験価値を高めるために行われるあらゆるマーケティング活動に対して、AIはどのように活用できる可能性を持って