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LT(ライトニングトーク)

ライトニングトーク(LT)とは、通常5分から10分程度の短時間でテンポよく行われるプレゼンテーションの一種です。
稲妻のように素早く伝えることを目的としているため、「ライトニング」トークと呼ばれています。

将来は大きなカンファレンスで登壇してみたいとお考えの方も、まずはLT会などに参加して発表の経験を積むことをお勧めします。

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DevOpsグループCREチームのy.s.です。 2026年3月25日に開催された CRE Camp #5 現場でつくるユーザー信頼性 ー LTと対話のセッション ー に参加してきました。 CRE Campは、Customer Reliability Engineering(CRE)やCustomer Support/Successに関わるエンジニアが集まり、プロダクトの信頼性向上やユーザー体験の改善について事例共有・対話するMeetupです。今回の会場は弁護士ドットコム株式会社(六本木)。LTと対話セッション、そして後半にはアンカンファレンスという構成でした。 なお、2025年10月の
はじめに BASE Order Section でWebアプリケーションエンジニア をしている Capi(かぴ) です。 2026/3/20(金)- 3/22(日)の3日間、BASE株式会社もゴールドスポンサーとして協賛した PHPerKaigi 2026 が開催されました。今回はPHPerKaigi 2026に参加したメンバーのコメントや感想をお届けします! PHPerKaigiとは PHPerKaigiは、オープンソースのスクリプト言語 PHP (正式名称 PHP:Hypertext Preprocessor)を使用している方、過去にPHPを使用していた方、これからPHPを使いたいと思っている方、そしてPHPが大好きな方たちが、技術的なノウハウとPHP愛を共有するためのイベントです。コミュニティ貢献活動の一環として、今年もゴールドスポンサーとして協賛しました。 登壇者コメント 川島慧 モジュラモノリスを導入してから4年が経ち、「そろそろ答え合わせができるのでは」という気持ちで今回の発表に臨みました。 「何を解決しようとしているのか分からないままマイクロサービス(orモジュラモノリス)を開始しようとするのはほとんど悪いアイディアだ」という、技術主導は大抵誤りであるという意識を4年前からずっと持って挑んできました。結果的に思いがけないつまづきもありましたが、無事に解決するべきIssueの解像度が上がった4年間でした。 スライド中では「AIに要約させながら読むことを推奨」と書いたのですが、アップロード後に試してみると、意外なことにChatGPTやGeminiでは何度訂正させても全く違う内容が返ってきました。どうやら100枚超のスライドをAIに要約させるのはまだ難しいようです。ClaudeとNotebookLMだとある程度うまくやってくれます。 個人的にはかなり痛手です。これほどの文量を読むエンジニアは今の時代にまずいないので、ほとんどの人に届かない内容になってしまったと思います。スライドを読む際はご自身の目でしっかり読んでいただくか、動画を見るか、ClaudeまたはNotebookLMあたりににお願いするのがおすすめです(個人の感想です)。 speakerdeck.com プログラミングをするパンダ セール開始のバッチのパフォーマンスをチームで改善したという話を共有しました。発表後に「うちでも遅いバッチがある」という話を聞いたり、「しっかり遅いことに気づいて改善に持っていける体制が作られているのが素晴らしい」とお褒めの言葉をいただいたりしました。 特にポストモーテム共有会をやっているということが今回のバッチの改善の起点になったのですが、その取り組みがとても良いと言ってもらうことが多く、ポストモーテム共有会も別のメンバーが始めていたので大変ありがたいなと思っています。 スライドの最後の方でも触れましたが、今回の発表を機にもう一段改善できるところを見直そうと思うので、さらに早くできるのではないかなと思っています。当日発表を聞きに来てくださった方、ありがとうございました。そうでない方もぜひスライドを一度ご覧ください。皆様のお役に立てれば幸いです。 speakerdeck.com 02 PHP8.5に追加されたarray_first / array_lastの歴史的背景について話しました。5分という短い時間で7年分の議論の流れを追いましたが、重要な話はできるだけ削らずに伝えられたと思います。 さまざまな観点から議論を重ねて未解決の疑問をなくす必要がある一方で、発散した議論はスコープを絞ったり、特定の観点を重視して仕様を決めたり・・・仕事の進め方やファシリテーション、マネジメントなど、普段のプロダクト開発で重要な力が、RFCの採択においても重要だという所感を感じました。 PHP Internalsの議論の流れを追う中で学びが多く、今回のarray_first / array_last以外の議論も追ってみたいと思いました。興味を持った皆さんも、まずは参考文献のURLからarray_first / array_lastの議論を追ってみてください! speakerdeck.com パンフレット記事執筆者コメント meihei 「カンファレンスが終わったあとに」というパンフレットを寄稿しました。先日のPHPerKaigiでは多くの学びがあったかと思います。それらを自分の中で、またチームメンバーとともに知識として再構築し、今後さまざまな機会で活かせる武器にしてもらえたら嬉しいです。 パンフレットはマンガで解説していますので、お気軽にお読みください! 現地で見たセッションを一部紹介 当日イベントに参加した自分含む弊社メンバーが現地で見たセッションのうち特に気になったセッションのレポートです! 1. 「接続」—パフォーマンスチューニングの最後の一手 〜点と点を結ぶ、その一瞬のために〜 by 武田 憲太郎さん 高トラフィックを捌く技術的な解決を自信持って行うためにできることを紹介していただきました。アプリケーションコードよりもミドルウェアの話が中心でした。 Keep Alive、Persistent Connection、コネクションプール… 単語は知っているけれど自分が使いこなせていないものがたくさん出てきて非常に勉強になりました。スライドには図やグラフ、コードが添付されていたので難しい内容でも理解しやすかったです。興味のある方はぜひスライドだけでもみていただきたいです。オススメです。 自分は登壇の中で武田さんがおっしゃっていた「計測は仮説を持って行う」という言葉が印象に残っています。また、登壇を聞きながらシステムの接続はとても奥が深く技術者の腕の見せ所なのではないかと考えました。 (BASE Order Section @Capi) 2. プログラミング言語論から覗くPHPの正体 by うさみけんたさん 「PHPがどんな歴史を積み重ね、今の書き方になったのか」を紐解いていきました。PHPがゆるふわ言語というのは自分もなんとなく理解していますが、想像以上にゆるふわ言語であることを知り、PHPらしさを再度認識する良い機会になりました。 また、登壇の中ではPHP作者Rasmus Lerdorf(ラスマス・ラードフ)氏の発言を取り上げていました。言語作者の人となりを知るのも面白いなと登壇を聞きながら考えました。なぜ言語が作られたのか、どんな思想で言語が成長してきたのかを知ることでその言語への愛着が強まります。 登壇で出てきたこのスライドが自分は好きです笑 (BASE Order Section @Capi) 3. 俺の/私の最強アーキテクチャ決定戦開催 ― チームで新しいアーキテクチャに適合していくために by 髙橋直規さん 持続可能なチーム開発を目指す中で、「アーキテクチャを刷新する必要があるが、トップダウンで決めるのは避けたい」という背景から、「最強アーキテクチャ決定戦」を開催したという内容のライトニングトークでした。 2人程度で似たようなイベントを開催したことはありましたが、経験値に差があるチームで実施したことはなかったため「すべての処理を神メソッドで実現する」という提案のハードルを下げるための工夫や、イベントの流れなど開発チームの運営において大変参考になる内容が多かったです。(Pay ID Engineering Section 岡部 @rerenote) 4.AI時代の脳疲弊と向き合う ~言語学としてのPHP~ by さくらいさん 日々の業務の中で、何かしらAIとやりとりする機会が増えています。その中で、抽象的な内容を具体的な表現に落とし込む場面が以前より多くなっていると感じていました。また、AIと長時間やりとりした後に強い疲労感を覚えることも増えてきています。 このライトニングトークでは、こうした疲れがどこから生じるのか、そしてその対策について解説されていました。対策の中でも「意識して時間を使い分ける」はすぐに実践できそうだと感じ、早速取り入れています。以前と比べて、疲労感を覚える場面が少なくなってきたように感じています。(Pay ID Engineering Section 岡部 @rerenote) おわりに 去年に引き続きレポーターとしてPHPerKaigiに参加させていただきました。 今年も協賛活動、社員のスピーカー参加を通して PHPコミュニティの盛り上がりに貢献でき、弊社としても大変有意義な時間となりました。 スタッフの方々には業務でお忙しいにも関わらず、多くの時間をイベント準備へ注いでいただいたかと思います。この場を借りて御礼申し上げます。
はじめに こんにちは!トモニテで開発をしている吉田です。 2026/3/20〜2026/3/22に開催されたPHPerKaigi 2026にスタッフとして参加してきました! PHPerKaigi(ペチパーカイギ)とは以下のようなイベントです! PHPerKaigi(ペチパーカイギ)は、PHPer、つまり、 現在PHPを使用している方、過去にPHPを使用していた方、 これからPHPを使いたいと思っている方、そしてPHPが大好きな方たちが、 技術的なノウハウとPHP愛を共有するためのイベントです。 phperkaigi.jp しかしながら私自身、普段の業務でPHPは書いていません。どうして私が今回参加したのか、PHPを書いていない私が参加してどうだったのか書いていきます。 参加経緯 一番初めのきっかけは昨年開催されたiOSDC 2025で当日スタッフをしたことです。普段はGo言語やTypeScriptを書いていてiOSとは無縁でしたが、スタッフとして参加できました。 iOSDCとPHPerKaigiは実行委員長が同じです。その関係でiOSDC 2025終了後にスタッフの方からPHPerKaigiのスタッフについても話を聞いて、ぜひやってみたいと思い参加させてもらうことにしました! そんな私がどうして普段触る技術領域以外のカンファレンスでスタッフをしているのか。それは 仕事をしてるだけだと出会わない人たちと出会ってみたい!新しい世界を知りたい! と思ったからです。 ここからは実際に参加してみての感想を書いていきます。 参加してみて スタッフについて スタッフにはコアスタッフと当日スタッフの2種類があります。当日スタッフは会期前に事前の顔合わせを行い、当日の運営を担当します。コアスタッフは開催に向けて早い段階から事前準備を進めていてます。 私はコアスタッフとして参加しました。事前準備では名札を首から下げるためのストラップ制作を担当しました。 会期中はTrack Aを担当し、セッションごとに司会や演出を担当したりしていました。演出は場面に応じてスクリーンに映す内容を切り替えるといった役割です。 Track Aではオープニングや通常セッションに加えて、PHPer コードバトルやルーキーズLT、LT大会といった多様なコンテンツが行われていました。 もちろんメインは担当としての仕事ですが、シフトの合間にはスポンサーブースを回ったり、セッションも聞いていました。PHPのカンファレンスではありますが、スピーカーが話す内容はPHPを書いていないと分からないということはなく、それぞれが課題に対してどういうアプローチを取ったのかという手法の部分は、普段の技術領域にも活かせることがあるのではと感じました。 聞いたもの全て興味深かったのですが、特に面白かったものを紹介します。 PHPer コードバトル PHPer コードバトルは、指示された動作をする PHP コードをより短く書けた方が勝ちという 1 対 1 の対戦コンテンツです。予選を勝ち上がったプレイヤー6名がトーナメント形式で対決します。 スコアはコードの空白を除去したバイト数になります。 普段のサービスを動かすためのコードとはまた違うテクニック的な要素も必要になります。 ルールは分かるのですが、正直プレイヤーが具体的にどんなテクニックを使っているのかは分かりません(笑)。 ただ、会場のスクリーンにはリアルタイムにプレイヤーが書いているコードやその瞬間のプログラムサイズが表示され、解説者による解説があります! 個人的にはさながらスポーツ観戦をしているような臨場感で、プレイヤーが大きくプログラムサイズを減らすと会場がどよめくような瞬間もありました。 何より解説があるのでプレイヤーがどういう工夫をしているのか観戦者も知ることができます。 私がコードバトルで学んだのは && と and は優先順位が違うということです。いつかどこかで役立てたいと思います。 参考: PHP: 論理演算子 - Manual コードバトルはシフトが当たっていなくても会場に見に行っていたくらい面白かったです。Track Aの担当にならなければ見ることはなかったと思うので、スタッフをやったからこそ知れた面白さでした! ルーキーズLT/LT大会 ルーキーズLT大会はPHPerKaigiで初めてトークする「ルーキー」たちによる5分のショートトーク、LT大会はスピーカーを限定しないLT大会です。LT大会では参加者がペンライトを振る場面があるのですが、これが会場にとても綺麗な彩りを添えていました! 特に印象に残ったトークを2つ紹介します。まずルーキーズLTから: AI時代の脳疲れと向き合う「言語学としてのPHP」 - プロポーザル / 登壇資料 AI疲れは私自身実感していましたが、それを言語学の観点から考察しているのが新鮮で勉強になりました。ハイコンテキストな日本語話者がローコンテキストな指示を出そうとしていて、これが疲れの原因らしいです...。 「なんでこんな疲れるんだろう...」の原因を知ることができたので、これからは対策が取れそうです。 LT大会からは以下のトークです。 よし、PHPで円でも描いてみるか - プロポーザル / 登壇資料 PHPerKaigi 2024の登壇でもらった質問から「PHPで円を書いてみよう」ということになったそうです! Webやコンソールで描いてみたり、途中では電子工作をされていたり、最終的にはアニメーションする円を実現されていたりと、多種多様な円をPHPで描かれていました。実現過程も面白かったですが話術もすごくてたくさん笑わせてもらいながら聞いていました。 最後に PHPを書いていない私でも参加してみてどうだったかというと、十分に楽しめたし学びもありました。セッションで語られる課題へのアプローチは言語を問わず通じるものが多く、普段の開発にも持ち帰れる気づきがありました。また、コードバトルのようにスタッフとしてTrack Aを担当したからこそ出会えたコンテンツもあり、「仕事をしてるだけだと出会わない人たちと出会ってみたい、新しい世界を知りたい」という動機は十分に満たされました。 これからもカンファレンスのスタッフ活動を続けていきたいと思います!

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