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AGEST の技術ブログ

TDDとBDD/ATDD(7) BDDのプロセスその3「自動化(Automation)」

はじめに 前回は、自動販売機を題材にして、BDDを用いたプロセスの「定式化(Formulation)」の部分までを説明しました。 今回は、「自動化(Automation)」の部分を説明します。 5. 自動化 前回の記事の「4. レビュー」まで、自動化については一切考えていませんでした。(BDDは自動化が目的ではないと第4回でお伝えした通りです。) ここまできて初めて、自動化について考えま

生成AIと著作権について考える

はじめまして、QAエンジニアの桜 満開です。 最近よく生成AIという言葉を聞いたり目にしたりすることはありませんか? 生成AIが実用化されてきている要因としましては、「コンピュータ性能の向上」「コロナ禍による労働環境の変化」「少子化による労働人口の減少」など、様々な要因はあるかとは思いますが、人間の稼働削減の必要に迫られ、この数年で飛躍的に進

今こそQAスキルアセスメントについて考えてみた(JaSST新潟レポートにかえて)

みなさん、こんにちは! QAエンジニアのゆーすけです。 9/22にJaSST新潟が開催されました。( JaSST ) 新潟でのハイブリット開催(オフライン+オンライン)のため、当初は業務の傍らオンライン視聴ができればと思ってましたが、掲げたテーマに強い興味を抱いたため、業務を調整して新潟現地参加をしてきました。 「QAスキルアセスメントを活用したQA標準化とQA人材

framer-motionでReactのカレンダーコンポーネントを少しリッチに

こんにちは、見習いフロントエンジニアのぱやぴです。 今回はframer-motionを使用して、React+Typescriptでカレンダーコンポーネントに月の変更時のアニメーションを追加する方法を紹介します。 はじめに まず、完成したものをご紹介します。 (フレーム数の問題でカクカクしていますが、実際はスムーズに動作します!) 実装 それではアニメーションの実装をしていきま

「ユーザビリティ」後回しになっていませんか?― 品質改善スキル向上にも役立つ「ユーザビリティテスト」をご紹介

お客様とサービスの間には有形、無形の連続する接点が存在します。この接点の一つ一つを「ユーザーインタフェース(UI)」といい、連続する接点がお客様やお客様に関わる方々にもたらす記憶や感情、想いといったものを「ユーザーエクスペリエンス(UX)」あるいは「顧客体験」と呼びます。 ここ近年、IT技術の発展によってUIは高度に進化し、お客様のUXも大変リッ

第9回 エクストリーム・プログラミングとその価値

この連載は、登場して20年が過ぎ、成熟期を迎えつつある「アジャイル開発」を解説します。アジャイル開発については、世の中にたくさんの書籍や情報があふれていますが、アジャイルコーチとして10年以上の現場経験をもとに、あらためて学び直したい情報を中心にまとめていきます。 第9回目のテーマは、「エクストリーム・プログラミング(XP)」です。 この内容

JISさんぽ (01) JIS Z 8520:2022「人間工学-人とシステムとのインタラクション-インタラクションの原則」

こんにちは、QAコンサルタントのツマミです。 唐突過ぎますが私ツマミ、JIS(日本産業規格:Japanese Industrial Standards)が大好きです。 お客様のプロダクト品質やプロセス品質の課題に対して何か基準は無いか、定義や分類法は無いかと探ると何かしらのJISに行き当たるのは本当にすごいことだと思います。そんなJISのいずれかの制定に絡んでいればもっと学術的な話や裏

狩野モデル(Kano Model)から考えるテストエンジニアの”品質” ~ソフトウェア品質シンポジウム2023参加レポート~

こんにちは。チュンです。 オンラインで開催されたソフトウェア品質シンポジウム2023の本会議に参加してきました。 複数の講演や発表を聴講しましたが、基調講演と当社社員が登壇した発表についてご紹介します。 参考までに、 昨年の参加レポート です。※参加レポート内のソフトウェア品質シンポジウム2022の公式サイトは、 こちら に変更されています ソフトウェ

TDDとBDD/ATDD(6) BDDのプロセスその2「定式化(Formulation)」とBRIEFの原則

はじめに 前回は、自動販売機を題材にして、BDDを用いたプロセスの「発見(Discovery)」の部分(2.要件ワークショップ)までを説明しました。 今回は、「3. 定式化(Formulation)」の部分を、BRIEFの原則を交えつつ説明します。 3. 定式化 定式化では、システムの振る舞いの例(実例マッピングでいう具体例の部分)をシナリオの形で文書化します。 例えば、以下のような実例マ

CDCテストに触れてみよう。Pact JS workshopを利用したCDCテストの実体験

こんにちは、QAエンジニアのカンパチロックです。 今回は、マイクロサービスアーキテクチャにおける通信の品質保証としてCDCテストと、その実行において規模や多機能性に応じて一般的に使用されるツールである Pact の使用についてのワークショップを紹介します。このワークショップを通じて、CDCテストとPactの基本的な使い方や有用性を紹介できればと思います。 マ

テスト自動化とテスト設計【後編】~テスト自動化のためのテスト設計

前回の記事( テスト自動化とテスト設計【前編】~作成済のテストケースの整理と加工 )では、テスト自動化のために既存のテストケースを整理・加工する際のポイントについて説明しました。 今回はテスト自動化を前提としてテスト設計(およびそれに伴うテスト計画やテスト分析の見直しなど)を行う際の方法について考えます。 これまでの連載記事とは異なり、

JSTQB FL対策 弱点強化解説 ~1回目~

JSTQB FL の取得に向けて学習中のみなさん。初めまして、Yoです。 シラバスの読み込みは順調ですか?各項目をしっかり理解できていますか? JSTQBの学習において、シラバスの熟読は避けて通れません。しかしながら、シラバスは言い回しが少々難解であったり、耳慣れない用語が多かったりとなかなかとっつきにくいものです。私もFL学習の初期には全然理解が追い付かず

Notionでプロダクトバックログを管理するビューを作成する

こんにちは、エンジニアのタカです。 普段はスクラムマスターや開発者としてプロダクトの開発に関わっています。 チームではスクラム開発を導入しており、今回はNotionでのバックログ管理の話をしたいと思います。 当初のバックログ管理方法 自分が所属するチームでは、バックログは、当初Miroで原案を作ったのちGitHub + ZenHubにて作成し管理していました。 バックロ

JaSST’23 Hokkaido 参加レポート

こんにちは。ゆーてぃです。 2023年9月8日(金)に開催されたJaSST’23 Hokkaidoに参加してきましたので参加レポートを書いてみたいと思います。 テーマ「心動かさる”コト”の品質」 今回のテーマは、「心動かさる”コト”の品質」とし、利用時品質、UI/UX、DevOpsに焦点をあて、ソフトウェアテストと品質の今後のあり方を考えます。 JaSST’23 Hokkaido 北海道外

IoT機器に潜在するセキュリティリスクと検証方法とは?

IoT機器とは IoT機器とは、インターネットに接続される機器のことです。 パソコンやスマートフォンは当たり前のようにインターネットに接続されている機器ですが、近年では一般家庭向けの機器だけみても、エアコンや冷蔵庫、洗濯機など、これまでインターネットに接続されていなかった家電製品がインターネットに接続されるようになっています。 外出先から家の