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AGEST の技術ブログ

ODC分析:なぜなぜに疲れたQAメンバーに捧ぐ分析手法

こんにちは、クオリティマネージャーのこやまです。 QAメンバーやプロジェクトマネージャーの方で、お客様や上司から「不具合を分析して対策をまとめて」と言われたことはありませんか? 不具合分析と言われるとなぜなぜ分析と信頼性成長曲線分析が思いつきます。信頼性成長曲線分析は不具合収束の傾向を把握できますが、不具合の原因特定までできません。一方

テスト推進虎の巻 ~テスト環境利用管理~

「テスト推進」という仕事 はじめまして、おかじです。私は、テスト推進というポジションの業務を担当しています。 テスト推進とは、簡単に言うとテスト分野を専門としたPMO(プロジェクトマネージメントオフィス)のような仕事です。PMOはPM(プロジェクトマネジャー)やプロジェクトチームに対して、プロジェクトの計画・実行・状況管理などをサポートし、プロ

【第4回】ビッグデータ分析のためのSQL基礎

本連載では、ブロックチェーンの基本的な仕組みを解説しながら、オンチェーンデータを分析するための基本的な手法について、全8回で紹介します。 第4回となる今回は、オンチェーンデータ分析の手法としてSQLを用いることのメリットについて、SQLの背景にある概念や歴史などを交えながら解説していきます。 データ分析のためのSQL SQLとは、もともとリレーショナルデ

テストスイートって何? テストケースのまとめ方を考える

初めまして、テストエンジニアのやままいです。 テストスイートはテスト設計と密接に関わりのある要素です。しかし、テスト技法やレビュー等と異なり、”確立した手法があまり説明されていない”ように感じました。そこでテストスイートについて調べる過程で得た知見や私なりの考えをまとめようと思います。 この記事では、まずテストスイートの定義を再確

ソフトウェア開発におけるアジャイルテストとは?

アジャイル開発とは変化するビジネス要件に素早く対応するためのソフトウェア開発手法です。この記事では、その重要な一部であるアジャイルテストについて詳しく説明します。 アジャイルテストとは? アジャイルテストとは、アジャイル開発手法におけるテストのアプローチで、開発の早い段階から連続的かつ反復的にテストを行うことを重視します。開発サイクル

SlackBoltのWebSocketを使った簡単なSlackアプリケーション作成のススメ

こんにちは!エンジニアのまさです。 最近、会社で利用するためのSlackBotを作成する機会がありました。時間をかけずに簡単に実装する方法を模索し、SlackBoltを利用することにしました。その結果、簡単にSlackBotを実装することができました。今回はその内容を紹介したいと思います。 はじめに Slackは、ビジネスチャットとして広く使われており、多くの企業で導入が進

第7回 わかるようでわかりにくいスクラムチームの責任

この連載は、登場して20年が過ぎ、成熟期を迎えつつある「アジャイル開発」を解説します。アジャイル開発については、世の中にたくさんの書籍や情報があふれていますが、アジャイルコーチとして10年以上の現場経験をもとに、あらためて学び直したい情報を中心にまとめていきます。 第7回目のテーマは、「スクラムチームメンバーの責任」です。 この内容はUdemyで

自動テストの安定性からXPath_CSSセレクタについて考える

こんにちは。テストオートメーションを担当しているWです。 気が付けば前回自分の担当した[ 記事 ]から約1年ぶりの投稿となりました。 今回は自動テストを実装する上でほぼ避けては通れないXPath/CSSセレクタについて、自動テストの安定性と絡めて話していきたいと思います。 はじめに 近年ではユーザの操作をレコーディングしてテストシナリオを作成できる自動テス

TDDとBDD/ATDD(3) BDDとATDDとSbE

はじめに 前回 は2種類の振る舞い駆動開発(Behavior Driven Development、以下BDD)としてspecBDDとscenarioBDDについて紹介しました。 今回は、BDDと同じようにTDDの発展として語られる受け入れテスト駆動開発(Acceptance test–driven development、以下ATDD)や実例による仕様(Specification by Example、以下SbE)について説明します。 受け入れテスト駆動開発(ATDD) 受け入れテスト駆動開発(ATDD)は、書籍

非テストエンジニア、JSTQB(FL)を受けてみた

こんにちは!QA事業本部所属、WEBコンテンツ制作者のくるみです。 今回はソフトウェアテストの知識が浅いWEBコンテンツ制作者が、JSTQB認定テスト技術者資格(Foundation Level)に合格したお話です。 動機 現在、私はWEBコンテンツ作成に従事していますが、今年の春の組織変更により所属としてはQA事業本部となりました。業務としては引き続きコンテンツ作成を担当してい

脆弱性診断とは?その必要性や診断方法について

脆弱性診断とは 脆弱性診断とは、情報システムに存在するセキュリティホール(脆弱性)を見つけ出し、それを評価・報告する作業のことです。これにより、組織はそのシステムの防御策を強化し、潜在的な攻撃から身を守ることができます。 脆弱性診断の目的 脆弱性診断の目的は、セキュリティの脆弱性を発見し、そのリスクを把握することです。さらに、その情報

テスト自動化の普及と推進【前編】~阻害要因と対策

前回まではシステムテストの自動化に用いるツールの選定方法について説明しました。 テスト自動化ツールを適切に選ぶことで、チームでの開発・テストが効果的に行えるようになるでしょう。 しかし、特定の開発チームだけの取り組みに留まらず、開発部門全体や会社全体の施策として普及・推進を求められる場合も。そこで今回と次回は、組織におけるテスト自動化

「AGEST・Autifyの導入事例から考える、アジャイル開発に最適化したQA組織とテスト設計」参加レポート

こんにちは。QAエンジニアをしているうえやまです。現在、アジャイルQAとして日々業務を行っています。 7/25に開催された、「AGEST・Autifyの導入事例から考える、アジャイル開発に最適化したQA組織とテスト設計」にオンライン参加してきました。私自身アジャイル開発の現場で自動テストの作成に携わっていることもあり、内容をレポートしたいと思います。 セミナー概

【第1回】自動テストはなぜ失敗するのか?

自動テストは自動化したからと言って必ずしも効率化できるわけではありません。 自動テストの理解が不十分であると効果のある自動テストの運用が続かず失敗に終わります。 実際の現場ではシナリオを実装した後に数回実行しただけで、「効果が得られない」「メンテナンスが追いつかない」などの問題に直面し、対策が打てず自動化を断念する現場が多く見られます

性能テストのススメ #4 テストパターン(ロードプロファイル)第一章_構成要素

こんにちは。性能テストグループのけんです。この記事では私が主に担当している性能テストについて、引き続き共有していきます。 前回の投稿 では対象シナリオについて説明しました。 今回は、対象シナリオを使用してどのように負荷をかけるのかを説明していきたいと思います。 < 性能テストのススメ 過去記事 > #1 性能テストの目的と種類 #2 テスト計画 #3 対象