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AGEST の技術ブログ

不具合ランクを定義して品質を『見える化』する

こんにちは、エリアマネージメント部のりきおです。 本記事では、テスト業務において検出された不具合に対して、「不具合ランク」を用いた品質分析のアプローチ方法とその活用事例についてご紹介していきます。不具合の分析作業やリスクアセスメントなどのマネジメント業務の際に少しでもご参考になれば幸いです。 準備作業 致命度・再現度の定義 まずは不具合

第4回 従来型開発とアジャイル開発の違い その2

この連載は、登場して20年が過ぎ、成熟期を迎えつつある「アジャイル開発」を解説します。アジャイル開発については、世の中にたくさんの書籍や情報があふれていますが、アジャイルコーチとして10年以上の現場経験をもとに、あらためて学び直したい情報を中心にまとめていきます。 第4回目のテーマは、前回と同じく「従来型開発とアジャイル開発の違い」となり

WEBアプリケーションのテストができるSeleniumとは?

Seleniumとは Seleniumの特徴 SeleniumはWebブラウザの操作を自動化することができるフレームワークです。現時点のSeleniumのコンポーネントは、簡単にブラウザ操作をレコードして再生できる「Selenium IDE」、プログラミング言語を利用してより複雑な操作を実現できる「Selenium WebDriver」、Selenium WebDriverを複数のOSやブラウザで動かすことができる「Selenium Grid」があります。 オープ

PythonのRDBマイグレーションツール「Alembic」をGCPのCloudRun主体の構成で運用してみる

こんにちは。 エンジニアの nobushi です。 今回は Python のマイグレーションツール Alembic を実際に運用してみたいと思います。 以前の ブログ で Alembic を紹介しましたが実際にどう運用するかについてまでは触れませんでした。 今回は GCP の CloudRun を主体としたシステムでの運用方法について紹介したいと思います。 CloudRun CloudRun は GCP のサーバーレスなコンテナ実行環境

【第2回】ビットコインの仕組み

本連載では、ブロックチェーンの基本的な仕組みを解説しながら、オンチェーンデータを分析するための基本的な手法について、全8回で紹介します。 第2回となる今回は、ブロックチェーン技術が最初に発明された暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの仕組みについて、技術的な観点やその目的などを中心に解説します。 ビットコインのデータ構造 本連載の最終的

性能テストのススメ #3 対象シナリオ(運用プロファイル)

こんにちは。性能テストグループのけんです。( 前回執筆時 まではテストオートメーショングループ配属でしたが、今年度から新たに性能テストグループが爆誕しました) 私が主に担当している性能テストについてあれこれ投稿していきます。 前回までは性能テストの概要やテスト計画について説明しましたが、今回は対象シナリオについて説明していきたいと思いま

ISO/IEC/IEEE 29119の重要な4つのパートと各パートの解説

ISO/IEC/IEEE 29119は、ソフトウェアテストに関する国際標準であり、テストプロセスやドキュメントの標準化を目指しています。この標準で最も重要なのは、最初の4つのパートであり、それぞれが異なるテストの側面をカバーしています。本記事では、 ISO/IEC/IEEE 29119の重要な4つのパートについて解説を行います。 ISO/IEC/IEEE 29119の重要な4つのパート ISO/IEC/IEEE 29119の重要な4つ

環境構築ミスやヒューマンエラーをなくすためのノウハウ

こんにちは、テスシです。 私はソフトウェア開発で、システムテストに携わっています。この工程では、これまでに開発したプログラムを一つにまとめて、想定通りのものができているかどうかや本番環境でちゃんと動作するかどうかを確認しています。 はじめに 今回のお話は、プロジェクトが進行する中で発生する、環境構築ミスや思い込み(ヒューマンエラー)に

第3回 従来型開発とアジャイル開発の違い その1

この連載は、登場して20年が過ぎ、成熟期を迎えつつある「アジャイル開発」を解説します。アジャイル開発については、世の中にたくさんの書籍や情報があふれていますが、アジャイルコーチとして10年以上の現場経験をもとに、あらためて学び直したい情報を中心にまとめていきます。 第3回目のテーマは、「従来型開発とアジャイル開発の違い」です。 この内容はUdem

テスト自動化ツールで使えるJavaScriptテクニック紹介「日時を確認する」

こんにちは。 テストオートメーショングループのおすしです。 自動テストのテスト結果を確認していると、手動テストなら「問題なし」と判断できるエラーが出ていることはありませんか? テスト精度にブレがないのは非常に良い点なのですが、もう少し臨機応変にできないものか…と思ってしまいます。 例えば、アプリのデータ登録機能をテストする場合に、「登録

第2回:毎日の自動テストを無理なく続けるためのキーワード

前回のおさらい 前回の記事 では、E2Eテストの自動化において最初に気をつけるべき目的の設定と毎日テストを実行することの重要性、そして導入のステップについてお伝えしました。第2回となる今回は、実際に毎日の自動テストの運用を始めてから遭遇しがちな具体的な課題と対策についてお話ししたいと思います。 運用時にありがちな課題 自動テストの運用で、必ず

【後編】WordPressをIaCで管理して自動デプロイを実現!!

お久しぶりです。インフラソリューション部の“のなか”です。 今回は 前回 に続き、AWS上で稼働している既存WordPressを更新する際にかかっているデプロイ時間を30分から5分に圧縮した話をしていきます。 前編ではWordPressを構築しましたが、後編では自動デプロイを設定していきます。 それではWordPressのデプロイ自動化の後編を始めていきましょう! 注意点 – 前編 で

【第8回】変更の影響範囲に対するテスト技法の今後の展開

テスト設計をする際には、テスト技法を使うことで、効率的に効果的なテストケースを作ることができます。今回、本稿で紹介する技法となる「順序組み合わせテスト」と「波及全使用法:IDAU法」は、バージョンアップ開発や派生開発などで、テスト対象に変更が入ったときに役立つテスト技法です。これまでの7回の連載では、前半の4回はこの技法の特徴や具体的な使

ユーザーストーリーマッピング作成で大事な事とQAのポイント~JaSST’23Tohoku参加レポート

こんにちは。QAエンジニアをしている有名じゃない方の高橋です。 お客様先で品質支援やテストマネージャーをしています。 5/26に開催された、JaSST’23Tohokuにオンライン参加してきました。 テーマに「アジャイルとテストと私たち~明日「アジャイル」と言われたときに困らないためのヒント~」とあるとおり、アジャイルをテーマにしたセッションが並びます。 今回は

【最新動向】ソフトウェアテストの国際規格「ISTQB CTFL」4.0の爆速レビュー

みなさん、こんにちは! QA事業本部のゆーすけです。 連載形式でJSTQB FLの解説をしており、第6回連載ではテスト技法の途中まで書かせていただきました。 今回テスト技法の続き、、と見せかけて、2023年4月にISTQB FLシラバスのメジャーバージョンが4.0にあがったので、こちらについてちょっと触れていきたいと思います。 ISTQB CTFL Syllabus v4.0 Certified Tester Foundation Level (CTFL)